構造化データとは|LPに入れる前の確認と書き方
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「構造化データを入れるとSEOに効く」と聞いて、LPや記事に入れるべきか迷っている。入れたはずなのに検索結果の見た目が変わらない。Web担当やLP担当として、こうした状況に心当たりはないでしょうか。
構造化データは、ページの内容を検索エンジンに伝えるための決まった形式のデータです。Googleはこれを使ってページを理解し、条件がそろえば検索結果を目立つ形(リッチリザルト)で表示します。一方で、入れれば必ず表示されるものではなく、表示の対象になる種類もGoogleの判断で変わります。
この記事では、Google 検索セントラルの公式ガイド(2026年10月28日時点の記載)をもとに、構造化データでできることとできないこと、リッチリザルトの提供状況の変化、LPや記事に入れる前に確かめる5つの点、JSON-LDでの書き方とテスト方法をまとめます。
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目次
1. 構造化データとは|ページの内容を検索エンジンに伝える形式
1-1. ページの情報を標準化したデータ形式
Googleは、構造化データを「ページに関する情報をさまざまなサイトで活用できるように標準化したデータ形式」と説明しています。たとえばレシピのページなら、材料、加熱時間や加熱温度などを詳しく伝えられます。構造化データでページの意図を伝えると、Googleはそのページをより正確に理解できるようになります(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
人が読む本文とは別に、「このページは何について書かれていて、どの値が何を意味するか」を機械が読める形で書き添えるもの、と考えると分かりやすいでしょう。
1-2. 検索結果の「リッチリザルト」に使われる
構造化データを追加すると、ユーザーの興味をひく検索結果を表示できるようになります。Googleはこれを「リッチリザルト」と呼んでいます(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。通常のタイトルと説明文だけの表示に、画像や評価、パンくずリストなどの要素が加わる形です。
1-3. 語彙はschema.org、動作の定義はGoogle検索セントラル
構造化データで使う「言葉(タイプやプロパティの名前)」は、主に schema.org のボキャブラリです。schema.org は、構造化データのスキーマを作って維持し、広めるための共同のコミュニティ活動で、Google、Microsoft、Yahoo、Yandex が創設しました。RDFa、Microdata、JSON-LD などの形式で使えます(出典:Schema.org)。
ただしGoogleは、Google検索でどう扱われるかは schema.org のドキュメントではなく、Google 検索セントラルのドキュメントで確認するよう書いています。schema.org には、Google検索では使わない属性やオブジェクトも含まれるためです(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
なお、Google広告の「構造化スニペット」はGoogle広告の管理画面で設定する広告のアセットで、この記事で扱うページ側の構造化データとは別の機能です。
2. 構造化データでできること・できないこと
2-1. できること:ページの理解を助け、リッチリザルトの対象になる
公式の説明に沿うと、構造化データでできることは2つです。1つは、Googleがページの内容を正確に理解できるようにすること。もう1つは、リッチリザルトとして表示される対象になることです。
対象になるには、使うタイプごとに決められた必須プロパティをすべて含める必要があります。推奨プロパティは多いほど表示の可能性が高まるとされますが、不完全・不正確な推奨プロパティを多く入れるより、少なくても完全で正確なものを入れるほうが重要だと書かれています(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
2-2. できないこと:表示は保証されない
Googleのガイドラインには、構造化データが検索結果に表示されるとは限らない、とはっきり書かれています。リッチリザルト テストに沿って正しくマークアップしても、表示されない場合があります。理由として挙げられているのは次のようなものです(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。
- Googleのアルゴリズムが、検索履歴・位置情報・デバイスのタイプなどに応じて結果を調整し、別の機能やテキストの検索結果のほうが適していると判断する
- 構造化データがページの主要な内容を表していない、または誤解を与える
- リッチリザルト テストでは見つからない誤りがある
- 構造化データで参照している内容が、ユーザーに表示されていない
- ガイドラインや検索の基本事項、コンテンツ ポリシーに準拠していない
つまり、構造化データは「表示の対象になるための条件」であって、「表示させるためのスイッチ」ではありません。
2-3. ガイドライン違反は「手動による対策」の対象になる
構造化データに問題があると、手動による対策が実施される可能性があります。実施されるとページはリッチリザルトとして表示されなくなりますが、ウェブ検索での掲載順位には影響しないとされています。対策の有無は、Search Console の手動による対策レポートで確認します(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。
Search Console のヘルプには、構造化データに関する問題の例として、ユーザーに表示されないコンテンツのマークアップや、関連性がない・誤解を招くコンテンツのマークアップが挙がっています(出典:「手動による対策」レポート|Search Console ヘルプ)。
2-4. AIによる概要のために特別な構造化データは要らない
Googleは、AI による概要や AI モードに表示されるために、特別な schema.org の構造化データを追加する必要はないとしています。構造化データを使う場合は、ページに表示されるテキストと一致させることが求められています(出典:AI 機能とウェブサイト|Google 検索セントラル)。AI による概要が広告運用に与える影響は「AI Overviews時代の広告運用|CPAを守る5つの実務対策」で解説しています。

3. リッチリザルトの提供状況は変わる|FAQ・HowToは表示されない
構造化データの解説では「FAQを入れると検索結果に質問が並ぶ」と書かれていることがありますが、現在のGoogle検索には当てはまりません。Googleは、使われ方を見ながらリッチリザルトの種類を見直しています。
3-1. HowToは2023年9月に終了、FAQは2023年8月から対象を限定
Googleは2023年8月8日に、よくある質問(FAQPage)のリッチリザルトを、よく知られていて信頼のおける政府と医療のウェブサイトに限ると発表しました。How-to(HowTo)のリッチリザルトはまずモバイルで表示されなくなり、2023年9月13日をもってパソコンでも表示されなくなって、サポートが終了しています(出典:HowTo とよくある質問のリッチリザルトにおける変更|Google Search Central Blog)。
3-2. FAQのリッチリザルトは2026年5月7日以降表示されない
さらにGoogle 検索セントラルの更新履歴には、2026年5月8日付で「よくある質問のリッチリザルト機能のサポートを終了した」とあり、その理由は2026年5月7日以降この機能がGoogle検索に表示されなくなるため、と書かれています。2026年6月15日には、よくある質問のリッチリザルトのドキュメント自体が削除されました(出典:ドキュメントの最新の更新内容|Google 検索セントラル)。
LPの「よくある質問」は、読み手の不安を解消する本文として価値があります。ただし、2026年10月時点では、FAQの構造化データを入れても検索結果に質問が並ぶことはありません。
3-3. 2025年に終了した種類と、いまサポートされている種類
2025年6月12日には、書籍アクション、コース情報、主張の審査、給与推定額、学習用動画、特別なお知らせ、車両リスティングのサポートを段階的に終了すると発表されました。この変更はページの検索順位には影響しないとされています(出典:Google 検索結果ページを簡素化|Google Search Central Blog)。また、パンくずリストは2025年1月23日からモバイル版の検索結果に表示されなくなり、パソコン版だけに表示されています(出典:モバイル版の検索結果に表示される URL 要素をシンプル化|Google Search Central Blog)。
2026年10月28日時点で、Googleの一覧ページに載っている構造化データ機能は次のとおりです。
| 分野 | 一覧に載っている機能 |
|---|---|
| 記事・サイト全般 | 記事、パンくずリスト、組織、プロフィール ページ、ディスカッション フォーラム、Q&A、画像メタデータ、動画、読み上げ、定期購入とペイウォール コンテンツ |
| 商品・店舗 | 商品、クチコミ抜粋、ローカル ビジネス、ソフトウェア アプリ、民泊 |
| 求人・教育 | 求人情報、雇用主の総合評価、コースリスト、教育向け Q&A、数学の解法、データセット |
| その他 | イベント、レシピ、映画、カルーセル |
出典:Google 検索がサポートする構造化データ マークアップ|Google 検索セントラル(分野の分け方は当社で整理したもの)。なお、データセットの構造化データはGoogleのデータセット検索でだけ使われ、Google検索では使われないと更新履歴で明確にされています(出典:ドキュメントの最新の更新内容|Google 検索セントラル)
「よくある質問」と「How-to」は、この一覧にありません。入れる種類を決めるときは、記事やまとめサイトの情報ではなく、この一覧と更新履歴で現在の状況を確かめてください。
3-4. 使わなくなった構造化データは削除しなくてもよい
2023年の発表では、表示されなくなった種類の構造化データについて、削除してもよいが、あえて削除する必要はないと書かれています。使われていない構造化データによって検索で問題が起きることはない、という説明です(出典:HowTo とよくある質問のリッチリザルトにおける変更|Google Search Central Blog)。慌ててすべてのページから外す必要はありませんが、新しく入れる理由にもなりません。

4. LPや記事に入れる前に確かめる5つの点
4-1. 検索結果に出すページか(noindexになっていないか)
最初に確かめるのは、そのページが検索結果に出る設定かどうかです。noindex が設定されたページは、Googlebot がそれを検出すると検索結果から完全に削除されます(出典:noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する|Google 検索セントラル)。また、構造化データのガイドラインは、robots.txt や noindex などでページをブロックしないよう求めています(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。
広告の配信先として作るLPは、検索からの流入を前提にしていないこともあります。検索結果に出さないページなら、構造化データを入れてもリッチリザルトとして表示されることはありません。広告用のLPと、検索から人を集めるページの役割の違いは「LPとホームページの違いは?どちらを作るか判断する基準」で整理しています。
4-2. Googleがサポートしているタイプか
3-3の一覧にない種類は、Google検索のリッチリザルトには使われません。schema.org に定義があっても、Google検索で表示されるとは限らない点に注意が必要です。ページの内容に合うタイプが一覧にあるかを先に確かめます。
4-3. ページに表示されている内容と一致しているか
ガイドラインは、ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないよう求めています。たとえば JSON-LD でパフォーマーを記述するなら、HTMLの本文にも同じパフォーマーが書かれている必要があります。また、構造化データはページの内容を正確に表している必要があり、関連性がないものや誤解を招くもの(虚偽のレビューなど)をマークアップしてはいけません(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。
LPでは、キャンペーンの終了や訴求の差し替えで本文が変わることがよくあります。本文を変えたら、構造化データの値も一緒に直す必要があります。
4-4. 必須プロパティをそろえられるか
必須プロパティが指定されていないアイテムは、リッチリザルトに表示されません(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。使うタイプのドキュメントを開き、必須プロパティに入れる値がページ上にあるかを確かめます。ページにない値を構造化データのためだけに作ると、4-3の「表示されている内容と一致」に反します。
4-5. 誰が、どこで管理するか
構造化データは、ページのHTMLに直接書くほか、CMSのプラグインや設定画面、Google タグ マネージャー(GTM)などで入れられます(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル、JavaScript を使用して構造化データを生成する|Google 検索セントラル)。
GTMで入れる場合、Googleは構造化データの値をGTMに書き写すのではなく、変数を使ってページから取り出すよう勧めています。GTMに情報を複製すると、ページの内容と構造化データの間に不整合が起きるリスクが高まるためです(出典:同上)。本文を直す人と構造化データを直す人が別になる運用なら、この不整合が起きやすくなります。入れる前に、どこで管理し、本文の変更時に誰が直すかを決めておきましょう。

5. 構造化データの書き方|JSON-LDで書いてテストする
5-1. 形式は3つ。Googleの推奨はJSON-LD
Google検索が使える形式は、JSON-LD、microdata、RDFa の3つです。マークアップが有効で適切に実装されていれば、いずれも有効です。そのうえでGoogleは、実装と管理が最も容易な形式として、ほとんどの場合 JSON-LD を推奨しています(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
| 形式 | 書き方 | 特徴(公式の説明) |
|---|---|---|
| JSON-LD(推奨) | <script type="application/ld+json"> の中に書く | ユーザーに見える文章にマークアップが挟まらない。入れ子のデータを表しやすい |
| microdata | HTMLのタグに属性を付ける | 通常は <body> で使う |
| RDFa | HTMLのタグに属性を付ける | <head> と <body> の両方で使われる |
出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル
5-2. JSON-LDはscriptタグに入れてheadかbodyに置く
JSON-LD は、HTMLページの <head> か <body> にある <script> タグの中に書きます。中身は「どの語彙を使うか(@context に schema.org)」「何のタイプか(@type)」と、そのタイプのプロパティと値の組み合わせです。Googleは、CMSのJavaScriptや埋め込みウィジェットで動的に挿入された JSON-LD も読み取れるとしています(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
書くときは、schema.org の中でできるだけ具体的で適切なタイプとプロパティ名を使います(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。必須・推奨プロパティは、使うタイプごとのGoogleのドキュメントで確認します。
5-3. 公開前はリッチリザルト テストで確かめる
リッチリザルト テストでは、URLを入れてテストする方法と、コードを貼り付けてテストする方法があります。コードの場合は、テストの対象として [コード] を選んで貼り付けます。結果には、見つかったリッチリザルトのタイプ、構造化データのエラー、改善の候補が表示されます(出典:リッチリザルト テスト|Search Console ヘルプ)。
注意点が2つあります。1つは、robots.txt や noindex によってページをクロールできない場合、このツールではURLのテストができないことです。もう1つは、JSON-LD の中のコメントはツールでは無視されますが、JSON-LD の標準ではサポートされていないため、公開前に削除する必要があることです(出典:同上)。
5-4. 公開後はSearch Consoleのレポートで確かめる
Googleは、開発中はリッチリザルト テストで確かめ、公開後はリッチリザルトのステータス レポートで有効性を確認するよう勧めています。テンプレートや配信の仕方が原因で、公開後に正常に動かなくなることがあるためです(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
Search Console のリッチリザルト レポートは [拡張機能] にあり、Googleが有効なマークアップを見つけ、それがサポートされているタイプの場合にだけ表示されます。レポートの数値はページ数ではなく項目数で、見つかった項目のサンプルを表示するものです。構造化データはサイト側にあるため、エラーはサイトのソースコードを直して解決します(出典:リッチリザルト レポートの概要|Search Console ヘルプ)。
5-5. 効果は追加の前後で比べる
Googleは、構造化データの効果を確かめる方法として、構造化データのないページで Search Console のデータを数か月分集め、構造化データを追加したあと、検索パフォーマンス レポートで URL ごとに比べる方法を紹介しています。比べるページは、季節や公開時期の影響を受けにくく、一定以上閲覧されているものを選ぶよう書かれています(出典:構造化データ マークアップとは|Google 検索セントラル)。
6. 構造化データでよくある失敗例
6-1. 失敗例1:まとめて設定するタグに1ページ用の構造化データを入れて、ほかのページと内容が食い違う
症状:複数のページに同じタグを入れる仕組み(サイト全体のテンプレートや、フォルダ単位で一括設定するタグなど)に、特定の記事やLPの見出し・商品名を書いた JSON-LD を入れると、同じ設定が効くほかのページにも同じ構造化データが入り、ページの内容と一致しなくなる。
原因:構造化データは、内容を記述するページに実装し、ページの内容を正確に表している必要があります(出典:Google 検索上の構造化データ ガイドライン|Google 検索セントラル)。手動による対策の例にも「ページのコンテンツが構造化データと一致しません」が挙がっています(出典:「手動による対策」レポート|Search Console ヘルプ)。
対策:ページ固有の値を書いた構造化データは、まとめて設定する場所から外し、ページごとに設定する場所へ移します。移したあと、各ページをリッチリザルト テストで確かめます。
回避策:入れる前に「全ページで同じ内容でよいもの」と「ページごとに値が変わるもの」を分けておきます。まとめて設定する場所には、全ページで内容が変わらないものだけを入れるルールにしておくと、ページを増やしたときの食い違いを防げます。
6-2. 失敗例2:FAQの構造化データを入れて、検索結果に質問が並ぶことを期待する
症状:LPや記事の「よくある質問」に FAQPage の構造化データを入れ、検索結果に質問と回答が並ぶことを成果の目標にすると、2026年5月7日以降は表示されないため、目標が達成できない。
原因:Googleは、よくある質問のリッチリザルトのサポートを終了しています。更新履歴には、2026年5月7日以降この機能がGoogle検索に表示されなくなると書かれており、2026年6月15日にはドキュメントも削除されました(出典:ドキュメントの最新の更新内容|Google 検索セントラル)。
対策:FAQの構造化データで検索結果の見た目を変える施策は、目標から外します。すでに入っている構造化データは、削除する必要はないとされています(出典:HowTo とよくある質問のリッチリザルトにおける変更|Google Search Central Blog)。
回避策:構造化データの施策を決める前に、Googleの一覧ページ(3-3)と更新履歴で、その種類が現在も表示の対象かを確かめます。古い解説記事の「FAQで検索結果を広く取れる」という説明をそのまま計画に入れないようにします。
6-3. 失敗例3:noindexのままのページで構造化データを確かめようとする
症状:noindex が設定されたLPに構造化データを入れ、リッチリザルト テストにURLを入れると、ページをテストできない。公開後に待っても、検索結果でリッチリザルトとして表示されない。
原因:リッチリザルト テストは、robots.txt や noindex によってページをクロールできない場合、ページをテストできません(出典:リッチリザルト テスト|Search Console ヘルプ)。また、noindex のページは検索結果から削除されるため、リッチリザルトとして表示されることもありません(出典:noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する|Google 検索セントラル)。
対策:検索結果に出したいページなら、noindex を外してからURLでテストします。検索結果に出す予定がないページなら、構造化データを入れる作業そのものを見直します。公開前に書いたコードだけを確かめたい場合は、リッチリザルト テストの [コード] に貼り付けてテストします。
回避策:構造化データを入れる作業の最初に「このページは検索結果に出すか」を確認する手順を置きます(4-1)。LP作成ツールやCMSによっては noindex が既定でオンになっているため、設定画面で現在の状態を確かめてから作業を始めます。
7. Squad beyondのLPに構造化データを入れるときの確認
Squad beyondには、構造化データを作ったり自動で入れたりする専用の機能はありません(公式FAQに記載がありません)。ここでは、公式FAQに書かれているタグの設定機能を使って、JSON-LDを置くときに確かめる点をまとめます。
7-1. 検索結果に出すなら「noindexを含める」をOFFにする
Squad beyondのLP(beyondページ)は、タグ設定の「noindexを含める」が既定でONになっています。Version編集画面右側の「タグ設定」で、このスイッチをOFFにして保存すると検索対象になります(出典:beyondページを検索対象の配信ページにする|Squad beyond FAQ)。一括タグ設定を使っている場合は、一括タグ内の「noindex」もOFFにするよう案内されています(出典:LPの概要(ディスクリプション)を設置する|Squad beyond FAQ)。
広告の配信先としてだけ使うLPなら、ONのままにしておく判断もあります。その場合、4-1のとおり構造化データを入れても検索結果には使われません。
7-2. JSON-LDはタグ設定の「JavaScript head」に置く
ページごとのタグは、Version編集画面の「タグ設定」で head・body に設置します(出典:作成したページにタグを設置する|Squad beyond FAQ)。FAQには、JavaScript head に <meta name="description"> や <title> を貼る手順が載っています(出典:LPの概要(ディスクリプション)を設置する|Squad beyond FAQ、ブラウザのタブに表示されるタイトルを変更する|Squad beyond FAQ)。JSON-LD も <script type="application/ld+json"> のタグなので、同じ JavaScript head の欄に貼る形になります。HTMLエディターで作ったページは、Javascript Head & Body に設置します(出典:HTMLエディターにおけるタグの設置場所について|Squad beyond FAQ)。
7-3. 一括タグ設定には全ページ共通のものだけを入れる
一括タグ設定は、チーム・グループ・フォルダ単位で、範囲内のすべてのbeyondページにタグを設置する機能です。作成できるのはオーナー権限だけで、ポップアップ内には適用されません(出典:一括タグ機能について|Squad beyond FAQ)。headでは一括タグ設定のタグが先に、そのあとにVersionに追加したタグが設置されます(出典:タグ設定と一括タグ設定で設置されたタグの位置(順番)を知りたい|Squad beyond FAQ)。
範囲内の全ページに同じタグが入るため、ページの見出しや商品名を書いた構造化データを一括タグ設定に入れると、失敗例1の食い違いが起きます。ページ固有の構造化データは、Versionごとのタグ設定に入れます。
7-4. Versionごとに本文と合わせ、公開前に確かめる
ABテストでVersionごとに見出しや訴求を変えている場合、構造化データの値もそのVersionの本文と合わせる必要があります(4-3)。ページごとのタグはVersion編集画面の「タグ設定」で編集できるので、Versionを複製して訴求を変えたときは、タグ設定の中身も見直します(出典:作成したページにタグを設置する|Squad beyond FAQ)。
編集中のVersionは、「プレビュー」の「作成中の確認用URL」で、更新前の状態を確認できます(出典:プレビューについて|Squad beyond FAQ)。構造化データのコード自体は、リッチリザルト テストの [コード] に貼り付けて確かめ、公開後は Search Console のレポートで確認します。LPを直し続ける進め方は「LP最適化(LPO)とは?目的やリスク・改善ポイントをわかりやすく解説」も参考にしてください。
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8. 構造化データについてよくある質問
Q. 構造化データを入れると検索順位は上がりますか?
今回確認したGoogleの公式ドキュメントは、構造化データの役割を「ページの内容を正確に理解できるようにすること」と「リッチリザルトの対象になること」と説明しており、順位を上げる手段とは書いていません。一方で、構造化データへの手動による対策はリッチリザルトに出なくなるだけで掲載順位には影響しないこと、2025年の一部の種類の終了も順位に影響しないことは明記されています。順位ではなく、検索結果での見え方の施策として考えるのが公式の説明に沿った捉え方です。
Q. 広告用のLPにも構造化データは必要ですか?
検索結果に出さないLPなら、入れても検索結果では使われません。noindex が設定されたページは検索結果から削除され、構造化データのガイドラインも noindex などでページをブロックしないよう求めているためです。検索から人を集めるページか、広告の配信先として使うページかを先に決めましょう。Squad beyondのLPは「noindexを含める」が既定でONなので、検索対象にする場合だけ、タグ設定でOFFにしてから構造化データを入れます。
Q. すでに入れているFAQの構造化データは外したほうがいいですか?
外す必要はありません。Googleは2023年の発表で、表示されなくなった種類の構造化データは削除してもよいが、あえて削除する必要はなく、使われていない構造化データで検索に問題が起きることはないと説明しています。ただし、よくある質問のリッチリザルトは2026年5月7日以降表示されないため、新しく入れる理由にはなりません。残す場合も、本文の質問と回答を変えたときに値が食い違わないよう注意してください。
Q. JSON-LDとmicrodataはどちらを使えばいいですか?
サイトの設定で使えるなら JSON-LD がおすすめです。Googleは3つの形式のどれでも、有効で適切に実装されていれば使えるとしたうえで、実装と管理が最も容易で、ユーザーエラーが起きにくい形式として JSON-LD を推奨しています。JSON-LD は <script> タグの中に書くため、ユーザーに見える文章の中にマークアップを挟まずに済みます。CMSの都合で JSON-LD が使えない場合は、microdata や RDFa を使います。
Q. リッチリザルト テストでエラーがないのに表示されないのはなぜですか?
Googleは、構造化データが検索結果に表示されるとは限らないと明記しています。アルゴリズムが検索履歴や位置情報、デバイスなどに応じて表示を調整し、テキストの検索結果のほうが適していると判断することがあるためです。ほかにも、ツールでは見つからない誤りや、ページに表示されていない内容のマークアップが理由になります。noindex が残っていないかも確認してください。Squad beyondのLPなら、「作成中の確認用URL」で本文を確かめ、構造化データの値と食い違いがないかを見比べられます。
Q. ABテスト中のLPでは構造化データをどう扱えばいいですか?
Versionごとに本文が違うなら、構造化データもそれぞれの本文に合わせます。Googleのガイドラインは、構造化データがページの内容を正確に表し、読者に表示されない内容をマークアップしないよう求めているためです。全Versionに同じ構造化データを入れると、見出しや商品の説明を変えたVersionで食い違いが起きます。Squad beyondでは、ページごとのタグはVersion編集画面の「タグ設定」で編集できるので、Versionを複製して訴求を変えたときは、タグ設定の中身も一緒に見直してください。
9. まとめ
- 構造化データは、ページの情報を検索エンジン向けに標準化して伝える形式。語彙は主に schema.org、Google検索での扱いはGoogle 検索セントラルで確かめる
- できるのは、ページの理解を助けてリッチリザルトの対象になること。表示は保証されず、ガイドライン違反は手動による対策の対象になる
- よくある質問のリッチリザルトは2026年5月7日以降表示されない。How-toは2023年9月に終了。入れる種類はGoogleの一覧と更新履歴で確かめる
- 入れる前に、検索結果に出すページか(noindex)、サポートされるタイプか、本文と一致するか、必須プロパティがそろうか、誰がどこで管理するかを確かめる
- 形式は JSON-LD が推奨。公開前はリッチリザルト テスト、公開後は Search Console のレポートで確認する
LPに入れるかどうかは、まずそのLPを検索結果に出すかどうかで決まります。Squad beyondでは「noindexを含める」が既定でONのため、検索対象にするLPだけOFFにし、Versionごとのタグ設定で本文と合った構造化データを置く、という分け方が使えます。
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