セグメント配信とは|LINE・メールでの条件の切り方
|広告運用ノウハウ公開中!
より詳しく知りたい方は資料をダウンロード!
LINE公式アカウントやメールで全員に同じ内容を送っていると、関心の薄い人にも届いてブロックや配信停止が増えたり、配信の費用だけがかさんだりします。かといって、どんな条件で配信先を分ければよいのか、どこまで細かく分けられるのかは分かりにくいものです。
セグメント配信とは、年齢や地域といった属性や、メッセージを開いた・リンクをクリックしたといった行動などの条件で配信先を絞り、その人たちに合った内容を送る方法です。LINE公式アカウントでは「絞り込み配信」として、使える条件と必要な人数が決まっています。
この記事では、LINEヤフー for Business の公式マニュアル(2026年10月29日時点の記載)をもとに、LINE公式アカウントで使える絞り込みの条件と人数の決まり、メールで条件を切るときの考え方、配信の先にあるLPとのつなぎ方をまとめます。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
目次
1. セグメント配信とは|条件で配信先を絞って送る
1-1. 一斉配信との違い
LINE公式アカウントのメッセージ配信では、配信先を「すべての友だち」にするか、「絞り込み」を行うかを選びます。マニュアルには、年齢層・性別・地域を指定したセグメント配信も可能だと書かれています(出典:メッセージ配信を作成する|LINEヤフー for Business)。LINE公式アカウントのヘルプは、絞り込んで送るメッセージを「アカウントの友だちの中から特定のターゲットに絞り込んで配信できるメッセージ」と説明しています(出典:ターゲティングメッセージとは?|LINE公式アカウント ヘルプセンター)。
配信したメッセージは課金対象としてカウントされます(出典:ステップ配信|LINEヤフー for Business)。LINE公式アカウントの媒体資料では、配信先の絞り込みなどの詳細機能を使っても通常のメッセージと同じ配信単価とされています(出典:LINE公式アカウント 媒体資料(2026/10/01更新)|LINEヤフー for Business)。送る相手を絞れば、その分だけ配信通数を抑えられます。
1-2. 条件は「属性」と「行動」の2系統
条件は、大きく2つに分けられます。1つは年齢や性別、地域などの「属性」です。もう1つは、メッセージを開いた、リンクをクリックした、どの経路で友だち追加したか、サイトのどのページを見たかといった「行動」です。
LINE公式アカウントの媒体資料でも、属性データを推計して特定の属性へのセグメント配信ができることと、オーディエンスを作成して配信済みメッセージを「開封」「クリック」したユーザーにリターゲティング配信ができることが、配信先の絞り込みの機能として並んでいます(出典:LINE公式アカウント 媒体資料(2026/10/01更新)|LINEヤフー for Business)。
1-3. 広告の「オーディエンス」とは別の話
似た言葉に、広告の配信先を絞る「オーディエンス」があります。LINEヤフー広告(2026年4月1日にLINE広告とYahoo!広告が統合)のディスプレイ広告では、オーディエンスリストに「LINE公式アカウントの友だち」などを設定して、広告の配信先や除外先に使えます(出典:LINEヤフー広告|LINEヤフー for Business、オーディエンスリストとは|LINEヤフー広告 ヘルプ)。これは広告を誰に見せるかの設定で、この記事で扱う「友だちにメッセージを送る相手を絞る」セグメント配信とは別の機能です。広告側のオーディエンスについては「広告のオーディエンスとは?ターゲットとの違いと種類・選び方」で解説しています。
2. LINE公式アカウントで使える条件
LINE公式アカウントの絞り込み配信では、配信先として「オーディエンス」「過去の配信」「属性(フィルター)」を指定できます(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business)。それぞれに、使える条件と必要な人数が決まっています。

2-1. 属性で絞る|ターゲットリーチ100人以上が必要
属性で絞り込むには、ターゲットリーチ数が100人以上必要です。また、属性(フィルター)を使った絞り込み配信は、選んだ後の推計対象ユーザーが50人以上必要です。属性情報は概ね3日前の情報をもとに絞り込まれます(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business)。
ターゲットリーチとは、性別や年齢、地域で絞り込んだターゲティングメッセージの配信先となる友だちの母数のことです(出典:LINE公式アカウント 媒体資料(2026/10/01更新)|LINEヤフー for Business)。友だちの数そのものではない点に注意が必要です。
年齢や性別などの属性は、LINEの利用動向から推定した「みなし属性」で、毎日推定・更新されます。そのため、実際の属性と異なる場合や、配信後に別の属性へ更新される場合があります(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business)。
2-2. オーディエンスで絞る|行動で配信先を作る
「オーディエンス」は、行動などをもとに配信先のグループを作る機能です。作れる主な種類は次のとおりです。
| オーディエンスタイプ | 対象 | 主な条件(マニュアルの記載) |
|---|---|---|
| メッセージクリック | 過去に配信したメッセージのリンクをクリックした人 | 配信から60日以内のメッセージから選ぶ。配信にはサイズ50以上 |
| メッセージインプレッション | 過去に配信したメッセージを開封した人 | 配信から60日以内のメッセージから選ぶ。配信にはサイズ50以上 |
| リッチメニュークリック/インプレッション | リッチメニューをクリック/表示した人 | 変動期間は10~180日。配信にはサイズ50以上 |
| 友だち追加経路 | 特定の経路で友だち追加した人 | 90日以内の選択。「その他」の経路は対象外。配信にはサイズ50以上 |
| チャットタグ | チャットでタグを付けた人 | タグが付与され、チャットルームがあること |
| ウェブトラフィック | 計測タグやLINE Tagを置いたサイトを訪れた人 | 有効期限1~180日。配信にはサイズ50以上 |
| ユーザーIDアップロード | ファイルでアップロードしたユーザーID | 1ファイルあたり150万まで |
出典:オーディエンス|LINEヤフー for Business
「チャットタグ」と「ウェブトラフィック」以外のオーディエンスは、作成から180日間有効です。サイズの規定があるオーディエンスは、サイズが50以上にならないとステータスが「準備中」のまま更新されません(出典:同上)。
2-3. 過去の配信で絞る|同じ人にもう一度送る
過去に配信したメッセージの配信対象に、もう一度配信することもできます。認証済アカウントで使える機能で、選べるのは過去に「絞り込み」を設定したメッセージだけです。配信完了から2週間(24時間×14日=336時間)たつと選べなくなります(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business)。
2-4. 掛け合わせのルール
オーディエンスはメッセージ1つに10個まで追加でき、それぞれ「含める」「除外する」を選べます。複数のオーディエンスを掛け合わせて配信する場合は、掛け合わせた結果が50人以上で、かつ各オーディエンスに含まれる有効な友だちが50人でなければ配信できません。属性やオーディエンスで配信対象が重複していても、同じメッセージが重複して届くことはありません(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business)。
2-5. ステップ配信|友だち追加からの日数で送る
ステップ配信は、友だち追加したユーザーに、あらかじめ用意した内容・タイミング・期間でメッセージを自動配信する機能です。開始条件には「友だち追加」(追加経路を選べる)か「オーディエンス」を使い、途中の条件分岐には属性(性別/年齢/OS/エリア)とオーディエンスを選べます。作成できるのは50件までです(出典:ステップ配信|LINEヤフー for Business)。
2-6. Messaging APIで送る場合
自社のシステムからMessaging APIで送る場合は、「ナローキャストメッセージ」を使います。ユーザーの属性情報(性別、年齢、OSの種類、地域など)やオーディエンスで送信対象を指定し、論理演算子(AND、OR、NOT)で条件を合成できます。公式ドキュメントのリクエスト例には「友だち期間が7日〜30日」という条件も載っています。送信対象のユーザーの属性を推測できないようにするため、送信対象が一定数より少ない場合は送信できません(出典:メッセージを送信する|LINE Developers)。
3. メールでのセグメント配信の考え方
メールでも、条件で配信先を分ける考え方は同じです。ただし、どの条件を使えるかは、使っている配信ツールと、自社が持っているデータで決まります。ここでは特定のツールに寄らない考え方をまとめます。
3-1. 条件は自社が集めたデータから作る
LINE公式アカウントでは、LINE側が推定した属性を使えます。メールの場合は、申し込みフォームで聞いた項目や、資料ダウンロード・セミナー申込みの履歴、メールの開封・クリックなど、自社で集めたデータが条件の材料になります。属性で分けたいなら、フォームでその項目を聞いておく必要があります。自社で集めるデータの考え方は「ファーストパーティーデータとは|広告主の活用と対策」で解説しています。
3-2. 送ってよい相手かを先に確かめる
広告や宣伝のメールには、特定電子メール法の決まりがあります。あらかじめ送信を求める旨や同意する旨を通知した人などを除き、広告・宣伝のための電子メールを送ってはならず、同意があったことを証する記録を保存する必要があります。送信者の氏名または名称や、配信停止の通知を受けるための電子メールアドレスなどの表示も義務付けられています(出典:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律 第3条・第4条|e-Gov法令検索)。セグメントを作る前に、そのリストが送ってよい相手かどうかを確認しておきます。
4. 条件の切り方|目的から逆算する
4-1. 何をしてほしいかから条件を決める
条件は、使える項目から考えるより、配信で相手に何をしてほしいかから決めるほうが迷いません。LINE公式アカウントの機能に当てはめると、たとえば次のような組み合わせになります。
| 目的 | 使う条件(LINE公式アカウント) |
|---|---|
| 友だちになったばかりの人に、サービスを知ってもらう | ステップ配信(開始条件=友だち追加・追加経路) |
| リンクをクリックした人に、続きの案内を送る | オーディエンス(メッセージクリック) |
| 特定の経路で集めた人に、その経路に合った内容を送る | オーディエンス(友だち追加経路) |
| すでに申し込んだ人を、案内から外す | オーディエンス(ウェブトラフィック:特定のイベントを発生させた人)を「除外する」 |
| 地域や年齢層ごとに内容を変える | 属性(フィルター) |
条件の材料になる「誰に何を伝えたいか」を整理する方法は「ペルソナとは?マーケティングで成果を出す作り方と修正例」も参考になります。

4-2. 先に人数を確かめる
条件を決めたら、配信できる人数があるかを先に確かめます。LINE公式アカウントでは、属性で絞るにはターゲットリーチ100人以上、属性での絞り込み後の推計対象が50人以上、オーディエンスはサイズ50以上、掛け合わせは結果が50人以上で各オーディエンスの有効な友だちが50人という条件があります(2章)。友だちが少ないうちは、細かく分けるより、行動で大きく2つに分ける程度から始めるほうが配信できます。
4-3. 1回に変える条件は1つ、結果はCVで比べる
条件と内容を同時にいくつも変えると、何が効いたのかが分からなくなります。1回の配信で変えるのは1つにし、配信先のサイトでの成果を比べます。LINE公式アカウントの「カスタムコンバージョン」は、計測タグかLINE Tagを使い、有効期間(1~90日)とURLまたはコンバージョンイベントの条件を設定して、メッセージ配信経由の成果を測ります(出典:カスタムコンバージョン|LINEヤフー for Business)。最終的な申し込みの前の行動を中間の成果として置く考え方は「マイクロコンバージョン(MCV)とは|定義・設定手順を解説」で解説しています。
5. LPとのつなぎ方
セグメント配信で送ったリンクの先が、全員同じLPでは、条件を分けた意味がLPで薄れてしまいます。配信とLPをつなぐ方法を3つに分けて見ていきます。

5-1. セグメントごとにリンクのURLを分ける
セグメントごとに、メッセージに入れるURLにパラメータを付けて分けておくと、LP側で「どのセグメントから来た人か」を見分けられます。分けておけば、セグメントごとにLPの見せ方を変えることも、成果を分けて見ることもできます(Squad beyondでの方法は7章)。
5-2. 配信からの成果をLINE公式アカウントで測る
LINE公式アカウントのトラッキングでは、配信したメッセージを経由してWebサイトで発生した成果(コンバージョン)の計測と、オーディエンスの蓄積に使うタグを管理します。計測タグとLINE Tagの2種類があり、LINE Tagは将来的に提供を終了する予定です。計測タグを使うには、ビジネスマネージャーの認証済み組織と接続していることと、認証済アカウントであることが条件です(出典:トラッキング(計測タグ・LINE Tag)|LINEヤフー for Business)。
5-3. LPでの行動を、次の配信の条件に戻す
LPに計測タグやLINE Tagを置くと、そのページを訪れた人や、特定のイベント(申し込みなど)を発生させた人を「ウェブトラフィック」のオーディエンスとして蓄積できます。有効期限は1~180日で設定します(出典:オーディエンス|LINEヤフー for Business)。たとえば、LPを見たが申し込みをしていない人に次の案内を送り、申し込んだ人は除外する、という使い方ができます。申し込み後のページの使い方は「サンクスページのデザイン10例|業種別の作り方とCV後の活用法」で紹介しています。
6. セグメント配信でよくある失敗例
6-1. 失敗例1:属性を細かく指定して、配信できない
症状:友だちが少ない段階で、年齢・性別・地域を細かく組み合わせて絞り込むと、推計対象の人数が足りず、属性での絞り込み配信ができない状態になる。
原因:LINE公式アカウントでは、属性で絞り込むにはターゲットリーチ数が100人以上必要で、絞り込んだ後の推計対象ユーザーも50人以上必要です。ターゲットリーチは友だちの総数ではなく、属性で絞り込んだメッセージの配信先となる友だちの母数です(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business、LINE公式アカウント 媒体資料(2026/10/01更新))。
対策:分析画面の「友だち」でターゲットリーチと属性の内訳を確認し、条件を1つずつ外して推計対象が50人以上になる組み合わせにします。属性で分けられない場合は、メッセージクリックなどの行動で分けるオーディエンスを使います。
回避策:配信を設計する段階で、ターゲットリーチの人数を見てから条件の細かさを決めます。友だちが増えるまでは、属性の組み合わせを2つ程度にとどめておくと、配信できないことによる作り直しを防げます。
6-2. 失敗例2:属性で絞ったのに、対象外に見える人にも届く
症状:「30代・女性」などの属性で絞り込んで配信すると、指定した属性に当てはまらないように見える人から反応が来て、絞り込みが効いていないと判断してしまう。
原因:LINE公式アカウントで指定できる年齢や性別は、LINEの利用動向から推定したみなし属性で、実際の属性と異なる場合があります。また、属性は毎日推定・更新されるため、配信時点で該当していた人が配信後に別の属性へ更新されることもあります(出典:絞り込み配信について|LINEヤフー for Business)。
対策:属性の絞り込みは「その属性である可能性が高い人」に送る設定だと理解したうえで、内容が対象外の人に届いても困らない表現にします。確実に分ける必要がある内容は、自社で取得した情報をもとにしたオーディエンス(ユーザーIDアップロードなど)を使います。
回避策:年齢や性別で内容を大きく変える配信は、属性の推定に頼らずに済む条件(友だち追加経路や、LPで選んでもらった項目)で分けられないかを先に検討します。
6-3. 失敗例3:ウェブトラフィックのURL条件を「等しい」にして、オーディエンスが溜まらない
症状:申し込み完了ページにベースコードとコンバージョンコードを置き、ウェブトラフィックのオーディエンスのURL条件にそのページのURLを「等しい」で指定すると、申し込んだ人がいてもオーディエンスに蓄積されない。
原因:マニュアルには、グローバルスニペットとイベントスニペット(LINE Tagの場合はベースコードとコンバージョンコード)を同じページに設置したうえで、URL条件にそのページのURLを「等しい」で設定するとオーディエンスへの蓄積が行われないと書かれています(出典:オーディエンス|LINEヤフー for Business)。
対策:URL条件を「含む」に変更して、オーディエンスを作り直します。サイズが50以上になるまでは「準備中」のままなので、配信に使えるようになるまでの期間も見込んでおきます。
回避策:タグを置いたページと、オーディエンスのURL条件の組み合わせを、配信前の確認項目に入れておきます。複数のURLを指定するとAND条件になる点も、条件を設計するときに確認します。
7. Squad beyondでLINE配信の先のLPを出し分け、友だち追加を測る
7-1. セグメントごとのリンクにパラメータを付け、Versionを出し分ける
Squad beyondには、URLに特定のパラメータが付いている場合だけ、指定したVersionを表示する機能があります(出典:パラメータごとにVersionを出し分けする|Squad beyond FAQ)。セグメントごとに違うパラメータを付けたURLをメッセージに入れれば、同じLPのURLのまま、セグメントごとに別のVersionを見せられます。パラメータを含まないURLからのアクセスで、配信割合が1以上のVersionが無い場合は404エラーになるため、パラメータなしで表示するVersionも用意しておきます(出典:同上)。
パラメータ付きのURLは、beyondページの「基本情報」画面から発行できます。値に「/」を入れるとレポートに表示されないこと、値は99文字までであることがFAQに書かれています(出典:パラメータ付きURLの発行機能について|Squad beyond FAQ)。
7-2. LPからのLINE友だち追加をCVとして計測する
広告からLPを経由してLINE公式アカウントの友だちを集めている場合、Squad beyondではLINEの友だち追加をCVとして反映できます。方法は2つで、Lステップで取得したCVを連携する方法と、LINE Developersで「LINEログイン」と「Messaging API」の2つのチャネルを作り、LIFF IDを使う方法です(出典:LINEの友達追加をCVとして反映する|Squad beyond FAQ)。
LIFF IDを使う方法では、VersionのCTAボタンに https://line.me/R/app/<LIFF APP ID>?liff_id=<LIFF APP ID> の形でリンクを設置します。https://lin.ee/ で始まる形のURLではCVを取得できないとFAQに書かれています。また、同じアカウントで友だち追加のテストを繰り返す場合は、公式アカウントのブロックと連動アプリの解除によるリセットが必要です(出典:同上)。
友だち追加を版ごとのCVとして数えられれば、LPのどの版から集めた友だちが、その後のセグメント配信で反応しているかを追う土台になります。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
8. セグメント配信についてよくある質問
Q. セグメント配信と一斉配信はどちらがよいですか?
目的によって使い分けます。全員に同じ情報を届ける必要がある案内(営業時間の変更など)は一斉配信が向いています。一方、関心や行動によって伝えたい内容が違う場合は、セグメント配信で相手に合った内容を送るほうが、関心の薄い人への配信を減らせます。LINE公式アカウントでは、配信したメッセージは課金対象としてカウントされるため、送る相手を絞ることは配信通数を抑えることにもつながります。セグメントごとにリンク先の見せ方も変えたい場合は、Squad beyondのパラメータごとのVersionの出し分けを使えば、LPのURLを1つのまま版を分けられます。
Q. LINE公式アカウントの友だちが少なくてもセグメント配信はできますか?
条件によっては配信できません。属性で絞り込むにはターゲットリーチ数が100人以上必要で、絞り込んだ後の推計対象も50人以上必要です。オーディエンスを使う場合も、多くのタイプで配信に使うにはサイズ50以上が必要です。友だちが少ないうちは、友だち追加経路やメッセージクリックなど大きな行動の違いで分けることから始めます。友だちを集める段階では、Squad beyondのようにLPの版ごとに友だち追加をCVとして計測できるツールを使うと、どの版から集めた友だちかを後から比べられます。
Q. 属性の絞り込みはどこまで正確ですか?
LINE公式アカウントの年齢や性別などの属性は、LINEの利用動向から推定した「みなし属性」です。マニュアルには、実際の属性と異なる場合があることと、属性が毎日推定・更新されることが書かれています。属性情報は概ね3日前の情報をもとに絞り込まれます。必ず特定の人だけに届けたい内容は、属性の推定ではなく、自社で集めた情報をもとにしたオーディエンスで配信先を作るほうが確実です。
Q. メールのセグメント配信で気をつける法律はありますか?
広告や宣伝のメールを送る場合は、特定電子メール法の決まりを守る必要があります。あらかじめ送信に同意した人などにしか送ってはならず、同意の記録を保存し、送信者の氏名または名称や配信停止の連絡先などを表示する義務があります。セグメントの条件を作る前に、リストに入っている人が送ってよい相手かどうかを確認しておきましょう。具体的な運用は、自社の法務担当や専門家に確認してください。
Q. セグメント配信の効果はどう測ればよいですか?
開封やクリックだけでなく、配信の先のサイトでの成果で比べます。LINE公式アカウントでは、計測タグかLINE Tagを使った「カスタムコンバージョン」で、メッセージ配信経由のコンバージョンを測れます。1回の配信で変える条件を1つにしておくと、どの条件が成果に効いたかを判断しやすくなります。セグメントごとにリンクのパラメータを分けておけば、Squad beyondのレポートでもLP側の数字をセグメントごとに分けて確認できます。
Q. 広告の「オーディエンス」とセグメント配信は同じものですか?
役割が違います。LINEヤフー広告のディスプレイ広告のオーディエンスリストは、広告を誰に表示するか(または誰を除外するか)を決める設定で、LINE公式アカウントの友だちをリストとして使うこともできます。一方、LINE公式アカウントのセグメント配信は、すでに友だちになっている人の中から、メッセージを送る相手を絞る機能です。広告で新しい人に届け、友だちになった人にはセグメント配信で続きを届ける、という形で組み合わせて使います。
9. まとめ
- セグメント配信は、属性や行動などの条件で配信先を絞り、相手に合った内容を送る方法
- LINE公式アカウントの絞り込みは「属性」「オーディエンス」「過去の配信」の3つ。属性はターゲットリーチ100人以上・推計50人以上、オーディエンスは多くのタイプでサイズ50以上が必要
- 年齢や性別はLINEが推定した「みなし属性」。確実に分けたい内容は自社のデータで作ったオーディエンスで送る
- メールは自社が集めたデータが条件の材料になる。特定電子メール法の同意・記録・表示の義務を先に確認する
- 条件は目的から逆算し、1回に変えるのは1つ。成果は配信の先のサイトでのCVで比べる
配信先を分けたら、リンクの先のLPもセグメントに合わせて見せ方を変え、成果を分けて見ることで、条件の良し悪しが判断できるようになります。Squad beyondのパラメータごとのVersionの出し分けと、LINE友だち追加のCV計測が、その準備に使えます。
---
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
Squad beyondサービス紹介資料はこちらからダウンロード



