お問い合わせ1.5倍、3〜5営業日の作業が即日に。「CPAではなく、利益にコミットする」sizebookのSquad beyond活用
株式会社sizebook様
会社概要/提供サービス
2014年設立、戦略立案からクリエイティブ制作・広告運用までを一気通貫で手がける株式会社sizebook様。「CPAを下げることではなく、お客さまの利益を上げることにコミットする」を基本方針に掲げ、運用・デザイン・記事制作の専門チームが密に連携し、すべての工程でお客さまの利益拡大を追求する総合デジタルマーケティング企業です。
同社は2021年からSquad beyondを導入。いまではライターがデザイナーを介さずに記事LPを完成させ、制作と運用のデータをチーム全員が同じ画面で確認する体制が定着しています。かつて3〜5営業日かかっていた修正作業は即日対応に変わり、お問い合わせ数が1.5倍になる成果も生まれました。導入を自ら決めた菊地紘生さん(Webコンサルティング事業本部 コンサルタント サブマネージャー)に、当時の課題から導入の決め手、成果までを伺いました。
01課題 — 記事専門チームを組むほど制作にこだわる。だからこそ、「分断」が痛かった
sizebookの記事制作は、Squad beyond導入前、独自にカスタマイズしたCMSとWordPressを半々で使い分ける体制でした。HTMLやCSSの知識がある人でなければ、自分で書いて自分でデザインを整えることができません。必然的に、ライターが初稿を上げ、制作部署に渡して仕上げるという分業になっていました。
「シンプルに、コミュニケーションを1個挟むんです。しかも出てきたものに『こういうデザインじゃないんだよな』が発生する」
さらに、いま「ウィジェット」と呼ばれるようなJavaScriptのギミックを1から作るには工数がかかり、表現にも制限がありました。ヒートマップなどの分析データも記事とは別の場所に分断され、「制作」と「運用データ」を行き来するコストが改善スピードの足かせになっていました。
記事制作の専門チームを編成するほどクリエイティブにこだわるsizebookにとって、この分断は放置できない課題でした。
02決め手 — 「一撃で、絶対入れると決めた」
実は、課題解消のためにツールを比較検討したわけではなかったと菊地さんは笑います。
「ぶっちゃけ他と比較していません。こういうツールは当時Squad beyondしかなかった。一撃で、絶対入れるって決めました」
決め手は、制作・分析・運用がひとつに繋がっていることでした。データ分析もヒートマップも、バナーごとのパラメータ管理も、記事を作ったその場所に設定いらずで揃います。
「データ分析のところ、ヒートマップのところ、パラメータがバナーごとに見られるところ。『いや、まあ、ないよな』とシンプルに思ったので入れました」
指標を細かく追ってお客さまの利益を最大化するsizebookだからこそ、「制作と運用データがひとつに繋がる」価値を最大限に活かせる。そう判断しての即決でした。
03体制 — ライターがSquad beyondの中で「完成」まで持っていく
導入後、sizebookの記事制作フローは大きく変わりました。現在は、案件の依頼がライターに入ると、ライターがSquad beyond内で完成まで持っていきます。デザイナーや制作部署への受け渡しは、ほぼ発生しません。
「工程が、もうギュッとされすぎていて。逆に説明することがあんまりないんです」
初稿の往復が消えたことで制作工数が削減されただけでなく、ライター自身が思い描いたデザインがそのまま形になります。用意されたウィジェットでリッチな表現も追加コストなしに使えるため、表現の幅はむしろ広がりました。
現在、Squad beyondを使うライターは7名。運用側もアカウントを持ち、ヒートマップやバナーごとの数値(ブランチオペレーション)を日常的に確認しながら、「この数字だから、こう直してほしい」とライターに改修を依頼します。制作と運用が同じ画面・同じデータで会話する体制です。
この体制のもうひとつの土台が、配信前の調査・分析です。sizebookは広告運用のテクニックだけに頼らず、配信の前に4つのステップを踏みます。
- 市場調査:検索結果やサジェスト、SNSのタグ数、類似商材のCVR・CPAの目安などを数値で押さえ、「勝てる市場か」「相場感はどの程度か」を最初に見極める
- 商品調査・商品理解:ビジネスモデルやベネフィット、競合との優位性を、業界特有の知識まで含めて整理する。「広告文やクリエイティブの精度は、この理解の深さに比例します」
- 競合調査:分析ツールで競合他社のサイト構成・広告文・配信キーワードを可視化し、各社のマーケティング戦略を把握する
- ターゲット調査:スクリーニング済みのアンケートやSNSの口コミから、利用者の特性と購買決定要因を定量・定性の両面で把握する
この設計で立てた"何を伝えれば利益が出るか"の仮説を、Squad beyond上で素早く制作・配信・検証する。調査の深さと検証の速さの掛け算が、同社の改善スピードの正体です。
04成果 — 工数削減で終わらせない。お客さまの「利益」まで伸ばす
導入の成果は、数字にあらわれています。
- 制作部署に連携して3〜5営業日かかっていた作業が、運用・ライター側で即日対応可能に
- お問い合わせ数は1.5倍に
- CPAを30%抑制
活用例のひとつが美顔器の案件です。記事LPを制作し、Metaで配信する形でSquad beyondを運用しています。
もっとも、菊地さんが強調するのは効率化の数字そのものではなく、その先です。
「記事LPの作成にかかっていた部署間連携などの工数が減って、各クライアント様にかけられるリソースが増えました。効果検証の工数も大幅に削減されたので、細かい作業ではなく、改善案の検討に時間を割けるようになった。結果的に、クライアント様からも丁寧な対応にご満足いただけています」
浮いた時間を「作業」ではなく「思考」に使う。CPAではなく利益にコミットするという方針が、Squad beyondによって実行のかたちを持ちました。
05継続の理由 — 「他にないから。これは本当に思います」
sizebookは導入から4年以上、Squad beyondを使い続けています。その間、他ツールへの乗り換えを検討したことは一度もないといいます。
「使い続けている理由は、他にないから。これは本当に思いますね。いちいち変える理由もない」
機能面の「他にない」に加えて、菊地さんが「やめない理由」として挙げるのがサポートです。
「右下のフリーチャットが良くて。フォームで問い合わせなきゃいけない、みたいな堅苦しさがなく、フランクに聞けるんです。機能要望だけじゃなく『ここ、なんかうまくいかないんですけど』ぐらいの話でも全然返してくれる。そこは全然満足していて、やめない理由になっていると思います」
たとえば、ウィジェットの実装を相談したときのこと。
「チャットでウィジェットについて相談したら、コードをそのまま作っていただいたことがあって。それが一番助かりましたね。現状のサイトURLとやりたいことを書くだけ。対応も早くて、10〜15分程度で完結しました」
機能への要望も、届いて終わりになりません。別の問い合わせの際に「お気に入り機能がなくなって少し不便」と伝えたところ、後日その機能が復活。フリーチャットで個別に連絡までもらえたといいます。
今年20名弱の新卒が入社したsizebook。配属後、業務のなかでSquad beyondに触れるメンバーも増えつつあります。ツールの使い方が属人化せず、組織に広がっていく。4年以上の継続利用を支える、もうひとつの土台です。
06組織 — 「ツールは手段」。それを利益に変換するのがsizebookの戦略
sizebookがSquad beyondを"武器"にできている背景には、同社の組織設計があります。
運用・デザイン・記事制作、それぞれに専門チームを置き、密に連携しながらすべての工程でお客さまの利益拡大を追求する。記事制作ではライターがSquad beyond内で完結できる環境を整え、運用者はデータを読んでクリエイティブの方向性をディレクションする。
ツールはあくまで手段。それを最大限に活かして、お客さまの利益を出す戦略と体制をつくる。「CPAではなく利益にコミットする」というsizebookの方針が、Squad beyondの活用度にそのまま表れています。
- ✓記事制作の分業(ライター→制作部署)をやめ、ライターがツール内で完成まで持っていくと、3〜5営業日かかっていた作業が即日に変わる
- ✓制作と運用データが同じ画面に揃うと、数字を根拠にした改修依頼が日常になる
- ✓配信前の4ステップの調査・分析×高速な制作・検証サイクルで、効率化を顧客の利益(お問い合わせ1.5倍・CPA30%抑制)まで接続する
- ✓ツール選定は「代替があるか」で考える。制作・分析・運用の一体化は、記事LP運用における代替の効かない価値
- 設立: 2014年8月
- 所在地: 東京都港区
- 事業内容: Webコンサルティング、Web広告運用・代行、ADアフィリエイト、アプリ広告、クリエイティブ制作 ほか
- 従業員数: 142名(2026年4月1日時点)
- URL: https://sizebook.co.jp/