LINEヤフー広告の画像サイズ|配信停止の原因と対処法

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LINEヤフー広告の画像サイズ|配信停止の原因と対処法

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「設定は何も触っていないのに、ディスプレイ広告の配信がいつの間にか止まっている」
2026年7月下旬以降、LINEヤフー広告の運用でこうした声が出ています。いつものサイズのバナーが入稿できない、というケースも同じ原因です。

不具合でもアカウントの問題でもなく、LINEヤフーが2025年12月に予告していた一部の画像の最小ピクセルサイズ引き上げによるものです。
2026年5月25日に入稿が止まり、7月22日から配信が止まるという2段階で進みました。

やっかいなのは、この2つが2か月近く離れているため同じ原因だと気づきにくいこと。
さらに検索結果には、延期される前の古い日程を載せたままの記事も混ざっています。

ただし、全部を作り直す必要はありません。
実際に止まるのは、8つのアスペクト比のうち最小ピクセルサイズぎりぎりで作っていた画像だけです。

この記事では、何がいつ変わったのか、自分の広告が対象かどうかの見分け方、止まった広告を差し替えて配信を戻すまでを解説します。

1. LINEヤフー広告で配信が止まった/入稿できない原因

原因は、LINEヤフー広告のディスプレイ広告で、一部の画像の最小ピクセルサイズが引き上げられたことです。

ただし「配信が止まった」の原因はこれだけではありません。
症状によって当たりをつける先が変わるため、先に切り分けてください。

症状考えられる原因
7月下旬から、一部の広告だけ配信が止まった今回の仕様変更
これまで通っていたサイズの画像が新規登録できない今回の仕様変更
キャンペーン単位でまとめて止まっている予算の消化状況、配信期間の設定
特定の広告だけ止まったが、画像は基準を満たしている審査、ポリシー
止まってはいないが表示回数だけ落ちた入札、競合状況の変化

決め手は止まり方です。
今回の変更で止まるのは基準を下回る画像を使っている広告だけなので、同じキャンペーンのなかで止まった広告と配信が続いている広告が混在します。

5月25日と7月22日の2段階で進んだ

最小ピクセルサイズ引き上げの流れ

2025年12月9日

変更を告知

2026年5月25日

新基準を下回る画像の
新規登録・設定を停止

※入稿済みの広告は配信が続く

2026年7月22日

新基準を下回る画像を使った
広告の配信停止を開始

気づきにくさの原因はここにあります。
5月25日の時点では既存の広告は止まっておらず、新規入稿だけがエラーになる状態が約2か月続きました。

そのため「5月に入稿できなかったこと」と「7月に配信が止まったこと」が別々の出来事に見え、同じ仕様変更が原因だと結びつきません。

背景はデバイスの高解像度化

LINEヤフーは変更の背景として、デバイスの高解像度化を挙げています。
端末の解像度が上がった結果、低い解像度で作られた画像は引き伸ばされて粗く見えるためです。

つまりこの引き上げは、入稿ルールを厳しくすること自体が目的ではなく、実際に表示される画面での見え方をそろえるための変更です。この前提は、後述する差し替えの進め方にも関わってきます。

「2月24日・4月中旬」と書かれた情報に注意

この仕様変更を検索すると、入稿停止が2026年2月24日、配信停止が同年4月中旬と書かれた解説記事が今も表示されます。
一方、LINEヤフーが2026年2月に公開した資料の時点で、日程はすでに5月25日・7月22日です。

「4月中旬に配信停止」を見て自分の広告は無関係だと判断すると、7月22日以降に止まった原因にたどり着けません。
日程は媒体の告知で確認してください(出典:LINEヤフー for Business|一部画像の最小ピクセルサイズ引き上げと入稿停止について)。

2. 引き上げられたピクセルサイズ一覧と、自分の広告が対象かの見分け方

対象になるのは8つのアスペクト比です。まず全体を一覧で示します。

アスペクト比最小(変更前→変更後)推奨(変更前→変更後)対象プロダクト
1:1300×300 → 600×6001200×1200(変更なし)運用型
6:5300×250 → 600×500600×500 → 1200×1000運用型/予約型
16:5320×100 → 640×200640×200 → 1280×400運用型/予約型
32:5320×50 → 640×100640×100 → 1280×200運用型
39:5468×60 → 936×120936×120(変更なし)運用型
728:90728×90 → 1456×1801456×180(変更なし)運用型
4:15160×600 → 320×1200320×1200(変更なし)運用型
1:2300×600 → 600×1200600×1200(変更なし)運用型/予約型

8つすべてで、最小ピクセルサイズが縦・横ともちょうど2倍になっています。
ここで見落とされがちなのが推奨ピクセルサイズの列で、8つのうち5つは推奨が変更されていません。

そして変更後の最小は、いずれも変更前の推奨と同じ数値です。
つまりこれまで推奨ピクセルサイズで作っていたなら、その広告は止まりません。表を1行ずつ照合する前に、この基準で当たりをつけられます。

最小だけが上がった5つ(1:1/39:5/728:90/4:15/1:2)

この5つは、変更後の最小がこれまでの推奨に並んだかたちです。
たとえば1:1は推奨が1200×1200のままで、最小だけが300×300から600×600に上がりました。

1200×1200で作っていた画像は変更後も基準を満たしますが、300×300で作っていた画像は7月22日以降に止まっています。
標準的なバナー寸法である728×90をそのまま使っていた場合も同じく対象です(最小が1456×180へ引き上げ)。

この5つは「推奨で作っていたか、最小で作っていたか」だけで判定できます。

最小・推奨の両方が上がった3つ(6:5/16:5/32:5)

残る3つは、最小だけでなく推奨も2倍になりました。
6:5を例にすると、最小は300×250から600×500へ、推奨は600×500から1200×1000へ変わっています。

これまでの推奨600×500で作っていた画像は、変更後の最小600×500をちょうど満たすため配信は止まりません。
ただし変更後の推奨1200×1000には届いておらず、「止まってはいないが、推奨から外れた」という状態になります。

16:5(推奨640×200→1280×400)と32:5(推奨640×100→1280×200)も同じ関係です。
差し替えの緊急度は低い一方で、表示品質の面では見直しの余地が残ります。

変更の対象外になる画像

以下は今回の引き上げの対象外です。

  • 動的ディスプレイ広告のロゴ
  • 動的ディスプレイ広告のキャンペーンバナー
  • 商品フィードの商品画像

商品フィードを使った配信をしている場合、フィード側の画像は確認対象から外して構いません。
確認すべきは、広告として入稿している画像のほうです。

運用型と予約型で確認する範囲が変わる

一覧表の右端にある対象プロダクトの列も確認してください。
6:5/16:5/1:2の3つは運用型と予約型の両方残る5つ(1:1/32:5/39:5/728:90/4:15)は運用型のみが対象です。

予約型だけを扱っているなら確認すべきアスペクト比は3つに絞られ、運用型では8つすべてが対象になります。

自分の広告が止まるかどうかの見分け方

※変更後の最小=変更前の推奨と同じ数値になっている

これまで推奨サイズで作っていた

配信は止まらない

これまで最小サイズで作っていた

7月22日以降、配信が止まっている

6:5/16:5/32:5 を推奨サイズで作っていた

止まらないが、新しい推奨からは外れている

まず最小サイズで入稿していた画像から洗い出す

3. 止まった広告を差し替えて配信を戻す手順

対象だと分かったら、画像を新しい基準に合うものへ差し替えます。

止まっている広告を洗い出す

配信停止は2026年7月22日以降です。
7月21日以前と7月22日以降で期間を分けてレポートを出せば、止まった広告は特定できます。

  1. 7月22日を境に、表示回数がゼロに近づいている広告を抜き出す
  2. その広告の画像のピクセルサイズを、前章の一覧表と突き合わせる
  3. 変更後の最小を下回っていれば、原因はこの仕様変更

注意したいのが、同じデザインでもサイズ違いで入稿していれば、止まった画像と止まっていない画像が混在することです。
デザイン単位ではなく、画像1点ごとに確認してください。

数が多いときは、止まる前の表示回数が大きかった広告から着手を。失っている配信量が大きいものほど、戻したときのリターンも大きくなります。

拡大ではなく元データから書き出す

ここが最も間違えやすいところです。
既存の300×250を2倍に引き伸ばして600×500にする、という直し方は避けてください。

ピクセル数の条件は満たせますが、情報量は増えません。
拡大した分だけ輪郭や文字がぼやけ、高解像度化への対応という今回の目的に逆行します。

元データが残っていれば、書き出しサイズを変えて出し直すだけで済みます。
残っていない場合は作り直しです。その際は変更後の最小ではなく、推奨ピクセルサイズで作ってください。理由はこの章の最後に触れます。

差し替え後は審査を経て配信が再開する

差し替えた広告は、あらためて審査の対象になります。
差し替えた瞬間に戻るのではなく、承認されてから再開します。審査にかかる時間は公表されていないため、商戦期に合わせるなら逆算して早めに。

もう1点、画像が変わっている以上、差し替え前後の数値は同じ条件では比較できません。
直後の数日で成果を判断せず、配信が安定してから評価してください。

どうせ直すなら、推奨サイズまで上げる

ここまでは「止まった広告を戻す」話でした。
ただしこの差し替えは、後始末で終わらせなくても構いません。

LINEヤフーは、高画質な画像にした場合の広告効果の参考値を公表しています。

高画質な画像にした場合の広告効果(参考値):クリック率 +約2.02倍

※Yahoo! JAPAN自社調べ(2025年10月1日〜11月30日)。計測対象は、同一ターゲティングで2サイズ(300×250と、その2倍の600×500)で入稿されており、10クリック以上発生している画像。すべての出稿に対して効果を保証するものではありません。

比較されているのは、今回の引き上げでまさに問題になる300×250と600×500の組み合わせです。
同じ訴求・同じターゲティングでも、解像度が上がるだけでクリック率に差が出た、という媒体自身のデータになります。

参考値であり、すべての広告で同じ結果になるわけではありません。
それでも、最小をぎりぎり満たすだけの差し替えは機会損失になりうるとは言えます。

どのみち作り直すのであれば、推奨ピクセルサイズで作る。
そうすれば、配信を戻すと同時にクリック率の改善も狙えます(出典:LINEヤフー株式会社|一部画像サイズにおける推奨・最小ピクセルサイズの変更(2026年2月))。

なお、LINEヤフー広告そのものの提供体制や移行の流れについては「LINEヤフー広告への移行ガイド」で解説しています。

4. 画像を戻したあと、成果を分けるのは遷移先

画像を差し替えて配信が戻り、解像度を上げてクリック率が改善したとします。
それでも、クリックの先にあるLPが変わらなければ獲得件数は伸びません。

クリック率が上がるほど、遷移先のコンバージョン率の差はそのまま成果の差として出ます。
解像度を上げることは、その差を拡大する方向に働きます。

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その受け皿となるLPを、訴求を変えながら素早く作成・検証できるのがSquad beyondです。
LPとフォームをセットで作成・複製でき、バナーの訴求ごとに遷移先のパターンを並行して検証できます。
画像の差し替えで配信が戻ったタイミングに合わせて、受け皿の側も止めずに改善し続けられます。

バナーそのものの設計を見直す場合は「広告バナーの作り方」もあわせて参考にしてください。

5. LINEヤフー広告の画像サイズについてよくある質問(FAQ)

Q. 入稿できなくなったのと配信が止まったのは、いつからですか?

A. 新しい最小ピクセルサイズを下回る画像の新規登録・設定が停止したのが2026年5月25日、その画像を使った広告の配信停止が始まったのが2026年7月22日です。2段階に分かれているため、5月に入稿できなかったことと7月に配信が止まったことが別の問題に見えますが、原因は同じ仕様変更です。なお、これより早い日程を記載した解説記事も残っていますが、媒体の資料では2026年2月の時点で5月25日・7月22日と案内されています。

Q. 推奨ピクセルサイズで作っていた画像も差し替えが必要ですか?

A. 8つのアスペクト比のうち、1:1・39:5・728:90・4:15・1:2の5つは推奨ピクセルサイズが変更されていません。変更後の最小がこれまでの推奨と同じ数値になっているため、推奨サイズで作っていた画像は基準を満たしており、配信は止まりません。一方、6:5・16:5・32:5の3つは推奨も引き上げられているため、これまでの推奨サイズで作っていた画像は「配信は止まらないが、新しい推奨からは外れている」状態になります。

Q. 今ある画像を2倍に拡大して入稿すれば通りますか?

A. ピクセル数の条件は満たせますが、おすすめしません。画像を引き伸ばしても情報量は増えないため、輪郭や文字がぼやけます。今回の引き上げはデバイスの高解像度化への対応であり、拡大による対応はその目的に逆行します。デザインの元データから書き出しサイズを変えて出し直すか、元データが残っていない場合は作り直してください。

Q. 動的ディスプレイ広告のロゴや商品フィードの画像も対象ですか?

A. 対象外です。動的ディスプレイ広告のロゴとキャンペーンバナー、および商品フィードの商品画像は、今回の最小ピクセルサイズ引き上げの対象に含まれていません。確認が必要なのは、広告として入稿している画像のほうです。また、対象プロダクトはアスペクト比ごとに異なり、6:5・16:5・1:2は運用型と予約型の両方、それ以外の5つは運用型のみが対象です。

6. まとめ

LINEヤフー広告で設定を変えていないのに配信が止まった、いつものサイズのバナーが入稿できない、という症状の原因は、一部の画像の最小ピクセルサイズ引き上げです。

  • 進行は2段階。2026年5月25日に新基準を下回る画像の入稿が停止し、7月22日から該当する広告の配信停止が始まった。2か月離れているため同じ原因だと気づきにくい
  • 対象は8つのアスペクト比だが、止まるのは最小ピクセルサイズぎりぎりで作っていた画像だけ。5つのアスペクト比では推奨が変更されておらず、変更後の最小=これまでの推奨と同じ数値になっている
  • 差し替えは拡大ではなく元データから書き出す。差し替えた広告は審査を経て配信が再開する

そして、媒体自身が高画質な画像でクリック率が約2.02倍という参考値を公表しています。
作り直すのであれば、最小ではなく推奨ピクセルサイズで。同じ手間で得られるものが大きくなります。

※本記事に記載の日程・仕様は2026年8月時点の情報です。日程や基準は変更される場合があるため、最新の内容はLINEヤフー for Business|一部画像の最小ピクセルサイズ引き上げと入稿停止についてでご確認ください。

 

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