サンクスページのデザイン10例|業種別の作り方とCV後の活用法
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「フォームから問い合わせが入った瞬間に、サンクスページが『お問い合わせありがとうございました』だけで終わっている」——もしそれが自社サイトの状態だとしたら、ユーザーがもっとも前のめりになっている瞬間を、毎回そのまま見送ってしまっているかもしれません。
サンクスページは、ユーザーが広告→LP→フォームをくぐり抜けた直後に必ず通る、ファネル上もっとも温度が高い接点です。設計次第で、追加購入・SNSシェア・レビュー・LINE登録など、次の打ち手を一気に積み重ねられます。
この記事では、サンクスページのデザイン事例10選を業種別パターンで紹介しながら、成果につながる構成パーツ、避けたいNG例、WordPress/LPツール別の実装方法、そしてサンクスページから次の施策につなぐ運用設計までを解説します。
目次
1. サンクスページとは
1-1. サンクスページの定義と位置づけ
サンクスページとは、ユーザーが購入・問い合わせ・資料ダウンロード・予約・会員登録などのコンバージョン(CV)を完了した直後に表示されるページのことです。
完了画面、コンバージョンページ、サンクスメッセージなどと呼ばれることもあります。
役割としては、まずユーザーに「正しくアクションが完了した」という事実を伝える通知です。そのうえで、次にとってほしい行動を提示するための場所でもあります。
1-2. LP・フォーム・サンクスページの関係
Web上のCV導線は、おおまかに「LP → 入力フォーム → サンクスページ」という3ステップで設計されます。
- LP:商品やサービスの価値を伝えてCVを促すページ
- フォーム:氏名・連絡先・購入情報などを入力する画面
- サンクスページ:CVが完了した直後に表示される完了画面
サンクスページは、LPやフォームと違って「離脱しても直接の機会損失にはなりにくい」と考えられがちですが、実際にはここでの体験設計が、リピート購入・口コミ・追加CVに直結します。
1-3. なぜいま「サンクスページのデザイン」が重要視されているのか
サンクスページが改めて重視されている背景には、いくつかの要因が重なっています。
- 広告単価の上昇により、1人あたりからどれだけの行動を引き出せるかがより重要になっている
- 売上を伸ばすうえで、初回購入だけでなくLTV(顧客生涯価値)を高める考え方が定着してきた
- SNSや口コミがCVに与える影響が大きく、完了直後のシェア導線が見込み顧客の獲得効率を変える
- 計測タグやCRM連携の起点として、正確に完了状態を捉えるための専用ページが必要になっている
「ありがとうございました」とだけ書かれた1枚の白い画面で済ませてしまうのは、これらの機会をすべて手放しているのと同じ意味になります。
2. サンクスページの役割3層

サンクスページの役割は、便宜的に3つの層に分けて考えると整理しやすくなります。
下の層が満たされて初めて、上の層が機能します。
第1層:CV完了を正しく伝える「通知層」
もっとも基本的で、もっとも外せないのが「アクションが完了したことを伝える」役割です。ユーザーは、自分が押したボタンの結果に少なからず不安を持っています。
- 申し込みは本当に送れたのか
- クレジットカードはきちんと処理されたのか
- 連絡はいつ・どんな方法で来るのか
これらが解消されないまま次の行動を促しても、ユーザーは動きません。完了したという事実、次に何が起きるか、いつまでに何が届くかを、はっきり書くことが第1層の役割です。
第2層:次の行動を促す「CVR/単価層」
通知層が満たされた次は、「いま動いてくれたユーザーに、もう一歩先に進んでもらう」設計です。
- 関連商品の提示でクロスセル
- 上位プランへのアップセル
- 別カテゴリ商品のレコメンド
- 紹介プログラムや友達招待
ここで設計を間違えると、第1層を毀損して「結局買えたのか分からない」と感じさせてしまうため、強度のかけ方には注意が必要です。
第3層:ブランド体験を高める「リピート層」
その上の層は、長期の顧客関係をつくる役割です。
- SNSシェアやUGCの誘発
- レビュー・口コミ依頼
- メルマガ・LINEなど継続接点への誘導
- 使い方ガイドやコミュニティの紹介
リピート層は、その場の売上には直接効きにくい一方で、LTVや口コミ経由の新規CVに効きます。広告依存度を下げたい事業ほど、ここの設計に投資する価値があります。
3. 業種別 サンクスページデザイン事例10選
ここからは、業種・CV種別ごとに、よく見るサンクスページのデザインパターンを10例紹介します。自社の事業形態に近い型を見つけて、構成要素を組み合わせる出発点にしてください。
3-1. EC通販|購入完了+アップセル提案型
「ご注文ありがとうございます」「注文番号」「配送予定日」をファーストビューに置き、その下に「一緒に買われている商品」や「あと◯円で送料無料」などのクロスセル枠を配置するタイプです。
- デザインのポイント:完了情報をカード状にまとめ、その下のレコメンド枠と視覚的に区切る
- 注意点:レコメンド枠を強くしすぎると「買えたのか分からない」と感じさせ、サポート問い合わせを増やしてしまう

3-2. D2C定期通販|初回フォロー&使い方ガイダンス型
定期コースの初回購入後に表示されるタイプです。「商品が届くまでの流れ」「使い方動画」「2回目以降のスキップ・解約方法」を提示し、定期解約率の低下を狙います。
- デザインのポイント:タイムライン形式で「いつ何が届くか」を1枚絵で見せる
- 注意点:解約方法を分かりにくく書くと、後のクレームに直結するため、隠さず明示する

3-3. アパレルEC|SNSシェア&コーデ提案型
「#ブランド名で投稿してね」というUGC誘導と、「このアイテムに合わせるコーデ」のレコメンドを並べたタイプです。購入直後の高揚感をシェアにつなげます。
- デザインのポイント:自社のSNSアカウントを1つに絞って誘導する(複数並べると分散する)
- 注意点:ハッシュタグだけ提示しても投稿は増えにくい。投稿例の写真を一緒に見せる
3-4. 化粧品・サプリ|定期同梱物の説明型
化粧品やサプリの初回購入後に、「同梱されるパンフレット」「使用ステップ」「肌・体調に合わなかったときの相談窓口」を案内するタイプです。
- デザインのポイント:開封したときの体験を写真で再現し、安心感を作る
- 注意点:効果を断定する表現は薬機法上のリスクがあるため、表現は事前にチェックする
3-5. BtoBリード獲得|営業日連絡+関連資料DL型
問い合わせフォームの完了直後に、「◯営業日以内に担当者から連絡」「担当部署のメールアドレス」「より深く知りたい人向けの追加資料DL」を並べたタイプです。
- デザインのポイント:返答までの時間軸とリードタイムを冒頭に明示する
- 注意点:追加資料DLを多く並べすぎると、肝心の問い合わせ後の体験が薄まる。1〜2点に絞る

3-6. ホワイトペーパーDL|関連コンテンツ回遊型
資料ダウンロード後に、「同じテーマで読まれている記事」「関連ホワイトペーパー」「セミナー案内」を提示するタイプです。
- デザインのポイント:DLファイルの保存場所(メール送付か、その場でDLか)を最初に伝える
- 注意点:別資料への横展開ばかりに偏ると、最初の資料を読んでもらえないまま終わる

3-7. ウェビナー申込|カレンダー追加&事前リマインド型
ウェビナー申込完了後に、「カレンダー追加ボタン」「当日のZoom/配信URLの案内」「事前アンケート」を並べたタイプです。
- デザインのポイント:Google/Outlookなど主要カレンダーへのワンクリック追加導線を置く
- 注意点:当日の参加URLは別途メールでも送る前提で書く。サンクスページにだけ載せると失念される
3-8. 予約・来店申込|利用までの準備案内型
サロンや店舗予約、サービス申込が完了したあとに、「来店前に準備するもの」「アクセス情報」「キャンセル・変更方法」を案内するタイプです。
- デザインのポイント:地図と所要時間を画面内で完結させ、初めてのユーザーの不安を消す
- 注意点:キャンセルポリシーは小さく載せると後でトラブルになる。読みやすい大きさで明示する
3-9. アプリインストール|QR+初回特典付与型
Web経由でアプリ会員登録した直後に、「アプリインストール用QR」「初回ログイン特典」「使い方の30秒動画」を提示するタイプです。
- デザインのポイント:iOS/Androidをデバイス自動判定して該当ストアに飛ばす
- 注意点:特典を強調しすぎて、肝心のインストール導線が埋もれないようにする
3-10. SaaS無料トライアル|オンボーディング動画+サポート案内型
無料トライアル登録の完了後に、「最初に試すべき3ステップ」「オンボーディング動画」「サポート窓口」を並べたタイプです。
- デザインのポイント:最初の成功体験までの導線を、画面内で完結させる
- 注意点:機能紹介を網羅すると離脱する。最初に体験してほしい1つのアクションを目立たせる

10例を通して見えてくるのは、「サンクスページは業種ごとに役割の重心が違う」ということです。EC通販ではアップセル、BtoBではリードタイムの安心、SaaSではオンボーディングが中心になります。自社のCV種別が、どのパターンにもっとも近いかを起点に考えると設計しやすくなります。
4. 成果が出るサンクスページの構成パーツ

10例を支えている共通の構成パーツを、7つに整理します。すべてを盛り込む必要はなく、CVの種類に応じて取捨選択してください。
1. ファーストビュー:完了の事実と安心感
- もっとも上に置くべきは「何が完了したか」「次に何が起きるか」の2点です。
注文番号、受付番号、連絡予定日など、ユーザーが事後に確認したくなる情報をこの位置にまとめます。
2. ネクストアクション(メイン1つに絞る)
- サンクスページでもっとも避けたいのが、ネクストアクションを並列に並べてしまうことです。アップセル、SNSシェア、メルマガ登録、レビュー依頼を同じ強度で並べると、ユーザーはどれも選びません。
「いまこのページで一番してほしい行動はどれか」を事業判断として決め、それを1つだけ強調する設計が成果につながりやすくなります。
3. アップセル・クロスセルブロック
- EC・SaaSで効きやすいパーツです。
商品レコメンド、上位プラン、関連オプション、まとめ買い割引などを配置します。
第1層の通知と視覚的に分離し、「この下からは別パートだ」と分かる構造にします。
4. SNSシェア・口コミ導線
- アパレルや体験型サービス、エンタメ系で効きやすいパーツです。
ハッシュタグ・投稿テンプレート・投稿例の写真をセットで提示すると、投稿率が上がりやすくなります。
5. レビュー/アンケート依頼
- レビューは、購入直後ではなく到着後・利用後のタイミングで依頼するのが基本ですが、サンクスページでは「後日アンケートに協力するとクーポンがもらえる」など、後続の動線への布石を打てます。
6. LINE・メルマガ・会員登録
- 「次に広告費を払わずに接触する手段」を確保するパーツです。
すでにメール会員のユーザーには出し分けるなど、CRMと連携した制御が望ましい構成です。
7. サポート/問い合わせ導線
- 不安が残っているユーザーへの保険として、サポート窓口、FAQ、ヘルプセンターへのリンクを置きます。
下部に控えめに置くのが基本ですが、高額商品や法人契約では上部に置くケースもあります。
サンクスページの構成パーツは、LPの構成パーツと考え方が共通しています。LP全体の構成設計を見直したい場合は、LPOの基本と実践方法を解説した記事も合わせて参考にしてください。
5. やってはいけないNG例

成果につながりにくいサンクスページに共通するNGパターンを5つ紹介します。
5-1. 「ありがとうございました」だけで終わっている
もっとも多いパターンです。完了通知としては成立していても、ユーザーが温まっている瞬間を活かせていません。
最低でも、次の行動の選択肢を1つは提示してください。
5-2. アップセルを詰め込みすぎて体験を損ねる
逆方向の失敗です。完了情報よりも「もう1つ買いませんか」が目立つレイアウトは、初回購入の満足度を下げます。結果としてレビュー評価やリピート率に跳ね返ります。
「いま完了したCVを毀損してまで取りに行く価値があるか」を、毎回判断軸にしてください。
5-3. モバイルで導線が崩れている
PCで見たときに整っていても、モバイルでネクストアクションが画面外に追いやられているケースは少なくありません。
サンクスページの大半はモバイルで見られるため、スマホ縦持ち1スクロール以内にメインのネクストアクションが収まる設計が基本です。
5-4. CV計測タグが正しく入っていない
サンクスページはCV計測の発火タイミングとして使われることが多いページです。
- Google Analytics(GA4)のCVイベント
- 広告媒体のCVタグ
- CRM・MAツールへのデータ送信
これらが正しく動いていないと、広告運用のすべてのKPIが歪みます。デザインを変えるたびに、計測の発火確認も合わせて行うことが必須です。
5-5. LPと世界観がチグハグでブランド体験を毀損する
LPは作り込まれているのに、サンクスページだけテンプレートそのままでブランド要素が消えているケースです。色・フォント・ロゴ・トーン&マナーを揃えるだけで、ブランド体験の連続性が大きく変わります。
6. WordPress/LPツール別の実装方法

サンクスページの実装方法は、使っているCMSやLPツールによって変わります。代表的な4パターンを整理します。
6-1. WordPressで実装する場合
WordPressでフォームを設置している場合、Contact Form 7、WPForms、Formidable Forms などのフォームプラグインで、送信後の遷移先URLを指定できます。
実装の流れは大きく次のようになります。
- 通常の投稿または固定ページとしてサンクスページを作成する
- フォーム送信後のリダイレクト先として、そのページのURLを指定する
- サンクスページ側で計測タグの発火(GA4イベント、媒体タグ)を設定する
- 検索エンジンにインデックスされないよう
noindexを設定する
WordPress自体のLP運用については、WordPressでLPを作って運用する方法を解説した記事で詳しくまとめています。
6-2. ノーコードLPツール(ペライチ/STUDIO等)で実装する場合
ペライチやSTUDIOのようなノーコードLPツールでも、フォーム送信後の遷移先ページを別途作成し、URLを指定する形が基本です。
- フォーム機能を持つツールであれば、サンクスページ用のページを別途作って指定する
- 外部フォーム(Googleフォーム等)を埋め込む場合、遷移先設定が制限されるため、独自ドメインのサンクスページを用意するのが望ましい
ノーコードツールは立ち上げが速い一方で、計測タグの設置自由度が低いケースがあるため、CV計測の発火確認は丁寧に行ってください。
6-3. LP最適化プラットフォームで実装する場合 - Squad beyond活用

LP・フォーム・サンクスページを一気通貫で運用するために、専用のLP最適化プラットフォームを使う選択肢もあります。
Squad beyondでは、LP→フォーム→サンクスページまでをひとつのファネルとして管理し、各ステップでの離脱率を見ながら改善できます。
サンクスページのABテスト、CV計測タグ、CRM/MAとのデータ連携もまとめて運用できるため、デザインの差し替えと効果計測のサイクルを早く回したい運用に向いています。
6-4. 自社CMS/ヘッドレス構成で実装する場合
自社開発のCMSやヘッドレス構成の場合、サンクスページは通常のページコンポーネントとして実装します。設計時には、次の3点を仕様として明文化しておくと運用が楽になります。
- CV種別ごとに表示内容を出し分けるための条件分岐
- 計測タグの発火ロジック(重複発火を防ぐ)
- AB配信のハンドリング(パラメータ/クッキー基準)
7. サンクスページから次の打ち手につなぐ運用設計

サンクスページは「作って終わり」のページではありません。継続的に改善し、次の施策につなぐための設計が必要です。
7-1. KPIを「完了到達」だけにしない
サンクスページの主要KPIを「サンクスページ到達数=CV数」だけに置くと、ページ自体を改善する動機が生まれません。
そこで、サンクスページ自身の貢献を測るための副KPIを併設します。
- アップセルブロックのクリック率/追加CV率
- SNSシェアボタンのクリック率
- メルマガ・LINE登録の発生率
- 関連記事・関連商品への遷移率
副KPIを置くことで、「サンクスページ単体での貢献額」が見えるようになります。
7-2. ABテストで継続改善する
サンクスページは、LPほど大胆な構成変更を要求されない一方で、コピー・レイアウト・CTAボタンの色・並び順など、小さな改善が積み上げやすい領域です。
ABテストの基本的な進め方は、ABテストで最適なLPをつくる方法をまとめた記事が参考になります。サンクスページにもそのまま応用できます。
7-3. CRM/MAと連携してフォロー設計に組み込む
サンクスページ到達は、CRM/MA側でセグメントを切るための起点になります。
- 初回購入完了 → 2回目購入を促すステップメール
- 資料DL完了 → ナーチャリング配信に組み込み
- 問い合わせ完了 → インサイドセールスへの自動連携
サンクスページのデザイン改善と並行して、後続のメール・LINE・コール設計まで含めて初めて「サンクスページの活用法」が完成します。
7-4. サンクスページの示唆をLP改善にフィードバックする
サンクスページに置いた副KPIや、アップセルブロックでの反応は、LP本体の改善にも示唆を与えてくれます。
たとえば、サンクスページのアップセルで関連商品Aの反応が極端に高いのであれば、それはLP段階でA併売を提示するヒントになります。サンクスページを「ファネルの終点」ではなく、「次のLP改善のための情報源」として位置づけると、CV後の活用範囲が広がります。
CVR改善の全体像については、CVRの改善方法7選を解説した記事も合わせてご覧ください。
8. サンクスページデザインに関するよくある質問
Q. サンクスページとは何ですか?
A. ユーザーが購入・問い合わせ・資料ダウンロード・会員登録などのコンバージョンを完了した直後に表示されるページのことです。完了通知だけでなく、次の行動を促す導線や、ブランド体験を高める要素を組み込むことで、CVR・LTV・口コミ獲得につながる役割を持ちます。
Q. サンクスページの役割は何ですか?
A. 大きく3層に分かれます。第1層はCV完了を正しく伝える「通知層」、第2層はアップセル・クロスセルなどで追加行動を引き出す「CVR/単価層」、第3層はSNSシェア・レビュー・メルマガ登録などで長期の顧客関係を作る「リピート層」です。下の層が満たされて初めて上の層が機能します。
Q. サンクスページのABテストは、何を変えるところから始めればよいですか?
A. まずはネクストアクションの「内容」と「並び順」から検証することをおすすめします。
色やコピーの微調整よりも、提示するCTAそのものを変えるほうが、結果に差が出やすい傾向があります。
アップセル/SNSシェア/メルマガ登録など、複数の候補のうち「いま事業として一番伸ばしたい行動」を1つに絞り、それを目立たせるパターンと、現状のパターンを比較するところから始めます。
Q. サンクスページのデザインはどう改善すればいいですか?
A. 「サンクスページ到達数」だけでなく、ページ自身の貢献を測る副KPI(アップセルブロックのクリック率、SNSシェア率、メルマガ登録率など)を設けたうえで、ABテストでネクストアクションの内容・並び順から検証していきます。CRM/MA連携やLP本体改善へのフィードバックまで含めて運用設計すると、CV後の活用範囲を広げられます。
9. まとめ|サンクスページは"終わり"ではなく"始まり"
サンクスページは、長らく「CVの後処理ページ」として扱われてきましたが、実際にはユーザーがもっとも前のめりになっている瞬間を引き受ける、ファネル上の重要な接点です。
- まず「通知層」として完了を正しく伝える
- 次に「CVR/単価層」でその場の追加行動を引き出す
- そのうえで「リピート層」で長期の顧客関係をつくる
この3層の優先順位を間違えなければ、業種ごとのデザイン事例10例で見たように、サンクスページの設計次第でアップセル・口コミ・リピートまでをつなげていけます。
そして、サンクスページは作って終わりではなく、KPI設計・ABテスト・CRM連携・LPへのフィードバックまで含めて運用すべきページです。CV後の体験をどう設計するかは、これからの広告運用・CRM施策の成果を分けるテーマになっていきます。自社のサンクスページが「ありがとうございました」だけで終わっていないか、今日のうちに一度開いて確かめてみてください。
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