Meta広告の種類|形式・配置・目的の選び方

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Meta広告の種類|形式・配置・目的の選び方

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Meta広告を始めようとして「種類」を調べると、画像広告、動画広告、ストーリーズ広告、カルーセル広告と、いろいろな名前が出てきて整理しにくいと感じていませんか。どれが形式で、どれが表示される場所なのかが混ざっていると、どれを選べばいいのかも決めにくくなります。

Meta広告の種類は、「形式(フォーマット)」「配置(表示される場所)」「目的」の3つの軸で整理すると分かりやすくなります。Meta広告は、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkに配信できる広告で、同じ形式でも配置や目的によって見え方や成果が変わります。

この記事では、Metaの公式の情報をもとに、形式・配置・目的のそれぞれの種類を整理し、形式ごとの着地先の違い、選び方、形式ごとの成果をLP側で比べる方法までを解説します。

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1. Meta広告の「種類」は3つの軸で整理する

1-1. 形式・配置・目的

軸何を決めるか例
形式(フォーマット)広告をどんな見た目で作るか写真、動画、カルーセル、コレクション
配置広告をどこに表示するかFacebookのフィード、Instagramのストーリーズ、リール
目的広告で何を達成したいか認知、トラフィック、リード、売上

「ストーリーズ広告」「リール広告」は、主に配置の名前です。画像や動画の広告を、ストーリーズやリールという場所に表示する、という関係になります。

1-2. Facebook広告とMeta広告

Facebook広告とInstagram広告は、どちらもMetaの広告の仕組み(Meta広告マネージャ)で作ります。Metaは、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkの画面で、デバイスを問わず広告を配置してオーディエンスにリーチできるとしています(出典:ビジネスゴールに合ったFacebook広告のフォーマットを見つける|Meta for Business)。

2. 形式(フォーマット)の種類

Meta for Businessでは、次の形式が紹介されています(出典:ビジネスゴールに合ったFacebook広告のフォーマットを見つける)。

形式特徴
写真画像とコピーで作るシンプルな形式
動画映像、音、動きで伝える。短いものから長いものまで
ストーリーズフルスクリーンで表示される、カスタマイズ可能な形式
Messenger利用者がビジネスとのスレッドを始められる
カルーセル1つの広告で最大10の画像や動画を表示し、それぞれに別のリンクを付けられる
スライドショー動きや音、テキストを使える。軽量でスムーズに見せられる
コレクション商品やサービスを見つけて閲覧し、購入できる。タップすると商品の詳細を確認できる
プレイアブルアプリをダウンロードする前に、インタラクティブなプレビューを見せられる

Meta広告ガイドでは、仕様の一覧が「画像」「動画」「カルーセル」「コレクション」に分けて載っています(出典:Meta広告ガイド)。広告マネージャでは、[広告設定]で[シングル画像または動画][カルーセル][コレクション]などから広告フォーマットを選びます(出典:Meta広告マネージャでInstagramストーリーズ広告を作成する|Metaビジネスヘルプセンター)。

Meta広告の種類を形式・配置・目的の3つの軸で整理した図

2-1. インスタントエクスペリエンスは「着地先」

インスタントエクスペリエンス(旧名称:キャンバス)は、モバイル向けにデザインされた、読み込みの速いフルスクリーンのリンク先を作れる機能で、ほぼすべての広告フォーマットに追加できると説明されています(出典:ビジネスゴールに合ったFacebook広告のフォーマットを見つける)。形式というより、広告をタップしたあとの「着地先」の選択肢の1つです。

3. 配置の種類

3-1. 表示される場所

Meta広告は、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkにまたがる配置に表示されます。たとえばストーリーズ広告は、Facebook、Messenger、Instagramでストーリーズの投稿の間に挿入される広告で、画像、動画、またはカルーセル形式でフルスクリーン表示されます(出典:ストーリーズについて|Metaビジネスヘルプセンター)。リール広告は、Instagramのリールの間に挿入されます(出典:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する|Metaビジネスヘルプセンター)。

3-2. 配置ごとに作れる枚数や比率が変わる

同じ形式でも、配置によって仕様が違います。たとえばカルーセルのカードは、Facebookでは2〜10枚ですが、Instagramのストーリーズでは2〜3枚です(出典:カルーセル広告のデザイン仕様|Metaビジネスヘルプセンター)。複数の配置に出すなら、配置ごとに素材の比率や枚数を確認しておきます。

3-3. 配置は自動か手動かを選べる

広告マネージャでは、[Advantage+ 配置]を選ぶか、配置を手動で選びます。[Advantage+ 配置]がオンなら、リール広告もキャンペーンに含まれます(出典:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する、ストーリーズについて)。

4. 目的の種類

4-1. 6つの目的

Metaのヘルプでは、広告を作るときの目的として、認知、トラフィック、エンゲージメント、リード、アプリの宣伝、売上が挙がっています(出典:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する)。

目的向いている場面
認知多くの人に知ってもらいたい
トラフィックウェブサイトやLPに来てもらいたい
エンゲージメント投稿への反応やメッセージを増やしたい
リード問い合わせや資料請求などの見込み客の情報を集めたい
アプリの宣伝アプリをインストールしてもらいたい
売上商品の購入やサービスの申込みを増やしたい

4-2. 目的は「達成したい成果」に合わせる

Metaは、広告のオークションは予算に対して最大限の成果が得られるように設計されていて、広告主は達成したいビジネスゴールに最も合った広告の目的を選ぶ必要があるとしています。オークションのシステムは、広告の目的に関連するアクションを起こす可能性が高い利用者を探します(出典:Facebook広告キャンペーンの目的と目標|Meta for Business)。LPでの購入や申込みを増やしたいのに、目的を「認知」にすると、LPでのアクションにつながる人に配信されにくくなります。

最適化の仕組み全体については「Meta広告の最適化とは?成果を安定させる考え方と実践手順」で、売上やリードの目的で使えるAdvantage+ キャンペーンの変更は「Advantage+キャンペーン統合とは?ASC終了の変更点と備え方」で解説しています。

5. 形式ごとの「着地先」の違い

5-1. 外部のLPに送る形式と、Meta内で完結する形式

広告をタップしたあとの行き先は、形式や設定で変わります。

Meta広告の着地先を外部のLP、インスタントエクスペリエンス、Messengerに分け、LP側で検証できるかを並べた表

LPで成果を比べたい場合は、外部のLPに送る形式を選びます。カルーセルのように、カードごとに別のリンクを付けられる形式なら、カードごとに受け皿のLPを分けることもできます(出典:ビジネスゴールに合ったFacebook広告のフォーマットを見つける)。

5-2. 着地先のLPが開かないときは

広告からLPに移れないトラブルは、形式にかかわらず成果を落とします。原因と対処は「Meta広告でLPが開かない?リンクエラーの原因と対策を解説」でまとめています。

6. Meta広告の種類でよくある失敗例

6-1. 失敗例1:配置の名前を形式と取り違えて、素材が合わない

  • 症状:「ストーリーズ広告を作る」つもりで、フィード用の正方形の画像だけを用意して配置を自動にすると、ストーリーズやリールでは画像が縦長の画面に合わず、上下が切れたり余白が目立ったりする。
  • 原因:ストーリーズやリールは配置の名前で、画像や動画、カルーセルなどの形式を、フルスクリーンの縦型の場所に表示するものです(出典:ストーリーズについて)。形式だけを決めて、配置ごとの比率を考えていないと、素材が配置に合いません。
  • 対策:配置ごとに素材の比率を確認し、縦型の配置には9:16の素材を用意します。広告の作成画面で、配置ごとにクリエイティブを差し替えます。
  • 回避策:広告を作る前に、「形式」「配置」「目的」の3つを分けて決めておきます。配置を自動にする場合も、主な配置で表示を確認してから公開する手順にしておきます。

6-2. 失敗例2:LPでの成果を増やしたいのに、目的を「認知」にする

  • 症状:LPでの購入や申込みを増やしたいのに、多くの人に見てもらえるからと目的を「認知」にすると、表示回数は伸びても、LPでのCVにつながる人に届きにくくなる。
  • 原因:Metaの広告システムは、選んだ広告の目的に関連するアクションを起こす可能性が高い利用者を探します(出典:Facebook広告キャンペーンの目的と目標)。目的が認知なら、LPでの購入や申込みを起こしそうな人を優先して探すわけではありません。
  • 対策:LPでの成果を増やしたいなら、目的を「売上」や「リード」など、達成したい成果に近いものにします。LPでのCVをMetaに返す設定も整えます。
  • 回避策:キャンペーンを作る前に、「この広告で最終的に増やしたい数字は何か」を決め、その数字に最も近い目的を選ぶ手順にします。認知の目的は、知ってもらうこと自体が目標のときに使います。

6-3. 失敗例3:形式ごとに成果を比べたいのに、入稿URLが同じ

  • 症状:写真広告と動画広告とカルーセル広告を並べて配信しても、すべて同じURLで入稿していると、LP側ではどの形式から来た人がCVしたのかを区別できず、形式ごとの成果を比べられなくなる。
  • 原因:同じURLに送ると、LP側では流入が1つにまとまります。Metaの広告マネージャでは形式ごとのクリックなどを見られても、LPに着いたあとの行動は、LP側で区別できなければ集計できません。
  • 対策:形式ごと、クリエイティブごとに異なるパラメータを付けたURLで入稿します。LP側のレポートで、パラメータごとに流入とCVを比べます。
  • 回避策:入稿前に、「形式」「クリエイティブ名」「パラメータ」の対応表を作っておきます。命名のルールを決めておくと、あとから形式を増やしても比べ方を変えずに済みます。

7. Squad beyondで形式ごとの成果を比べる

7-1. 入稿URLのパラメータで、クリエイティブごとの情報を見る

Squad beyondでは、Meta広告の入稿時に「ウェブサイトのURL」の入力欄にパラメーターを付けておくと、配信を始めたあとにBranch Operationでパラメーターごとにクリエイティブの情報を確認できます。FAQには、URLダイナミックパラメーターで入稿した場合や、「URLパラメーター」の欄に記載した場合はクリエイティブの情報が見られなくなると書かれています(出典:Meta広告(Facebook広告/Instagram広告)のクリエイティブデータをレポートに反映する|Squad beyond FAQ)。

7-2. LPで計測したCVをMeta広告に返す

Squad beyondで計測したCVを、Meta広告に反映することもできます。Meta広告の管理画面でピクセルを発行し、Squad beyondのフォルダのCVタグから作成したタグに、CVを返したいbeyondページを追加して設定します(出典:Meta広告(Facebook広告/Instagram広告)にSquad beyondのCVを反映する|Squad beyond FAQ)。目的を売上やリードにする場合、LPでのCVがMetaに返っていると、広告システムがCVにつながる人を探す材料になります。

7-3. 形式に合わせたLPを同じURLで比べる

形式ごとに、LPの最初の画面を合わせた版を作り、同じ配信URLのまま配信割合を決めてABテストができます(出典:Versionの配信割合について|Squad beyond FAQ)。たとえば動画広告から来る人向けに動画を最初に置いた版と、画像の版を比べられます。

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8. Meta広告の種類についてよくある質問

Q. Facebook広告とMeta広告は違うものですか?

同じ仕組みの広告です。Facebook広告もInstagram広告も、Metaの広告マネージャで作り、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkにまたがって配信できます。「Facebook広告」はFacebookに出す広告、「Instagram広告」はInstagramに出す広告を指して使われることが多く、どちらに出すかは配置の設定で決まります。

Q. Meta広告にはどんな形式がありますか?

Meta for Businessでは、写真、動画、ストーリーズ、Messenger、カルーセル、スライドショー、コレクション、プレイアブルが紹介されています。Meta広告ガイドでは、仕様が画像、動画、カルーセル、コレクションに分けて載っています。インスタントエクスペリエンスは、ほぼすべての形式に追加できる、Meta内で開くフルスクリーンのリンク先です。

Q. どの形式を選べばいいですか?

伝えたい内容と、着地先で決めます。1つの商品を一目で伝えるなら写真、使い方や雰囲気を伝えるなら動画、複数の商品や手順を見せるならカルーセルが向いています。LPで成果を比べたい場合は、外部のLPに送れる形式を選びます。形式ごとにパラメータを付けたURLで入稿しておくと、Squad beyondのBranch Operationで、どの形式・クリエイティブから来た人がCVしたかを比べられます。

Q. ストーリーズ広告やリール広告は形式ですか?

主に配置の名前です。ストーリーズ広告は、Facebook、Messenger、Instagramのストーリーズの間に表示される広告で、画像、動画、カルーセル形式でフルスクリーン表示されます。リール広告は、Instagramのリールの間に挿入される縦型の動画広告です。どちらも縦型の場所なので、9:16の素材を用意すると表示が崩れにくくなります。

Q. 目的はどう選べばいいですか?

達成したい成果に最も近いものを選びます。Metaの広告システムは、選んだ目的に関連するアクションを起こしそうな人を探すためです。LPでの購入や申込みを増やしたいなら売上やリード、LPへの訪問を増やしたいならトラフィック、知ってもらうこと自体が目標なら認知を選びます。売上やリードを選ぶなら、Squad beyondのCVポストバックのように、LPで計測したCVをMetaに返す設定を整えておくと、広告システムの判断材料が増えます。

Q. インスタントエクスペリエンスとLPはどう使い分けますか?

インスタントエクスペリエンスは、Meta内で開くフルスクリーンのリンク先で、モバイル向けに読み込みが速いのが特徴です。一方、自社のLPに送ると、LP側でABテストや計測を自由に設計できます。どちらが成果につながるかは商材によるので、同じ広告で着地先だけを変えて比べるのが確実です。比べるときは、着地先ごとに同じ指標(申込みや購入の数)で数えられるように計測をそろえておきましょう。

9. まとめ

Meta広告の「種類」は、形式(フォーマット)・配置・目的の3つの軸で整理します。形式には写真、動画、ストーリーズ、Messenger、カルーセル、スライドショー、コレクション、プレイアブルなどがあり、インスタントエクスペリエンスはほぼすべての形式に付けられる着地先です。ストーリーズやリールは主に配置の名前で、配置ごとに素材の比率や枚数が変わります。

目的は、認知、トラフィック、エンゲージメント、リード、アプリの宣伝、売上の6つで、達成したい成果に最も近いものを選びます。LPで成果を比べるなら、外部のLPに送る形式を選び、形式・クリエイティブごとにパラメータを付けて入稿しましょう。

Meta広告は、形式・配置・目的の組み合わせで見え方も成果も変わります。組み合わせごとにLP側で成果を比べられるように入稿の段階から設計しておくと、残す組み合わせを数字で決められます。

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