LINEヤフー広告の新パラメーター|_ly_cと計測タグ
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LINEヤフー広告の検索広告から来たアクセスのURLに、「_ly_c」や「_ly_src」といった見慣れないパラメーターが付いていて、何のためのものか気になっていませんか。LPのURLの扱いによっては、パラメーターが原因で表示や計測に影響が出ることもあります。
LINEヤフー広告では2026年10月15日から、検索広告をクリックしたときのURLに新しいパラメーター「_ly_c」「_ly_r」「_ly_src」が付くようになりました。あわせて、検索広告(ショッピング)では新しい「計測タグ」によるコンバージョン測定が始まり、従来版のコンバージョン測定タグの新規作成を終える予定も示されています。
新しいパラメーターが何で、自動タグ設定とどう関係するのかをLINEヤフーの公式情報から確認し、LPの側で点検しておきたいことと、計測タグへの移行の進め方をまとめます。
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目次
1. 検索広告に新しいパラメーターが付くようになった
1-1. 2026年10月15日から「_ly_c」「_ly_r」「_ly_src」
LINEヤフーは、今後の機能拡充の事前準備として、広告がクリックされたときに付けるパラメーターを追加しました。対象はLINEヤフー広告の検索広告と検索広告(ショッピング)です(出典:新パラメーター導入のお知らせ|LINEヤフー for Business)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 追加されたパラメーター | 「_ly_c」「_ly_r」「_ly_src」 |
| 検索広告 | 2026年10月15日から |
| 検索広告(ショッピング) | オーディエンスリストターゲティング機能の提供時から |
| 付く広告 | 自動タグ設定で「設定する」を選んだ広告アカウントで配信中の広告 |
| 追加されるデータの量 | パラメーターごとに異なり、2〜36文字程度 |
1-2. 計測タグを置いたサイトでは、Cookieにも値が保存される
遷移先のサイトに計測タグのグローバルスニペットを設置している場合は、ファーストパーティーCookieにも「_ly_c」「_ly_r」「_ly_src」「_ly_su」が追加されます。追加されるデータの量は110文字程度です(出典:同上)。
お知らせでは、それぞれのパラメーターがどんな値なのかや、今後どんな機能に使われるのかまでは説明されていません。現時点で広告主が知っておくべきなのは、「自動タグ設定がオンなら、検索広告のURLに付くパラメーターが増えた」という点です。
2. 自動タグ設定と「_ly_c」の関係
2-1. 自動タグ設定がオンだと、YCLIDと_ly_cが付く
LINEヤフー広告の自動タグ設定は、広告アカウントで「設定する」になっている場合に、広告をクリックした人が最初に移動するURLへクリックIDを付ける機能です。付くのは「YCLID」(yclid=)と「_ly_c」の2つで、コンバージョン測定タグを使っている場合はYCLIDで、計測タグを使っている場合は_ly_cでコンバージョンが測定されます(出典:自動タグ設定について|LINEヤフー広告 ヘルプ)。
自動タグ設定はアカウント単位の設定で、検索広告とディスプレイ広告のアカウントがあれば、それぞれで「設定する」になっているかを確認する必要があります(出典:同上)。
2-2. URLのどこに付くか
YCLIDは、URLの「?」や「#」の有無に応じて付く位置が決まっています。たとえば「www.example.com/?a=bbb」なら「?a=bbb&yclid=…」、「#」を含むURLなら「#」より前に入ります。YCLIDの値は最大300文字です(出典:同上)。

2-3. 計測用のパラメーターは、自分で付けるパラメーターとは別
検索広告では、広告主が最終リンク先URLやトラッキングURLに、キーワードやデバイス、キャンペーンなどのトラッキング用パラメータを設定できます。自動タグ設定が「設定する」の場合は、トラッキング用パラメータの「{yclid}」を使って、任意の項目名でYCLIDを受け取ることもできます(出典:トラッキング用パラメータについて【検索広告】|LINEヤフー広告 ヘルプ)。今回の「_ly_c」などは自動で付くもので、広告主が設定するパラメーターとは別に加わります。
3. LPの側で確認しておきたいこと
3-1. パラメーター付きのURLでLPがエラーにならないか
LINEヤフー広告のヘルプは、自動タグ設定でパラメーターが追加されることで、任意のURLパラメーターを許可していない一部のウェブサイトではエラーページが表示される可能性があると注意しています。広告管理ツールの画面では、パラメーターが付いたURLは確認できません。自動タグ設定を「設定する」にした状態で実際に広告をクリックし、動作を確かめるよう勧めています(出典:自動タグ設定について)。
10月15日からは付くパラメーターが増えたので、URLの長さや、許可するパラメーターを決めているサイトでは、改めて表示を確認しておくと安心です。
3-2. LPから次のページへ移るときにパラメーターが落ちないか
計測に使うクリックIDは、広告をクリックして最初に移動するURLに付きます(出典:同上)。LPから申込みフォームや別のドメインのカートへ移る構成では、途中のリダイレクトやリンクでパラメーターが落ちると、コンバージョンと広告のクリックを結び付けられないことがあります。
LPから先のページまで、パラメーターがどう引き継がれているかを、実際にクリックして確かめておきます。計測の仕組みが変わる背景は「クッキーレスとは?広告・マーケへの影響と今とるべき対策を解説」で解説しています。
3-3. URLのパラメーターを使った処理に影響がないか
LPで、URLのパラメーターを読み取って表示を切り替えたり、フォームの隠し項目に入れたりしている場合は、新しいパラメーターが増えても想定どおりに動くかを確認します。パラメーターの数や順番が変わることを前提にしていない処理は、見直しておきましょう。
4. 計測タグへの移行と、従来版タグの終了予定
4-1. 検索広告(ショッピング)でも計測タグとコンバージョンAPIが使える
LINEヤフー広告の検索広告(ショッピング)では、2026年8月26日から、従来のコンバージョンタグに加えて、計測タグを使ったコンバージョン測定と、コンバージョンAPIによるサーバーサイドの計測が使えるようになりました。計測タグを使うと、ディスプレイ広告などと横断した効果測定ができるとされています(出典:計測タグおよびコンバージョンAPIへの対応開始のお知らせ|LINEヤフー for Business)。
コンバージョンAPIは、ブラウザーを通さずにサーバー間で計測データを送る仕組みで、ブラウザーのセキュリティ強化や広告ブロッカーの影響を受けにくいと説明されています。利用するには、APIを使ってアプリケーションを開発・運用できる環境が必要です(出典:計測タグでコンバージョン APIを利用する|LINEヤフー広告 ヘルプ)。
4-2. 検索広告(ショッピング)の従来版タグは、2026年秋ごろに新規作成の終了を予定
同じお知らせでは、検索広告(ショッピング)の従来版のコンバージョン測定タグによる計測について、2026年秋ごろに新規作成の機能の提供を終える予定とし、計測そのものも今後終える予定だとしています。終了の時期などの詳細は、決まり次第お知らせするとされています。このお知らせは検索広告(ショッピング)が対象で、ほかの広告での従来版タグの扱いまでは書かれていません(出典:計測タグおよびコンバージョンAPIへの対応開始のお知らせ)。
4-3. 計測タグの設定の流れ
検索広告(ショッピング)で計測タグを使ってコンバージョン測定を設定する流れは、次のとおりです(出典:計測タグでウェブサイトのコンバージョン測定を新規設定する【検索広告(ショッピング)】|LINEヤフー広告 ヘルプ)。
- 計測タグを新規発行する(利用開始時のみ)
- 広告管理ツールの「ツール」から「ライブラリー」の「コンバージョン測定」を開き、「コンバージョン設定を作成」で「ウェブ(計測タグ)」を選ぶ
- グローバルスニペットとイベントスニペットを取得する
- パラメータを設定する
- ウェブサイトにグローバルスニペットとイベントスニペットを設置する
- イベントの受信履歴を確認する
コンバージョンの計測期間は1〜90日の範囲で設定でき、計測方法は「毎回」と「初回のみ」から選べます(出典:同上)。
4-4. 移行中は二重計測に注意する
従来版のコンバージョン測定タグと計測タグを同じページに置き、同じコンバージョンを測定すると、重複して計測される可能性があります。また、計測タグでは電話発信のコンバージョンは計測できません(出典:計測タグおよびコンバージョンAPIへの対応開始のお知らせ)。電話のコンバージョンを測っている場合は、移行の範囲を分けて考える必要があります。

旧LINE広告からLINEヤフー広告への移行の全体像は「LINEヤフー広告への移行ガイド|10月配信停止までに進めたい実務」にまとめています。
5. パラメーターと計測で起きやすい失敗例
5-1. 失敗例1:パラメーターを許可していないサイトで、広告から来た人にエラーが出る
- 症状:URLのパラメーターを制限しているサイトや、決まったパラメーター以外を受け付けない作りのLPに、自動タグ設定がオンの検索広告から人を送ると、広告をクリックした人にだけエラーページが表示され、管理画面のプレビューでは問題が見つからない。
- 原因:LINEヤフー広告のヘルプによると、自動タグ設定でパラメーターが追加されることで、任意のURLパラメーターが許可されていない一部のウェブサイトではエラーページが表示される可能性があり、広告管理ツールではパラメーター付きのURLを確認できません(出典:自動タグ設定について)。
- 対策:自動タグ設定を「設定する」にした状態で、実際に広告をクリックしてLPが表示されるかを確認します。エラーになる場合は、サイトの管理者に、パラメーターが付いたURLを受け付けるよう設定を依頼します。
- 回避策:LPを公開するときに、「?yclid=test&_ly_c=test」のようなパラメーターを付けたURLで表示を確かめる手順を入れておきます。媒体がパラメーターを追加したお知らせを出したら、同じ確認をし直します。
5-2. 失敗例2:LPから先でパラメーターが落ちて、コンバージョンが媒体に戻らない
- 症状:LPから申込みフォームや別ドメインのカートへ移る構成で、途中のリダイレクトやリンクがURLのパラメーターを引き継がないと、LP側では申込みが増えているのに、LINEヤフー広告の管理画面のコンバージョンが少なく表示される。
- 原因:自動タグ設定のクリックIDは、広告をクリックして最初に移動するURLに付きます(出典:自動タグ設定について)。その後のページへの移動でパラメーターが落ちると、コンバージョンが発生したページで、どの広告のクリックかを結び付けられなくなります。
- 対策:LPから完了ページまで実際に進み、各ページのURLにクリックIDが残っているかを確かめます。落ちている箇所のリダイレクトやリンクを、パラメーターを引き継ぐ設定に直します。
- 回避策:LPの構成を変えたときや、フォームを別のツールに差し替えたときは、完了ページまでの遷移でパラメーターが残るかを確認するテストを毎回行う、と決めておきます。
5-3. 失敗例3:従来版タグと計測タグを両方置いて、コンバージョンが二重に数えられる
- 症状:計測タグへの移行を進める途中で、従来版のコンバージョン測定タグを残したまま、同じ完了ページに計測タグも設置して同じコンバージョンを測ると、管理画面のコンバージョン数が実際の申込み件数より多く表示されることがある。
- 原因:検索広告(ショッピング)の計測タグ対応のお知らせでは、従来版コンバージョン測定タグと計測タグを同じページに併設して同一のコンバージョン測定を行った場合、重複して計測される可能性があるとされています(出典:計測タグおよびコンバージョンAPIへの対応開始のお知らせ)。
- 対策:同じコンバージョンを測っている設定が2つないかを、広告管理ツールのコンバージョン測定の一覧で確認します。移行の期間中は、どちらの設定を自動入札に使うかを1つに決めておきます。
- 回避策:移行の計画を作るときに、コンバージョンごとに「従来版から計測タグへ切り替える日」を決め、切り替えた日に従来版の設定を止める手順にしておきます。電話のコンバージョンは計測タグでは測れないので、別に扱います。
6. Squad beyondで、パラメーターの引き継ぎとCVの反映を点検する
6-1. パラメーターが引き継げているかを確認する
Squad beyondでは、beyondページに流入したときに付いていたパラメーターは、そのまま次のページに引き継がれます。途中で落ちてしまう場合は、JavaScriptにコードを設置して、パラメーターを引き継いだままリダイレクトする方法がFAQで案内されています(出典:パラメータが引き継がれた状態でリダイレクトする|Squad beyond FAQ)。CVテストの中で、ページを移るときにパラメーターが付いているかを確かめる手順もまとめられています(出典:パラメーターが引き継げているか確認する|Squad beyond FAQ)。
6-2. 計測タグに合わせて、CVの反映先を選ぶ
Squad beyondのCVをYahoo!ディスプレイ広告に反映するときは、媒体の側のコンバージョン種別を確認して設定を選びます。コンバージョン種別が「ウェブ」ならYahoo!ディスプレイ広告(旧)、「ウェブ(計測タグ)」ならYahoo!ディスプレイ広告(新)を設定します(出典:Yahoo!広告にSquad beyondのCVを反映する(YDA)|Squad beyond FAQ)。従来版のタグから計測タグへ移行したら、Squad beyondの側の設定も合わせて見直しておきます。Squad beyondのCVをYahoo!広告に反映できるようになった経緯は「Squad beyondのCVを「Yahoo!広告」に反映できるようになりました」で紹介しています。
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7. LINEヤフー広告の新パラメーターについてよくある質問(FAQ)
Q. 「_ly_c」「_ly_r」「_ly_src」とは何ですか?
LINEヤフー広告の検索広告で、広告がクリックされたときにURLに付くパラメーターです。2026年10月15日から、自動タグ設定を「設定する」にしている広告アカウントの配信中の広告に付いています。LINEヤフーは、今後の機能拡充の事前準備として追加したと説明しています。それぞれのパラメーターの値の意味や、今後使われる機能の内容までは公表されていません。
Q. 新しいパラメーターが付かないようにできますか?
付くのは、自動タグ設定が「設定する」になっている広告アカウントの広告です。自動タグ設定は、コンバージョン測定に使うクリックID(YCLIDと_ly_c)を付ける機能なので、オフにするとコンバージョンの測定に影響します。パラメーターでLPに問題が出る場合は、自動タグ設定を止めるより、LPの側でパラメーター付きのURLを受け付けるように直すほうが安全です。
Q. YCLIDと_ly_cは何が違いますか?
どちらも自動タグ設定で付くクリックIDです。LINEヤフー広告のヘルプによると、コンバージョン測定タグを使っている場合はYCLIDで、計測タグを使っている場合は_ly_cでコンバージョンが測定されます。検索広告(ショッピング)では従来版のコンバージョン測定タグの新規作成の終了が予定されているので、これから設定するなら計測タグを選ぶのが無難です。
Q. 検索広告(ショッピング)の従来版タグはいつ使えなくなりますか?
検索広告(ショッピング)についてのLINEヤフーのお知らせでは、従来版のコンバージョン測定タグによる計測について、2026年秋ごろに新規作成の機能の提供を終える予定で、計測そのものも今後終える予定とされています。終了の時期などの詳細は、決まり次第お知らせするとされています。検索広告(ショッピング)で新しく測定を設定する場合は計測タグを使い、既存の設定も移行の計画を立てておきましょう。
Q. パラメーターが増えて、LPで気をつけることはありますか?
パラメーターが付いたURLでLPが正しく表示されるかと、LPから完了ページまでパラメーターが引き継がれるかの2点です。LINEヤフーのヘルプは、任意のURLパラメーターを許可していないサイトではエラーページが表示される可能性があるとしています。Squad beyondで作ったページは、流入時のパラメーターを次のページに引き継ぐので、CVテストで完了ページまでの遷移を確かめておけば安心です。
Q. 計測タグに移行したら、Squad beyond側の設定は変わりますか?
Yahoo!ディスプレイ広告にSquad beyondのCVを反映している場合は、媒体の側のコンバージョン種別に合わせて設定を選ぶ必要があります。種別が「ウェブ」ならYahoo!ディスプレイ広告(旧)、「ウェブ(計測タグ)」ならYahoo!ディスプレイ広告(新)です。媒体の側で計測タグに切り替えたら、Squad beyondの媒体設定も新しい種別に合わせて見直してください。
8. まとめ
LINEヤフー広告の検索広告では、2026年10月15日から、自動タグ設定がオンの広告アカウントで、クリック時のURLに「_ly_c」「_ly_r」「_ly_src」の3つのパラメーターが付くようになりました。今後の機能拡充の事前準備とされていて、計測タグを置いたサイトではCookieにも値が保存されます。
LPの側では、パラメーターが付いたURLでエラーにならないかと、LPから完了ページまでパラメーターが引き継がれるかを、実際に広告をクリックして確かめておきましょう。管理画面のプレビューでは、パラメーターが付いた状態は確認できません。
あわせて、検索広告(ショッピング)でも計測タグとコンバージョンAPIが使えるようになり、検索広告(ショッピング)の従来版のコンバージョン測定タグは2026年秋ごろに新規作成の終了が予定されています。二重計測を避けながら、コンバージョンごとに切り替えの日を決めて、計測タグへの移行を進めてください。
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