コンバージョン(CV)とは|意味と媒体ごとの定義・決め方

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コンバージョン(CV)とは|意味と媒体ごとの定義・決め方

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広告のレポートで「CV」「コンバージョン」という言葉は毎日のように目にするのに、Google広告とGA4とMetaで数字が合わない。そもそも、どの行動をCVにすればよいのか社内で意見が分かれる。こうした迷いを抱えている広告運用者やLP担当者は多いのではないでしょうか。

コンバージョン(CV)とは、広告やサイトで「成果」として数える行動のことです。購入、申し込み、問い合わせなどが代表的ですが、何をCVにするか、どう数えるかは媒体ごとに決まりがあり、同じ「コンバージョン」という言葉でも中身が少しずつ違います。

この記事では、Google広告・Googleアナリティクス(GA4)・Metaの公式ヘルプの記載(2026年10月27日時点)をもとに、コンバージョンの定義と媒体ごとの違い、CVポイントの決め方、計測の仕組みの全体像、数字がツールごとにずれる理由をまとめます。

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1. コンバージョン(CV)とは|成果として数える行動

1-1. Google広告の定義

Google広告のヘルプでは、コンバージョンを「広告キャンペーンのパフォーマンスを測定し、入札戦略を最適化するために使用されるアクション」と定義しています。コンバージョンは広告のコンテキストに固有のもので、Google広告の入札とレポート作成の対象になると書かれています(出典:キーイベント、コンバージョン、購入の定義|Google 広告 ヘルプ)。

また、購入、登録、電話問い合わせなど、価値があると判断した目標を選ぶと、Google広告がキャンペーンを最大限に活用すると説明されています(出典:コンバージョン測定について|Google 広告 ヘルプ)。つまりCVは、レポートで成果を見るための数字であると同時に、自動入札が「何を増やすべきか」を学ぶための目印でもあります。

1-2. CVにする行動の例

Google広告のヘルプには、トラッキングするコンバージョンの種類として次のものが挙がっています(出典:さまざまなコンバージョン トラッキングの方法|Google 広告 ヘルプ)。

  • ウェブサイトでの購入、ニュースレターの登録、ボタンのクリックなど、ウェブサイト上のユーザー行動
  • アプリのインストールやアプリ内購入
  • 電話件数
  • 広告掲載後に発生した来店数や電話件数などのオフライン コンバージョン

Metaでは、Metaが定義済みの「標準イベント」として、購入、リード、登録完了、問い合わせ、スケジュール(店舗の訪問の予約)、カートに追加、チェックアウト開始などが用意されています。標準イベントは、コンバージョンの記録、コンバージョンへの最適化、オーディエンスの作成に使うものと説明されています(出典:Metaピクセル標準イベントの仕様|Metaビジネスヘルプセンター)。

1-3. CV数・CVR・CPAの関係

CVの数が決まると、そこから計算する指標も決まります。Google広告のコンバージョン率(CVR)は、コンバージョン数を、同じ期間中にコンバージョンまで追跡できる広告インタラクションの合計数で割ったものです。ヘルプの例では、インタラクション数1,000回でコンバージョン数50回なら、50 ÷ 1,000 = 5%です。複数種類のコンバージョン アクションを測定している場合や、全件をカウントしている場合は、1回のクリックに複数のコンバージョンが記録され、コンバージョン率が100%を超えることもあります(出典:コンバージョン率|Google 広告 ヘルプ)。

CVを何にするかで、CVRもCPA(1件あたりの獲得単価)も変わります。CPAの考え方と目標の決め方は「広告のキホン「CPA」とは?定義、目標設定・改善メソッドを解説」で解説しています。

2. 媒体ごとのコンバージョンの定義と呼び方

同じ「コンバージョン」でも、Google広告、GA4、Metaでは呼び方と数え方が違います。

Google広告・GA4・Metaで、コンバージョンの呼び方(メインとサブ、キーイベント、標準イベントとカスタムコンバージョン)と数え方の違いを並べた図

2-1. Google広告|メインとサブで「数える列」が変わる

Google広告では、成果として測る行動を「コンバージョン アクション」として作ります。コンバージョン アクションには「メイン」と「サブ」があり、メインはレポートの [コンバージョン] 列に表示され、入札に使われます。サブはモニタリングのみに使われ、[すべてのコンバージョン] 列に表示され、入札には使われません(サブアクションがカスタム目標の一部である場合は例外)(出典:メインとサブのコンバージョン アクションについて|Google 広告 ヘルプ)。

[すべてのコンバージョン] には、メインとサブのすべてのアクションに加えて、ビュースルー コンバージョンなどの特殊な発生元も含まれます(出典:コンバージョン トラッキング データについて|Google 広告 ヘルプ)。ビュースルー コンバージョンは、広告を見たもののクリックしなかったケースを測るもので、メインの [コンバージョン] 列からは除外されています(出典:コンバージョン測定について)。「CV数」を報告するときは、どちらの列の数字なのかを必ず添えましょう。

2-2. GA4|「キーイベント」と「コンバージョン」に分かれた

GA4では、以前「コンバージョン」と呼ばれていたものの扱いが変わっています。現在は、ビジネスの成果にとって重要なアクションを測るイベントを「キーイベント」と呼び、「コンバージョン」は広告キャンペーンのパフォーマンスを測定し、入札戦略を最適化するために使う重要なアクションを指すようになりました。流れは「イベント → キーイベント → コンバージョン」です(出典:Google アナリティクスのコンバージョンとキーイベント|アナリティクス ヘルプ)。

キーイベントには、収集したどのイベントでもできます。標準プロパティでは最大30個のイベントにキーイベントのマークを付けられ、マークを付けると作成時点以降のレポートに反映されます。過去のデータは変わりません(出典:イベントにキーイベントとしてマークを付ける|アナリティクス ヘルプ)。また、Google広告のコンバージョンはGA4の標準レポートには表示されず、[広告] セクションで評価します(出典:キーイベントについて|アナリティクス ヘルプ)。

GA4の画面で「コンバージョン」を探して見つからないときは、「キーイベント」の列を見ると、以前のコンバージョンにあたる数字が見つかります。GA4でキーイベントが計測されないときの確認点は「GA4でコンバージョンが計測されない原因とは?|解決方法を紹介」にまとめています。

2-3. Meta|イベントとカスタムコンバージョン

Metaでは、ウェブサイトで利用者がとるアクション(購入やカートへの追加など)を「ウェブサイトイベント」と呼びます。イベントは、MetaピクセルやコンバージョンAPIを通じて送られ、名前が決まっている「標準イベント」と、独自の名前を付ける「カスタムイベント」の2つがあります(出典:標準ウェブサイトイベントとカスタムウェブサイトイベントについて|Metaビジネスヘルプセンター)。

さらに「カスタムコンバージョン」を使うと、イベントにルールを付けて、より細かく成果を測れます。ヘルプには、すべての購入のうち$40を超える婦人靴の購入だけを測る例が載っており、カスタムコンバージョンはパフォーマンスの目標としても使えます(出典:ウェブ用カスタムコンバージョンについて|Metaビジネスヘルプセンター)。

3. CVポイントの決め方

どの行動をCVにするか(CVポイント)は、成果の測り方だけでなく、自動入札の学び方も左右します。公式ヘルプの記載から、決め方を3つの手順にまとめます。

CVポイントの決め方を、最終成果をメインにする・途中の行動はサブやキーイベントで見る・カウント方法を選ぶの3つの手順で示した図

3-1. 手順1:最終成果を「メイン」にする

Google広告のヘルプは、カウントの増加を防ぐために、ファネル下流のアクションのみが「メイン」として設定されていることを確認するよう案内しています(出典:コンバージョン トラッキング データについて)。入札に使うのはメインのアクションなので(2-1)、メインには「購入完了」「申し込み完了」「問い合わせ完了」のような、事業にとっての最終成果を置きます。

3-2. 手順2:途中の行動はサブ・キーイベントで見る

GA4のヘルプには、見込み顧客の獲得ページで90%までスクロールした「scroll」イベントをキーイベントにする例と、登録フォームの完了が分かる「generate_lead」イベントを使う例が並んでいます。スクロールでも広告の戦略の参考にはなりますが、フォームを最後まで送ったことが分かる generate_lead のほうを Google広告のコンバージョンに使いたい場合がある、という説明です(出典:Google アナリティクスのコンバージョンとキーイベント)。

スクロールやボタンのクリックのような途中の行動は、メインにせず、Google広告のサブアクションやGA4のキーイベントとして観察する、という分け方が考えられます。こうした中間の成果(マイクロコンバージョン)の選び方は「マイクロコンバージョン(MCV)とは|定義・設定手順を解説」で詳しく解説しています。

3-3. 手順3:成果の性質に合わせてカウント方法を選ぶ

Google広告では、コンバージョン アクションごとに数え方を選べます。「すべて」は広告のインタラクション後に発生したすべてのコンバージョンを数え、商品の販売に向いています。「1回」は広告のクリック後のコンバージョンを1回だけ数え、見込み顧客の獲得に向いています。ヘルプの例では、広告をクリックしたユーザーが自動車保険のフォームを3回、住宅保険のフォームを2回送った場合、「1回」ではコンバージョン2件(保険の種類ごとに1件ずつ)と数えます(出典:コンバージョンのカウント方法について|Google 広告 ヘルプ)。

デフォルトでは、ウェブサイトやインポートのコンバージョン アクションは「すべて」、広告経由の電話問い合わせやアプリ インストールなどは「1回」です(出典:同上)。問い合わせフォームや資料請求をCVにするなら、デフォルトのまま「すべて」になっていないかを確認しておきましょう。

4. コンバージョン計測の仕組みの全体像

CVの数は、誰かが手で数えているわけではなく、タグやデータ連携で記録されています。仕組みを知っておくと、数字が合わないときの原因を探しやすくなります。

コンバージョン計測の仕組みを、広告クリックからサンクスページまでの流れと、ブラウザのタグで記録する経路・サーバーやデータで送る経路に分けて示した図

4-1. タグとCookieで記録する

Google広告のヘルプでは、オフライン コンバージョン以外の仕組みを次のように説明しています。広告主がサイトやアプリにGoogle タグまたはコード スニペットを追加します。ユーザーが広告をクリックしたり動画広告を視聴したりすると、端末にCookieが一時的に設定され、指定した行動を完了したときに、追加したコードを介してCookieが認識され、コンバージョンが記録されます(出典:コンバージョン測定について)。

Metaでも同じように、サイトに置くコードであるMetaピクセルが、利用者がウェブサイトで実行したアクションを記録します(出典:Metaピクセルについて|Metaビジネスヘルプセンター)。多くの場合、タグは購入完了や申し込み完了の後に表示されるページ(サンクスページ)に置きます。サンクスページそのものの作り方は「サンクスページのデザイン10例|業種別の作り方とCV後の活用法」で紹介しています。

4-2. サーバーやデータのアップロードで送る

ブラウザのタグだけに頼らない送り方もあります。MetaのコンバージョンAPIは、サーバーやCRMのデータをMetaに直接つなぐもので、ピクセルに比べてブラウザーの読み込みエラー、接続の問題、広告ブロッカーの影響を受けにくいと説明されています(出典:コンバージョンAPIについて|Metaビジネスヘルプセンター)。Google広告では、オフライン コンバージョンをファイルやAPIでアップロードでき、GCLID(Google クリック ID)は90日以内のものである必要があります(出典:コンバージョン測定について)。Google広告でタグの計測を補う拡張コンバージョンについては「Google拡張コンバージョンとは?設定方法と効果の出し方を解説」で解説しています。

4-3. 1つの成果を2つの仕組みで送ると重複しやすい

タグを複数の方法で入れると、同じ成果が2回数えられることがあります。Google広告のヘルプは、CMSのプラグインのタグとサイトのタグが重複していると、コンバージョン レポートが重複する可能性があると注意しています(出典:ウェブ コンバージョンを設定する|Google 広告 ヘルプ)。計測の方法を足すときは、既存の方法と同じ成果を数えていないかを先に確認します。

5. コンバージョン数が媒体やツールでずれる理由

5-1. Google広告はクリックした日に数える

Google広告のメインのコンバージョンの列は、コンバージョンの日時ではなく、クリックの日時に基づいて計算されます。先週クリックされ、今週コンバージョンに至った場合、そのコンバージョンは先週の数字に入ります。コンバージョンの日時で見るための [コンバージョン(コンバージョンの日時別)] 列もあり、GA4などと比べるときに便利とされています。ヘルプには、アトリビューション モデルの違いにより最大20%の差異が生じることがあり、レポートの遅延は最大24〜48時間になることがあると書かれています(出典:コンバージョン トラッキング データについて)。

5-2. GA4のキーイベントとコンバージョンは目的が違う

GA4のヘルプは、キーイベントとコンバージョンのレポートが違うのは、指標の目的が違うためだと説明しています。コンバージョンは広告の費用対効果の測定やGoogle広告の数値の検証に、キーイベントはトラフィック獲得やユーザー行動の分析に向いています。不一致の要因として、アトリビューションの貢献度が割り当てられるチャネル、アトリビューション モデル、計測期間、カウント方法などが挙がっています(出典:Google アナリティクスのコンバージョンとキーイベント)。アトリビューションの考え方そのものは「アトリビューション分析とは|基本・モデル・やり方を解説」で解説しています。

5-3. Metaは広告マネージャとイベントマネージャで数が違う

Metaでは、広告マネージャと広告レポートが表示するのは、広告が表示された人にアトリビューションされたイベントの数で、重複は除外されています。一方、イベントマネージャはアトリビューションされていないイベント(オーガニックのトラフィックなど)も表示し、[データソース] ページの [合計イベント数] は重複除外されていません。そのため、広告マネージャの結果はイベントマネージャより少なくなることがあります(出典:Meta広告マネージャ、広告レポート、イベントマネージャでのイベント数の違い|Metaビジネスヘルプセンター)。

ずれがあること自体は異常ではありません。「どの画面の、どの列の、いつ基準の数字か」をそろえてから比べることが大切です。

6. コンバージョンの設定でよくある失敗例

6-1. 失敗例1:途中の行動をメインにすると、CVは増えても申し込みが増えない

症状:スクロールやボタンのクリックのような途中の行動をメインのコンバージョンにすると、CV数とCVRは大きく見えるが、実際の申し込みや購入の件数は伸びないことがある。

原因:Google広告では、メインのアクションが入札に使われます(出典:メインとサブのコンバージョン アクションについて)。途中の行動をメインにすると、自動入札はその行動を起こしやすい人を探すようになり、最終成果に近い人を優先するとは限りません。

対策:メインには購入完了や申し込み完了など下流のアクションだけを置き、途中の行動はサブに切り替えて [すべてのコンバージョン] 列で観察します。

回避策:CVポイントを決めるときに、「入札させたい成果」と「観察したい行動」を分けて一覧にしておきます。最適化の対象としているコンバージョン目標やコンバージョン アクションを大幅に変えると、入札戦略のステータスが「学習中」になることがあるため、切り替えはまとめて行います(出典:スマート自動入札の学習について|Google 広告 ヘルプ)。

6-2. 失敗例2:フォームのCVを「すべて」で数えると、件数が膨らむ

症状:問い合わせフォームの送信をカウント方法「すべて」のままCVにすると、同じ人の再送信やページの再読み込みまでCVに入り、実際の問い合わせ件数よりCVが多くなることがある。

原因:「すべて」は、広告のインタラクション後に発生したすべてのコンバージョンを数える設定です。ウェブサイトのコンバージョン アクションはデフォルトでこの設定になっています(出典:コンバージョンのカウント方法について)。

対策:見込み顧客の獲得を測るアクションは、カウント方法を「1回」(管理画面では [初回のみ])に変えます。Google広告のヘルプも、ページ更新による重複カウントを防ぐ場合は [初回のみ] を選ぶよう案内しています(出典:コンバージョン トラッキング データについて)。カウント方法の変更は、変更後のコンバージョンにだけ反映される点に注意します。

回避策:CVポイントを決めるときに、「1人が何度起こしても価値があるか(購入)」「1回で十分か(問い合わせ・資料請求)」を一緒に決めて、カウント方法まで一覧に書いておきます。

6-3. 失敗例3:媒体タグとポストバックの両方で送ると、媒体のCVが二重になる

症状:サンクスページに媒体のタグを置いたまま、計測ツールからも同じCVを媒体に送ると、媒体の管理画面のCVが実際の件数より多くなることがある。

原因:同じ成果が2つの経路から媒体に届き、重複して反映されるためです。Squad beyondのFAQでも、媒体の管理画面に重複したデータが反映されている場合は、媒体タグで計測できていればポストバックの設定を解除する、他のツールからも送っている場合はどちらか1つを解除する、という対応が案内されています(出典:広告媒体とSquad beyondのCV数の乖離について|Squad beyond FAQ)。

対策:媒体ごとに、CVを送っている経路を洗い出し、1つにそろえます。Metaのように両方を併用する場合は、同じイベントだと判定できる識別子をそろえて重複を除外します(7-3)。

回避策:新しい計測の仕組みを足す前に、既存のタグとの重複を確認する手順を作業に入れます。Google広告のヘルプも、CMSのプラグインのタグとの重複でレポートが重複する可能性を挙げています(出典:ウェブ コンバージョンを設定する)。

7. Squad beyondでCVを計測し、媒体に返す

Squad beyondはLPの制作・ABテスト・CV計測ができるツールです。公式FAQに書かれている範囲で、CVまわりの機能を紹介します。

7-1. CVタグか計測ツール連携でCVを数える

Squad beyondでは、CVをレポートに反映する方法が2つあります。Squad beyondのCVタグをサンクスページなどのCV計測ポイント(body上部)に置く方法と、計測ツールやカート、ASPと連携する方法です。外部ツールとの連携はCVタグより計測の精度が良くなることが多く、両方を設定してもCVは重複しないと書かれています(出典:Squad beyondのCV計測について|Squad beyond FAQ)。

CVタグを使うときは、ドメインに注意が必要です。ブラウザの仕様変更により、LP(beyondページ)とサンクスページのドメインが異なる場合、CVが計測されない場合があるとされ、同じドメインのサンクスページに変えるか、外部ツールでの計測に切り替えることが推奨されています(出典:ブラウザのトラッキング規制に伴う、Squad beyondのCVタグ計測の影響について|Squad beyond FAQ)。

7-2. CV条件とMCVを決める

CVタグで計測する場合は、どの条件でCVとするかを「クリック」と「アクセス」から選びます。【クリック】はVersion(LPの版)内の計測機能付きリンクのクリックと、CVタグを埋め込んだサンクスページへのアクセス、【アクセス】はVersionへのアクセスとサンクスページへのアクセスが条件で、通常は【クリック】が推奨されています(出典:CV条件の【クリック】と【アクセス】の違いについて|Squad beyond FAQ)。

途中の行動は、MCVとしてレポートで自動的に計測されます。計測機能付きリンクをクリックした数(Version内Click)がMCVです(出典:MCV(microCV)を計測する|Squad beyond FAQ)。サンクスページが複数ある場合は、カスタムCVタグで遷移先ごとに計測できます。ただし、カスタムCVタグの数値はデイリーレポートのCV値には合算されません(出典:Squad beyondのタグでCV以外を計測する|Squad beyond FAQ)。

7-3. CVポストバックで媒体にCVを返す

Squad beyondで計測したCVを、広告媒体に送る(ポストバックする)こともできます。管理画面での設定が必要な媒体として、Meta広告(CV・MCV)のほか、Google(サーチ・ディスプレイ)広告、Yahoo!(サーチ・ディスプレイ)広告、TikTok、LINE、X(これらはCV)などが挙がっています(出典:Squad beyondのCVを反映できる広告媒体|Squad beyond FAQ)。ポストバック機能は、クッキー規制の影響を受けずにCVデータが取れること、媒体と連携することで広告の最適化の精度を保つ・向上させることがメリットとして挙げられています(出典:CV計測連携(ASP連携)、広告連携、ポストバック機能の違いについて|Squad beyond FAQ)。

注意点として、LPにアクセスしたときに媒体のCLICK IDが付いていない、または削除された状態でCVに至った場合は、媒体にCVを返せません(出典:広告媒体とSquad beyondのCV数の乖離について)。Metaでは、Squad beyondが発行する squadbeyond_uid をMetaピクセルの eventID とポストバックの event_id の両方に使うと、Meta側で同じイベントと判定されて重複が除外されます(出典:Meta広告CVポストバック時のピクセル計測との重複除外について|Squad beyond FAQ)。Google広告へはCVを反映でき、MCVの反映は現状できないとされています(出典:Google広告にSquad beyondのCVを反映する|Squad beyond FAQ)。

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8. コンバージョンについてよくある質問

Q. コンバージョンとCVは同じ意味ですか?

同じ意味です。CVはコンバージョン(conversion)の略として使われています。ただし、同じ「コンバージョン」でも媒体ごとに中身が違います。Google広告では入札とレポートに使うアクション、GA4では重要な行動を「キーイベント」と呼び、そのうち広告の測定と入札に使うものを「コンバージョン」と呼び分けています。Metaではピクセルなどで送る「イベント」が成果のもとになります。報告するときは、どの媒体のどの数字かを添えると誤解を防げます。

Q. GA4で「コンバージョン」が見つからないのはなぜですか?

GA4では、ビジネスの成果にとって重要なアクションを測るイベントを「キーイベント」と呼ぶようになり、「コンバージョン」は広告キャンペーンの測定と入札の最適化に使うアクションを指すようになったためです。以前のコンバージョンにあたる数字は、多くのレポートの [キーイベント] 列で確認できます。Google広告のコンバージョンはGA4の標準レポートには表示されず、[広告] セクションで評価します。キーイベントは標準プロパティで最大30個まで設定できます。

Q. CVポイントは1つに絞るべきですか?

入札に使う「メイン」は、購入完了や申し込み完了のような最終成果に絞るのが基本です。Google広告のヘルプも、ファネル下流のアクションのみをメインにするよう案内しています。一方、途中の行動を観察すること自体は有効で、サブのアクションやGA4のキーイベントとして記録しておけば、どこで離脱しているかを見られます。Squad beyondでは計測機能付きリンクのクリックが自動でMCVとして記録されるので、LPのどの導線が最終成果につながっているかを、CVと並べて確かめられます。

Q. 広告の管理画面とGA4でCV数が合わないのは異常ですか?

異常とは限りません。Google広告のメインのコンバージョンの列はクリックした日時で数え、GA4のキーイベントのレポートとはアトリビューション モデルや計測期間、カウント方法が違うことがあります。Google広告のヘルプには、アトリビューション モデルの違いで最大20%の差異が生じることがあると書かれています。比べるときは、Google広告の [コンバージョン(コンバージョンの日時別)] 列を使うなど、日付の基準と列をそろえてから比べてください。

Q. ビュースルーCVやオフラインCVもコンバージョンに含まれますか?

媒体と列によって違います。Google広告では、ビュースルー コンバージョンはメインの [コンバージョン] 列から除外され、[すべてのコンバージョン] 列に含まれます。来店や電話のように広告の後でオフラインで起きた成果は、ファイルやAPIでアップロードしてコンバージョンとして扱えます。どちらも「サイトのタグが記録したCV」とは別の経路の数字なので、合計して報告するときは、どの経路の数字を含めたかを明記しましょう。LPで計測したCVを媒体に返す仕組みとしては、Squad beyondのCVポストバックもあります。

Q. サンクスページがLPと別のドメインでも計測できますか?

計測の方法によります。Squad beyondのFAQでは、ブラウザの仕様変更により、LPとサンクスページのドメインが異なる場合に、CVタグでCVが計測されない場合があると案内されています。推奨されている対応は、LPと同じドメインのサンクスページに変えるか、計測ツールやカートとの連携による計測に切り替えることです。媒体のタグについても、媒体ごとにクロスドメインの扱いが違うため、それぞれのヘルプで確認したうえで計測テストを行ってください。

9. まとめ

  • コンバージョン(CV)は、広告やサイトで成果として数える行動。Google広告では、パフォーマンスの測定と入札戦略の最適化に使うアクションと定義されている
  • Google広告はメイン([コンバージョン]列・入札に使う)とサブ([すべてのコンバージョン]列)、GA4は「イベント → キーイベント → コンバージョン」、Metaはイベントとカスタムコンバージョンで成果を扱う
  • CVポイントは、最終成果をメインにし、途中の行動はサブやキーイベントで観察する。カウント方法(すべて/1回)も成果の性質で決める
  • 計測はタグとCookie、サーバー連携やアップロードで行われる。同じ成果を2つの経路で送ると重複しやすい
  • Google広告はクリック日基準、Metaは広告マネージャとイベントマネージャで数え方が違うなど、数字がずれる理由は仕組みの違いにある

CVの定義をそろえることは、広告の自動入札とLP改善の両方の土台になります。LPで計測したCVをレポートで比べ、媒体にも返す運用には、Squad beyondのCV計測とCVポストバックが使えます。

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