Google広告のアセットとは|旧広告表示オプションの種類
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Google広告の管理画面で「広告表示オプション」を探したのに見つからない。サイトリンクやコールアウトを設定したはずなのに、広告に出たり出なかったりする。こうした戸惑いを感じている方は多いのではないでしょうか。
Google広告の「広告表示オプション」は、現在は「アセット」という名前で管理されています。サイトリンクやコールアウト、画像などを広告に追加して情報量を増やす機能で、追加しただけでは費用はかかりません。ただし、設定すれば必ず表示されるわけではなく、表示には条件があります。
この記事では、Google広告のヘルプ(2026年10月15日時点の記載)をもとに、アセットの種類と表示される条件、自動で作られるアセットの止め方、LINEヤフー広告の「広告表示アセット」との違いをまとめます。
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目次
1. Google広告のアセットとは|旧「広告表示オプション」
1-1. 広告表示オプションは「アセット」として管理されている
Google広告のヘルプでは、以前の「広告表示オプション」にあたる機能を「アセット」と呼んでいます。たとえば住所アセットのページには、旧「住所表示オプション」と旧「アフィリエイト住所表示オプション」の用途に対応すると書かれています(出典:住所アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。古い解説記事や社内のマニュアルで「〇〇表示オプション」と書かれているものは、いまの管理画面では「〇〇アセット」として探すと見つかります。
なお、従来版のアセットを新しい形式に移す「アセットのアップグレード」では、画像アセットと住所アセットのアップグレードが2023年後半に完了する予定と案内されていました。このアップグレードに伴い、価格アセットと構造化スニペットアセットの開始・終了時間と広告のスケジュールなど、一部の機能はサポートが終了しています(出典:アセットのアップグレードについて|Google 広告 ヘルプ)。古い手順書のとおりに設定しようとして項目が見つからない場合は、この変更が原因のことがあります。
1-2. 広告見出しと説明文もアセットの一つ
Google広告のヘルプでは、アセットを「広告を構成するコンテンツ」と説明しています。広告見出しや説明文、サイトリンク、通話ボタン、場所情報などが含まれ、これらが組み合わされて実際に表示される広告の形になります。広告見出しと説明文は必須のアセットで、レスポンシブ検索広告1つにつき最大15の広告見出しと4つの説明文を使えます(出典:アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。
この記事で扱うのは、広告見出しと説明文に「追加する」側のアセット、つまり旧「広告表示オプション」にあたるものです。検索広告そのものの仕組みは「リスティング広告とは?仕組みや費用、設定手順を解説」で解説しています。
1-3. 追加は無料。クリックされたときに費用がかかる
キャンペーンにアセットを追加しても費用はかかりません。課金されるのは、広告見出しやサイトリンク、画像などがクリックされたときや、通話ボタンなどが操作されたときです。レビューと販売者評価のクリックは例外で、費用が発生しません。また、広告とそのアセットの1回の表示でカウントされるクリックは2回までで、それを超えても追加料金は発生しないとされています(出典:アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。
サイトリンクがクリックされた場合の料金は、その広告の広告見出しがクリックされた場合と同額です(出典:サイトリンク アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。
2. Google広告のアセットの種類一覧
Google広告のヘルプに載っている主なアセットは次のとおりです。
| 種類 | 何を表示するか | 主な要件(ヘルプの記載) |
|---|---|---|
| サイトリンク | サイト内の特定のページへのリンク | リンクテキストは全角12文字(半角25文字)。表示には2つ以上が必要 |
| コールアウト | 「送料無料」のような利点を示す短い文(リンクなし) | 全角12文字(半角25文字)。最大10個まで表示 |
| 構造化スニペット | ヘッダーと値のリストで、商品やサービスの種類を示す | 値は3つ以上入力。ヘッダーごとに4つ以上を推奨 |
| 画像 | テキスト広告に付ける画像 | 正方形(1×1)が必須。アカウントの条件あり |
| 電話番号 | 電話番号と通話ボタン | バニティナンバー、プレミアムナンバー、FAX番号は使えない |
| 住所 | 住所、地図や距離、ビジネス情報ページへのリンク | ビジネスプロフィールとの連携などで設定 |
| 価格 | 商品やサービスのカテゴリを価格付きで紹介 | アイテムは最低3つ(5つ以上を推奨) |
| プロモーション | セールや特典 | 「新学期」「母の日」などのイベントを選べる |
| リードフォーム | 広告から直接送ってもらうフォーム | プライバシーポリシーへのリンクが必須 |
| アプリ | アプリへのリンク | 1つのテキスト広告に表示されるのは1つだけ |
| ビジネス情報 | ビジネスの名前とロゴ | 過去28日間の検索キャンペーンの費用と、広告主様の適格性確認の完了が必要 |
出典:アセットについて、サイトリンク アセットについて、コールアウト アセットについて、構造化スニペット アセットについて、検索キャンペーンの画像アセットについて、電話番号アセットについて、価格アセットについて、プロモーション アセットについて、リードフォーム アセットについて、アプリアセットについて、ビジネス情報のアセットについて(いずれもGoogle 広告 ヘルプ)
公式ヘルプは、アセットの種類を4つ以上追加することを検討するよう勧めています。例として、サイトリンク、コールアウト、画像の3つに、もう1つを加える形が挙がっています(出典:アセットについて)。ここからは、使う機会の多いものを順に見ていきます。
2-1. サイトリンク|訴求ごとのページへ直接送る
サイトリンクは、広告の下にサイト内の特定のページへのリンクを追加するアセットです。リンクテキストは日本語の場合12文字までです。表示には2つ以上のサイトリンクが必要で、1つの広告に表示されるのはパソコンで最大6個、モバイルで最大8個(横並びのカルーセル形式)です。公式ヘルプは、トラフィックの多い広告グループやキャンペーンに、説明文付きで6個以上を追加するよう勧めています(出典:サイトリンク アセットについて)。
ポリシーでは、複数のサイトリンクで同じリンクテキストを使うことは許可されていません。リンク先を別にしても、同じテキストは使えません。また、広告の最終ページURLのドメインと一致しないサイトリンクURLも許可されていません(出典:サイトリンク アセットの要件|Google 広告ポリシー ヘルプ)。LPを会社のサイトとは別のドメインで公開している場合は、この条件に注意が必要です(詳しくは6章の失敗例1)。
2-2. コールアウト|リンクなしで利点を並べる
コールアウトは、「送料無料」「24時間カスタマーサービス」のような利点を短い文で示すアセットです。リンクは付きません。日本語の場合は12文字までで、文字の間隔やブラウザ、デバイスに応じて最大10個まで表示されます(出典:コールアウト アセットについて)。
2-3. 構造化スニペット|商品やサービスの種類を一覧で見せる
構造化スニペットは、「ヘッダー(例:到着地)」と「値のリスト(例:ハワイ、コスタリカ、南アフリカ)」の形で、商品やサービスの特定の側面を示すアセットです。ヘッダーはあらかじめ用意された一覧から選び、値は3つ以上入力します(出典:構造化スニペット アセットについて)。
コールアウトとの違いは、入れてよい内容です。コールアウトは利点を短くアピールするもので、「送料無料」を例に挙げています。一方、構造化スニペットの値に「セール」「送料無料」のような宣伝を入れることは、ポリシーで許可されていません(出典:構造化スニペットの要件|Google 広告ポリシー ヘルプ)。
2-4. 画像|使えるアカウントに条件がある
検索広告の画像アセットは、すべてのアカウントで使えるわけではありません。公式ヘルプには、アカウントの開設から60日以上がたっている、ポリシーを遵守してきた実績がある、有効なキャンペーンがある、運用中のテキスト広告があり過去30日間の検索キャンペーンの費用が0より大きい、カテゴリが対象である、という要件が書かれています(出典:検索キャンペーンの画像アセットについて)。
画像は正方形(1×1)が必須で、最小300×300、推奨1,200×1,200ピクセルです。横向き(1.91×1)は任意(推奨)で、最小600×314、推奨1,200×628ピクセルです。ファイル形式はPNGとJPG、ファイルサイズの上限は5,120KBで、重要な内容は画像の中央80%の範囲に置くよう案内されています(出典:同上)。画像の素材をGoogle広告の管理画面で作る方法は「Google広告のアセットスタジオとは?使い方と制限」で解説しています。
2-5. 電話番号・住所・ビジネス情報
電話番号アセットは、広告に電話番号と通話ボタンを表示します(出典:電話番号アセットについて)。住所アセットは、住所や地図、距離などを表示します(出典:住所アセットについて)。
ビジネス情報のアセットは、テキスト広告にビジネスの名前とロゴを付けるものです。広告で使うには、過去28日間に検索キャンペーンの費用が発生していることと、広告主様の適格性確認が完了していることが必要です(出典:ビジネス情報のアセットについて)。適格性確認の進め方は「Google広告の適格性確認|広告が止まる原因と再開手順」にまとめています。
3. アセットが表示される条件
3-1. 広告ランクが一定以上でないと表示されない
アセットは、設定すれば毎回表示されるものではありません。公式ヘルプによると、広告ランクが一定以上の値でなければ、追加のアセットは表示されません。広告ランクは、入札単価、広告とランディングページの品質、広告ランクの下限値、検索時の状況、アセットの見込み効果などから算出されます(出典:アセットについて)。
3-2. 掲載順位が高い広告が優先される
アセットは検索結果の上部の限られたスペースに表示されるため、掲載順位の高い広告が優先されます。順位の低い広告のアセットが、順位の高い広告より多く表示されることは通常ないと書かれています(出典:同上)。
3-3. 承認されても必ず表示されるわけではない
アセットが承認されていても、表示されるのは、表示すると広告のパフォーマンスの向上が見込まれ、かつ掲載位置と広告ランクが十分に上位であるときです。不承認のアセットは表示されないため、編集して再審査に出す必要があります(出典:同上)。
「設定したのにサイトリンクが出ない」ときは、まずアセットの状態が承認済みかを確認し、承認済みなら広告ランクと掲載順位の問題として考えるのが近道です。
4. アセットを設定する単位と、優先される階層
アセットは、アカウント、キャンペーン、広告グループなどの単位で関連付けます。どの単位のものが使われるかは、アセットの種類によって書き方が違います。
| 種類 | 追加できる単位 | 複数の単位にあるとき(ヘルプの記載) |
|---|---|---|
| サイトリンク | アカウント・キャンペーン・アセットグループ・広告グループ | 上位の階層のサイトリンクが、下位のものと一緒に表示されることがある。別のキャンペーンのサイトリンクは表示されない |
| コールアウト | アカウント・キャンペーン・広告グループ | 広告グループに追加した場合は、広告グループ単位のものが使われる |
| 構造化スニペット | アカウント・キャンペーン・広告グループ | 下位の単位で作成した場合、上位の単位の同じタイプのものは配信されない |
| 電話番号 | 複数の単位 | 最も下位のものが使われる |
出典:サイトリンク アセットについて、コールアウト アセットについて、構造化スニペット アセットについて、電話番号アセットについて
公式ヘルプは、可能な場合はアカウント単位やキャンペーン単位など上位の階層でアセットを作ることを勧めています(出典:アセットについて)。そのうえで、広告グループごとに訴求が違う場合は、広告グループ単位で個別のアセットを追加すると、その広告グループではそちらが使われます。
5. 自動で作られるアセット|LPの記載が広告に出る
5-1. 自動生成アセットは9種類
Google広告は、成果の向上が見込まれる場合に、アセットを自動で作って広告に表示します。手動で作ったアセットが有効なキャンペーンでも使われます。公式ヘルプに載っている種類は、動的サイトリンク、動的構造化スニペット、自動生成住所アセット、販売者評価、動的コールアウト、ビジネス情報の動的アセット、動的画像アセット、自動プロモーション、サイトアクセス数の9つです(出典:アカウント単位の自動生成アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。
5-2. 材料はランディングページの内容
自動で作られるアセットの多くは、ランディングページの内容を材料にしています。たとえば動的コールアウトは、「25年の経験」「オンラインで予約」のような情報がランディングページにあると、自動で表示される場合があります。動的画像アセットはランディングページから画像を取り出して使い、品質基準を満たす画像がない場合は表示されません(出典:アカウント単位の自動生成アセットについて、動的画像アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。
つまり、LPに書いてある内容が、広告主が入力していない形で広告に出ることがあります。LPに古いキャンペーン情報や終わった特典が残っていると、それが広告に使われる可能性があります。セールの表記が広告に出る「自動プロモーション」の具体例と対処は「Google広告の自動プロモーション|LPの表記が広告に出る」で解説しています。
5-3. 自動生成アセットを止める手順
自動生成アセットを止めるときは、[キャンペーン] > [アセット] > [関連付け] を開き、右側のその他メニューから [アカウント単位の自動生成アセット] を選び、さらに [詳細設定] を開きます。[アカウント単位の自動生成アセット設定] ページで、無効にするアセットを選んで理由を入力します。作られたアセットを個別に一時停止・削除することもできます(出典:アカウント単位の自動生成アセットについて)。
自動で作られたアセットの成果は、アセットの一覧で [提供者:] を [Google AI] で絞り込むと確認できます(出典:構造化スニペット アセットについて)。止める前に、どのアセットがどれだけ表示・クリックされているかを見ておくと判断しやすくなります。
6. LINEヤフー広告の「広告表示アセット」との違い
6-1. 名称と種類
LINEヤフー広告では、同じ役割の機能を「広告表示アセット」と呼んでいます。広告のタイトルや説明文などとは別の付加情報を、検索広告に追加して表示する機能で、種類はクイックリンク、電話番号、テキスト補足、カテゴリ補足、画像、ファビコン、ビジネス名の7つです(出典:広告表示アセットとは|LINEヤフー広告 ヘルプ)。
Google広告と役割が近いものを並べると次のようになります。この表は両方のヘルプの機能説明をもとに当社で作ったもので、LINEヤフーが公式に示している対応表ではありません。
| Google広告 | LINEヤフー広告 |
|---|---|
| アセット | 広告表示アセット |
| サイトリンク | クイックリンクアセット |
| コールアウト | テキスト補足アセット |
| 構造化スニペット | カテゴリ補足アセット |
| 電話番号アセット | 電話番号アセット |
| 画像アセット | 画像アセット |
| ビジネスの名前/ロゴ | ビジネス名アセット/ファビコンアセット |
LINEヤフー広告のカテゴリ補足アセットは、補足カテゴリーをプルダウンの13種類から選び、補足内容は1個25文字以内(全角は2文字、半角英数記号は1文字として数える)、3個以上最大10個までと定められています(出典:カテゴリ補足アセット|LINEヤフー広告 ヘルプ)。
6-2. クリック課金の数え方が違う
課金の数え方は、Google広告と違います。LINEヤフー広告では、広告に対して複数回のクリックがあった場合、クリックされた回数分の料金が発生します。ヘルプには、広告が1回、クイックリンクアセットが1回、電話番号アセットが1回クリックされると「3回分課金」という例が載っています(出典:広告表示アセットとは)。Google広告は、1回の表示でカウントされるクリックが2回までです(1-3)。
6-3. クイックリンクはリンク先の訴求が同じだと掲載できない
LINEヤフー広告のクイックリンクアセットには、掲載できない場合が具体的に書かれています。タイトル・説明文からのリンク先とクイックリンクのリンク先の訴求内容が同一の場合や、複数のクイックリンクのリンク先の訴求内容が同一の場合などです(出典:3. クイックリンクアセット<検索広告>|LINEヤフー広告 ヘルプ)。リンクテキストだけ変えて、同じ内容のページに送る設定は通りません。
6-4. 2026年9月16日からクイックリンクの自動化が有効
LINEヤフー広告では、広告表示アセットの作成から関連付け、配信開始までをシステムが自動で行う「広告表示アセットの自動化」が、2026年9月16日以降、検索広告アカウントで自動的に有効になっています。現在の対象はクイックリンクアセットです。無効にするには、アカウント設定の「広告表示アセットの自動化設定」欄で「クイックリンク」のチェックを外して保存します(出典:広告表示アセットの自動化について|LINEヤフー広告 ヘルプ)。9月16日以降に設定を見直していない場合は、自動で作られたクイックリンクが配信されていないか確認しておきましょう。
7. アセットでよくある失敗例
7-1. 失敗例1:LPと会社サイトのドメインが違い、サイトリンクが不承認になる
症状:LPを最終ページURLにした広告に、別のドメインにある会社のサイトの「会社概要」「料金」などをサイトリンクで追加すると、サイトリンクが不承認になり表示されない。
原因:Google広告のポリシーでは、広告の最終ページURLのドメインと一致しないサイトリンクURLは許可されていません(出典:サイトリンク アセットの要件)。LPを会社のサイトとは別のドメインで公開していると、会社のサイトへのリンクはこの条件に当たります。
対策:サイトリンクのリンク先を、最終ページURLと同じドメインのページに差し替えます。会社のサイトの情報をサイトリンクで見せたい場合は、LPと同じドメインに、訴求ごとのページを用意します。
回避策:LPをどのドメインで公開するかを、広告を作る前に決めておきます。サイトリンクに使う予定のページが同じドメインにそろっているかを、入稿前の確認項目に入れておくと、不承認による手戻りを防げます。
7-2. 失敗例2:構造化スニペットに「セール」を入れて不承認になる
症状:構造化スニペットのヘッダーに「サービス カタログ」を選び、値に「期間限定セール」「送料無料」などを並べると、不承認になる。
原因:構造化スニペットの値に「セール」「送料無料」のような宣伝を入れることは、ポリシーで許可されていません。また、ヘッダーと値が一致していないと不承認につながる可能性があります(出典:構造化スニペットの要件、構造化スニペット アセットについて)。
対策:宣伝の文言はコールアウトに移し、構造化スニペットの値には、提供しているサービスの名前など、ヘッダーに合う具体的な項目だけを入れます。
回避策:「利点や特典はコールアウト」「商品やサービスの種類は構造化スニペット」と役割を分けてから文言を書きます。1つの値の欄にカンマ区切りで複数の項目を入れることも許可されていないため、項目ごとに値の欄を追加します。
7-3. 失敗例3:LPに残った古い表記が、自動で作られたアセットに出る
症状:入力した覚えのない文言が、コールアウトやサイトリンクとして広告に出る。LPに過去のキャンペーンの表記が残っていると、その表記が使われることがある。
原因:動的コールアウトや動的サイトリンクなどの自動生成アセットは、ランディングページの内容を材料にして作られます。動的サイトリンクは、ランディングページなど、さまざまなソースから取得される場合があると書かれています。これらは手動のアセットとともに、またはその代わりに表示されることがあります(出典:アカウント単位の自動生成アセットについて、動的サイトリンク アセットについて|Google 広告 ヘルプ)。
対策:LPから古い表記を削除します。すぐに広告から外したい場合は、アセットの一覧で [提供者:] を [Google AI] で絞り込み、該当するアセットを一時停止または削除します。種類ごと止める場合は、[アカウント単位の自動生成アセット] の [詳細設定] で無効にします。
回避策:キャンペーンが終わったら、LPの表記を消すところまでを作業手順に含めます。LPを更新したあとは、自動で作られたアセットの一覧も確認する習慣をつけると、意図しない文言が広告に出続けることを防げます。
8. Squad beyondでサイトリンクごとのLPを用意する
サイトリンクやLINEヤフー広告のクイックリンクは、リンク先のページが訴求ごとに分かれているほど活かしやすくなります。LINEヤフー広告では、リンク先の訴求内容が同じだと掲載できません(6-3)。Squad beyondでは、訴求ごとのLPを次の方法で用意できます。
8-1. Versionを複製して訴求ごとのLPを作る
既存のLP(Version)を複製して、見出しやファーストビューだけを差し替えた版を作れます(出典:Versionを複製する|Squad beyond FAQ)。「料金」「導入事例」「よくある質問」など、サイトリンクごとに見せたい内容を前に出した版を、元のLPを残したまま用意できます。
8-2. パラメータでVersionを出し分ける
Squad beyondには、URLに特定のパラメータが付いている場合だけ、指定したVersionを表示する機能があります(出典:パラメータごとにVersionを出し分けする|Squad beyond FAQ)。サイトリンクごとに異なるパラメータを付けたURLを入稿すれば、同じ配信URLのまま、サイトリンクごとに別のVersionを見せる設計ができます。
注意点として、FAQには、指定したパラメータを含まないURLからアクセスし、かつ配信割合が1以上のVersionが無い場合は404エラーになると書かれています。配信前に、パラメータを付けたURLと付けないURLの両方で表示を確認しておきましょう。Google広告のポリシーでは、「404 Not Found」などのエラーを返すサイトは「機能していないリンク先」の例に挙げられています(出典:リンク先の要件|Google 広告ポリシー ヘルプ)。対処法は「Google広告「機能していないリンク先」エラー|原因と対処法」で解説しています。
8-3. LPのドメインをそろえ、成果をGoogle広告に返す
Squad beyondでは、LPに独自ドメイン(本ドメイン・サブドメイン)を設定して配信用URLを作れます(出典:1. 配信用URLを設定する|Squad beyond FAQ)。サイトリンクはドメインが一致していないと使えないため、最終ページURLとサイトリンクのリンク先を同じドメインにそろえて設計します。
また、Squad beyondで計測したCVをGoogle広告に反映できます。LP(beyondページ)の基本情報で媒体を「Google検索広告」にしてアカウントを連携し、お客様IDとコンバージョンアクションIDを入力します(出典:Google広告にSquad beyondのCVを反映する|Squad beyond FAQ)。
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9. Google広告のアセットについてよくある質問
Q. 広告表示オプションとアセットは違うものですか?
同じ役割の機能です。Google広告のヘルプでは、以前「広告表示オプション」と呼ばれていた機能を「アセット」として説明しており、住所アセットのページには旧「住所表示オプション」の用途に対応すると書かれています。ヘルプのアセットには、広告見出しや説明文といった広告そのものを構成する要素も含まれます。古い資料で「〇〇表示オプション」とあるものは、管理画面では「〇〇アセット」として探してください。
Q. アセットを追加すると費用は増えますか?
追加すること自体に費用はかかりません。課金されるのは、広告見出しやサイトリンク、画像などがクリックされたときで、サイトリンクのクリック料金は広告見出しのクリックと同額です。Google広告では1回の表示でカウントされるクリックは2回までですが、LINEヤフー広告ではクリックされた回数分の料金が発生します。媒体ごとに数え方が違う点に注意してください。
Q. サイトリンクを設定したのに表示されません。なぜですか?
アセットは、広告ランクが一定以上で、表示すると成果の向上が見込まれる場合に表示されます。承認済みでも、掲載順位が低いと表示されないことがあります。まずアセットの状態が承認済みかを確認し、不承認なら理由を直して再審査に出します。サイトリンクは2つ以上ないと表示されない点も確認してください。リンク先のLPの品質を上げることも広告ランクの改善につながるので、Squad beyondのようにLPを複製して直した版を用意できる環境があると、元の版を残したまま改善を進められます。
Q. サイトリンクごとに別のLPを用意したほうがいいですか?
サイトリンクは、ユーザーを訴求ごとのページへ直接送るためのものなので、リンク先の内容が分かれているほど意味を持ちます。LINEヤフー広告のクイックリンクは、リンク先の訴求内容が同じだと掲載できないと定められています。ページを増やすと作成と管理の手間が増えるため、Squad beyondのようにVersionを複製して見出しだけを差し替えたり、パラメータでVersionを出し分けたりできるツールを使うと、ページを増やす負担を抑えられます。
Q. 自動で作られるアセットは止めたほうがいいですか?
一律に止める必要はありません。自動生成アセットは成果の向上が見込まれる場合に表示されるもので、成果は [提供者:] を [Google AI] で絞り込むと確認できます。ただし、材料はLPの内容なので、LPに古い表記や誤った情報が残っていると、それが広告に出る可能性があります。止めるかどうかの前に、LPの記載が正しいかを確認しましょう。LPを頻繁に差し替える運用なら、Squad beyondで修正版を作って切り替えると、どの版がいつ公開されていたかを追いやすくなります。
Q. LINEヤフー広告の広告表示アセットも同じように設定できますか?
役割の近いアセットはありますが、名称と細かい規定が違います。たとえばGoogle広告の構造化スニペットにあたるカテゴリ補足アセットは、補足内容が1個25文字以内で3個以上最大10個までと文字数と個数が明記されています。また、2026年9月16日以降はクイックリンクの自動化が検索広告アカウントで自動的に有効になっています。Google広告の設定をそのまま写すのではなく、LINEヤフー広告のヘルプで入稿規定を確認してから設定してください。
10. まとめ
- Google広告の「広告表示オプション」は、現在は「アセット」として管理されている。追加は無料で、クリックされたときに費用がかかる
- サイトリンクとコールアウトは日本語で12文字まで。サイトリンクは2つ以上で表示され、最終ページURLとドメインがそろっている必要がある
- アセットは広告ランクが一定以上で、成果の向上が見込まれるときに表示される。承認されても必ず出るわけではない
- 自動で作られるアセットはLPの内容を材料にする。止めるときは [アカウント単位の自動生成アセット] の [詳細設定] から
- LINEヤフー広告の「広告表示アセット」は、クリックの課金の数え方、クイックリンクの訴求の重複禁止、2026年9月16日からの自動化がGoogle広告と違う
アセットを活かせるかどうかは、リンク先のページが訴求ごとに用意できているかで決まります。サイトリンクごとのLPを用意して成果を比べる運用には、Squad beyondのVersionの複製とパラメータでの出し分けが使えます。
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