導入事例

 “仕事をする前に友達になろう” — Squad beyondを使い倒すLeeNの、AI × 福祉 × 人間力【後編】

LeeN合同会社様

 “仕事をする前に友達になろう” — Squad beyondを使い倒すLeeNの、AI × 福祉 × 人間力【後編】

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前編では、LeeN合同会社様がSquad beyondで4年間、成果を積み上げてきた活用の変遷を、数字とともに伺いました。

後編のテーマは、「なぜLeeNは、ツールをここまで使いこなせるのか」です。同じツールを入れても、成果は使う組織によって変わります。LeeNの答えは、同社が掲げる「AI × 福祉 × 人間力」という3つの掛け算にありました。Squad beyondがフル稼働する土台を、代表の国久晴哉さんに伺いました。

▼前編はこちら
「毎日1時間の検証作業が10分に。LeeNが4年間、Squad beyondで成果を出し続ける理由【前編】」

01「AIで完結できるところは完結させる」。だからMCPを即断できた

LeeNのAI活用は、流行に乗ったものではありません。レポーティングの自動化や動画の構成案づくりなど、業務を支えるシステムを自社で作り込んできた歴史があります。代表の国久晴哉さんは、その考え方をこう説明します。

「人間が考えるべきニュアンスと、システムによる量産を両立させる仕組みを作っています。まずは量をやれる体制をどれだけ持つかが大事で、そのためにAIをどう使うか。それをやった上で、質を求めに行くという考え方です」

前編で紹介したMCP連携の即断は、この考え方の延長線上にあります。4年分の配信データが蓄積されたSquad beyondを「AIに聞ける」ようになることは、LeeNのAI戦略にとって明確な価値でした。日々のクリエイティブ検証を1時間から10分に短縮できたのは、ツールの機能と、それを受け止める体制の両方が揃っていたからです。

02天才ではなく、再現性で勝つ。「なぜ伸びたのか」を追求する文化

LeeNの分析文化のルーツは、意外なところにあります。メンバー3人が、元グループYouTuberなのです。

「もともとグループYouTuberをやっていたんです。伸びた時に、なんで伸びたのかを分析してこなかったよね、というところから始まっていて。サムネイルが黄色か赤か、というレベルで、何が良くて何が悪いのかを追求することが大事だと考えるようになりました」

「どれだけ秀才でも、天才には勝てません。ただ、広告は秀才が輝ける場所だと思っています。天才的な閃きには再現性がないし、ABテストも効かない。僕らは、失敗も成功も全部データとして蓄積して、論理的に積み重ねていく。再現性の高さで証明しに行くほうです」

この文化にとって、クリエイティブ1本1本の成果を正確に計測できるSquad beyondは、思想を実行に移す装置です。「何が良くて何が悪いのかを分析しないと、お客さんに失礼じゃないか」という姿勢と、感覚ではなくデータで判断できるツール。前編で紹介した4年間の使い込みは、この噛み合わせの結果です。

03動画も記事も、同じ数字で語る。「言語の統一」

LeeNは広告運用と動画制作を、同じ言語で回せる体制を持っています。

「動画編集のスキルがあっても、広告運用の知識がなければ、言語が統一されない。『作れるけど、作れない』みたいなことになってしまうんです。CVRという概念を知っている人間が動画のディレクションに入るから、成果につながる判断ができる」

「動画をたくさん作ろうとすると、フリーランスの編集者を10人抱えて、10人とやり取りしなければいけなくなる。そのやり取り自体がタスクになってしまう。うちは窓口を一本化できる。そこが一番の魅力だと言っていただけます」

この共通言語の土台にあるのが数値です。動画から遷移した後の離脱率などの指標は、運用のジャッジ基準としてSquad beyondで確認しています。動画も記事も、同じ判断基準で語れる体制です。

04約160の就労支援施設と連携。「世間と障害者の架け橋」

LeeNの3つの掛け算のうち「福祉」を担うのが、グループ会社を通じた障害者就労支援施設との連携です。約160の施設に動画編集(Adobe Premiere)の教育を行い、実際の制作業務を委託しています。

「僕らがやっているのは、就労支援施設と社会の架け橋のきっかけ作りです。障害のある方はこんなこともできるんだ、と世間に気づいてもらうことが目的です」

品質を支えるのも、「言語化」の文化です。

「何を良しとするかを言語化して、ルール化して、教育まで含めてやっています。相手が障害者だから、ではないんです。仕事として質を求める。そこへの意識を高く持とうというのが今の僕らです」

05「仕事をする前に友達になろう」。ツールの向こうにいる人

3つ目の軸が「人間力」です。国久さんが取引先に必ず伝えている言葉があります。

仕事をする前に友達になろう、と言っています。友達になった上で仕事をしたほうが、どうせなら楽しいし、相談もしやすい」

取材の合間、オフィスの愛犬と

誕生日会には取引先も含めて30〜40人が集まり、ボディビルの大会に出れば北海道や福岡の会場まで応援が駆けつける。利害を超えたコミュニティがLeeNの周りにはあります。

そしてこのスタンスは、Squad beyondとの関係にもそのまま表れています。Squad beyondが開く交流会には、LeeNのメンバーがほぼ毎回参加しています。ツールの提供者と利用者という関係を超えたつながりが、困った時の相談のしやすさにもつながっています。

前編で語られた「使わせてる、ではなく使っていただいてるというスタンス」への評価は、この文化を持つLeeNだからこそ届いたものかもしれません。ツールを長く使い続ける決め手は、機能だけではなく、その向こうにいる人でもあるのです。

まとめ
  • 「AIで完結できるところは完結させる」。量を回す体制と内製文化が、MCP連携の即断と1時間→10分の時短を生んだ
  • 「なぜ伸びたのか」を追求する分析文化を、クリエイティブ単位で計測できるSquad beyondが実行に移す
  • 言語の統一。動画も記事も、Squad beyondの数値を共通の判断基準に
  • 約160の就労支援施設と連携。言語化・ルール化の徹底が、障害のある方の可能性を引き出す
  • 「仕事をする前に友達になろう」。ツールの向こうにいる人との関係性が、4年間の継続を支える

LeeNがSquad beyondを4年間使い込み、成果を出し続けられたのは、ツールの機能だけが理由ではありません。データで判断する文化、量を回せる体制、人を大事にする関係性。その土台の上で、ツールは初めて最大限に機能します。

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