Claude Teamプラン|料金と、広告チームの選び方
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Claude Teamプランは、2人から150人までのチームで契約できる法人向けのプランです。料金はシートの種類で決まり、Standardシートは月25ドル、Premiumシートは月125ドルです(年払いならそれぞれ20ドル・100ドル)。
広告チームで迷いやすいのは、料金の高い安いよりも、誰にPremiumシートを配るかです。レポートの整形と広告文の案出しが中心の人と、Claude Codeで集計を自動化する人とでは、使う量がまったく違います。
この記事では、Teamプランの料金と契約の条件を公式の情報で整理した上で、広告チームでのシートの割り振り方と、Enterpriseに移るべき境目をまとめます。
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目次
1. 料金は「シートの種類」と「払い方」で決まる
公式ヘルプ「Team プランとは何ですか?」に載っている米国向けの価格は次のとおりです。
| シートの種類 | 月払い | 年払い(月あたり) |
|---|---|---|
| Standardシート | 25ドル/人 | 20ドル/人 |
| Premiumシート | 125ドル/人 | 100ドル/人 |
価格は米国の顧客向けで、地域によって価格・通貨・税の扱いが変わるとされています。公式の料金ページにも、表示価格に税金は含まれていないと書かれています。稟議に出すときは、申し込み画面で自社の住所に対して表示される金額を確認してください。
1-1. Premiumシートの使用量はStandardシートの5倍
公式ヘルプでは、1セッションあたりの使用量はStandardシートがProプランの1.25倍、PremiumシートがProプランの6.25倍とされています。料金ページの表記では、PremiumシートはStandardシートの5倍です。
どちらのシートにも、すべてのモデルに適用される週単位の上限があります。上限の仕組みそのものはClaudeのトークン数と上限|広告レポートが止まる理由にまとめています。
1-2. Fableを使えるのはPremiumシートだけ
料金ページのモデル一覧では、TeamでFableを使えるのはPremiumシートです。Opus・Sonnet・Haikuはシートの種類に関係なく使えます。
1-3. シート料金とは別にかかるもの
シート料金に含まれない費用が2つあります。
1つ目は、上限に当たったあとも使い続けるための追加使用量です。上限を超えた分は従量課金になります。
2つ目は、2026年10月15日に一般提供が始まったCode Review(GitHubのプルリクエストをClaudeが確認する機能)です。Code Reviewの料金ページによると、プランに含まれる使用量とは別に、使用量クレジットから組織に請求されます。 1件あたりの定額はなく、リポジトリを追加したときの初期設定は「プッシュのたびにレビュー」です。広告チームでGitHubを使っていなければ関係しませんが、開発チームと同じ組織で契約する場合は、Code Review専用の支出上限を先に設定しておきます。
なおTeamには、月額最大500ドルのAPIクレジットが付きます。使える場所と使えない場所はClaude APIクレジット|月額分はどこで使えるかにまとめています。
2. 何人から契約できるか|2人から150人まで
公式ヘルプでは、Teamプランには最低2人のメンバーが必要です。1人では契約できません。上限は150シートで、それを超える場合はEnterpriseプランへの移行が案内されています。
StandardシートとPremiumシートは混ぜて契約できます。料金ページによると期中のシート追加もできるので、最初はStandardシートだけで始めて、使用量が足りない人だけ後からPremiumシートに上げることもできます。
3. 個人プランをまとめて払うのと何が違うか
Proプランを人数分契約して経費で落とす方法もあります。違いが出るのは、学習の扱い、請求、管理の3つです。
| 項目 | 個人プラン(Pro・Max) | Teamプラン |
|---|---|---|
| 会話をモデルの学習に使うか | 本人がオプトアウトする | 既定で使わない |
| 請求 | 1人ずつ | 一元化 |
| 支出管理 | なし | 組織・ユーザー単位で上限を設定できる |
| シングルサインオン(SSO) | なし | あり |
| 支払い方法 | クレジットカード | クレジットカードのみ |
広告チームにとって差が大きいのは、学習の扱いです。広告主の売上データや顧客リストに触れる仕事では、メンバーが1人ずつ設定を正しくしているかを確かめるより、プランの側で既定にしておくほうが管理が楽です。
- 症状:メンバー全員にProを契約してもらい、経費で精算していました。半年後、1人が学習のオプトアウトをしていなかったことが分かり、広告主との契約にある、外部サービスへの入力の扱いについて説明がつかなくなりました。誰がいつどの設定にしていたかも追えず、社内の調査に時間がかかりました。
- 原因:個人プランでは、学習に使うかどうかの設定を本人が行います。会社がまとめて既定値を決める仕組みがないため、設定の漏れが起きても管理者からは見えません。人数が増えるほど、漏れが起きる確率も上がります。
- 対策:広告主のデータに触れるメンバーは、Teamプランの組織に入れます。Teamでは既定で会話がモデルの学習に使われないので、本人の設定に頼らずに済みます。あわせて、広告主との契約や社内規程で生成AIへの入力範囲を決めておきます。
- 回避策:Teamに移るまでの間は、メンバー全員のオプトアウト設定の画面を一度集めて記録しておきます。新しく入ったメンバーにも、利用を始める前に同じ確認をしてもらいます。記録が残っていれば、広告主に聞かれたときに説明できます。
4. 広告チームでのシートの割り振り方
シートの種類は、その人が毎日Claudeに何をさせるかで決めます。ここでは、公式が示している使用量の倍率から考えた目安を整理します。
4-1. Standardシートで足りる仕事
1回の依頼が短く、1日の回数もそれほど多くない仕事です。
- 広告文やバナーのコピーの案出し
- 媒体からダウンロードしたレポートの整形・要約
- 競合LPの要約や、訴求の洗い出し
- 社内向けの報告文の下書き
Standardシートでも、Proプランの1.25倍の使用量があります。チャットでのやり取りが中心なら、まずはStandardシートで始めて足りるかを見るのが無難です。
4-2. Premiumシートを配る仕事
1回の処理が長い、または1日に何度も重い処理を回す仕事です。
- Claude Codeで、媒体のレポート取得や集計を自動化している人
- Coworkに、週次レポートの作成のような長い作業を任せている人
- Fableを使う必要がある人(TeamではPremiumシートだけ)
Coworkの使い方はClaude Coworkの使い方|広告レポートを任せるにまとめています。
4-3. 迷ったらStandardシートから始めて、上限に当たる人だけ上げる
Standardシートの月払いは25ドル、Premiumシートは125ドルなので、差は100ドルです。上限に当たって追加使用量を毎月100ドル近く払っている人がいれば、その人はPremiumシートにしたほうが安くなります。
月の途中でもシートは追加できるので、最初から全員にPremiumシートを配る必要はありません。1か月ほど使って、上限に当たる回数が多い人を見てから上げるほうが、無駄な支払いを抑えられます。
5. Teamでは足りないケース|Enterpriseが要るとき
料金ページの比較表で、TeamにはなくEnterpriseにある機能は次のとおりです。
- 監査ログ
- SCIM(ユーザーの自動追加・削除)
- ロールベースのアクセス制御
- コンプライアンスAPI・カスタムデータ保持
- HIPAA対応
- 請求書払い・ACH
広告主から監査ログの提出を求められる場合や、経理が請求書払いでないと処理できない場合は、Teamでは対応できません。 Teamの支払い方法はクレジットカードのみです。
Enterpriseのセルフサービスは、シートあたり月20ドル(年払い・最低20シート)に、APIの料金での使用量が加わる仕組みです。Teamとは課金の考え方が違うので、使う量が多いチームほど試算が必要になります。
6. Squad beyondで、生成した訴求を検証に回す
Teamで広告チーム全員がClaudeを使えるようになると、広告文やLPの訴求の案は一気に増えます。増えた案の中でどれが効くかは、配信してみるまで分かりません。
Squad beyondでは、LPを複製して訴求を変えたパターンを並行で配信し、ページごとにコンバージョンを比べられます。メンバーが出した案を1本に絞ってから出すのではなく、複数のまま試して、残す訴求をデータで決められます。
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7. Claude Teamプランについてよくある質問(FAQ)
Q. Claude Teamプランは1人でも契約できますか?
できません。公式ヘルプには、Teamプランには最低2人のメンバーが必要と書かれています。上限は150シートで、それより多い場合はEnterpriseプランが案内されます。2人分のシートはStandardシートとPremiumシートの組み合わせでもよく、シートの種類は人ごとに選べます。1人で使うならProかMaxプランになりますが、その場合は会話を学習に使わない設定を本人が行う必要があります。
Q. Teamプランで入力した内容は、モデルの学習に使われますか?
既定では使われません。公式の料金ページでは、Teamは「デフォルトではなし」と表記されています。個人プラン(Free・Pro・Max)はオプトアウト方式で、本人が設定を変えない限り学習に使われる可能性があります。広告主の売上データや顧客リストを扱う仕事では、この違いが大きくなります。ただし、入力してよい情報の範囲は、広告主との契約や社内規程で別途決めておく必要があります。
Q. ProとTeamでは、どちらが安くなりますか?
1人あたりの料金だけを比べると、Proは月20ドル、TeamのStandardシートは月25ドル(年払いなら20ドル)です。StandardシートはProの1.25倍の使用量があり、学習の既定や請求の一元化、SSOも付きます。2人以上で業務に使うなら、年払いのTeamは1人あたりの料金がProの月払いと同じで、管理の手間が減る分、有利です。上限に当たりやすい人がいる場合は、その人だけPremiumシートにすると全体の費用を抑えられます。
Q. 請求書払いはできますか?
Teamではできません。料金ページによると、Teamの支払い方法はクレジットカードのみで、ACHや請求書払いには対応していません。請求書払いが必要な場合はEnterpriseを検討することになります。ただし、セルフサービスのEnterpriseで使えるのはクレジットカードとACHまでで、請求書払いは営業担当経由の契約に限られます。経理の処理が請求書払いを前提にしている会社は、申し込む前に経理の担当者と確認しておいてください。
Q. 広告チームでTeamプランを入れたら、まず何をすればよいですか?
最初は全員Standardシートで始め、1か月ほど使ってから、上限に当たる回数が多い人だけPremiumシートに上げると、無駄な支払いが出にくくなります。あわせて、広告主のデータをどこまで入力してよいかを決めておきます。メンバー全員が使えるようになると、広告文やLPの訴求の案が一気に増えます。Squad beyondなら、増えた案を複数のパターンのまま並行で配信し、どれが効くかをページごとのコンバージョンで比べられます。
8. まとめ
Claude Teamプランは2人から150人まで契約でき、Standardシートは月25ドル(年払い20ドル)、Premiumシートは月125ドル(年払い100ドル)です。Premiumシートの使用量はStandardシートの5倍で、TeamでFableを使えるのはPremiumシートだけです。
個人プランとの一番の違いは、会話が既定でモデルの学習に使われないことです。広告主のデータに触れるチームほど、Teamにまとめる意味があります。シートはStandardから始め、上限に当たりやすい人だけPremiumに上げると費用を抑えられます。
監査ログや請求書払いが必要な場合は、Teamでは足りずEnterpriseになります。また、Code Reviewや上限を超えた分はシート料金とは別にかかるので、支出上限を先に決めておいてください。
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