リーチプランナーとは|使えない理由と予測の見方

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リーチプランナーとは|使えない理由と予測の見方

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リーチプランナーは、Google広告で動画キャンペーンを配信する前に、どれだけの人に、何回届くのかを予測できる無料のツールです。予算やターゲットを変えながら、リーチやフリークエンシーの見込みを比べられます。

検索すると「使えない」というサジェストが並びます。これには公式ヘルプに理由が書かれていて、提供が段階的に進んでいるためです。

もう1つ混乱しやすいのが、Metaにも似た仕組みがあることです。ただしMetaに「リーチプランナー」という名前のツールはありません。 対応するのはキャンペーンプランナーと予約購入です。

この記事では、公式ヘルプをもとに、リーチプランナーで何ができるか、使えないときに何を確認すればよいか、Metaの同種の仕組みとの違い、そして出てきた予測値をどう扱うかを整理します。

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1. リーチプランナーは、動画キャンペーンの事前予測ツール

Google広告ヘルプによると、リーチプランナーはYouTube、および動画パートナーのサイトやアプリで展開するリーチベース、視聴ベース、コンバージョンベースの動画キャンペーンについて、プランニングを行うツールです。

予測できるのは次の指標です。

指標内容
リーチ何人に届くか
フリークエンシー1人あたり何回届くか
TrueView視聴回数視聴ベースのキャンペーンの見込み
コンバージョンコンバージョンベースのキャンペーンの見込み
インプレッション数に基づく指標表示回数まわり

対応するキャンペーンは、動画リーチキャンペーン(VRC)、動画視聴キャンペーン(VVC)、デマンドジェネレーションキャンペーンです。広告フォーマットはバンパー広告、スキップ可能・不可のインストリーム広告、インフィード、YouTubeショートなどが挙げられています(出典:Google 広告ヘルプ「リーチ プランナーについて」)。

YouTube広告の費用の決まり方そのものはYouTube広告の出し方と費用|最低予算と課金の仕組みで扱っています。

2. 「使えない」のは、提供が段階的だから

サジェストに出てくる「リーチプランナー 使えない」には、公式ヘルプに直接の答えがあります。

条件を満たしたGoogle広告アカウントへ段階的に拡大している最中のため、地域によっては利用できない場合があるとされています。つまり、設定の問題ではなく、アカウントがまだ対象になっていない可能性があります。

確認する順番は次のとおりです。

  1. Google広告の[ツール]メニューから[プランニング]を開き、リーチプランナーの項目があるかを見る
  2. 項目がない場合、同じMCC配下の別アカウントで表示されるかを確認する
  3. 表示されるアカウントがあれば、アカウントによって提供状況が違うと判断できる

もう1つ、制限として明記されているのが年齢です。年齢によるターゲティングは18歳以上に限定されています。 13〜17歳を含むプランは作れません。10代を狙う商材では、この点で実際の配信とプランがずれます。

3. Metaに「リーチプランナー」という名前のツールはない

検索結果には「Metaリーチプランナー」という表現が出てきますが、Metaの公式ヘルプで使われている名前は違います。

Google広告Meta
プランニングツールリーチプランナーMetaキャンペーンプランナー
予約型の買い方(リーチプランナーは予測のみ)予約(固定CPMで事前に予約)
予測できるものリーチ、フリークエンシー、視聴回数、コンバージョンリーチ、フリークエンシー、費用

Metaの予約について、公式ヘルプは「固定のインプレッション単価(CPM)で認知度キャンペーンやエンゲージメントキャンペーンの計画と予約を行い、予約の配信結果を予測できるので、キャンペーンを予約する前に費用が分かります」と説明しています。おすすめする条件として「20万人以上のターゲット層にリーチしたい」が挙がっていて、CPMを固定したまま6か月先まで予約できるとされています(出典:Metaビジネスヘルプセンター「予約について」)。

Googleのリーチプランナーは予測するだけで、枠を押さえるわけではありません。 一方Metaの予約は、予測したうえで実際に枠とCPMを確定させます。ここが大きな違いです。Metaの予約型の買い方はMetaのブランド広告枠|Super Burstで時間を予約でも扱っています。

4. 予測値は「保証」ではない

予測ツールを使うときに最も起きやすいのが、予測値をそのまま約束として扱ってしまうことです。

Metaの公式ヘルプには「予約では、達成できるリーチを予測できますが、達成が100%保証されるものではありません」と明記されています。Googleのリーチプランナーも、予測であることは同じです。

  • 症状:リーチプランナーの予測をそのまま社内資料に載せ、「この予算で◯万人に届く」と説明した。配信後、実際のリーチが予測を下回り、計画が甘かったと指摘される
  • 原因:予測はターゲット設定や期間を変えたときの比較に使うもので、絶対値を約束するものではありません。入札の競合状況や在庫は配信期間中に変わります
  • 対策:社内に出すときは「この条件とこの条件を比べると、リーチはこれくらい差が出る」という比較の形で示してください。絶対値を単独で出すなら、予測である旨を併記します
  • 回避策:配信後に、予測値と実績を並べて記録しておきます。同じ商材で何回か積み上げると、自社の場合は予測に対して実績がどれくらいの水準に落ち着くかが見えてきます

予約型の枠でも事情は同じで、在庫に表示される予測インプレッション数はキャンペーンが予約されるまで保証されません。YouTubeマストヘッド|買い方と10月の変更で扱っています。

5. Squad beyondで、動画の受け皿を比べる

リーチプランナーで分かるのは、広告が届く範囲までです。届いた人がその後どうなるかは、遷移先で決まります。

Squad beyondでは、同じ商材の遷移先を複製してパターンごとに配信し、ページ単位で流入とコンバージョンを比べられます。動画の内容に合わせたページを複数用意して並行で走らせれば、リーチを増やす前に、受け皿のどれが成果につながるかを確かめられます。リーチを広げるのは、その後のほうが無駄が出ません。

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6. リーチプランナーについてよくある質問(FAQ)

Q. リーチプランナーが表示されないのはなぜですか?

公式ヘルプによると、リーチプランナーは条件を満たしたGoogle広告アカウントへ段階的に拡大している最中で、地域によっては利用できない場合があるとされています。設定の問題ではなく、アカウントがまだ対象になっていない可能性があります。[ツール]メニューの[プランニング]に項目があるかを確認し、同じMCC配下の別アカウントでも見てみると、アカウントごとに違うのかを切り分けられます。

Q. 何を予測できますか?

リーチ、フリークエンシー、TrueView視聴回数、コンバージョン、インプレッション数に基づく指標です。対応するのは動画リーチキャンペーン、動画視聴キャンペーン、デマンドジェネレーションキャンペーンで、バンパー広告やインストリーム広告、インフィード、YouTubeショートなどのフォーマットが含まれます。なお年齢によるターゲティングは18歳以上に限定されているため、13〜17歳を含むプランは作れません。

Q. Metaにもリーチプランナーはありますか?

同じ名前のツールはありません。Metaでプランニングに使うのは「Metaキャンペーンプランナー」で、枠を事前に押さえる買い方は「予約」です。予約では固定CPMで計画でき、6か月先まで予約できるとされています。Googleのリーチプランナーは予測するだけで枠は押さえないので、同じ名前で探すと混乱します。

Q. 予測どおりのリーチは保証されますか?

保証されません。Metaの公式ヘルプも、予約について「達成できるリーチを予測できますが、達成が100%保証されるものではありません」と明記しています。予測は条件を変えたときの比較に使い、絶対値を単独で約束しないでください。配信後に予測と実績を並べて記録しておくと、自社の水準が分かります。受け皿のページはSquad beyondで複数パターンを並行配信して、リーチを広げる前に比べておくと無駄が減ります。

7. まとめ

リーチプランナーは、YouTubeと動画パートナーのサイト・アプリで配信する動画キャンペーンについて、リーチ・フリークエンシー・視聴回数・コンバージョンなどを配信前に予測できるGoogle広告の無料ツールです。

「使えない」のは、提供が条件を満たしたアカウントへ段階的に拡大している最中だからです。設定の問題と切り分けるために、別アカウントでも表示されるかを確認してください。年齢ターゲティングが18歳以上に限定されている点も、プランと実配信がずれる原因になります。

Metaに同じ名前のツールはなく、対応するのはキャンペーンプランナーと予約購入です。Googleのリーチプランナーは予測するだけで枠を押さえない一方、Metaの予約は固定CPMで枠を確定させます。どちらも予測であって保証ではないので、絶対値を単独で約束しないでください。

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