セッションとは|GA4での数え方とPV・ユーザー数の違い
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GA4のレポートを開くと、「セッション」「ビュー」「ユーザー」と似た数字が並んでいて、どれを報告に使えばよいのか迷う。LP計測ツールのPVとGA4のセッション数を並べたら数字が合わず、どちらが正しいのか説明できない。こうした場面に心当たりのある方は多いのではないでしょうか。
「セッション」という言葉は通信やログインの用語としても使われますが、この記事で扱うのはアクセス解析(GA4)のセッションです。GA4では、セッションはユーザーがサイトを操作している時間のまとまりを指し、セッション数は「訪問の回数」にあたります。
この記事では、Googleのアナリティクス ヘルプ(2026年10月27日時点の記載)をもとに、セッションが始まる条件と終わる条件、セッション数とPV(ビュー)・ユーザー数の違い、LP計測ツールの数字とGA4のセッション数が別物になる理由をまとめます。
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目次
1. セッションとは|アクセス解析での意味
1-1. GA4の定義は「ユーザーがサイトを操作する時間」
GA4のヘルプでは、セッションを「ユーザーがウェブサイトまたはアプリケーションを操作する時間」と定義しています(出典:アナリティクスのセッションについて|アナリティクス ヘルプ)。1回の訪問の中でページをいくつ見ても、操作が続いている間は1つのセッションとしてまとめられます。
1-2. セッション数は「開始されたセッションの数」
指標としての「セッション」は、ウェブサイトまたはアプリで開始されたセッションの数です(出典:アナリティクスのディメンションと指標|アナリティクス ヘルプ)。GA4は、ユニークなセッションIDの数を推定することでセッション数を算出しています(出典:アナリティクスのセッションについて)。
広告の成果を見るときに、どの指標を何のために見るかの全体像は「広告効果測定とは|主要指標と媒体別の測定方法を解説」で整理しています。
2. GA4でセッションが始まるとき・終わるとき
2-1. 始まり:アクティブなセッションがないときにページを表示する
GA4では、ユーザーがアプリをフォアグラウンドで開いたとき、または現在アクティブなセッションがないとき(以前のセッションがタイムアウトした場合など)にページやスクリーンを表示したときに、セッションが開始されます(出典:アナリティクスのセッションについて)。
セッションが始まると、session_start イベントが自動的に収集され、セッションID(ga_session_id)とセッション番号(ga_session_number)が作られます。セッション番号は、そのユーザーが現在のセッションまでに開始したセッションの数です。また、session_start イベントには、GCLIDパラメータ、UTMパラメータ、参照URLなど、そのセッションがどこから来たかを決める情報が含まれます(出典:同上)。
2-2. 終わり:30分間操作がなければタイムアウト
デフォルトでは、30分間操作がなければセッションは終了(タイムアウト)します。セッションの継続時間に制限はありません(出典:アナリティクスのセッションについて)。つまり、操作が続く限りセッションは長くても1つのままで、30分以上操作が空いたあとに戻ってくると、新しいセッションとして数えられます。
ウェブのタイムアウトは変更できます。[管理] で [データ ストリーム] を選び、ウェブデータ ストリームを選んで [タグ設定を行う] を開き、[すべて表示] から [セッションのタイムアウトを調整する] を選びます。ここでタイムアウトを時間と分で設定できるほか、エンゲージメント セッションとみなすまでの秒数も調整できます(出典:同上)。デフォルトはタイムアウトが30分、エンゲージメント セッションのしきい値が10秒です(出典:Google タグ設定を指定する|アナリティクス ヘルプ)。
2-3. 日付が変わっても、別の広告から戻っても切れない
旧バージョンのユニバーサル アナリティクス(UA)では、深夜0時をまたいだときや、新しいキャンペーンパラメータが検出されたときにも新しいセッションが始まりました。GA4のセッションは、深夜0時になったときや新しいキャンペーンパラメータが検出されたときも再開されません(出典:[UA]指標の比較: Google アナリティクス とユニバーサル アナリティクス|アナリティクス ヘルプ)。
広告運用の場面に置き換えると、ある広告からLPに来たユーザーが、30分以内に別の広告を経由して戻ってきても、GA4では同じセッションの続きとして扱われます。UAの感覚で「流入元が変わったら別の訪問」と考えていると、セッション数の読み方を誤ります。

3. セッション数・PV(ビュー)・ユーザー数の違い
3-1. 3つの指標は「何を1と数えるか」が違う
GA4でよく並べて見る3つの指標は、数える単位が違います。
| 指標 | 何を1と数えるか | GA4ヘルプの定義(要点) |
|---|---|---|
| セッション | 1回の訪問 | ウェブサイトまたはアプリで開始されたセッションの数 |
| ビュー(PV) | 1回のページ表示 | ユーザーが閲覧したウェブページ(アプリはスクリーン)の数。同じページが繰り返し表示された場合も集計 |
| ユーザー(アクティブ ユーザー) | 1人のユーザー | サイトまたはアプリにアクセスした個別のユーザーの数。レポートでは「ユーザー」と表示される |
出典:アナリティクスのディメンションと指標|アナリティクス ヘルプ
GA4のヘルプでは、ページビューにあたる指標を「ビュー」と呼び、ページビューとスクリーンビューの組み合わせとしています(出典:[UA]指標の比較)。この記事では、ウェブサイトの話に限ってビューをPVと呼びます。ウェブの page_view イベントは、ページが読み込まれるたびに収集されます(出典:自動的に収集されるイベント|アナリティクス ヘルプ)。
3-2. 説明用の数字で数えてみる
説明用の数字で確かめます。あるユーザーが朝10時に広告からLPに来て、LP→料金ページ→申込ページの3ページを見て離れました。同じ日の夜9時に、検索から戻ってきてLPを1ページだけ見ました。
- ユーザー:同じ人なので1
- セッション:朝と夜の間に30分以上の空きがあるので2
- PV(ビュー):3 + 1 = 4
GA4には、この関係をそのまま表す「セッションあたりのページビュー数」という指標もあり、(screen_view イベント + page_view イベント)÷ 合計セッション数で計算されます(出典:アナリティクスのディメンションと指標)。この例のウェブだけで計算すると、4 ÷ 2 = 2です。

3-3. 「ユーザー」にも種類がある
GA4のユーザー指標には、合計ユーザー数、アクティブ ユーザー数、新規ユーザー数、リピーターがあります。合計ユーザー数は指定した期間にイベントをトリガーしたユニークユーザーの数で、アクティブ ユーザー数はエンゲージメント セッションが発生したユーザーなど、一定の条件を満たしたユーザーの数です(出典:[GA4]ユーザーに関する指標を理解する|アナリティクス ヘルプ)。レポートに「ユーザー」と表示されているのはアクティブ ユーザーです(出典:アナリティクスのディメンションと指標)。報告書でユーザー数を書くときは、どちらの指標かを添えておくと誤解を防げます。
3-4. セッションの「質」を見るエンゲージメント セッション
セッション数は訪問の回数なので、すぐに離れた訪問も1と数えます。そこでGA4には、10秒以上継続する、キーイベントが発生する、ページビューまたはスクリーンビューが2回以上発生する、のいずれかを満たすセッションを「エンゲージメント セッション」として数える指標があります。セッションのうちエンゲージメント セッションの割合がエンゲージメント率で、その反対が直帰率です(出典:[GA4]エンゲージメント率と直帰率|アナリティクス ヘルプ)。
4. LP計測ツールのPV・UUとGA4のセッション数が別物になる理由
LP計測ツールのPVやUU(ユニークユーザー)と、GA4のセッション数は、名前が似ていても数えているものが違います。ここではSquad beyondを例に、公式FAQに書かれた定義と並べて違いを整理します。
4-1. 数える単位が違う
Squad beyondのPVは「Versionが閲覧された回数」、UUは「beyondページを訪れた固有の人の総数」です。UUは、A・B・Cの3人が計測期間中に何回訪問しても3人と数えます(出典:レポートの指標①(CTR・CVR・CTVR)|Squad beyond FAQ、UU(ユニークユーザー)数を確認する|Squad beyond FAQ)。
PVはページを表示した回数、GA4のセッションは訪問の回数です。同じ人が30分以内にLPを再読み込みすると、表示の回数は増えますが、GA4のセッションは1つのままです。Squad beyondのFAQにも、ページでリロードされた分のPVが多くカウントされることがあると書かれています(出典:広告媒体のCLICK数とSquad beyondのPV数の乖離について|Squad beyond FAQ)。PVとセッション数を同じものとして比べないことが出発点です。
4-2. タグの位置で、数えられる訪問が変わる
GA4のタグがページの下のほうにあると、ページのデザインが表示されるまで計測が始まらず、読み込み途中で閉じたユーザーを訪問者として数えられない可能性があります。Squad beyondのFAQは、GoogleアナリティクスのタグをVersion編集画面の「タグ設定」内の「JavaScript head」のなるべく上部に置くよう案内しています(出典:Googleアナリティクスのタグ設置場所はどこですか?|Squad beyond FAQ)。タグの位置は、LPに来た訪問がGA4に記録されるかどうかに関わります。
4-3. bot(自動アクセス)を除く基準が違う
GA4は、既知のbotやスパイダーによるトラフィックを自動的に除外しています。識別には、Googleの調査とIAB(Interactive Advertising Bureau)が管理するリストを組み合わせて使い、除外をオフにしたり、除外された量を確認したりすることはできません(出典:既知の bot トラフィックの除外|アナリティクス ヘルプ)。Squad beyondも、botと判断したアクセスをPVのカウントから除外しています(出典:広告媒体のCLICK数とSquad beyondのPV数の乖離について)。どちらも除外していますが、判定の基準は同じではないため、数字は一致しません。
4-4. 関係者の確認アクセスが混ざる
公開前後に関係者がLPを開くと、その分も計測されます。Squad beyondでは、プレビューではなく直接URLにアクセスしてページを確認するとPVにカウントされます(出典:広告媒体のCLICK数とSquad beyondのPV数の乖離について)。GA4では、特定のIPアドレスからのアクティビティを内部トラフィックとして除外できます。設定にはプロパティ単位の編集者ロールが必要で、データフィルタはプロパティごとに10個まで作れます。除外フィルタを適用すると、除外されたデータはあとから使えなくなる点に注意が必要です(出典:内部トラフィックの除外|アナリティクス ヘルプ)。
LPのどの指標を見て改善するかは「LP分析で押さえておくべき5つの指標|陥りがちな失敗や具体的な分析方法も解説」も参考にしてください。
5. セッションの数え方でよくある失敗例
5-1. 失敗例1:セッション数を「訪れた人数」として報告する
症状:GA4のセッション数を「LPに来た人の数」として報告すると、同じ人が日を改めて何度か訪れた分まで別の人として数えた報告になる。リピートの多い商材ほど、実際の人数より大きな数字が社内に伝わる。
原因:セッションは訪問の回数で、30分以上操作が空くと同じ人でも新しいセッションになります(出典:アナリティクスのセッションについて)。人数を表すのはユーザー指標で、セッション数とは別に用意されています。
対策:人数を伝えたいときは「ユーザー(アクティブ ユーザー)」、訪問の回数を伝えたいときは「セッション」と書き分けます。報告書の表には指標名をGA4の表記のまま載せ、どちらの数字かが読み手に分かるようにします。
回避策:レポートのテンプレートに、セッション・ユーザー・PV(ビュー)の3つを並べた欄を最初から作っておきます。3つの比率(1ユーザーあたりのセッション数など)が急に変わったときは、計測の設定が変わっていないかを先に確かめる手順にしておくと、読み違いを防げます。
5-2. 失敗例2:GA4のタグがページ下部にあり、離脱した訪問が数えられない
症状:LPのGA4タグをページの下のほうに置いたまま広告を配信すると、読み込み途中で閉じた人がGA4に記録されず、LP計測ツールのPVとGA4のセッション数の差が大きくなる。
原因:タグが下にあると、ページのデザインが表示されるまで計測が始まらず、読み込み途中で閉じてしまったユーザーを訪問者としてカウントできない可能性があります(出典:Googleアナリティクスのタグ設置場所はどこですか?)。
対策:GA4のタグを、ページの head 内のなるべく上部に移します。Squad beyondでは、Version編集画面の「タグ設定」内の「JavaScript head」の上部が案内されている置き場所です。移したあとは、変更した日をメモしておき、その日をまたいだ比較では差を割り引いて読みます。
回避策:LPを公開する前の確認項目に「GA4タグがhead内の上部にあるか」を入れておきます。新しいLPを既存のLPの複製から作る場合も、元のLPのタグ位置が正しいかを一度見直してから複製すると、誤った位置が広がりません。
5-3. 失敗例3:関係者の確認アクセスが配信初日の数字に混ざる
症状:公開前後に制作・運用の関係者が本番URLを何度も開くと、配信初日のPVやセッションが実際の広告流入より多くなり、初日のCVRやCTVRが低く見える。
原因:Squad beyondでは、プレビューではなく直接URLにアクセスするとPVにカウントされます(出典:広告媒体のCLICK数とSquad beyondのPV数の乖離について)。GA4でも、内部トラフィックを除外する設定をしていなければ、社内からのアクセスはそのまま計測されます(出典:内部トラフィックの除外)。
対策:Squad beyondではページの確認にプレビュー機能を使い、社内のアクセスはレポート除外機能(β版)でIPアドレスを指定して除外します(出典:レポート除外機能β|Squad beyond FAQ)。GA4では内部トラフィックの定義とデータフィルタを設定します。
回避策:配信開始前に、両方のツールで社内のIPアドレスを除外しておきます。GA4の除外フィルタは適用後に除外したデータを戻せないため、まず内部トラフィックを識別する設定だけを入れ、計測されている内容を確かめてからフィルタを有効にする順番にすると安全です。
6. Squad beyondでLPのPV・UUとGA4のセッションを分けて見る
GA4のセッションはサイト全体の訪問を見るのに向いていて、LPの改善には、Versionごとの表示と成果を見る指標が向いています。Squad beyondでは、公式FAQに書かれた次の方法でLPの数字を確認できます。
6-1. VersionごとのPV・Click・CVとCTVRを見る
Squad beyondのレポートでは、Versionが閲覧された回数(PV)、計測機能付きリンクのクリック数(Click)、CVタグが対象のページ経由で発火した回数(CV)を確認できます。CTRはVersionクリック÷VersionPV、CVRはCV数÷Versionクリック、CTVRはCV数÷VersionPVで、CTVRはVersionを閲覧したユーザーがCVする確率を表します(出典:レポートの指標①(CTR・CVR・CTVR))。
時間帯と時間別のレポートでは、1日ごとのPV、UU、Click、CV、CTR、CVR、CTVRを時間別・時間帯別に表示できます(出典:レポートの種類|Squad beyond FAQ)。UUはこのレポートで指標を選ぶと確認できます(出典:UU(ユニークユーザー)数を確認する)。
6-2. GA4タグはJavaScript headの上部に置く
GA4と併用する場合は、Version編集画面の「タグ設定」内の「JavaScript head」のなるべく上部にGoogleアナリティクスのタグを置きます(出典:Googleアナリティクスのタグ設置場所はどこですか?)。GA4でキーイベントが計測されないときの確認ポイントは「GA4でコンバージョンが計測されない原因とは?|解決方法を紹介」で解説しています。
6-3. 確認アクセスはプレビューとレポート除外で外す
ページの確認にはプレビュー機能を使い、自社のアクセスはレポート除外機能(β版)でIPアドレスやチームを指定して除外できます。除外条件はチーム内の全ページに適用され、シークレット環境からのアクセスには適用されません(出典:レポート除外機能β、広告媒体のCLICK数とSquad beyondのPV数の乖離について)。
6-4. 同じURLでVersionを出し分けて比べる
配信タイプ「同一URL配信」で複数のVersionを作り、配信割合を1以上にすると、同じ配信URLでVersionを出し分けるABテストができます(出典:ABテストを実施する|Squad beyond FAQ)。GA4のセッション数は流入の量を見る数字として使い、どのVersionが成果につながったかはVersionごとのCTVRで比べると、2つのツールの役割が分かれて読みやすくなります。GA4や媒体の数字をまとめて1つのレポートにしたい場合は「Looker Studio広告レポートの作り方|媒体別の連携」も参考になります。
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7. セッションについてよくある質問
Q. アクセス解析の「セッション」とはどういう意味ですか?
GA4では、セッションを「ユーザーがウェブサイトまたはアプリケーションを操作する時間」と定義しています。サイトに来てから操作が途切れるまでを1回の訪問として数えるもので、その中で何ページ見ても1セッションです。デフォルトでは30分間操作がないとセッションが終わり、そのあとに戻ってくると新しいセッションになります。通信やログインの分野で使う「セッション」とは別の意味で使われている点に注意してください。
Q. PV数とセッション数の違いは何ですか?
PV(GA4ではビュー)はページが表示された回数で、同じページを繰り返し表示した場合も数えます。セッション数は訪問の回数で、1回の訪問の中で何ページ見ても1と数えます。たとえば1回の訪問で3ページ見れば、PVは3、セッションは1です。GA4には「セッションあたりのページビュー数」という指標があり、1回の訪問で平均何ページ見られたかをこの2つから確認できます。
Q. セッション数とユーザー数(UU)の違いは何ですか?
セッション数は訪問の回数、ユーザー数は訪れた人の数です。同じ人が30分以上の間を空けて2回訪れると、ユーザーは1、セッションは2になります。GA4のレポートで「ユーザー」と表示されるのはアクティブ ユーザーで、合計ユーザー数とは定義が違います。LP単位で人数を見たい場合は、Squad beyondのUU(beyondページを訪れた固有の人の総数)を時間別・時間帯別のレポートで確認すると、Versionごとの比較にも使えます。
Q. セッションのタイムアウトは30分から変えたほうがよいですか?
今回確認したGA4のヘルプには、タイムアウトを何分にすべきかの推奨値は書かれていません。デフォルトは30分で、管理画面の [タグ設定を行う] から時間と分で変更できます。変更すると、それ以降のセッションの区切り方が変わるため、変更前と変更後のセッション数をそのまま比べると、施策の効果ではない増減が混ざります。変える場合は変更日を記録し、比較の期間を変更後にそろえて読むようにしてください。
Q. GA4のセッション数とLP計測ツールのPVが合わないのはなぜですか?
まず、数えているものが違います。PVはページの表示回数で再読み込みも数えますが、GA4のセッションは訪問の回数です。さらに、GA4タグの置き場所、botを除外する基準、関係者の確認アクセスの扱いがツールごとに違います。Squad beyondでは、GA4タグをJavaScript headのなるべく上部に置くよう案内しており、確認アクセスはプレビュー機能とレポート除外機能(β版)で除けます。2つの数字を一致させるより、それぞれの定義で読むほうが判断を誤りません。
Q. LPの改善では、セッション数とどの指標を合わせて見ればよいですか?
セッション数は流入の量を表す数字なので、それだけではLPの良し悪しは分かりません。GA4ではエンゲージメント率(エンゲージメント セッションの割合)でLPに来たあとの反応を、キーイベントで成果を確認します。LPのVersionごとに比べるなら、Squad beyondのCTVR(CV数÷VersionPV)を使うと、閲覧した人のうち何割がCVしたかで比べられます。同じ配信URLでVersionを出し分けるABテストにすれば、流入条件をそろえたまま比較できます。
8. まとめ
- アクセス解析のセッションは、GA4では「ユーザーがウェブサイトまたはアプリケーションを操作する時間」。セッション数は開始されたセッションの数で、訪問の回数にあたる
- セッションは、アクティブなセッションがないときにページを表示すると始まり、デフォルトでは30分間操作がないと終わる。継続時間に制限はない
- GA4のセッションは、深夜0時になっても、新しいキャンペーンパラメータが検出されても再開されない
- セッション=訪問、PV(ビュー)=ページの表示、ユーザー=人。1人が2回訪れて合計4ページ見れば、ユーザー1・セッション2・PV4
- LP計測ツールのPV・UUとGA4のセッション数は、数える単位・タグの位置・botの除外基準・確認アクセスの扱いが違うため一致しない
セッション数は流入の量を見る数字として使い、LPの改善はVersionごとの指標で判断すると、2つのツールの数字を無理に合わせずに済みます。Squad beyondのVersionごとのPV・UU・CTVRとGA4のセッションを役割で分けて読むことから始めてみてください。
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