SaaSにおけるLP|制作・運用のメリットや基本構成、失敗しないポイントも解説

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SaaSにおけるLP|制作・運用のメリットや基本構成、失敗しないポイントも解説

現在のSaaS市場には、類似した機能を持つ製品が数多く提供されており、市場競争は激化しています。競合がひしめく市場において、機能を羅列しただけのLPでは見込み客の心を動かすことはできません。とくにBtoB領域では、導入担当者が社内決裁を通すための論理的な説得材料をLPで提示することが重要です。

本記事では、SaaS LPを制作・運用する際のメリット・デメリットや成果につながる基本構成、SaaS LPの制作で失敗しないためのポイントなどを詳しく解説します。

1. SaaS LPを制作・運用する3つのメリット

多くのサービスの中から自社製品を選んでもらうには、ユーザーが抱える課題に対し「自社製品こそが最適解だ」と確信してもらう仕組みが必要です。LPを正しく運用することで、営業リソースを最小限に抑えつつ、質の高い商談を創出できます。

ここでは、事業成長を加速させるために把握しておくべき、LPのメリットを解説します。

製品価値をわかりやすく伝えられる

質の高いLPを制作することで、複雑な機能を持つサービスでも、本質的な価値をユーザーに短時間で正確に届けられます。

Webサイトに訪れた人は、わずか3秒でページを読み進めるか判断します。3秒という短い時間で「自社に役立つ製品だ」と直感的に理解してもらうには、ページを開いて最初に目に入る画面(ファーストビュー)の設計が重要です。実際の操作画面を見せて使い勝手をイメージさせたり、導入後のベネフィットを示したりすることで、製品の魅力を直感的に理解してもらえます。

ターゲットに合わせた訴求ができる

SaaSのLPは、流入するターゲットの属性やニーズに合わせて柔軟に出し分けることが可能です。それぞれのユーザーが抱える個別の課題に対してピンポイントな訴求を届けることで、自分事化を促し、CV(コンバージョン)への確度を高められます。

たとえば、コスト削減を重視する層には経営的なメリットを、操作性を重視する層には業務の効率化を強調するといった運用も有効です。

ターゲットごとに訴求軸を切り替え、課題に直結する解決策を提示することで、CVR(コンバージョン率)の大幅な向上が見込めます。

質の高いリードを獲得できる

LPは製品による課題解決を具体的に提示できるため、質の高いリードを獲得するのに向いています。

ターゲットが直面している課題を深く掘り下げ、解決策や導入後のベネフィットを論理的に解説することで、「自社の課題をこの製品で解決したい」と考える意欲の高いユーザーを惹きつけることが可能です。

こうした意欲の高い見込み客を優先して商談へつなげることで、営業現場での成約率も向上するでしょう。

2. SaaS LPを制作・運用する際の3つのデメリット

SaaSのLPには多くのメリットがありますが、制作・運用について安易に考えていると、期待する成果を出せないこともあります。

SaaS LPを制作・運用する際のデメリットについても確認しておきましょう。

コストと手間がかかる

SaaS LPの制作・運用には、初期費用や継続的な工数といったリソースの確保が不可欠です。プロダクトの価値を正確に伝えるための高品質なデザインやライティングに相応の制作コストがかかるほか、公開後も成果を最大化させるための広告運用費やデータ分析の手間が継続的に発生します。

とくに、成果に直結するLPO(LP最適化)を継続的に実施するには、専門的な知見と検証の時間が必要となるため、社内リソースが限られている場合には大きな負担となりかねません。

単に制作して終わりではなく、成果が出るまで改善を積み重ねるための運用体制を整える必要がある点は、あらかじめ考慮すべき課題のひとつです。

戦略が曖昧だと成果につながりにくい

SaaSのLPは、「誰に・何を・どのように」伝えるかという戦略が曖昧では成果につながりません。戦略が曖昧なまま制作を進めてしまうと、ユーザーに刺さるメッセージを届けられず、期待した成果を得ることは難しくなります。

競合がひしめくSaaS市場においては、単なる機能紹介にとどまらない、明確な差別化戦略に基づいた訴求が求められます。

また、自社サービスが「利用者が自ら使い始めるセルフ型」なのか、「営業担当が説明して導入を支援するセールス型」なのかを見極め、ペルソナに合わせた導線設計を考えることも必要です。

公開後も分析・改善を続ける必要がある

LPは公開後も、ユーザーの反応に基づいて改善を繰り返すことが必要です。ユーザーがLPのどこを注視し、どこで離脱しているかを可視化するヒートマップなどを活用し、改善を続けます。

市場環境や競合サービス、ユーザーニーズは日々変化するため、一度完成したLPをそのままにしていると訴求力は低下してしまいます。定期的にデータを分析し、キャッチコピーやボタンの配置、コンテンツの優先順位などを最適化し続けることが重要です。

3. 成果につながるSaaS LPの基本構成

成果の出るLPには、ページを読み進めるだけでユーザーの疑問や不安が解消されるような構成が求められます。

LPの基本構成とその役割は、以下のとおりです。

基本構成役割
ファーストビュー数秒でサービスの本質的な価値を伝え、「自分たちのための製品だ」と直感させる
ベネフィット訴求導入によって得られる「課題解決」や「理想の未来」を具体的に提示する
課題の具体化ターゲットが抱える悩みを言語化し、自分事化させる
詳細機能の紹介理想の未来を実現できる仕組みや機能を、論理的な裏付けとして説明する
導入実績・事例信頼性と安心感を担保する
料金プラン予算との整合性をその場で判断できるようにする
導入プロセス・サポート導入・運用への不安を払拭する
よくある質問(FAQ)比較検討段階で生じやすい疑問や技術的な懸念を、先回りして解消する
CTA(行動喚起)資料請求や申し込みなど、ユーザーが迷わず次の一歩を踏み出せるよう誘導する

これらの要素を検討段階の心理変容に沿って配置することで、導入への心理的ハードルが下がり、高い確率でCVへと導くことが可能になります。

4. 参考にしたいSaaS LP事例5選

成果を出しているLPには共通の「成功の型」があります。ここからは、SaaS LPとして参考にしたい事例を5つ紹介します。

なお、多くのSaaS企業に選ばれているLPOツール「Squad beyond」を活用した、BtoB特化型の厳選LP事例集もご用意しております。

ダウンロード:https://squadbeyond.com/download/lp-collection-b2b/

Squadbeyond

引用元:Squad beyond

LP制作のオールインワンツール「Squad beyond」のLPは、数値と具体性で製品価値を訴求する構成が特徴的です。ファーストビューで「LPの制作時間30分」「ABテスト開始まで1分」といった具体的な時間を提示し、スピード感を印象づけています。

青を基調とした信頼感のあるデザインの中に実際の操作画面を配置し、ツールの利便性を直感的に伝えています。機能紹介や導入事例といったユーザーの納得感が高まるコンテンツの直後にCTAを配置。読者の熱量を逃さず、次のアクションへ自然に誘導する施策が施されています。

KUMA

引用元:KUMA

こちらはAPI連携という専門的なテーマを、大胆な配色とイラストで親しみやすく表現した「KUMA」のLPです。ファーストビューでは、鮮やかな赤色を背景に「マーケティングを強化したい」「システム連携が簡単にできる」といったユーザーの願望を吹き出しで提示し、共感を誘います。

「APIが簡単につながるAPIHUB」という機能的価値とベネフィットの両方を明確に伝える、わかりやすいデザインが特徴的です。

ミツモア

引用元:ミツモア

BtoBのリード獲得に特化した「ミツモア」のLPは、論理的な構成で利用者の納得感を引き出す設計です。ファーストビューで「リード獲得に時間と費用をかけすぎていませんか?」と問いかけ、課題を明確化。続けて「掲載料無料」「オンライン集客」といったメリットを提示し、解決策へと導きます。

緑を基調とした安心感のあるデザインに加え、「サービス利用実績600社以上」「経済産業大臣賞」などの客観的な実績を示すことで、ユーザーの不安を払拭し、信頼を獲得できる構成になっています。

LegalForceキャビネ

引用元:LegalForceキャビネ

AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」のLPは、BtoBに求められる信頼性とわかりやすさを両立しています。整理されたレイアウトと、誠実さを感じさせる落ち着いたトーンのカラー構成で、情報の正確性が重視される法務領域のユーザーに安心感を与える設計になっているのも特徴的です。

ユーザー満足度やセキュリティ情報なども詳細に記載されており、導入に対する企業の不安解消に役立っています。

スマレジEC・B2B

引用元:スマレジ

BtoBの受発注業務の非効率を解消する「スマレジEC・B2B」のLPは、検討段階の心理変容を捉えた緻密な構成が特徴です。便益と実績を提示するファーストビューに続いて、現場が抱える具体的な悩みに深く共感することで、自分事化を強く促しています。

「資料ダウンロード」と「無料トライアル」の2つのCTAを用意し、検討度合いに応じた導線を提供している点も巧みです。「資料ダウンロード」という心理ハードルの低いCTAを用意することで、潜在層を逃さず獲得できる設計になっています。

5. SaaS LPの制作で失敗しないための3つの重要ポイント

SaaS LPの制作で失敗しないためのポイントは以下のとおりです。

  • 「誰に何を」伝えるかの明確化
  • ストレスのないスムーズなサイト設計
  • 信頼性を高めるコンテンツの作成

これら3つはCVRを左右する重要な土台です。ひとつずつ確認し、成果につながるLPを作りましょう。

「誰に何を」伝えるかの明確化

SaaSのLPにおいて重要なのは、特定の悩みを抱えるユーザーに対して「この製品なら解決できる」と感じさせることです。ターゲットが直面している不便さや非効率を具体的に言語化し、共感を呼ぶメッセージを提示しましょう。

ユーザーの心を動かすには、機能の説明以上に、導入後の変化をイメージさせることが重要です。たとえば、「手作業での転記ミスがゼロになる」「月間100時間の工数削減を実現する」といった具体的なベネフィットを提示します。

ユーザー自身が「これは自分のためのツールだ」と自分事化できる情報を丁寧にそろえることで、導入への期待感を高め、CVへとつなげることが可能になります。

ターゲットのニーズを把握することの重要性については、こちらの記事もご確認ください。

詳しくはこちら
【関連記事】最適なLPOでCVRを改善|ユーザーを離さないLPの作り方

ストレスのないスムーズなサイト設計

ユーザーはページを開いてからわずか3秒で、その先を読み進めるかどうかを直感的に判断するといわれています。ページの読み込みに数秒かかる、スマホで見た際にレイアウトが崩れているといった些細なストレスが、即座に離脱へとつながります。

ページ読み込み速度の低下を防ぐためには、ファーストビューのサイズを調整するなどの工夫が必要です。スマホから閲覧されることが多い場合は、モバイル環境での視認性と操作性にも配慮し、どのようなデバイスでもストレスなく閲覧できる環境を整えましょう。

また、複雑すぎる操作性は離脱の要因となるため、重要なメッセージとCTAのみを配置するなど、わかりやすさにもこだわることが大切です。

こちらの記事では、画質とページ読み込み速度を両立する方法についてご提案しています。

詳しくはこちら
【関連記事】「画質」はCTR,CVRを向上させる丨高画質モード

信頼性を高めるコンテンツの作成

SaaSを導入する際、ユーザーが不安に感じるのは導入後の失敗です。ユーザーは「このサービスが自分の悩みに対して本当に役立つのか」「使い続けられるか」といった不安を持っています。とくにサブスクリプションが主流のSaaSでは、継続利用に見合う価値があるかという納得感が、導入の大きな壁となります。

この心理的障壁を取り除くためには、客観的な証拠を提示することが重要です。具体的には、外部の評価サイトのバッジや第三者機関による認証、実際のユーザーの生の声などがあります。中でも、自社と似た業種や規模の企業がどのように課題を解決したかを示す導入事例は、強力な説得材料になるので、積極的に掲載しましょう。

6. 公開後にCVRを高めるLPOの手順

LPで成果を出すには、ページを公開したあともLPOを繰り返すことが不可欠です。一度作って終わりにするのではなく、常に最適な形へアップデートし続けることで、継続的な成果につながります。ここからは、CVRを高めるためのLPOの手順について解説します。

なお、こちらの記事でもLPOについて詳しく説明していますので、あわせて参考にしてください。

詳しくはこちら
【関連記事】LPOとは?SEO・EFOとの違いやメリット、成果を出す5ステップを紹介

1.定量的・定性的データによるボトルネックを特定する

LPOでは、数値に基づき「どこで見込み客が離脱しているか」というボトルネックを突き止めることが重要です。アクセス解析ツールを用いて、ページ内でのスクロール率やボタンのクリック率を詳細に調査します。

また、ヒートマップツールを活用し、読者が熱心に読んでいる部分と読み飛ばしている部分を視覚的に把握することも重要です。定量的な数字と定性的なユーザーの動きの両面から現状を確認することで、修正すべき箇所が見えてきます。

2.仮説検証により構成を最適化させる

問題箇所が見つかったら仮説を立て、改善策を試しましょう。

たとえば、想定している場所でボタンがクリックされない場合に、「導入後の利便性がイメージできていないのではないか」という仮説を立ててみます。この仮説に基づき、ボタンの直前に具体的な導入効果やユーザーの声を配置して期待感を高めるといった改善策を講じます。

このように、表面的な数値だけでなく「なぜその行動が起きているのか」という背景に仮説を持ち、一つひとつ検証を繰り返していくことが重要です。こうした地道な改善を積み重ねることで、着実にCVRを向上させることが可能になります。

LPOの仮説検証で重要なABテストについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

詳しくはこちら
【関連記事】ABテストで最適なLPを|基本的なやり方から徹底解説

3.検証結果を反映させる

ABテストなどで良い結果が出た内容は、速やかにページへ反映させます。しかし、数値の良し悪しを確認するだけで終わらせてはいけません。なぜ結果に差が出たのかという理由を分析し、その知見をもとにページ全体を見直すことが重要です。

このプロセスを繰り返すことで、ユーザーの心理変化や時代のニーズに合わせて、LPを最適化し続けられます。ユーザーに寄り添い改善し続けることが、CVRを高めるポイントです。

7. SaaS LPの成果を最大化するなら「Squad beyond」がおすすめ

SaaS LPの戦略的な運用を、ひとつのツールで実現できるのが「Squad beyond」です。LPの制作からABテスト、ヒートマップ分析、改善施策の実行まで、成果を高めるために必要な機能が揃っています。

専門知識がなくても高速でPDCAサイクルを回せる点も魅力のひとつです。まずは資料請求で、Squad beyondの詳細をご確認ください。

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8. まとめ|自社に最適なSaaS LPでビジネスを加速させよう

SaaS事業において、LPは成果を最大化するために重要です。競争の激しいSaaS市場で選ばれるためには、LPを単なる製品紹介としてではなく、ユーザーの課題を解決するためのツールへと進化させる必要があります。LPをうまく活用し、事業の持続的な成長を実現させましょう。

SaaS事業において、LPを制作したいとお考えの方や、LPの改善がうまくいかないとお悩みの方、LP制作から改善まで一気通貫で行いたい方は「Squad beyond」をご検討ください。

お問い合わせ:https://squadbeyond.com/contact/

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