Google広告の自動車モデルフィード|メーカー向け新形式

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Google広告の自動車モデルフィード|メーカー向け新形式

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Google広告には、自動車メーカー向けの新しい検索広告の形式として、「自動車モデルフィード(automotive model feeds)」のベータがあります。検索結果のテキスト広告の下に、車種の画像、モデル名、グレード、開始価格を並べて表示できる形式です。

現時点で対象は米国、カナダ、オーストラリア、英国で、日本は含まれていません。一方で、ディーラー向けの「車両広告」は日本でもすでに提供されています。 2つは対象も仕組みも違います。

この記事では、自動車モデルフィードの仕組みと条件を公式ヘルプで整理し、日本で使える車両広告との違い、日本で提供が始まる前に準備できることをまとめます。

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1. 自動車モデルフィードとは

Google広告ヘルプ(英語版)によると、自動車モデルフィード(別名Vehicle Top Ads)は、自動車メーカー(OEM)向けに作られた検索広告の新しい形式です。車種のラインナップを、画像と主な情報で検索結果のページに直接表示できます。

Google広告のアカウントでこの形式を有効にすると、Searchキャンペーンで、通常のテキスト広告と一緒に、車両の画像、価格、特徴が表示されるようになります。

1-1. 表示のされ方

モバイルでは、2〜5枚ほどのタイルで、車両の画像、モデル名、グレード(トリム)、開始価格がテキスト広告の下に表示されます。並べ方はカルーセル、リスト、1車種のみの表示があります。

ユーザーがクリックする場所移動先
車種のタイルや画像フィードで指定した、モデルの仕様ページや見積もり(Build & Price)ページ
テキスト広告の見出し広告で指定したランディングページ

2. 使える条件と始め方

2-1. 参加の条件

ヘルプでは、次の条件を満たす必要があるとされています。

  • 自動車の製造ブランド(OEM)であること
  • Google広告のアカウントに、有効なSearchキャンペーンがあること
  • 仕様に沿った有効なモデルフィードを用意すること
  • 対象地域(米国、カナダ、オーストラリア、英国)の広告主であること

ベータのため、参加するにはGoogleの営業担当者に連絡する必要があります。

2-2. フィードの登録と照合

許可リストへの登録が終わったら、Google広告の「ツール」メニューの「ビジネスデータ」から、自動車モデルフィードをアップロードします。新しいキャンペーンを作る必要はなく、Googleのシステムが、フィードの車種と、検索語句やキャンペーンのテキスト広告の内容を自動で照合します。

照合は、テキスト広告の文面に、対応するモデルやグレードの情報が含まれているかで行われます。広告文に車種名が入っていないと、フィードがあっても表示につながりにくくなります。

2-3. フィードの主な項目

項目必須か内容
Automotive model ID必須モデルとグレードの組み合わせごとの一意のID
Make必須メーカーのブランド名
Model必須モデル名(メーカー名や車体の形は入れない)
Year任意年式(4桁)
Trim任意グレード
MSRP / Price必須開始価格。米国・カナダはMSRP、英国・オーストラリアはPrice

表示を止めたいときは、ビジネスデータからフィードを削除します。

3. ディーラー向けの「車両広告」との違い

Google広告ヘルプ「車両広告の概要」によると、車両広告はオーストラリア、カナダ、日本、米国で利用でき、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、英国ではオープンベータです。

項目自動車モデルフィード車両広告
主な対象自動車メーカー(OEM)ディーラー、小売業者、アグリゲータ、OEMの在庫
出すもの車種(モデル・グレード)と開始価格新車・中古車の個別の在庫
日本での提供対象外(米国・カナダ・オーストラリア・英国のみ)利用できる
始め方Googleの営業担当者に連絡Merchant Centerで車両広告のアドオンを有効にする

車両広告は、個人の販売者や個人、自動車の仲介業者は使えず、非商用の乗用車に限られます。商用車や二輪車などは対象外です。

ヘルプでは、VINのある個別の車両の在庫フィードを持つディーラーやアグリゲータは、自動車モデルフィードではなく、別の形式(Vehicle Feeds on Search Ads)を参照するよう案内されています。中古車販売店の広告全般は中古車販売店の広告手法6選|注意すべきルールや効果を高めるコツもで扱っています。

4. 日本で提供が始まる前に準備しておくこと

4-1. 車種ごとの情報を整理しておく

自動車モデルフィードは、モデル、グレード、年式、開始価格を1行ずつ並べたフィードで動きます。日本で提供が始まったときにすぐ用意できるよう、車種とグレードの一覧と、それぞれの開始価格、仕様ページのURLを整理しておきます。

4-2. 広告文に車種名を入れておく

照合はテキスト広告の文面のモデル名やグレードの情報で行われます。今の検索広告の広告文に車種名が入っていないなら、車種ごとに広告を分けておくと、提供が始まったときに表示されやすくなります。

4-3. 車種のタイルから来た人の受け皿を作っておく

タイルをクリックした人は、フィードで指定したモデルの仕様ページに移動します。車種を選んでから来た人なので、その車種の情報と、試乗の予約や見積もりへの導線がすぐに見えるページが向いています。

  • 症状:車種ごとの検索広告から、すべての人をブランドのトップページに送っていました。車種の名前で検索してクリックした人が、トップページで目当ての車種を探せずに離れ、試乗の予約につながっていませんでした。車種ごとの成果も分からない状態でした。
  • 原因:車種を決めて検索した人を、車種を選ぶ前の人向けのページに送っていたためです。自動車モデルフィードのように車種ごとに移動先を指定する形式では、車種ごとのページがないと受け皿がなくなります。
  • 対策:車種ごとに、仕様と開始価格、試乗の予約と見積もりへのボタンをまとめたページを用意します。検索広告の移動先も車種ごとのページに分け、車種ごとに試乗の予約の数を計測します。
  • 回避策:フィードを用意する段階で、各行の移動先のURLが実際に車種のページに着くかを確認します。ページの内容を変えた版を並行で配信し、試乗の予約につながる割合を比べておきます。

5. Squad beyondで、車種ごとの受け皿のLPを作る

自動車モデルフィードや車種ごとの検索広告から来た人には、その車種の情報と次の行動がすぐ分かるページが要ります。

Squad beyondでは、LPを複製して車種や訴求を変えたパターンを作り、並行で配信して、ページごとに試乗の予約や見積もりの依頼を比べられます。公式FAQでは、自動車メーカーのリード獲得向けのWidgetレシピとして見本のLPを公開しています。

事例:車メーカーのリード獲得LP

Squad beyondの公式FAQで、車メーカーのリード獲得向けとして公開している見本のLPです。

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6. 自動車モデルフィードについてよくある質問(FAQ)

Q. 自動車モデルフィードは日本で使えますか?

2026年10月16日時点で、日本は対象外です。Google広告ヘルプでは、対象地域を米国、カナダ、オーストラリア、英国としていて、ベータのためGoogleの営業担当者への連絡が必要です。一方で、ディーラーなどが在庫の車両を出す「車両広告」は、オーストラリア、カナダ、日本、米国で利用でき、Merchant Centerでアドオンを有効にして始められます。

Q. 自動車モデルフィードと車両広告は何が違いますか?

自動車モデルフィードは自動車メーカー(OEM)向けで、車種とグレード、開始価格を検索広告と一緒に表示する形式です。車両広告は、ディーラーや小売業者などが新車や中古車の個別の在庫を出す形式で、Merchant Centerの在庫データを使います。日本で使えるのは車両広告のほうです。個人の販売者や自動車の仲介業者は車両広告を使えず、非商用の乗用車に限られます。

Q. フィードを登録すれば、新しいキャンペーンは要りませんか?

要りません。ヘルプでは、アカウント単位で設定し、フィードをアップロードすると、既存のSearchキャンペーンと自動で照合されるとしています。照合はテキスト広告の文面に含まれるモデルやグレードの情報で行われるので、広告文に車種名が入っていることが前提になります。表示を止めたいときは、ビジネスデータからフィードを削除します。

Q. 日本で提供が始まる前に、何をしておけばいいですか?

車種とグレードの一覧、開始価格、仕様ページのURLを整理しておくことと、検索広告を車種ごとに分けて広告文に車種名を入れておくことです。あわせて、車種のタイルから来た人を受け止める、車種ごとのページを用意しておきます。Squad beyondなら、車種ごとのLPを複製して作り、並行で配信して、試乗の予約につながる版を比べられます。

7. まとめ

自動車モデルフィードは、自動車メーカーが検索結果に車種の画像、モデル名、グレード、開始価格を並べて出せる、Google広告の新しい形式です。今は米国、カナダ、オーストラリア、英国のベータで、日本は対象外です。

日本で使えるのは、ディーラーなどが在庫の車両を出す車両広告です。自動車メーカーは、車種ごとの情報の整理、車種名を入れた広告文、車種ごとの受け皿のページを用意しておくと、提供が始まったときにすぐ動けます。

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