YouTubeマストヘッド|買い方と10月の変更
|広告運用ノウハウ公開中!
より詳しく知りたい方は資料をダウンロード!
YouTubeマストヘッドは、YouTubeのホームフィード上部に表示される動画広告の枠です。アプリを開いた最初の画面に大きく出るので、短期間に一気に認知を広げたいときに使われます。
運用型の広告と違い、オークションで取る枠ではありません。 予約して押さえる買い方です。そのため、始め方も費用の決まり方も、普段の運用とは別の手順になります。
買い方は2つあり、どちらを選ぶかで管理画面で完結するかどうかが変わります。ここを混同すると、作ろうとしても管理画面に項目が見つかりません。
この記事では、公式ヘルプをもとに、マストヘッドの仕様、2つの買い方の違い、そして2026年10月に入った掲載対象の変更を整理します。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
目次
1. ホームフィードの上部に、音声なしで自動再生される
公式ヘルプによると、マストヘッド広告の注目動画はYouTubeホームフィードの上部で最大30秒間、音声なしで自動再生されます。表示されるのはパソコンだけではありません。
| デバイス | 表示 |
|---|---|
| パソコン | ホームフィード上部で最大30秒間、音声なしで自動再生 |
| モバイル | YouTubeアプリまたはm.youtube.comのホームフィード上部で音声なしで自動再生 |
| テレビ | テレビ向けYouTubeアプリのホームフィード上部で音声なしで自動再生 |
音声なしで始まるので、冒頭の数秒を音に頼る構成にすると伝わりません。字幕や、映像だけで意味が通る見せ方が前提になります(出典:Google 広告ヘルプ「YouTube マストヘッド」)。
YouTube広告のフォーマット全体の中での位置づけはYouTube広告の種類とは?6つの形式と目的別の選び方で扱っています。
2. 買い方は2つ。管理画面で作れる範囲が違う
公式ヘルプは、マストヘッドは予約制でのみ利用でき、インプレッション単価(CPM)または時間単価(CPH)で購入できると説明しています。そのうえで、CPMマストヘッドはGoogle広告の純広告(管理画面)やプログラマティック保証型取引で直接、またはGoogle担当者を通して世界中で利用でき、CPHマストヘッドはGoogle担当者を通してのみ利用できると区別されています。
| CPMマストヘッド | CPHマストヘッド | |
|---|---|---|
| 課金 | 表示回数に応じて | 時間単位 |
| 購入経路 | Google広告の純広告(管理画面)やプログラマティック保証型取引で直接、またはGoogle担当者を通して | Google担当者を通してのみ |
| 向いている場面 | 一定期間の認知拡大 | 特定の時間帯を押さえたい場合 |
CPMマストヘッドを管理画面で作る手順は、キャンペーン作成で「ブランド認知度とリーチ」を選び、キャンペーンタイプで「動画」、次に「純広告」、そして「マストヘッド」を選びます。
ここで知っておくべき制約が2つあります。
- キャンペーンの開始日は設定できますが、開始時間は選べません
- 在庫に表示される予測インプレッション数は、キャンペーンが予約されるまで保証されません
フリークエンシーキャップの種類を選んで、同じユーザーに表示される回数を制限することもできます(出典:Google 広告ヘルプ「YouTube CPM マストヘッド キャンペーンを作成する」)。
3. 2026年10月21日から、掲載できる広告主が広がる
Googleは2026年10月7日、広告ポリシーのヘルプにYouTubeマストヘッドの要件の更新を掲載しました。2026年10月21日から、認定を受けたオンラインギャンブルの広告主がマストヘッドを利用できるようになります。 これまではスポーツベッティングが対象でしたが、そこから広がる形です。
条件は、Googleのギャンブルとゲームのポリシーに基づく認定を持っていることと、各地域の法令・ライセンス・年齢制限を守ることです。州や国の登録義務の対象にならないギャンブル関連の広告主は除外されるため、アフィリエイトは対象にならない場合があります。
注意したいのは、認定を取れば枠が確保されるわけではない点です。 マストヘッドには別の審査があり、他のフォーマットより厳しい基準が適用されることがあると報じられています。なお規制業種では、フォーマットごとに使える・使えないが分かれます。アルコールの場合、予約ディスプレイ広告とGoogle TVマストヘッド広告は使えません(Google広告アルコール|ポリシー更新で変わった3点)(出典:ppc.land「YouTube to allow certified online gambling ads on Masthead from October 21」、Search Engine Land、2026年10月)。
4. 予約型の枠を、運用型とどう併せるか
マストヘッドは、普段の運用型キャンペーンとは別の考え方で使う枠です。
- 押さえるのは期間と枠であって、成果ではない。予測インプレッション数も予約まで保証されません
- やり直しがきかない。配信が終わったあとに遷移先を直しても、その枠は戻ってきません
- 短時間に流入が集中する。ホームフィードの上部に出るので、普段の数倍から数十倍の密度で人が来ます
3つ目で起きやすいのが、受け皿側の詰まりです。
- 症状:マストヘッドを実施した当日、インプレッションは予定どおり出たのに、サイト側のコンバージョンが伸びなかった。あとで確認すると、配信時間帯にページの表示が重くなっていて、フォームの送信でもエラーが出ていた
- 原因:ホームフィード上部からの流入は、通常の配信とは密度が違います。普段の広告量では問題にならない表示速度や、フォームの送信処理が、この密度では詰まります
- 対策:枠を押さえる前に、想定の流入量でページが耐えられるかを確認してください。画像の重さ、外部スクリプトの数、フォーム送信先の処理能力の3点が主な詰まりどころです
- 回避策:当日の遷移先を1枚に集中させず、複数のパターンを用意して分散させます。どの訴求が効いたかの判断材料にもなります
枠を押さえる前の予測値そのものの扱い方は、リーチプランナーとは|使えない理由と予測の見方で扱っています。
Metaにも時間帯や枠を予約する買い方があり、考え方は共通しています。そちらはMetaのブランド広告枠|Super Burstで時間を予約で扱っています。
5. Squad beyondで、当日の受け皿を複数用意する
予約型の枠は、配信が終わってから直しても手遅れです。事前にどのページが強いかを知っておけるかどうかで、結果が変わります。
Squad beyondでは、同じ商材の遷移先を複製してパターンごとに配信し、ページ単位で流入とコンバージョンを比べられます。通常の運用型キャンペーンで先にパターンを比べておけば、マストヘッドの当日に使う1枚を根拠をもって選べます。当日も複数パターンに分散させれば、1枚に賭けずに済みます。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
6. YouTubeマストヘッドについてよくある質問(FAQ)
Q. 管理画面から出稿できますか?
買い方によります。公式ヘルプによると、CPMマストヘッドはGoogle広告の純広告やプログラマティック保証型取引で直接、またはGoogle担当者を通して世界中で利用できます。管理画面で作る場合は、キャンペーン作成で「ブランド認知度とリーチ」→「動画」→「純広告」→「マストヘッド」と選びます。一方、時間単価(CPH)のマストヘッドはGoogle担当者を通してのみ利用できると明記されています。管理画面に項目が見つからない場合は、どちらの買い方を想定しているかを先に確認してください。
Q. 費用はいくらかかりますか?
公式ヘルプに金額の記載はありません。課金方式としてインプレッション単価(CPM)と時間単価(CPH)の2つが示されているだけです。予約制なので、実際の金額は予約する期間や枠によって変わります。管理画面で在庫の予測を確認できますが、予測インプレッション数は予約されるまで保証されないと明記されています。
Q. 音声は流れますか?
公式ヘルプによると、マストヘッドの注目動画はパソコン・モバイル・テレビのいずれでも音声なしで自動再生されます。パソコンでは最大30秒間です。冒頭を音声に頼った構成にすると内容が伝わらないので、字幕や映像だけで成立する見せ方を前提にしてください。
Q. ギャンブル関連の広告は出せるようになりますか?
2026年10月21日から、認定を受けたオンラインギャンブルの広告主が対象に加わります。Googleのギャンブルとゲームのポリシーに基づく認定と、各地域の法令・ライセンス・年齢制限の順守が条件です。ただしマストヘッドには別の審査があり、認定を取れば枠が確保されるわけではありません。州や国の登録義務の対象にならない広告主は除外されるとされています。
7. まとめ
YouTubeマストヘッドは、ホームフィード上部に音声なしで自動再生される予約型の広告枠です。パソコンでは最大30秒間、モバイルとテレビでも同じくホームフィードの上部に出ます。
買い方は2つあり、インプレッション単価(CPM)はGoogle広告の純広告やプログラマティック保証型取引で直接、またはGoogle担当者を通して利用でき、時間単価(CPH)はGoogle担当者を通してのみ利用できます。開始日は指定できますが開始時間は選べず、予測インプレッション数は予約されるまで保証されません。
2026年10月21日からは、認定を受けたオンラインギャンブルの広告主も対象に加わります。認定に加えてマストヘッド独自の審査があるため、認定だけで枠が取れるわけではありません。
実施するなら、受け皿の準備を先に済ませてください。短時間に流入が集中するので、普段は問題にならない表示速度やフォームの処理が詰まります。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
Squad beyondサービス紹介資料はこちらからダウンロード



