Squad beyond 導入事例

株式会社Hakuhodo DY ONE 様

会社概要/提供サービス

博報堂DYグループのデジタルコアとして2024年4月に設立した新会社です。デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業等を展開しています。

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スピードアップが急務だった

Squad beyond導入以前、一番の悩みはスピード感の欠如でした。

担当案件においてアフィリエイトマーケティングを実施する機会があったのですが、外部のアフィリエイターに修正を依頼した場合、戻しは1週間後というのが標準的なスピード感でした。その影響で、クライアントへの戻しも遅くなってしまう悪循環が生じており、これは技術的に仕方ないことだと感じていたものの、どうにか短縮できないものかと考えていました。

また、検証スピードに対しても課題感を感じていました。社内で運用する場合、検証の中でテキストの変更やファーストビューの変更など、軽微な修正が必要なことがあります。その場合、制作担当者に依頼するのですが、修正してもらえるのは担当者の手が空いたタイミングです。こうなるとどうしても時間がかかってしまい、10営業日ほど返ってこないこともありました。ABテストのPDCAスピードは、どんどん遅くなるばかりでした。


 

効率的なデータ共有の必要性

別軸でもう1点挙げるとすれば、社内でのデータ共有にも課題感を持っていました。

具体的には、社内で数値データを共有し仮説立てを行う際は、担当者に依頼して抽出してもらう必要がありますが、指示を出す者は的確に抽出条件を伝える必要がありますし、受手も正確に実行しなければいけません。また、例えばヒートマップデータを抽出しようとするとデータが重かったり、確認したい指標で絞れないことなども多発しており、その諸々のプロセスに時間がかかっていました。

これらの課題は、業務の効率を大きく損ない、結果的には市場への迅速な対応ができないという状況を生んでしまっていたと、今では思います。

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きっかけは、社内外の活用事例から。

前述したアフィリエイト案件のチームに他社から転職してきたメンバーがおり、前職でSquad beyondを使用していたことを聞きました。前職では社内インフラのように活用していたそうで、Squad beyondは今抱えている悩みを解決できるツールだと気付いていたようです。

別の機会では、外部のアフィリエイターがSquad beyondを使用して提供したコンテンツの、効率的な管理と迅速な修正速度を目の当たりにし、その効果に驚きました。この体験が直接的なきっかけとなり、チーム内で導入に向けての意向が高まりました。

このように、各メンバーが異なる背景からSquad beyondを知り、それが集約され導入へと繋がった形です。おそらく新しいツールを導入するハードルは、他社様と比較すると高いと思います。しかし、チームメンバーが具体的な利益と効率化の例を持っていたので、内部での支持を集める役割を果たしてくれました。


 

クライアントとのスピーディな連携に貢献

Squad beyondを導入したことにより、以前は時間がかかっていた軽微なテキスト変更やファーストビューの変更などが、簡単に行えるようになりました。都度コーダーに依頼する必要がなくなったためです。これにより、多くのABテストを効率的に実施し、最適なコンテンツ戦略を迅速に特定することができるようになりました。

また副次的な効果として、こうした修正スピードの改善により、クライアントとの連絡スピードも改善できています。目安の修正スピードをクライアントにお伝えできるため、「1〜2営業日で修正可能なので、早めに確認お戻しいただければその分早く運用開始できます!」というような会話ができるようになりました。

スピードは信頼です。それが促進されたことは思ってもみなかった大きな効果でした。


 

即時のデータ共有で意思決定が加速

また、以前は社内のデータ共有にも課題を感じていましたが、Squad beyondはデータ共有も簡単にしてくれました。

アカウントを持っていれば、わざわざ抽出する必要はなく、それぞれが数値を確認できるためです。特に、ヒートマップデータの共有や、遷移率のような重要なデータを素早く共有できるようになったことは、意思決定のスピードに影響を与えました。さらに、データ共有が容易になったため、チーム間のコミュニケーションが向上し、より一層の協働が可能になっています。

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検証速度の向上が成果向上に直結した

導入して一番驚いたことは、検証スピードが格段に早くなったことです。「こんなに早く、簡単にABテストって回せるの?」と本気で驚きました。現在もアフィリエイト案件を担当しているからこそ、なおのことABテストが簡単に行える点に有難さを感じています。

検証スピードの向上は、成果向上に繋がります。有難いことに、Squad beyondを導入をしたことで、予算増加に繋がる案件も出てきました。

また、上記の成功体験から、改めてABテストの重要性に気付きました。ほかの広告運用案件においてもABテストに重きを置き、成果を上げることができています。


 

クライアント貢献のために、
Squad beyondに期待すること

今後は、さらなるABテストの検証量増加とPDCAスピードの改善により、クライアントの広告効果改善に貢献できればと思っています。期待する点については、AI技術を活用したデータ分析機能の強化を望んでいます。特に、ユーザー行動の予測やパーソナライズされたマーケティング戦略の提案など、より精緻な分析が可能になることを期待しています。

また、新入社員や未経験者でも簡単にデータ分析を行えるような、直感的なサジェスト機能の実装なども実現したら非常に嬉しいですね。Google Analyticsとの連携についても期待しています。

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