ClaudeでMCPを設定・接続する方法|手順と活用例を解説
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「Claudeに自社のレポートやファイルを渡して、分析やレポート作成まで任せたい」——そう考えたとき役立つのが、ClaudeのMCP(Model Context Protocol)対応です。MCP対応のサービスを接続すれば、Claudeが自社のデータを直接参照・操作できるようになります。
この記事では、ClaudeでMCPを使うための前提から、接続手順(リモートのカスタムコネクタ/ローカルの設定ファイル)、そしてLP最適化プラットフォーム「Squad beyond」を例にした活用例までを、非エンジニアの方にも分かるように解説します。
MCPそのものの基礎(定義・API連携との違い・マーケティング活用の全体像)は、MCPとは?マーケティングでの活用方法と事例で解説しています。本記事は「Claudeでの接続・活用」に絞って説明します。
目次
1. ClaudeのMCPとは
MCP(Model Context Protocol)とは、ClaudeなどのAIツールと、外部のデータやツールを接続するための共通の仕組みです。
ClaudeでMCPを使うと、Claudeが自分の外側にあるデータ(レポートや管理画面の数値、ファイルなど)を参照したり、外部ツールを操作したりできるようになります。
これまでClaudeに社内データを使わせるには、その都度コピーして貼り付ける必要がありました。MCPで対応サービスを接続しておけば、Claudeが必要なデータに自分でアクセスできるようになります。
2. ClaudeでMCPを使うとできること

ClaudeにMCP対応サービスを接続すると、主に次の2つができるようになります。
- データの取得(参照):レポートの数値、ファイル、ページ一覧などをClaudeが読み取る
- ツールの操作:Claudeから外部ツールに対して、データの更新や作成などを行う
たとえば「先週のレポートを取得して、成果が落ちたページを教えて」といった指示を、Claudeがデータを参照しながら処理できます。マーケティング業務では、レポート作成・データ集計の自動化や、パフォーマンス分析といった用途で効果を実感しやすい領域です。
3. ClaudeでMCPを使うための前提
ClaudeでMCPを利用するには、いくつかの前提があります。
- 対応プラン:
リモートのMCPサーバーを接続する「カスタムコネクタ」は、有料プラン(Pro/Max/Team/Enterprise)で利用できます。 - 接続方法は2種類:用途によって接続の仕方が分かれます(次章で解説)。
・リモートのMCPサーバー:
設定の「コネクタ」から追加します。Squad beyondのような外部サービスはこちらです。
・ローカルのMCPサーバー:
自分のPC上で動くサーバーで、設定ファイル(claude_desktop_config.json)で登録します。 - リモート接続はサーバーが公開されている必要:
リモートのカスタムコネクタは、Anthropic側のクラウドからサーバーへ接続します。
そのため、接続先サーバーがインターネットから到達できる状態である必要があります。
どのツールを接続するか迷う場合は、MCP対応ツール・サーバーの選び方と比較で用途別に整理しています。
※Claude Code(CLI)でもMCPを利用できます(コマンドでサーバーを追加)。本記事ではClaude/Claude Desktopでの接続を中心に解説します。仕様は変更されることがあるため、利用前に公式ヘルプで最新をご確認ください。
4. ClaudeにMCPを接続する手順

4-1. リモートのMCPサーバーを接続する(カスタムコネクタ)
Squad beyondのような外部サービスは、この方法で接続します。
- Claude(またはClaude Desktop)の設定 →「コネクタ」を開く
- 一覧の下部にある「カスタムコネクタを追加」をクリックする
- ダイアログに、接続先のリモートMCPサーバーURL(
https://から始まるURL)を入力する - 認証が必要な場合は「Advanced settings(詳細設定)」からOAuthのClient ID/Secret等を設定し、案内に沿って認証する
- 追加後、コネクタの設定画面で使用を許可するツールや利用上限を必要に応じて調整する
※リモートのMCPサーバーは、設定の「コネクタ」から追加します。設定ファイル(claude_desktop_config.json)に直接書いてもリモートサーバーには接続されない点に注意してください。
4-2. ローカルのMCPサーバーを使う場合
自分のPC上で動くサーバー(ファイル操作など)を使う場合は、設定ファイルで登録します。
- 設定ファイルを編集:設定 →「開発者」→「構成を編集」から
claude_desktop_config.jsonを開き、サーバー情報を記述してClaude Desktopを再起動する - Desktop Extensionsを使う:拡張機能ファイル(.mcpb)を使えば、ターミナル操作やJSON編集なしでローカルサーバーを追加できます
4-3. 接続後の呼び出し方と権限
接続後は、チャットに自然文で指示するだけでデータを扱えます。コネクタの設定でツールごとに使用可否を管理できるため、必要なツールだけを有効にして運用するのが安全です。プログラミングの知識は必要ありません。
リモート接続の詳しい手順は、Claude公式ヘルプ「Get started with custom connectors using remote MCP」で確認できます。
5. 【実例】Squad beyond MCPをClaudeに接続してLPを分析する

ここからは、実際のツールを例に見ていきます。LP最適化プラットフォームのSquad beyondはMCPに対応しており、Claude(Pro以上)から直接データを参照・分析できます。
5-1. Claudeへの接続
前章4-1の手順で、ClaudeのカスタムコネクタにSquad beyondのMCPサーバーを登録し、OAuthで認証します。
- MCPサーバーURL:
https://squadbeyond-mcp-server-production.squadbeyond.workers.dev/mcp - 認証方式:OAuth
接続後に取得できるデータは、Squad beyond上のアカウント権限に連動します。
接続手順の詳細は、Squad beyond公式ヘルプのMCPの接続・設定方法を参照してください。
5-2. Claudeからできること
接続すると、ClaudeからSquad beyond上の次のようなデータを扱えます。
- 日次・週次・月次のレポートデータ(PV・CV・CVRなど)の取得
- ステータスやフォルダ単位でのページ一覧の取得
- CVRや流入元、離脱状況などのパフォーマンス分析
- Branch Operation(バージョン×クリエイティブの掛け合わせ)の分析
5-3. 活用例
接続後は、自然文で指示するだけでデータを扱えます。
- 「今週のレポートを取得して、CVRが高い順にLPをランキングして」と依頼し、LPパフォーマンスを自動でランキング化する
- 媒体別にCVRを比較させ、効率の良い流入元を洗い出す
- 週次レポートの下書きを自動生成させ、確認と仕上げだけ人が行う
LPのどの指標を見て改善するかは、LP分析で押さえる5つの指標で解説しています。
これまで複数の画面を行き来して集計していた作業を、Claudeへの一度の指示に置き換えられます。
6. ClaudeでMCPを使うときの注意点
便利な一方で、運用時に押さえておきたい制約もあります。
- セキュリティ・権限設計:
AIが自社データにアクセスできるということは、権限管理が前提になります。コネクタ設定でツールごとに使用可否を絞り、必要な範囲だけを有効にします。書き込みを伴うツールは特に慎重に扱います。 - リモート接続の前提:
カスタムコネクタはAnthropicのクラウドからサーバーへ接続するため、接続先がインターネットから到達できる必要があります。 - レート制限:
Squad beyond MCPの場合、リクエストは1分間に10回までです。上限に達しても約1分で自動的に解除されます。 - 権限との連動:
取得できるデータはアカウント権限に紐づきます。権限のないデータはClaudeからも参照できません。 - チーム・アカウント切替時:
切り替えた際は、一度接続を解除してから再接続する必要があります。
書き込みを伴うツールを使う際の注意点は、MCP導入のセキュリティと注意点で詳しく解説しています。
7. ClaudeのMCPについてよくある質問(FAQ)
Q. ClaudeでMCPを使うには何が必要ですか?
A. リモートのMCPサーバーを接続する「カスタムコネクタ」を使うには、Claudeの有料プラン(Pro/Max/Team/Enterprise)が必要です。設定の「コネクタ」から追加します。
自分のPC上で動くローカルサーバーを使う場合は、設定ファイル(claude_desktop_config.json)やDesktop Extensions(.mcpb)で登録します。
Q. ClaudeにリモートのMCPサーバーを接続する手順は?
A. ①Claudeの設定→「コネクタ」を開く、②「カスタムコネクタを追加」をクリック、③リモートMCPサーバーURL(https://から始まる)を入力、④必要に応じて「Advanced settings」でOAuthのClient ID/Secretを設定して認証、⑤コネクタ設定で使用するツールや利用上限を調整、の流れです。プログラミング知識は不要です。
Q. Claudeのリモート接続とローカル接続の違いは?
A. リモートのMCPサーバー(Squad beyondなどの外部サービス)は、設定の「コネクタ」から追加します。設定ファイル(claude_desktop_config.json)に直接書いてもリモートサーバーには接続されません。
設定ファイルは、自分のPC上で動くローカルサーバー向けです。リモート接続はAnthropic側のクラウドからサーバーへ接続するため、接続先が公開されている必要があります。
Q. ClaudeのMCPでできることと注意点は?
A. 接続先サービスのデータ取得とツール操作ができます。
Squad beyond MCPと接続すると、レポートデータの取得やCVR分析、Branch Operationの分析、LPのランキング化などが可能です。注意点として、コネクタ設定でツールごとに使用可否を管理し、書き込みを伴うツールは慎重に扱います。Squad beyond MCPには1分間に10回のレート制限があります。
8. まとめ
Claudeはリモート・ローカルの両方でMCPに対応しており、対応サービスを接続すれば、AIが自社のデータを直接参照・分析できるようになります。
- リモートの外部サービスは、設定の「コネクタ」→「カスタムコネクタを追加」でサーバーURLを登録し、OAuthで認証する(Pro/Max/Team/Enterprise)
- ローカルのサーバーは設定ファイルやDesktop Extensionsで登録する
- Squad beyond MCPのように対応プラットフォームと接続すれば、LP分析やレポート自動化を自然文の指示だけで実行できる
毎回データを手で渡すのではなく、Claudeが自社データに直接アクセスできる状態をつくることで、レポート作成や分析の手間を大きく減らせます。まずは定例レポートの自動化など、身近な業務から試してみてください。
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