被リンクとは|Googleの評価とやってはいけない集め方

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被リンクとは|Googleの評価とやってはいけない集め方

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「被リンクを増やせば順位が上がる」と聞いたものの、どこまで本当なのか分からない。リンクを買わないかという営業や、相互リンクの依頼が届いて、受けてよいのか迷う。Web担当やLP担当として、こうした場面に出会ったことはないでしょうか。

被リンクとは、ほかのサイトから自分のサイトへ向けて張られたリンクのことです。Googleはリンクを、新しいページを見つける手がかりや、ページの関連性を判断するシグナルとして使っています。一方で、検索順位を操作する目的でリンクを集める行為は、Googleのスパムに関するポリシーで「リンクスパム」として禁じられています。

この記事では、Google 検索セントラルと Search Console ヘルプの原文(2026年10月28日時点の記載)をもとに、被リンクの意味とGoogleでの扱い、やってはいけない集め方、広告・PR・アフィリエイトのリンクに付ける rel="sponsored"、不自然なリンクが疑われたときの確認と対処の順番をまとめます。

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1. 被リンクとは|ほかのサイトから自分のサイトへのリンク

1-1. 被リンクはバックリンクとも呼ばれる

Search Console ヘルプでは、バックリンクを「別のサイトのページから自分のサイトのページに向けて設置されたリンク」と説明しています(出典:リンクレポート|Search Console ヘルプ)。日本語の「被リンク」は、このバックリンクと同じものを指します。

Search Console の「リンク」レポートでは、自分のサイトの外にあるリンクを「外部リンク」としてまとめ、他のサイトから最もリンクされている自分のページや、自分のサイトへのリンクが最も多いサイト、よく使われているリンクテキストを確認できます(出典:同上)。

1-2. 内部リンク・外部へのリンクとの違い

同じサイトの中のページどうしをつなぐリンクは「内部リンク」です。Search Console のリンクレポートでは、内部リンクを「自分のサイト内での自分のサイトへのリンク」と説明しています(出典:リンクレポート|Search Console ヘルプ)。内部リンクの貼り方とアンカーテキストの書き方は、この記事では扱いません。

もう1つが、自分のサイトから他のサイトへ張るリンクです。Googleのドキュメントでは「アウトバウンド リンク」や「外部リンク」と呼ばれ、リンクの性質を rel 属性で伝える方法が定められています(4章)。被リンクは「他のサイトから受けるリンク」、外部へのリンクは「自分が他のサイトへ張るリンク」で、向きが逆です。

他のサイトから自分のサイトへの被リンク、自分のサイトから他のサイトへの外部へのリンク、同じサイト内の内部リンクの向きの違いと、Googleがリンクを使う目的を示した図

2. Googleは被リンクをどう使っているか

2-1. 新しいページを見つける経路になる

Googleは、主にクロール済みのページからリンクをたどって新しいページを見つけています。SEO スターター ガイドには、たいていは他のサイトからのリンクがあるものだと書かれています(出典:Google 公式 SEO スターター ガイド|Google 検索セントラル)。Googleの検索の仕組みの説明でも、新しいページは既知のページからリンクを抽出することで検出され、サイトマップの提出で検出されるページもあるとされています(出典:Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について|Google 検索セントラル)。

2-2. ページの関連性を判断するシグナルになる

Googleは、ページの関連性を判断する際と、クロールする新しいページを見つける際に、リンクをシグナルとして使うと説明しています(出典:Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス|Google 検索セントラル)。

ランキング システムの紹介ページには「リンク分析システムと PageRank」という項目があります。Googleはさまざまなシステムでページ間の相互リンクを理解し、ページの内容と、検索クエリに対して最も有益な情報を提供するページを判断しています。PageRank はサービス開始当初から使われているコア ランキング システムの一つで、仕組みは当時から大きく進化し、コア ランキング システムの一部として機能し続けていると書かれています(出典:Google 検索ランキング システムのご紹介|Google 検索セントラル)。

2-3. リンクの言葉がリンク先の内容を伝える

リンクとして表示される文字(アンカーテキスト)は、ユーザーとGoogleに対して、リンク先のページについての情報を伝えます(出典:Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス)。Googleの公式ブログでも、リンクには「リンク内の言葉がリンク先のコンテンツを表している」といった検索の改善に役立つ情報が含まれていると説明されています(出典:進化する nofollow - リンクの性質を識別する新しい方法|Google Search Central Blog)。

2-4. 「被リンクの数で順位が決まる」とは書かれていない

SEO スターター ガイドは、PageRank はリンクを利用しているものの、Google検索は多数のランキング シグナルを利用しており、PageRank はその一つにすぎないと書いています。また、Googleでのランキングがトップになるような秘訣はないとも明記しています(出典:Google 公式 SEO スターター ガイド)。

確認したGoogleの文書には、「被リンクが何本あれば何位になる」といった本数と順位の関係は書かれていません。この記事でも、被リンクの本数の目安や、順位との相関は扱いません。検索順位によってクリック率がどう変わるかは「CTRの平均は?媒体・業界・検索順位別のベンチマークと改善施策」で整理しています。

なお、Googleは、サイトをクロールする頻度や掲載順位を上げるために金銭を受け取ることはないと明言しています(出典:Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について)。

3. やってはいけない被リンクの集め方|リンクスパム

3-1. リンクスパムとは

Googleのスパムに関するポリシーでは、リンクスパムを「検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為」と定義しています(出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー|Google 検索セントラル)。対象は自分のサイトへの被リンクだけでなく、自分のサイトから張るリンクも含みます。

3-2. ポリシーに挙がっている例

ポリシーに書かれているリンクスパムの例は次のとおりです。

区分ポリシーに挙がっている例
売買・交換ランキングを上げることを目的としたリンクの売買(リンクや投稿に関する金銭のやり取り、物品やサービスのやり取り、商品を送ってリンクを設定してもらう)
相互リンク過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)、相互リンクのみを目的としたパートナーページの作成
自動化自動化されたプログラムやサービスで自分のサイトへのリンクを作成する
契約での義務付け第三者に修飾属性を使うかを選ぶ権利を与えず、利用規約や契約でリンクを義務付ける
広告・記事広告ランキング クレジットをブロックしないテキスト広告やテキストリンク。ランキング クレジットを転送するリンクや、他サイトで配布される記事・ゲスト投稿・プレスリリース内の作為的なアンカーテキストのリンクを含む記事に、支払いが行われる記事広告やネイティブ広告
配布されるリンク質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク。配布されるウィジェットに埋め込まれた非表示・低品質のリンク。さまざまなサイトのフッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク
コメントフォーラムのコメントの投稿や署名に含まれる作為的なリンク
コンテンツリンクとランキング シグナルの操作を主な目的とした価値の低いコンテンツの作成

出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー|Google 検索セントラル

同じポリシーの「隠しテキストと隠しリンクの不正使用」では、目立たない1文字(段落の中頃にあるハイフンなど)だけをリンクにして隠す行為も例に挙がっています(出典:同上)。

3-3. 違反するとどうなるか

Googleは、自動システムと、必要に応じた人間による審査でポリシー違反を検出し、場合によっては手動による対策を実施します。ポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります(出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー)。

自動の仕組みについては、ランキング システムの紹介ページに、リンクスパム対策のために設計された「Penguin」システムが2012年に発表され、2016年にコア ランキング システムに組み込まれたと書かれています(出典:Google 検索ランキング システムのご紹介)。2021年7月には「リンクスパム アップデート」が発表され、リンクスパムに関与しているサイトはリンクがアルゴリズムによって再評価されるため、検索結果に変化が現れると説明されました(出典:リンクの関係性を伝える重要性とリンクスパムに関する最新情報|Google Search Central Blog)。

4. 広告・PR・アフィリエイトのリンクには rel="sponsored" を付ける

4-1. 広告のためのリンクの売買は、属性を付ければ違反にならない

スパムに関するポリシーは、リンクの売買そのものをすべて禁じているわけではありません。Googleは、リンクの売買も広告やスポンサー活動を目的として行われる限り、ウェブ上での通常の経済活動の一環だと理解しており、こうしたリンクは rel="nofollow" や rel="sponsored" を <a> タグに設定している限りポリシー違反にはならないと書いています(出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー)。

Web広告の担当者が関わる場面に置き換えると、純広告や記事広告、タイアップ記事、PR記事のように、掲載に対価が発生しているリンクがこれにあたります。対価のあるリンクであることを rel 属性で伝えるのが条件です。

4-2. rel 属性の3つの値の使い分け

Googleが定めている値は次の3つです。通常のリンクには rel 属性を付ける必要はありません(出典:Google にアウトバウンド リンクの関係性を伝える|Google 検索セントラル)。

値使う場面(Googleの説明)
rel="sponsored"広告や有料プレースメントのリンク(有料リンク)。以前は nofollow が推奨されていたが、現在は sponsored を推奨
rel="ugc"コメントやフォーラム投稿など、ユーザー作成コンテンツのリンク。長く質の高い投稿を続ける信頼できる投稿者のリンクは外すこともできる
rel="nofollow"ほかに適切な値がなく、リンク先と自分のサイトを関連付けたくない場合や、リンク先をクロールさせたくない場合

出典:Google にアウトバウンド リンクの関係性を伝える|Google 検索セントラル

値は rel="ugc nofollow" のように、スペースかカンマで区切って複数指定できます。書き方は <a rel="sponsored" href="リンク先のURL"> の形です(出典:同上)。

rel=

4-3. アフィリエイト、スポンサー付き投稿、ゲスト投稿も対象

Googleは2021年の公式ブログで、アフィリエイト プログラムに参加しているサイトに対し、リンクの作成が手動か動的かにかかわらず rel="sponsored" で関係性を伝えるよう求めています。関係性を適切に伝えていないアフィリエイトリンクを見つけた場合、手動による対策やアルゴリズムによる対策を講じる場合があるとしています。スポンサー付き投稿やゲスト投稿のリンクにも適切な rel 値を指定するよう強く勧めています(出典:リンクの関係性を伝える重要性とリンクスパムに関する最新情報)。

アフィリエイトの仕組み自体は「ASPとは?アフィリエイトの仕組みと代表的なサービスを解説」で解説しています。

4-4. 属性はGoogleにとって「ヒント」

2019年の発表以降、sponsored・ugc・nofollow のすべての属性は、Google検索でどのリンクを考慮または除外すべきかの「ヒント」として扱われています。クロールとインデックス登録の目的では、2020年3月1日から nofollow もヒントになりました(出典:進化する nofollow - リンクの性質を識別する新しい方法)。

同じ発表では、広告やスポンサーリンクに nofollow を使っている既存のリンクを変更する必要はなく、sponsored と nofollow はこの目的では同じように扱われるとしています。一方で、スポンサーリンク以外には「間違った属性」はないが、明らかな広告リンクやスポンサーリンクに属性を付けないことは問題だとはっきり書かれています(出典:同上)。

5. 不自然なリンクが疑われたときの確認と対処

5-1. リンクレポートで被リンクの全体を見る

まず、Search Console の「リンク」レポートで、自分のサイトへのリンクが多いサイト(上位のリンク元サイト)を確認します。Search Console ヘルプは、知らないサイトやスパムの可能性があるサイトが表示される場合は削除を依頼したほうが安全で、それでも表示される場合は否認する必要があるとしています(出典:リンクレポート|Search Console ヘルプ)。

見るときの注意点もあります。このレポートはサイト上のすべてのリンクを網羅したものではなくサンプルで、表は1,000行に制限されています。これまでに検出したリンクが含まれるため、すでに削除されたリンクが残っていることもあり、リンクが nofollow かどうかも示されません(出典:同上)。

5-2. [手動による対策] レポートを確認する

手動による対策は、Googleの担当者がページを目視で審査し、スパムに関するポリシーに準拠していないと判断した場合に行われます。対策が行われた場合は、[手動による対策] レポートと Search Console のメッセージ センターで知らされます(出典:「手動による対策」レポート|Search Console ヘルプ)。

リンクに関係するものは2種類です。「サイトへの不自然なリンク」は自分のサイトが受けている被リンク、「サイトからの不自然なリンク」は自分のサイトから他のサイトへ張っているリンクに問題があるものです(出典:同上)。

5-3. 削除を依頼し、残ったものだけを否認する

「サイトへの不自然なリンク」の推奨される対応は、次の順番です(出典:「手動による対策」レポート|Search Console ヘルプ)。

  1. Search Console からサイトへのリンクのリストをダウンロードする(上位のリンク元サイトのエクスポート、または外部リンクのエクスポートの「最新のリンク」)
  2. リンクスパムに関するポリシーに違反するリンクがないかを確認する。リストが大きい場合は、リンク数の多いリンク元や、数か月以内に作られたリンクから見る
  3. 違反するリンクは、サイトの所有者に削除するか rel="nofollow" などの属性を付けるよう依頼する
  4. 削除できなかったリンクだけをリンクの否認ツールで否認する
  5. [手動による対策] レポートで [審査をリクエスト] を選ぶ。削除したリンクと削除できなかったリンクの説明を添えると、処理の参考になるとされている

ヘルプは、すべてのバックリンクをやみくもに否認ファイルに入れても最善を尽くしたとは見なされず、削除を試みずに否認するだけではリクエストが不承認になる場合があると書いています。オーガニックリンクを否認しないよう注意することも求めています(出典:同上)。再審査は多くが数日から数週間で、リンク関連のリクエストは通常より時間がかかる場合があります(出典:同上)。

「サイトからの不自然なリンク」の場合は、金銭と引き換えに掲載しているリンクや過度な相互リンクを見つけ、削除するか、rel="nofollow" かより具体的な属性を付けます(出典:同上)。

不自然なリンクが疑われたときに、リンクレポートの確認、手動による対策レポートの確認、違反リンクの特定、削除依頼、否認と審査のリクエストの順に進めることを示した図

5-4. リンクの否認ツールの位置づけ

否認ツールは、最初に使う道具ではありません。Search Console ヘルプは、ほとんどの場合Googleは詳しい情報がなくてもどのリンクが信頼できるかを評価できるため、ほとんどのサイトではこのツールを使う必要はないと書いています。否認が必要なのは、スパム行為のあるリンクや人為的なリンク、品質が低いリンクが数多くあり、かつそれが手動による対策の原因になっている、または今後なる可能性がある場合だけです(出典:サイトへのリンクを否認する|Search Console ヘルプ)。

使う場合の主な決まりは次のとおりです(出典:同上)。

  • 否認するURLまたはドメインを1行に1つ書いた .txt ファイル(UTF-8 または 7-bit ASCII)。ドメインごと否認するときは domain:example.com の形
  • 1行のURLは2,048文字まで、ファイルは100,000行(空白行とコメント行を含む)・2MBまで。# で始まる行はコメント
  • プロパティごとに1つのリスト。新しいリストを上げると既存のリストは置き換わる。ドメイン プロパティには対応していない
  • 否認したリンクもリンクレポートには表示され続ける。反映には数週間かかることがある

6. 被リンクでよくある失敗例

6-1. 失敗例1:記事広告やPR記事のリンクを属性なしで掲載してもらう

症状:記事広告やタイアップ記事、PR記事を他のメディアに出稿し、そこから自社のLPやサービスサイトへのリンクを rel 属性なしで張ってもらうと、対価が支払われたリンクがランキング クレジットを転送する形になり、リンクスパムの例にあてはまる状態になる。

原因:スパムに関するポリシーは、ランキング クレジットを転送するリンクを含む記事に支払いが行われる記事広告やネイティブ広告を、リンクスパムの例に挙げています。広告のためのリンクは、rel="sponsored" か rel="nofollow" を付けている限り違反にならないとされています(出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー)。

対策:掲載済みの記事について、掲載先に rel="sponsored" を付けてもらうよう依頼します。手動による対策の通知が来ている場合は、5-3の順番で対処し、対応した内容を再審査リクエストに書きます。

回避策:出稿の発注書や依頼の段階で、自社へのリンクに rel="sponsored" を付けてもらうことを条件に入れます。逆に「必ず属性なしで張ること」を求める契約は、修飾属性を選ぶ権利を与えずにリンクを義務付ける例にあてはまるため避けます。

6-2. 失敗例2:リンクレポートの被リンクをまとめて否認する

症状:リンクレポートに見覚えのないサイトが並んでいるのを見て、エクスポートしたリストをほぼそのまま否認ファイルにしてアップロードすると、自然に張られたリンクまで否認することになり、手動による対策の再審査でも、削除の努力をしていないとして承認されないことがある。

原因:否認ツールは、不自然なリンクが数多くあり、それが手動による対策の原因になっている場合のためのものです。ヘルプは、オーガニックリンクを否認しないよう注意し、削除を試みずにすべてを否認するだけではリクエストが不承認になる場合があると書いています(出典:サイトへのリンクを否認する、「手動による対策」レポート)。

対策:アップロードした否認リストを見直し、自然に張られたリンクを外した新しいリストを上げ直します。新しいリストを上げると既存のリストは置き換わります。すべて取り消す場合は [否認をキャンセル] を使います。

回避策:否認の前に、[手動による対策] レポートに通知があるかを確認します。通知がなく、心当たりのある不自然なリンクもない場合は、否認ツールを使わない判断も公式の説明に沿った選択です。否認するときは、削除依頼をした記録とあわせて対象を絞ります。

6-3. 失敗例3:アフィリエイトのリンクを通常のリンクで並べる

症状:比較記事や記事LPに、ASP経由のアフィリエイトリンクを rel 属性なしで並べると、関係性を伝えていないアフィリエイトリンクとして、手動による対策やアルゴリズムによる対策の対象になりうる状態になる。

原因:Googleは、アフィリエイト プログラムに参加しているサイトに、リンクの作成が手動か動的かにかかわらず rel="sponsored" で関係性を伝えるよう求めており、伝えていないリンクを見つけた場合は対策を講じる場合があるとしています(出典:リンクの関係性を伝える重要性とリンクスパムに関する最新情報)。

対策:検索結果に出しているページのアフィリエイトリンクに rel="sponsored" を付けます。リンクを入れる場所が多い場合は、どのページにどのURLがあるかを一覧にしてから直します。

回避策:アフィリエイトリンクの書き方をテンプレートや部品にして、最初から rel="sponsored" が付く形にしておきます。内容の薄いアフィリエイト サイトもスパムに関するポリシーの対象なので、独自の比較やレビューなど、ページそのものの価値もあわせて見直します。記事LPの構成は「【2026年】アフィリエイト向け記事LPの作り方とは?|2026年の広告規制を勝ち抜く構成と作り方」で解説しています。

7. Squad beyondでLPに置いたリンクを点検する

Squad beyondの公式FAQには、被リンクを獲得したり分析したりする機能や、rel 属性を設定する機能についての記述はありません。ここでは、FAQで確かめられる機能のうち、LPや記事LPに置いた外部へのリンクを点検するときに使えるものをまとめます。

7-1. LPは既定で検索対象外になっている

Squad beyondのLP(beyondページ)は、タグ設定の「noindexを含める」が既定でONです。検索対象にしたい場合は、Version編集画面右側の「タグ設定」でOFFにして保存します。フォルダ単位なら「一括タグ設定」でも変えられます(出典:beyondページを検索対象の配信ページにする|Squad beyond FAQ)。

Googleは、noindex を検出したページを、他のサイトがそのページにリンクしているかどうかにかかわらず検索結果から完全に削除すると説明しています(出典:noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する|Google 検索セントラル)。広告の配信先として使うLPと、検索結果に出すページは、まず分けて考えます。

7-2. 特定のURLがどのページに置かれているかを調べる

アフィリエイトや提携先へのリンクに属性を付け直すときは、そのURLがどのページにあるかを先に把握する必要があります。Squad beyondでは、「マジック置換」でフォルダを選び、「リンク」を選んでURLを検索すると、そのURLが設置されているbeyondページが表示されます。どのVersionにあるかは、プレビュー画面の左側で確認できます(出典:特定のURLがどのbeyondページに設置されているか確認する|Squad beyond FAQ)。

7-3. リンクを一度に差し替える

リンク先のURLを変える場合は、Version画面の「リンク置換」で、変更したいリンクにチェックを入れて新しいリンクを入力すると、まとめて置換できます(出典:複数のリンクを一度に変更する|Squad beyond FAQ)。beyondページを複製するときにCSVでリンクを一括置換する方法もありますが、ポップアップ(有料)とフォーム機能(有料)の中のURLは対象外です(出典:CSVでリンクを一括で置換する|Squad beyond FAQ)。

7-4. リンクがクリックされているかを確かめる

外部へのリンクがユーザーに使われているかは、Clickヒートマップで指標を「クリック数」にすると確認できます(出典:リンクごとのクリック数を確認する|Squad beyond FAQ)。運営者情報のように計測の対象にしたくないリンクは、リンクの設定で「レポート計測しない」を選べます(出典:リンクを追加/変更する|Squad beyond FAQ)。

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8. 被リンクについてよくある質問

Q. 被リンクとは何ですか?

ほかのサイトのページから自分のサイトのページに向けて設置されたリンクのことで、バックリンクとも呼ばれます。Googleは、リンクを新しいページを見つける経路として使い、ページの関連性を判断するシグナルとしても使っています。自分のサイトがどこからリンクされているかは、Search Console の「リンク」レポートの外部リンクで確認できます。ただしレポートはサンプルで、すべてのリンクを網羅しているわけではありません。

Q. 被リンクの数が多いほど検索順位は上がりますか?

Googleの文書には、被リンクの本数と順位の関係は書かれていません。SEO スターター ガイドは、PageRank はリンクを利用しているものの多数のランキング シグナルの一つにすぎないとし、ランキングがトップになるような秘訣はないと明記しています。本数を増やすことを目的にリンクを集める行為は、リンクスパムの定義である「検索ランキングを操作することを主な目的」とした行為にあたるおそれがあります。

Q. 被リンクを買ったり、相互リンクで交換したりしてもいいですか?

ランキングを上げることを目的としたリンクの売買と、過剰な相互リンクは、スパムに関するポリシーでリンクスパムの例に挙がっています。違反すると掲載順位が下がったり、検索結果に表示されなかったりすることがあります。広告やスポンサー活動としてリンクを掲載する場合は、rel="sponsored" か rel="nofollow" を付けていればポリシー違反にはなりません。リンクを売る営業を受けたときは、属性を付けられるかを確認してください。

Q. 広告やPR記事、アフィリエイトのリンクにも属性は必要ですか?

必要です。Googleは広告や有料プレースメントのリンクに rel="sponsored" を推奨し、アフィリエイトリンクにも rel="sponsored" で関係性を伝えるよう求めています。nofollow でも同じように扱われるので、既存の nofollow を付け替える必要はありません。属性を付け直すときは、まずそのURLがどのページにあるかを洗い出します。Squad beyondで作ったLPなら、マジック置換の「リンク」でURLを検索すると、設置されているbeyondページを一覧で確認できます。

Q. 自分のサイトから外部サイトへリンクすると評価が下がりますか?

Googleは、他のサイトへのリンクを用意することは問題にならず、情報提供元の引用など外部リンクで自分のサイトの信頼性を高めることができると書いています。nofollow は情報提供元を信用していない場合のみに使い、すべての外部リンクに付けることは避けるよう勧めています。リンクを置いたら、読者に使われているかもあわせて見ておくと判断しやすくなります。Squad beyondのLPなら、Clickヒートマップでリンクごとのクリック数を確認できます。

Q. 広告用のLPにも被リンクを集めるべきですか?

広告の配信先としてだけ使うLPは、検索結果に出すことを前提にしていない場合があります。Googleは、noindex のページは他のサイトからリンクされているかどうかにかかわらず検索結果から完全に削除すると説明しています。まずそのLPを検索結果に出すのかを決め、出さないなら被リンクを集める対象から外して考えます。Squad beyondのLPは「noindexを含める」が既定でONなので、検索対象にしたい場合だけタグ設定でOFFにします。LPとサイトの役割の分け方は「LPとホームページの違いは?どちらを作るか判断する基準」で整理しています。

9. まとめ

  • 被リンク(バックリンク)は、ほかのサイトから自分のサイトへのリンク。Googleはページを見つける経路と、関連性を判断するシグナルとして使う
  • 被リンクの本数と順位の関係は公式に書かれていない。PageRank は多数のランキング シグナルの一つ
  • ランキングを目的としたリンクの売買、過剰な相互リンク、属性のない記事広告のリンクなどはリンクスパム。掲載順位の低下や非表示につながることがある
  • 広告・PR・アフィリエイトのリンクには rel="sponsored"(nofollow でも可)。ユーザー作成コンテンツは rel="ugc"
  • 不自然なリンクは、リンクレポートと [手動による対策] レポートで確認し、削除依頼を先に行う。否認ツールはほとんどのサイトで不要

被リンクは集めるものというより、広告やPRで生まれるリンクを正しく扱うことが、Web広告の担当者にとっての実務です。Squad beyondでLPを運用している場合は、マジック置換でリンクの設置場所を洗い出し、リンク置換でまとめて直す流れで点検できます。

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