工務店・住宅会社の集客方法|Web広告とLPの注意点

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工務店・住宅会社の集客方法|Web広告とLPの注意点

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工務店や地域の住宅会社の集客では、「チラシを撒いても見学会に人が来ない」「資料請求は入るのに、打ち合わせまで進まない」という悩みがよく聞かれます。

注文住宅は、検討を始めてから契約まで長い時間がかかる買い物です。最初の接点は資料請求や見学会の予約で、そこから何度か接点を重ねて打ち合わせに進みます。 広告で資料請求を集めても、LPで会社の特徴が伝わっていなかったり、予約の手段が分かりにくかったりすると、次の段階に進む人が減ります。

この記事では、工務店の集客手段の全体像を整理した上で、Web広告の使い分け、景品表示法で注意する表現、資料請求と見学会予約につながるLPの作り方を解説します。

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1. 工務店の集客方法の全体像|手段ごとの役割を分ける

1-1. 入口は「資料請求」と「見学会の予約」

手段役割向いている場面
Googleビジネスプロフィール「地域名+工務店」の地図検索で見つけてもらう地域で家を建てたい人
ホームページ・施工事例会社の考え方や施工事例を見せる受け皿すべての会社。他の手段から見に来る人の確認先
検索広告(リスティング広告)「地域名+注文住宅」などで検索した人に表示する今まさに建てる会社を探している人
SNS運用・SNS広告施工事例や暮らしの様子を見せるまだ会社を探していない、いつか建てたい人
見学会・イベント実際の家を見てもらう検討が進んだ人
チラシ・紹介近くに住む人・施主の知り合いに知ってもらう地域密着の会社

ホームページと施工事例は、どの手段から来た人も最後に確認する場所なので、最初に整えます。その上で、資料請求や見学会の予約を増やしたいときにWeb広告とLPを組み合わせます。この記事では、このWeb広告とLPを中心に解説します。新築ではなくリフォームや外壁塗装の依頼を集める場合は、リフォーム・外壁塗装の集客方法|Web広告とLPの注意点で解説しています。

1-2. 資料請求と見学会予約を、別の成果として追う

資料請求はまだ検討の初期の人が多く、見学会の予約はより検討が進んだ人が多い、と役割が違います。どちらもCV(成果)として計測し、広告ごとにどちらが多く取れているかを分けて見ます。

2. 工務店のWeb広告|検索広告とSNS広告の使い分け

2-1. 検索広告:今まさに会社を探している人に届ける

検索広告は、「○○市 注文住宅」「○○市 工務店」のように、地域名と家づくりに関わる語で検索した人に表示されます。建てる会社を探している人に届くため、資料請求や見学会の予約につながりやすい手段です。施工できる地域が決まっているので、配信する地域を施工エリアに絞ります。検索広告の基本はリスティング広告とは?仕組みや費用、設定手順を解説を参考にしてください。

2-2. SNS広告:いつか建てたい人に知ってもらう

Instagram・Facebookなどの広告は、まだ会社を探していない人にも表示できます。施工事例の写真や暮らしの様子は、SNSと相性がよい素材です。年齢や地域で配信先を絞れるので、施工エリアに住む、家づくりを考え始める年代の人に届けられます。住宅会社のMeta広告のターゲティングやクリエイティブの作り方は不動産Facebook広告×ページ改善の教科書:お問い合わせを増やすための最新ガイドで扱っています。

2-3. 電話・LINE・フォームの予約をCVとして決めておく

見学会の予約は、Webのフォームのほか、電話やLINEで受けている会社も多いはずです。広告を出す前に、どの手段の予約をCVとして数えるかを決め、それぞれ計測できるようにしておきます。電話や来場のデータを後から広告の管理画面に戻す方法はオフラインコンバージョンとは?媒体別の設定方法を解説で解説しています。

3. 景品表示法で、工務店の広告とLPが注意する表現

住宅の広告とLPでも、景品表示法の規制がかかります。建売住宅や土地を売る場合は、不動産の表示に関するルールもかかります。こちらは不動産広告のルールとは?禁止用語・おとり広告・表示基準で解説しているので、この記事では注文住宅の広告で注意する点に絞ります。景品表示法の第5条は、内容を実際より著しく良く見せる表示(優良誤認)や、価格などの取引条件を実際より著しく有利に見せる表示(有利誤認)を禁止しています(出典:不当景品類及び不当表示防止法|e-Gov法令検索)。全体像はWeb広告規制ガイド2026|景表法改正やステマ規制を解説で整理しています。

3-1. 価格の表示は、何が含まれるかを書く

「本体価格○○万円〜」のような表示は、実際に建てるときに必要な費用との差が大きいと、有利誤認につながるおそれがあります。本体価格に含まれないもの(付帯工事、諸費用、外構など)があるなら、同じ画面で分かるように書きます。

「通常価格○○万円→キャンペーン価格○○万円」のように過去の価格と比べる場合、消費者庁の価格表示ガイドラインは、比べる価格が「最近相当期間にわたって販売されていた価格」かどうかを、セール開始時点からさかのぼる8週間を目安に判断するとしています(出典:不当な価格表示についての景品表示法上の考え方|消費者庁)。

3-2. 「地域No.1」「満足度No.1」には4つの条件がある

消費者庁の「No.1表示に関する実態調査報告書」(令和6年9月26日)は、アンケートなどの主観的評価によるNo.1表示が合理的な根拠と認められるためには、比較する対象の選び方、調査対象者の選び方、調査の方法、表示と調査結果の対応の4つが適切である必要があるとしています(出典:No.1表示に関する実態調査報告書|消費者庁)。

「地域で施工棟数No.1」のような客観的な数字のNo.1も、どの範囲・どの期間の数字なのかを示せる根拠が必要です。

3-3. 施主の声を頼んで投稿してもらうなら、広告と分かるように

2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝(ステルスマーケティング)は景品表示法の不当表示として規制されています。事業者が第三者に依頼してSNSや口コミサイトに投稿させる場合は、事業者の表示にあたるとされています(出典:「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準|消費者庁)。施主にお礼を渡して口コミやSNSへの投稿を頼む場合は、広告であることが分かる表示をしてもらいます。

4. 資料請求・見学会予約につながるLPの作り方

4-1. LPの構成

ブロック書くこと注意点
ファーストビューどんな家を建てる会社か、施工エリア、資料請求・見学会予約のボタン根拠のない「No.1」を使わない
家づくりの考え方性能、デザイン、素材などの特徴性能の数値は根拠を示せるものだけ
施工事例写真、間取り、建てた地域施主の同意を取った事例を使う
価格の目安本体価格、含まれるもの・含まれないもの総額の目安が分かるように
施主の声(載せる場合)声と、どんな家を建てた人か依頼した投稿は広告と分かる表示を
見学会の案内日時、場所、予約方法、当日の流れ予約が必要かどうかを明記
よくある質問・申込資料の中身、しつこい営業がないか、フォーム・電話・LINE資料請求後の連絡方法を書いておく

資料請求のあとにどんな連絡が来るのかを書いておくと、営業されるのが不安な人も申し込みやすくなります。

4-2. 実際にSquad beyondで作成したLP事例

Squad beyondの公式FAQでは、住宅会社のリード獲得向けのWidgetレシピを公開しています。

事例A:ハウスメーカーのリード獲得LP(パターンA)

Squad beyondの公式FAQで、ハウスメーカーのリード獲得向けとして公開している見本のLPです。

▶ 実際のLPはこちら

事例B:ハウスメーカーのリード獲得LP(パターンB)

同じくハウスメーカーのリード獲得向けに公開している、もう1つのパターンです。構成の違う2つの版を並行で配信すれば、どちらが資料請求につながるかを比べられます。

▶ 実際のLPはこちら

4-3. よくある失敗:本体価格だけを大きく出し、総額の問い合わせで止まっていた

  • 症状:LPのファーストビューと広告で「本体価格○○万円〜」を大きく打ち出したところ、資料請求は増えました。ところが、資料を受け取った人から総額を聞かれて説明すると、多くが打ち合わせに進まずに離れていきました。広告の管理画面では資料請求の数が伸びていたため、問題に気づくのが遅れました。
  • 原因:本体価格に含まれない付帯工事や諸費用が大きく、LPで見た金額と実際の総額に差があったためです。資料請求の時点では安く感じて申し込んだ人が、総額を知って離れていました。表示の仕方によっては、有利誤認とみなされるおそれもあります。
  • 対策:本体価格に含まれるもの・含まれないものと、総額の目安をLPの同じ画面に書きます。広告文の価格の表現もあわせて見直します。資料請求のCVだけでなく、打ち合わせに進んだ数も広告ごとに追い、価格の見せ方を変える前後で比べます。
  • 回避策:価格を打ち出すLPを公開する前に、表示された金額で実際に建てられるか、必要な費用がほかにないかを、営業の担当者と一緒に確認します。総額の目安を示した版と示さない版を並行で配信し、打ち合わせまで進む割合を比べてから、残す版を決めます。

5. Squad beyondで工務店のLPを運用する

工務店のLPは、資料請求と見学会の予約に分けて作り、広告ごとに次の段階まで進んでいるかを見ながら直していく運用になります。Squad beyondでは、次の機能でこの運用を進められます。なお、表現が景品表示法や広告媒体のポリシーに合っているかの判断は、ツールでは行えません。会社の責任で確認してください。

5-1. 電話・LINE・フォームをCVとして計測する

LPのボタンを電話の発信にしたい場合は、Widgetのボタンのリンク先に「tel:電話番号」を設定します。LINEで予約を受けている会社は、LINEの友だち追加をCVとして反映できます。フォームは、完了ページにCVタグを設置するか、計測ツールと連携してCVを反映します(出典:Squad beyond FAQのCTAボタンに電話番号を設置する、LINEの友達追加をCVとして反映する、Squad beyondのCV計測について)。

5-2. 訴求ごと・広告ごとにLPを分けて比べる

既存のVersionを複製して、ファーストビューやボタンだけを変えた版をすぐに作れます。作った版は、配信割合を決めて同じURLのままABテストができます。検索広告とSNS広告で見せる版を変えたい場合は、配信URLのパラメータごとに表示するVersionを指定できます(出典:Squad beyond FAQのVersionを複製する、ABテストを実施する、パラメータごとにVersionを出し分けする)。

5-3. 公開前に表現を確認する

審査機能をオンにすると、チーム内で権限を持つ人が承認してから、Versionの編集内容を配信ページに反映できます(出典:審査機能について|Squad beyond FAQ)。価格の表示や「No.1」の表現を、責任者が確認してから公開する流れを作れます。

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6. 工務店の集客についてよくある質問(FAQ)

Q. 工務店の集客は、まず何から始めればいいですか?

まずは、家を建てる会社を探す人の多くが目にするGoogleビジネスプロフィールとホームページ、施工事例を整えます。施工エリア、家づくりの考え方、価格の目安、見学会の予定が正しく分かるようにしておきます。その上で、資料請求や見学会の予約を増やしたいときに、検索広告やSNS広告とLPを組み合わせます。どの手段でも、予約をフォーム・電話・LINEのどれで受けて、どう計測するかを先に決めておきましょう。

Q. 検索広告とSNS広告は、どちらから始めるべきですか?

今まさに建てる会社を探している人に届けたいなら検索広告、まだ探していない人に会社を知ってもらいたいならSNS広告が向いています。検索広告は資料請求や見学会の予約につながりやすい一方、検索する人の数には限りがあります。SNS広告は施工事例の写真と相性がよく、届く人も多いぶん、検討の初期の人が多くなります。どちらも、配信先を施工エリアに絞りましょう。

Q. 「本体価格○○万円〜」と表示するときの注意点は?

本体価格に含まれないもの(付帯工事、諸費用、外構など)があるなら、同じ画面で分かるように書くことです。表示された金額と実際の総額の差が大きいと、有利誤認とみなされるおそれがあり、資料請求のあとに離れる人も増えます。過去の価格と比べてキャンペーン価格を出す場合は、比べる価格がセール開始前の8週間を目安に実際に販売されていた価格かどうかに注意します。Squad beyondなら、総額の目安を示した版と示さない版を並行で配信し、打ち合わせまで進む割合を比べられます。

Q. 施主の声をLPに載せてもいいですか?

施主の同意を取った上で載せられます。ただし、お礼を渡して口コミやSNSへの投稿を頼んだ場合は、事業者の表示とみなされ、広告であることが分かる表示が必要です。2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝は景品表示法の不当表示として規制されています。声を載せるときは、どんな家を建てた人の声なのかを添えると、読み手が自分に近いかどうかを判断しやすくなります。

7. まとめ

工務店の集客は、資料請求と見学会の予約を入口にして、打ち合わせまで進めてもらう流れで考えます。検索広告は今まさに会社を探している人に、SNS広告はいつか建てたい人に届けるのに向いています。資料請求と見学会の予約は別のCVとして計測し、広告ごとに次の段階まで進んでいるかを見ます。

LPでは、施工事例と価格の目安、見学会の案内を分かりやすく載せます。本体価格に含まれないもの、No.1の根拠、施主に頼んだ投稿の扱いは、景品表示法に沿って書いてください。

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