検索語句と広告の組み合わせ|AI Maxのレポートの見方
|広告運用ノウハウ公開中!
より詳しく知りたい方は資料をダウンロード!
AI Maxを使うと、Google広告が検索語句を広げ、広告の見出しや遷移先のページまで自動で選ぶようになります。便利な一方で、「どの検索語句に、どの見出しを出し、どのページに送ったのか」が見えにくいのが悩みでした。
その組み合わせを1行ずつ確かめられるのが、「検索語句と広告の組み合わせ」レポートです。以前は「検索語句と AI 最大化設定によるランディング ページ」という名前でした。
AIが選んだ見出しとLPが、検索した人の意図に合っているかを確かめないまま配信を続けると、関係の薄いページに広告費を使い続けることになります。
この記事では、Google広告の公式ヘルプとAPIのドキュメントをもとに、このレポートの開き方、読み方、除外の追加、数字を読むときの注意点を整理します。AI Maxそのものの仕組みや移行のスケジュールは、Google広告AI Max移行とは?自動統合と備え方を解説で扱っています。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
目次
1. 検索語句と広告の組み合わせレポートで何がわかるか
Google広告のヘルプによると、このレポートには、広告が表示されるきっかけになった検索語句と、そのとき使われた広告見出し、ランディングページ、キャンペーン、広告グループが並びます。
| 列 | 中身 |
|---|---|
| 検索語句 | 広告が表示されるきっかけになった検索語句 |
| 広告見出し | そのとき広告に使われた見出し |
| ランディング ページ | クリックした人が送られたページ |
| キャンペーン・広告グループ | どのキャンペーン・広告グループの配信か |
| ソース(追加できる列) | どの仕組みでマッチしたか |
Google Ads APIのドキュメントは、このビューを、AI最大化設定で使える最も詳細なレポートと説明しています。ランディングページは多くの場合、AIが動的に選んだURLです。見出しは、広告で使われた見出しアセットを連結したものとして記録されます。
1-1. 説明文は公式の記載にない
英語の業界メディアの中には「説明文まで見える」と伝えている記事もあります。しかし、Google広告のヘルプにもAPIのドキュメントにも、説明文の記載はありません。 公式に確認できるのは、見出しとランディングページまでです。
説明文の出し分けまで確かめたい場合は、アセットのレポートを別に見る必要があります。ヘルプによると、アセットのレポートでは、Googleが追加したアセットは「提供者:」列に「Google AI」と表示されます。
2. レポートの開き方
このレポートは、検索語句レポートの中のビューの1つです。検索語句レポートについてとAI Maxのヘルプにある手順をつなげると、次のとおりです。
- Google広告の左側のナビゲーションパネルで[キャンペーン]を選ぶ
- [分析情報とレポート]のサブメニューで[検索語句]を開く
- 表の上部にある[検索語句]のプルダウンから[検索語句と広告の組み合わせ]を選ぶ
開くと、既定ではランディングページを軸にしたビューで表示されます。画面右上でビューを切り替えられます。
2-1. 「ソース」列を追加しておく
ヘルプは、AI Maxのマッチを確認するときに「ソース」列を既定のビューに追加するよう案内しています。キーワードからの通常の一致なのか、AI Maxで広がった一致なのかを、行ごとに見分けやすくなります。
APIのドキュメントでは、AI Max由来のマッチは2種類に分かれています。
| 種類 | 意味 |
|---|---|
| キーワードなしの一致(AI_MAX_KEYWORDLESS) | ウェブサイトのコンテンツやランディングページから抽出したキーワードに一致した |
| 部分一致の拡張(AI_MAX_BROAD_MATCH) | 登録済みのキーワードを、AIが意図を読んで広げた |
キーワードなしの一致は、自社サイトやLPの中身が広告の配信先を決めているということです。サイトに書いてある内容が、そのまま検索語句の広がり方に影響します。
3. レポートで確かめる3つのずれ
レポートを開いたら、1行ごとに「検索語句」「見出し」「ランディングページ」の3つが、同じ話をしているかを見ます。ずれは主に3種類です。
| ずれ | 例 | 対応 |
|---|---|---|
| 検索語句が事業と関係ない | 扱っていない商品名や、求人・無料ツールを探す語句 | 除外キーワードとして追加 |
| 見出しが検索の意図に合っていない | 価格を調べている人に、機能だけを訴える見出しが出ている | 見出しアセットを見直す |
| LPが広告の受け皿になっていない | 採用ページ、ブログ記事、終了したキャンペーンのページに送られている | 除外URLとして追加 |
特に注意したいのは、3つ目のLPのずれです。
- 症状:AI Maxを有効にしてからクリック数は増えたのに、コンバージョンが増えません。検索語句と広告の組み合わせレポートをランディングページのビューで開くと、クリックの一部が、商品のLPではなく自社のブログ記事や採用ページに送られていました。
- 原因:AI Maxは、登録した最終ページURLだけでなく、サイト内のほかのページも遷移先に選ぶことがあります。APIのドキュメントでも、ランディングページの多くは動的に選ばれると説明されています。検索語句に近い内容が書かれていれば、申し込みの導線がないページでも選ばれる場合があります。
- 対策:成果につながらないページは、このレポートから除外URLとして追加してください。 手順は4章のとおりで、行のチェックボックスをオンにして[除外 URL として追加]を選びます。ブログ記事や採用ページのように、広告の受け皿にしたくないページは、成果を見る前に先に外しておいて構いません。
- 回避策:配信を始めた直後の数日間は、ランディングページのビューを毎日開いて、意図しないページが入っていないかを確認します。広告から送りたいページが決まっている場合は、そのページ群を受け皿として整え、ほかのページへ広がらないよう除外URLを先に入れておきます。
4. 除外キーワード・除外URLを追加する
AI Maxのヘルプによると、除外はこのレポートから直接追加できます。
- 除外したい検索語句またはURLの行の、チェックボックスをオンにする
- [除外キーワードとして追加]または[除外 URL として追加]を選ぶ
ランディングページのレポートからも、成果や関連性をもとに除外を追加できます。
除外キーワードは、関係のない検索語句を止めるために使います。除外URLは、AIに選ばれたくないページを外すために使います。検索語句は合っているのにLPが合っていない、という行では、検索語句ではなくURLを除外するのがポイントです。検索語句まで外すと、本来取りたかった検索まで止まってしまいます。
5. 数字を読むときの注意点
このレポートの数字を、ほかのレポートの数字と足したり比べたりするときは、注意が必要です。
5-1. 検索語句レポートの数字と合算しない
APIのドキュメントによると、検索語句と広告の組み合わせのビューと、通常の検索語句のビューは排他的ではなく、多くの検索語句が両方に出てきます。
公式は「これら 2 つのビューの指標を合計しないでください。」としています。2つを足した数字がキャンペーンのクリック数を超えるのは、この重複のためです。
5-2. 合計がキャンペーンの数字に届かないことがある
逆に、レポートの行を足してもキャンペーンの合計に届かないこともあります。検索のされ方が少ない語句は、プライバシーの基準でレポートに表示されない場合があるためです。こうした語句のクリックは、キャンペーンの合計には含まれますが、レポートの行には出てきません。
5-3. マッチタイプのフィルタでは少なく出る
ヘルプには、検索語句レポートでマッチタイプを「AI 最大化設定」に絞ると、AI Maxの数値が低く出ることがあると書かれています。このフィルタは「その他の検索語句」を考慮しないためです。
AI Max全体の量を見たいときは、キーワードレポートを使います。表の下部に「合計: AI 最大化設定の拡張一致」と「合計: AI 最大化設定のランディング ページの一致」の2行が出るので、AI Maxで広がった分の合計はこちらで確認できます。
6. Squad beyondで、検索語句ごとに合うLPを確かめる
このレポートで見えるのは、「AIがどのLPを選んだか」までです。そのLPが、その検索をした人にとって最適だったかどうかは、別のLPと比べてみないとわかりません。
Squad beyondでは、LPを複製して見出しや冒頭の訴求だけを変えたパターンを作れます。レポートで多く出ている検索語句のまとまりごとにパターンを用意すれば、検索の意図ごとにどのLPが成果につながるかを確かめられます。
AI Maxでは、LPに書いてある内容が配信のされ方にまで影響します。LPの表記が広告にそのまま使われる別の例として、Google広告の自動プロモーション|LPの表記が広告に出るもあわせて確認してください。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
7. 検索語句と広告の組み合わせレポートについてよくある質問(FAQ)
Q. 検索語句と広告の組み合わせレポートはどこにありますか?
Google広告の左側のナビゲーションパネルで[キャンペーン]を選び、[分析情報とレポート]のサブメニューで[検索語句]を開きます。表の上部にある[検索語句]のプルダウンから[検索語句と広告の組み合わせ]を選ぶと表示されます。以前は「検索語句と AI 最大化設定によるランディング ページ」という名前でした。既定ではランディングページのビューで開き、画面右上で切り替えられます。
Q. 広告の説明文も確認できますか?
公式のヘルプとAPIのドキュメントに記載があるのは、検索語句・広告見出し・ランディングページ・キャンペーン・広告グループまでで、説明文の記載はありません。説明文を含むアセットごとの出方は、アセットのレポートで確認します。Googleが追加したアセットは、「提供者:」列に「Google AI」と表示されます。見出しや説明文を変えたときの成果を比べたい場合は、遷移先のLPもあわせて分けておくと、どの組み合わせが効いたかを追いやすくなります。Squad beyondなら、LPのパターンを並行で配信してページ単位でコンバージョンを比べられます。
Q. このレポートの数字と、検索語句レポートの数字を足してもいいですか?
足さないでください。APIのドキュメントでは、2つのビューは排他的ではなく、多くの検索語句が両方に出てくるとされています。足した数字がキャンペーンのクリック数を超えるのは、この重複のためです。また、検索のされ方が少ない語句はプライバシーの基準で表示されないため、行を足してもキャンペーンの合計に届かないことがあります。AI Max全体の量は、キーワードレポートの下部にある合計の行で確認してください。
Q. AIが選んだLPが合っていないときは、どうすればいいですか?
このレポートで該当する行のチェックボックスをオンにし、[除外 URL として追加]を選びます。検索語句は合っているのにLPだけが合っていない場合は、検索語句ではなくURLを除外してください。検索語句まで外すと、取りたかった検索まで止まります。そのうえで、多く出ている検索語句に合わせたLPを用意し、Squad beyondで既存のLPと並行で配信すれば、どちらが成果につながるかを確かめられます。
8. まとめ
「検索語句と広告の組み合わせ」レポートは、AI Maxが検索語句ごとにどの見出しを使い、どのLPに送ったかを1行ずつ確かめられるレポートです。検索語句レポートのプルダウンから開き、既定ではランディングページのビューで表示されます。公式に記載があるのは見出しとLPまでで、説明文の記載はありません。
見るべきなのは、検索語句・見出し・LPの3つのずれです。関係のない検索語句は除外キーワードに、受け皿にしたくないページは除外URLに、レポートから直接追加できます。検索語句が合っていてLPだけが合っていない場合は、URLの方を除外してください。
数字は、通常の検索語句レポートと合算しないでください。2つのビューは重複していて、足すとキャンペーンの合計を超えます。AI Max全体の量は、キーワードレポートの下部にある合計の行で確認できます。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
Squad beyondサービス紹介資料はこちらからダウンロード



