LPOツールのおすすめ12選|導入のメリットや注意点もわかりやすく解説
広告からの流入はあるものの、思うように成果につながらない場合、LP(ランディングページ)そのものを見直す必要があります。しかし、感覚だけで修正を繰り返しても、本当の課題は見えてきません。そこで活用したいのが、ユーザー行動をデータで可視化し、改善点を客観的に判断できるLPOツールです。
本記事では、LPOツールの基本情報や導入によって得られるメリット、導入する際の注意点を解説します。おすすめのLPOツールも12個紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1. LPOツールとは?

LPOツールとは、LPの「分析・検証・改善」を高速化させるための支援ツールです。流入経路やユーザー属性に合わせて表示するLPを変えるだけでなく、客観的なデータに基づいてLPを改善できるため成果の向上に役立ちます。
広告で集客しても成果が出ない原因には、LP内に離脱ポイントが残っていることが考えられます。これは穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるようなものであり、まずはその穴を塞がなければ、どれだけ広告費を投じても成果は上がりません。
LPOツールを活用すれば、行動データの可視化によって離脱の原因を特定できます。結果的に、無駄な広告費を抑えながら効率的にLPを改善することが可能になります。
2. LPOツール導入の判断基準

LPOツールの導入を判断する際は、検証に十分なデータがあるかどうかを確認することが重要です。
データが数件しかない場合は、信頼できる検証結果を得ることが難しく、LPOツールを導入しても十分な費用対効果は期待できません。データが少ない場合は、LPOツールを導入するよりも、広告運用の強化などを優先するのが効果的です。
一方、十分なデータがある場合は、LPOツールの導入がおすすめです。改善の積み重ねによってCVR(成約率)を向上させることができれば、大きな利益につながります。
成果を出すためのLPOについては、以下の記事でわかりやすく解説しているので参考にしてください。
【関連記事】
LPOとは?SEO・EFOとの違いやメリット、成果を出す5ステップを紹介
3. LPOツールを導入する5つのメリット

LPOツールを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。
- データに基づいた改善ができる
- ユーザーが離脱する原因を特定できる
- LP最適化のための運用を効率化できる
- 制作・修正の工数を短縮できる
- オールインワン型なら複数ツール契約の手間が省ける
LPOツールの導入によって、具体的に運用の現場がどう変わるのか、5つの観点から見ていきましょう。
1. データに基づいた改善ができる
LPOツールを導入することで、データを根拠にLPを改善できるようになります。
たとえば、ABテストにより複数案の成果を定量的に比較すれば、どの案が成果につながったのかを客観的に判断することが可能です。根拠となるデータがあることで、成果に直結する施策を選べるようになり、社内の合意形成もスムーズになります。
こうした成功体験がノウハウとして組織に蓄積されると、施策の再現性が高まり、組織全体におけるLP改善レベルの底上げにもつながるでしょう。
2. ユーザーが離脱する原因を特定できる
LPOツールを使えば、ユーザーがどこで離脱しているのかを視覚的に特定できます。
たとえば、ヒートマップを見ると、読まれている箇所や読み飛ばされている箇所、クリックされている位置を把握することが可能です。
これにより、「伝えたい強みがユーザーに響いていない」「入力フォームで離脱されている」といった具体的な課題が浮かび上がります。LPOツールを活用すると、単にデータの増減だけでなく、ユーザー行動を裏付ける根拠が得られるため、優先的に改善すべきポイントを絞り込みやすくなります。
3. LP最適化のための運用を効率化できる
LPOツールを導入することで、分析・検証・改善といった一連の作業を効率化できます。
従来のような煩雑なデータ集計や、時間を要するページの更新作業は不要です。検証結果は自動で集約されるため、PDCA(改善サイクル)を高速で回せるようになり、短期間で最適解を導き出せます。
また、運用フローが型化されることで、限られたリソースでも改善を進めやすくなります。属人化しにくい仕組みを構築できる点もメリットのひとつです。
4.制作・修正の工数を短縮できる
ノーコード編集機能が備わっているLPOツールを導入すれば、エンジニアに依頼しなくてもLPの修正が可能です。テキスト変更・画像差し替え・CTA調整などを、マーケティング担当者自身が行えることで、改善までの時間を短縮できます。
改善策を思いついたタイミングで即実行できるため、検証回数を増やしやすく、機会損失の防止にもつながります。
5.オールインワン型なら複数ツール契約の手間が省ける
オールインワン型のLPOツールであれば、分析・ABテスト・ヒートマップ・レポート作成などの改善策をひとつのツールで完結できます。
複数のツールを導入する必要がないので、アカウント管理やデータ連携の手間を大幅に軽減することが可能です。加えて、異なるツール間での数値のズレに悩まされることもありません。
運用がシンプルになるため、分析から改善までを一貫性を持ってスムーズに進められます。
オールインワン型のツールをお探しなら「Squad beyond」がおすすめです。「Squad beyondの強みがわかる3点セット」をご用意しておりますので、ダウンロードしてご確認ください。
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4. LPOツールを導入する際の注意点3選

LPOツールを導入する際は以下の点に注意しましょう。
- 運用コストがかかる
- データ分析・検証のスキルが求められる
- 十分なアクセス数がないと効果検証しにくい
導入後に後悔することがないよう、あらかじめ注意点を確認しておいてください。
1. 運用コストがかかる
LPOツールの導入におけるひとつめの注意点は、一定の運用コストが発生することです。運用コストにはLPOツールの利用料だけでなく、分析や改善を行う担当者の人件費も含めて考える必要があります。
ツールを導入しても、改善による利益の増加分が総コストを上回らなければ、費用対効果は得られません。LPOツールの料金は、月額数千円から十数万円まで幅広く、機能やサポート内容も多岐にわたります。
高機能なものを選ぶことが正解ではなく、自社の改善頻度や想定されるリターンに見合っているかが重要です。
2. データ分析・検証のスキルが求められる
LPOツールを活用して効果的な改善策を実行するためには、データ分析や検証のスキルが求められます。
LPOツールは分析結果をデータで示してくれますが、効果的な改善策やその理由までは提示してくれません。担当者には、得られたデータからユーザー行動の背景を推察し、精度の高い仮説を立てる力が求められます。
とはいえ、最初から高度なスキルを求めるのは難しいものです。「仮説→検証→振り返り」を繰り返し、失敗事例も含めた知見をチームで共有することで、分析の精度は徐々に磨かれていきます。
LPOツールの導入で成果を上げるには、ツールに頼り切るのではなく、ツールを使いながら組織全体のスキルを引き上げていく視点が重要です。
3. 十分なデータがないと効果検証しにくい
LPOツールを導入しても、十分なデータが得られなければ効果を検証しにくいです。
LPへの流入が少ない状態では、得られた結果が施策の効果なのか、偶然によるものか判断できません。とくに、CV数(成約数)が月に数件程度の場合、有意差が出るまで数ヶ月以上かかるケースもあり、その間のコストが無駄になってしまうリスクがあります。
データが十分でない段階では、LPOツールを導入するより、広告出稿やSEOなどで流入数を増やす施策を優先する方が合理的です。
5. LPOツールを選ぶ際のポイント3選

LPOツールを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
- 自社の課題解決に必要な機能を明確にする
- 予算内で運用できる料金プランか確認する
- 担当者が使いこなせる操作性かを確認する
ポイントを把握し、ツール選びに役立てましょう。
1. 自社の課題解決に必要な機能を明確にする
LPOツールを選ぶ際に重要なのは、自社の課題解決に必要な機能を見極めることです。
たとえば、どこで離脱しているかを知りたいのか、エンジニアを介さず素早くテストしたいのかによって、最適なツールは異なります。
まずは、改善したい部分を整理し、その課題を解消するために、どの機能が必要かという視点で候補を絞り込みましょう。自社の課題を解決できるLPOツールを選ぶことが継続的なLPOの第一歩です。
2. 予算内で運用できる料金プランか確認する
LPOツールを選ぶ際は、予算内で運用できる料金プランかどうか確認しましょう。LPOツールは月額数千円から十数万円まで幅があり、料金体系も定額制や従量課金制などさまざまです。
中には、PV数(ページビュー数)やテスト数に応じて、料金が増えるプランもあります。このようなケースの場合、導入当初は安く抑えられても、流入が増えるとコストが膨らみ、利益を圧迫してしまいます。
ツール選定時は、現在のサイト規模だけでなく、将来のアクセス増加を想定した上で費用をシミュレーションするなど、継続運用を視野に入れておくことが重要です。
3. 担当者が使いこなせる操作性かを確認する
LPOツールを選ぶ際は、現場の担当者が日常的に使いこなせる操作性かどうか確認することも大切です。
どれほど高機能なツールを導入しても、操作が複雑だったり、設定に専門知識が必要だったりすると使いにくく、十分な成果を得られないまま放置されてしまうリスクがあります。
とくに初めて導入する場合は、直感的な操作性に加え、サポート体制が整っているかも確認しましょう。社内に専門的な人材がいない状況であれば、使いやすさとサポート体制の充実度を優先的に選定することをおすすめします。
6. 【特徴別】おすすめのLPOツール12選
最後に、以下の特徴別におすすめのLPOツールを紹介します。
- オールインワン型
- 無料で使える
- 計測や分析に強い
- 実装の効率化を図れる
自社の状況に合ったLPOツールを選ぶことで、経験や勘に頼った属人的なLP改善から脱却し、限られたリソースで成果を最大化できるようになります。どのツールがよいか迷っている方は参考にしてみてください。
オールインワン型
オールインワン型は、分析・ABテスト・ヒートマップ・レポート作成までをひとつのツールで行えるタイプです。複数のツールを行き来せずPDCAを回したい方や、属人化を防ぎたいチームに向いています。
Squad beyond

Web広告特化型LPOツール「Squad beyond(スクワッド ビヨンド)」は、ノーコードでLPを編集でき、マーケター主導で高速にPDCAを回せる点が特徴です。
月額定額制を採用しており、改善施策を継続的に回してもコスト管理がしやすくなっています。コストの膨らみを気にせず、何度でも施策を打てるため、圧倒的なスピードで成果を追求したい企業におすすめです。
お問い合わせ
https://squadbeyond.com/contact/
SiTest

引用元:SiTest
国産のLPOツール「SiTest(サイテスト)」は、ユーザーのクリックやスクロール行動を視覚的に確認できます。専門知識がなくても改善ポイントを把握しやすい点が特徴です。
管理画面は日本語で操作しやすく、日本語サポートも用意されています。LPOに初めて取り組む企業や、まずはユーザー行動分析から始めたい企業でも導入しやすいでしょう。
DLPO

引用元:DLPO
「DLPO(ディーエルピーオー)」は、複数の要素を組み合わせて最適解を見出す多変量テストや、ユーザー属性に合わせた詳細なセグメント配信に対応しており、分析・検証を重視した高度な改善施策を実行できます。
大企業やトラフィック規模の大きいサイトでの導入実績があり、本格的なLPO運用に向いています。一方で、使いこなすには一定の分析スキルや運用体制が必要です。
無料で使える
無料で使えるLPOツールは、コストをかけずにユーザー行動を把握したい場合に適しています。分析の第一歩や、有料ツール導入前の検証用として活用するのがよいでしょう。
Ptengine

引用元:Ptengine
「Ptengine(ピーティーエンジン)」は、ヒートマップやABテスト、Web接客機能を備えています。無料プランが用意されており、小規模サイトやLPOに初めて取り組むケースでも導入しやすい点が特徴です。
ユーザー行動を可視化しながら、ポップアップ施策や簡単なテストを試せるため、改善の第一歩として活用しやすいツールといえます。
LOGLY Audience Analytics(旧Juicer)

「LOGLY Audience Analytics(ログリー オーディエンス アナリティクス)(旧Juicer)」は、訪問ユーザーの属性や行動データを可視化できる無料の分析ツールです。
ABテストなどのLPO実行機能はありませんが、サイト訪問者の傾向を把握し、コンテンツ改善の方向性を検討するための分析用途で活用できます。
Mouseflow

引用元:Mouseflow
「Mouseflow(マウスフロー)」は、ヒートマップやセッションリプレイ(録画機能)を中心としたユーザー行動分析ツールです。
14日間の無料トライアル期間中でも、スクロール到達率やクリック位置、セッションリプレイ(録画)といった基本的なユーザー行動データを確認でき、離脱が起きている箇所を把握できます。改善施策を検討するための初期分析や課題抽出に活用可能です。
計測や分析に強い
計測や分析に強いLPOツールは、ユーザー行動を詳細に把握し、課題の原因を深掘りしたい場合に適しています。改善施策の根拠を重視するチームにおすすめです。
なお、以下の記事では、LP分析で押さえておくべき5つの指標をわかりやすく解説しています。あわせて参考にしてください。
【関連記事】
LP分析で押さえておくべき5つの指標|陥りがちな失敗や具体的な分析方法も解説
User Insight

引用元:User Insight
「User Insight(ユーザーインサイト)」は、生成AIを活用したコンテンツ作成・ユーザー行動分析・Web接客をワンストップで行える総合デジタルマーケティングツールです。
12種類のヒートマップやアクセス解析に加え、ABテストやポップアップ配信、離脱防止機能など、コンバージョン向上に直結する機能を豊富に備えているのが特徴です。
データの可視化による課題抽出から、具体的な改善施策の実行までを効率的に進められます。
MATTRZ CX

引用元:MATTRZ CX
「MATTRZ CX(マターズシーエックス)」は、ユーザー行動データと顧客体験を統合的に分析できるCX(顧客体験)最適化プラットフォームです。
ヒートマップやセグメント分析を通じて、ユーザーごとの離脱要因を深く掘り下げ、ユーザー一人ひとりの潜在的なニーズを可視化できる点が強みです。
ABテストを中心としたLPOツールとは異なり、サイトやサービス全体のUX改善を目的とした分析に役立ちます。
ミエルカヒートマップ

引用元:ミエルカヒートマップ
「ミエルカヒートマップ」は、SEOやコンテンツ改善領域で実績のあるヒートマップツールです。検索流入ユーザーのスクロールや熟読状況を可視化できるため、LPだけでなく記事コンテンツの改善にも活用されています。
読み飛ばし箇所や離脱ポイントを把握し、検索意図に合った構成へ改善する際に便利です。
実装の効率化を図れる
実装の効率化を図れるLPOツールなら、エンジニアへの依存を減らし、マーケター主導で改善を進められます。効率を優先し、スピード重視の運用をしたい企業におすすめです。
KARTE Blocks

引用元:KARTE Blocks
「KARTE Blocks(カルテ ブロックス)」は、既存のWebサイトをブロック単位で管理し、ノーコードで自由自在に書き換えられるCMS型のLPOツールです。エンジニアによるコード修正が不要で、画像やテキスト、ボタン配置などを即座に変更することが可能です。
CXプラットフォーム「KARTEシリーズ」と連携することで、ユーザー属性や行動データに応じた出し分け表示にも対応しています。
CVX

引用元:CVX
「CVX(シーブイエックス)」は、ランディングページ(LP)の制作・分析・改善運用をスピーディーに内製化できるノーコード型のLPO支援ツールです。エンジニアやデザイナーの手を借りず、画像やテキスト、ボタンのサイズ、要素の配置などをドラッグ&ドロップ操作で即座に変更・反映することが可能です。
Googleタグマネージャー(GTM)やGoogleアナリティクスとの連携にも対応しており、既存ツールと併用して運用できます。
CODE Marketing Cloud

「CODE Marketing Cloud(コード マーケティング クラウド)」は、顧客の行動データをもとに、Web接客やメッセージ配信を通じてユーザー行動を促進するマーケティング支援ツールです。
会員情報や購買履歴、Web閲覧データなどを活用し、ユーザーの状況や興味関心に応じて表示するコンテンツやメッセージを出し分けできます。
7. まとめ|LPOツールで成果を最大化しよう

LPOツールは、LPの成果を持続的に高めるために役立ちます。自社に合うツールを選ぶ際は、自社の課題のほか、予算や運用体制を考慮することが重要です。
十分なデータが得られる環境でLPOツールを活用すれば、個人の経験や勘に頼らないLP改善が可能になります。このPDCAを継続的に回すことで、サイトの潜在力を引き出すことができ、ビジネスの着実な成長につながります。
LP制作・分析・ABテスト・ヒートマップ・レポート作成を一元化したいなら、「Squad beyond」がおすすめです。複数ツールを使い分ける必要がなく、LP改善のPDCAを効率的に回せます。属人化を防ぎ、組織として安定した成果を出したい企業は、お気軽にお問い合わせください。