Google広告のAsk Advisorとは|できること
|広告運用ノウハウ公開中!
より詳しく知りたい方は資料をダウンロード!
Google広告の管理画面で、成果が落ちた理由や、広告が不承認になった原因を調べるのに時間がかかる。ヘルプを読み、レポートを何枚も開いて、ようやく答えにたどり着く。そんな経験はありませんか。
Google広告には、管理画面の中で質問すると、アカウントのデータをもとに分析や改善の提案、トラブルの解決を手伝うAIエージェント「Ask Advisor」があります。2025年11月に「Ads Advisor」として発表され、今のヘルプではAsk Advisor(ベータ版)として案内されています。ただ、Googleの発表は米国向けで、日本での導入時期は未定とされています。
Googleのヘルプと発表をたどりながら、Ask Advisorでできること、使い方、日本での提供状況、提案を使うときの注意を確認します。広告の不承認の原因がLPにあるときの直し方は6章で扱います。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
目次
1. Ask Advisorとは
1-1. Google広告の中で使える、Geminiのエージェント
Ask Advisorは、Geminiの機能をもとに作られた、Google広告の中で会話して使うエージェントです。質問ごとの回答、キャンペーンのパフォーマンスの把握と改善、パフォーマンスや広告ポリシーの問題の解決を手伝い、承認した変更の候補を適用することもできます。ヘルプのタイトルには「ベータ版」と書かれています(出典:Google 広告の Ask Advisor(ベータ版)|Google 広告 ヘルプ)。
1-2. 「Ads Advisor」から「Ask Advisor」へ
Googleは2025年11月12日、Geminiを使った2つのエージェント「Ads Advisor」と「Analytics Advisor」を発表し、Google広告とGoogleアナリティクスのすべての英語のアカウントに展開すると伝えました(出典:Google's AI advisors: agentic tools to drive impact and insights|Google Blog)。
その後、2026年5月のGoogle Marketing Live 2026で、Google広告、Googleアナリティクス、Merchant Center、Googleマーケティング プラットフォームのすべてを横断する統合型のエージェント「Ask Advisor」が発表されました。Googleは、製品ごとに分散していたデータをつなぎ、24時間体制でビジネスを支える戦略パートナーだと説明しています(出典:GOOGLE MARKETING LIVE 2026|Google 日本版ブログ)。

1-3. 日本での導入時期は未定
Google Marketing Live 2026の日本語の発表には、「本発表は米国向けのものであり、日本国内における導入時期および展開詳細につきましては、現時点では未定」と書かれています。2025年11月の発表も、英語のアカウントへの展開でした。
Google広告のヘルプには、Ask Advisorのアイコンは「アカウントが対象となる場合」に表示されると書かれています。日本語のアカウントで使えるかは、管理画面の右上にアイコンが出ているかで確かめてください。
2. 使い方
2-1. 右上のアイコンか、上部の検索バーから
Ask Advisorを開く手順は次のとおりです(出典:Google 広告の Ask Advisor(ベータ版))。
- Google広告のアカウントで、右上にある[Ask Advisor]のアイコンを選ぶ。上部の検索バーに質問を直接入れてもよい
- 右側のパネルにAsk Advisorのウィンドウが開く
- アカウントについての質問やトラブルの相談を入れて、Enterキーを押す
ヘルプでは、質問はキーワードやキャンペーン名、指標を入れて具体的にすること、会話の形で続けて質問すること、チャット履歴や保存した情報を使うことがすすめられています。Ask Advisorは、クライアント センター(MCC)のアカウントでは使えません。
2-2. 質問の例
ヘルプに載っている質問の例を、テーマごとに抜き出します。
| テーマ | 例 |
|---|---|
| パフォーマンスの確認 | キャンペーンのパフォーマンスは先週と比べてどうでしたか?/ブランド キャンペーンのクリック数が減少したのはなぜですか? |
| トラブルシューティング | 広告が不承認になったのはなぜですか?修正するにはどうすればよいですか?/不承認となった広告の再審査を請求してください/最終ページ URLを更新してください |
| キャンペーンの最適化 | P-MAX キャンペーンを最適化するにはどうすればよいですか?/既存のキャンペーン向けにより有効性の高い広告見出しを作成するのをサポートしてください |
| 設定の更新 | キャンペーンを一時停止して/キャンペーン C の 1 日の予算を更新して |
| レポート | 過去 30 日間に獲得したインプレッション数のグラフを作成してください |

3. できること
3-1. 分析とトラブルの解決
Ask Advisorは、パフォーマンスの変動の原因を探したり、成果が落ちたキャンペーンの問題を調べたりできます。広告ポリシーについても、不承認の理由の確認、修正の方法、再審査の請求、最終ページURLの更新といった相談に対応します。身元確認やお支払い、プロモーションコードの問題も、質問の例に挙がっています。
2025年11月の発表では、不承認の根本原因を特定して修正案を出し、場合によっては広告のURLの編集といった修正も、広告主の承認を得た上で実行できると説明されていました(出典:Google's AI advisors: agentic tools to drive impact and insights)。
3-2. 提案とアセットの作成
P-MAXキャンペーンの最適化の提案や、クリエイティブのアセットの監査、新しい広告見出しや画像の作成、キーワードの候補、新しいキャンペーンのアイデアも出せます。ヘルプでは、生成された画像は広告主のランディングページから取得されるか、Google AIによって生成されると書かれています(出典:Google 広告の Ask Advisor(ベータ版))。
生成された画像の元がLPの画像のこともあるので、画像を確かめるときは、元になったLPの画像の表記もあわせて見ておくと安心です。
Google広告のAI機能の全体像は「Google広告のAI活用法|導入するメリット・注意点も解説」で、外部のAIからGoogle広告を操作する方法は「Google広告MCPとは?できることと接続手順を解説」で解説しています。
4. 提案を使うときの注意
4-1. AIが作ったアセットは、自分で確かめる
ヘルプでは、AIが生成したアセットの編集権限はすべて広告主にあり、提案されたコンテンツは確認するよう書かれています。重要な請求の状態、身元確認の書類、ポリシー違反の再審査請求の結果は、Google広告のアカウントの設定で直接確かめるよう案内されています(出典:Google 広告の Ask Advisor(ベータ版))。
4-2. 2026年7月の利用規約でも「確認する義務」
Google広告の利用規約は2026年7月1日に更新されました。更新の案内では、会話の機能などに入力した情報やURLがどう使われるかについての更新に加え、入力した情報に対する権利があることを確認する責任と、Google広告の機能で自動生成されたすべてのキャンペーンと広告アセットを確認、承認、削除する義務が、引き続き広告主にあることが明記されたとしています(出典:Google 広告の利用規約に関する重要な更新|Google 広告 ヘルプ)。
Ask Advisorで作った広告見出しや画像も、配信する前に、内容が正しいか、自社の表現のルールや法令に合っているかを人が確かめる必要があります。
5. Ask Advisorで起きやすい失敗例
5-1. 失敗例1:MCCのアカウントでアイコンを探す
- 症状:代理店がクライアント センター(MCC)のアカウントからAsk Advisorを開こうとしても、アイコンが見つからず、使い始められないことがある。
- 原因:Ask Advisorは、クライアント センター(MCC)のアカウントでは使えません。アイコンは、アカウントが対象となる場合にだけ表示されます(出典:Google 広告の Ask Advisor(ベータ版))。
- 対策:MCCの下にある個別の広告アカウントを開き、右上にアイコンが表示されるかを確かめます。
- 回避策:社内で使い方を決める前に、運用している広告アカウントのどれでアイコンが表示されるかを一覧にしておきます。日本での導入時期は未定とされているため、表示されないアカウントがある前提で手順を作ります。
5-2. 失敗例2:生成された見出しや画像を、確かめずに配信する
- 症状:Ask Advisorが作った広告見出しや画像をそのまま適用すると、LPにない表現や、自社で使えない表現が広告に入ったまま配信されることがある。
- 原因:ヘルプでは、AIが生成したアセットの編集権限はすべて広告主にあり、提案されたコンテンツは確認するよう書かれています。利用規約でも、自動生成されたキャンペーンと広告アセットを確認、承認、削除する義務は広告主にあるとされています(出典:Google 広告の利用規約に関する重要な更新)。
- 対策:配信中のアセットを見直し、LPの内容や自社の表現のルールに合わない見出しや画像を外します。
- 回避策:AIが作ったアセットを入れるときは、適用する前に担当者以外の人が表現を確かめる手順を決めておきます。薬機法や景品表示法に関わる商材では、確認する観点を一覧にしておくと抜けを防げます。
5-3. 失敗例3:再審査の結果を、チャットの回答だけで判断する
- 症状:Ask Advisorで不承認の広告の再審査を請求し、チャットの回答だけを見て「通った」と判断すると、実際には広告が配信されていないことに気づくのが遅れることがある。
- 原因:ヘルプでは、ポリシー違反の再審査請求の結果や、重要な請求の状態、身元確認の書類は、Google広告のアカウントの設定で直接確かめるよう案内されています。
- 対策:再審査を請求したあとは、広告のステータスをアカウントの画面で確かめます。不承認が続く場合は、原因になっている広告やLPの表記を直します。
- 回避策:Ask Advisorは、原因を探したり手順を知ったりする入口として使い、結果の確認はアカウントの画面で行う、と役割を分けておきます。
6. Squad beyondで、LPの修正と確認の流れを整える
6-1. 不承認の原因がLPなら、LP側を直す
広告の不承認の原因が、遷移先のLPの内容にあることがあります。Squad beyondのFAQでは、Google広告で「独自コンテンツ不足」の理由で審査に落ちた場合の対応策として、コンテンツを商品を中心にした内容にすることなどが挙がっています(出典:Google広告の広告審査について|Squad beyond FAQ)。Ask Advisorで原因の見当をつけたあと、LP側の表記を直す流れです。
LPの審査落ちの原因の調べ方は「Google広告「悪意のあるソフトウェア」で審査落ち?原因と解決策」でも解説しています。
6-2. LPの変更も、承認してから反映する
Squad beyondの審査機能をオンにすると、チームの中で権限を持つ人が承認してから、Versionの編集内容を実際の配信ページに反映できます。審査機能はフォルダ単位で設定でき、上司やクライアントに修正内容を確認してもらう場面で使えます(出典:審査機能について|Squad beyond FAQ)。
AIの提案をもとに広告を直すときと同じように、LPの修正も人が確かめてから反映する流れにしておくと、広告とLPの両方で表現の確認が抜けにくくなります。
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
7. Google広告のAsk Advisorについてよくある質問(FAQ)
Q. Ask Advisorとは何ですか?
Google広告の中で質問して使える、Geminiをもとにしたエージェントです。キャンペーンのパフォーマンスの分析、成果が落ちた原因の調査、広告ポリシーの問題の解決、広告見出しや画像、キーワードの提案などを手伝い、承認した変更を適用することもできます。2025年11月に「Ads Advisor」として発表され、今のヘルプでは「Ask Advisor(ベータ版)」として案内されています。
Q. Ads AdvisorとAsk Advisorは違うものですか?
2025年11月にGoogle広告向けのAds Advisorが発表され、今のGoogle広告のヘルプでは同じページがAsk Advisor(ベータ版)として案内されています。2026年5月のGoogle Marketing Live 2026では、Google広告、Googleアナリティクス、Merchant Center、Googleマーケティング プラットフォームを横断する統合型のエージェントとして、Ask Advisorが発表されました。
Q. 日本のアカウントでも使えますか?
Google Marketing Live 2026の日本語の発表には、本発表は米国向けで、日本国内での導入時期と展開の詳細は現時点で未定と書かれています。2025年11月の発表も英語のアカウントへの展開でした。ヘルプには、アカウントが対象となる場合に右上のアイコンが表示されるとあるので、自分の広告アカウントで表示されるかを確かめてください。
Q. Ask Advisorが作った広告見出しは、そのまま使っていいですか?
ヘルプでは、AIが生成したアセットの編集権限はすべて広告主にあり、提案されたコンテンツは確認するよう書かれています。2026年7月1日に施行された利用規約の更新でも、自動生成されたキャンペーンと広告アセットを確認、承認、削除する義務は広告主にあると明記されています。配信の前に、LPの内容や表現のルールに合っているかを人が確かめます。LP側の修正も、Squad beyondの審査機能を使えば、権限を持つ人が承認してから配信ページに反映できます。
Q. 広告の不承認の原因がLPにある場合は、どうすればいいですか?
Ask Advisorで不承認の理由や修正の方法を確かめた上で、LPの表記を直します。Squad beyondでは、Google広告の審査に落ちた場合の対応策がFAQにまとまっていて、審査機能を使えば、LPの修正内容を権限を持つ人が承認してから配信ページに反映できます。再審査の結果は、チャットではなく広告アカウントの画面で確かめます。
Q. 代理店のMCCアカウントからも使えますか?
ヘルプでは、Ask Advisorはクライアント センター(MCC)のアカウントでは使えないとされています。使うときは、MCCの下にある個別の広告アカウントを開きます。複数のクライアントを担当している場合は、アカウントによって表示されるかどうかが違う前提で、どのアカウントで使えるかを一覧にしておくと、社内の手順を決めやすくなります。
8. まとめ
Ask Advisorは、Google広告の中で質問すると、アカウントのデータをもとに分析、トラブルの解決、アセットやキーワードの提案を手伝うGeminiのエージェントです。2025年11月にAds Advisorとして発表され、2026年5月にはGoogleの複数の製品を横断する統合型のエージェントとして発表されました。
一方で、ヘルプではベータ版とされ、Google Marketing Live 2026の発表は米国向けで、日本での導入時期は未定です。使えるかどうかは、自分の広告アカウントの右上にアイコンが出ているかで確かめます。AIが作ったアセットを確認する義務は、利用規約でも広告主にあると明記されています。
使えるアカウントでは、原因を探したり手順を知ったりする入口として取り入れると、調べものの時間を減らせます。提案を広告やLPに反映するときは、人が確かめてから反映する流れを整えておくと、調べものの時間を減らしつつ、表現の確認も抜けにくくなります。
---
\LPの制作から検証まで、ひとつの画面で/
- ・10日間、有料プランの機能を無料でお試しいただけます
- ・LP制作からA/Bテスト、効果測定までワンストップ
Squad beyondサービス紹介資料はこちらからダウンロード



