Google広告アカウントが利用停止?原因と対処法を解説

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Google広告アカウントが利用停止?原因と対処法を解説

「お客様のGoogle広告アカウントのご利用が停止されました」というメールや管理画面の表示を見て、不安になっていませんか。結論からお伝えすると、この通知の多くは、15か月以上アカウントを使っていないことによる自動的な利用停止で、慌てる必要はありません。一方で、実際に広告を運用していた場合は、ポリシーや支払いの問題による「強制停止」の可能性があり、対応が必要です。本記事では、Google広告アカウントの利用停止について、原因の見分け方、ケース別の対処法、再有効化や異議申し立ての手順、再発防止の考え方を整理して解説します。

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01|「ご利用が停止されました」とは

「お客様のGoogle広告アカウントのご利用が停止されました」という通知は、あなたのGoogle広告アカウントが「利用停止」の状態になったことを知らせるものです。その原因は1つではありません。

Google広告アカウントの利用停止とは、アカウントが広告を配信できない状態になることを指します。 停止には大きく分けて、放置していても問題のない無害な「利用停止」と、ポリシーや支払いの問題による「強制停止」の2種類があります。原因によって取るべき対応が変わるため、まずは自分がどちらに当てはまるかを見分けることが大切です。

Google広告とGoogleアドセンスの違い

サービス概要
Google広告広告を出稿して、ユーザーに広告を表示するためのサービスです。
Googleアドセンス自分のサイトに広告を掲載して、収益を得るためのサービスです。

両者はまったく別のサービスのため、今回の「ご利用が停止されました」という通知はGoogle広告に関するもので、アドセンスの停止とは原因も対処も異なる点に注意しましょう。

02|アカウントが停止される主な理由

アカウントが停止される理由は、大きく①放置しても問題ない「利用停止」と、②対応が必要な「強制停止」の2つに分かれます。

①放置しても問題ない「利用停止」

  • アカウントの管理者権限を持つユーザーが、自分で利用停止を依頼した場合
  • お支払い、または広告掲載のポリシーに関する問題があった場合
  • 15か月以上にわたって利用されておらず(その間、費用が発生していない)、自動的に利用停止された場合

(出典:Google広告ヘルプ「利用を停止したGoogle広告アカウントを管理する」

②対応が必要な「強制停止」

強制停止とは、ポリシーや規約への違反、支払いの問題などを理由に、Googleがアカウントの利用を停止する措置のことです。 悪質な違反の場合は、予告なく直ちに停止されることもあります。(出典:Google広告ヘルプ「Google広告アカウントの強制停止についての概要」

支払い・請求に関する次のような理由でも、強制停止されることがあります。

  • 未払い残高があるなど、今後の支払いに懸念がある場合
  • 不審または不正な支払い行為が検出された場合
  • クレジットカード会社などにチャージバック(支払いの差し戻し)を依頼した場合
  • プロモーションコードを不正に利用した場合

(出典:Google広告ポリシーヘルプ「請求とお支払いに関する問題による強制停止」

03|ケース別の見分け方と対処法

対処の前に、自分の停止が「無害な利用停止」と「強制停止」のどちらなのかを見分けます。停止の通知は、登録したメールアドレスと管理画面内の通知の両方に表示されます。次の3点を確認してみてください。

  • 広告を実際に配信していたか
  • 違反や未払いの通知が届いていないか
  • 直前に支払い方法やLPを変更していないか

広告を出していない・無害な利用停止の場合

広告をほとんど配信しておらず、違反や未払いの通知もなければ、15か月以上の未利用による自動的な利用停止である可能性が高いケースです。

再び広告を出す予定がなければ、放置して問題ありません(利用していない限り、料金は発生しません)。再開したい場合は、次の手順で再有効化します。

  1. 管理者権限を持つユーザーで、Google広告にログインします(標準権限では再有効化の操作は表示されません)。
  2. 「管理者」メニューの「各種設定」を開き、「アカウントのステータス」を選択します。
  3. 「アカウントを再アクティブ化」を選ぶと、ステータスが「有効」に変わり、停止時に有効だった広告やキャンペーンの掲載が再開されます。

ただし、一時停止していた広告やキャンペーンは、改めて有効にするまで配信されません。

(出典:Google広告ヘルプ「利用を停止したGoogle広告アカウントを再開する」

なお、利用停止中もアカウント自体は残りますが、リマーケティングリストはクローズされ、約1か月ほどで有効期間が短くなります。払い戻し可能な残高があれば、4〜12週間以内に払い戻されます。

広告を運用していた・強制停止の場合

ポリシー違反や支払いの問題を知らせる記載がある場合や、支払い方法・LPを変更した直後に停止された場合は、強制停止を疑います。強制停止になると、そのアカウントの広告はすべて配信が止まり、再審査で再開が認められない限り解除されません。無害な利用停止と違って再有効化だけでは戻らず、異議申し立てが必要です。再審査請求を受け付ける期間は無期限ではないため、停止に気づいたら早めに対応するのが安全です。

心当たりがない場合は、再審査(異議申し立て)を依頼します。管理画面上部の通知にある「お問い合わせ」から再審査請求フォームに進み、指摘された違反について、違反していないと考える理由や状況を具体的に記載します。求められた場合は、広告主の適格性確認も済ませます(確認に繰り返し失敗すると、再審査を請求できなくなる場合があります)。審査の結果はメールで届きます。(出典:Google広告ヘルプ「Google広告アカウントの強制停止に対する異議申し立てフォーム」

心当たりがある場合は、原因となったLPや支払い情報を修正し、どこをどう直したかを具体的に伝えます。却下された場合も、同じ手順で再度申し立てができます。ただし、異議申し立てをしても、必ず再開されるとは限りません。

なお、停止を避けるために新しいアカウントを作り直すのは避けてください。強制停止中のアカウントがあると、新規に作成したアカウントもまとめて停止される場合があります。まずは既存アカウントの再審査請求を進めるのが基本です。

また、Meta(Facebook・Instagram)広告でも、同じようにアカウント停止が起こります。
Meta広告での停止と復活の手順は、別の記事で解説していますので、合わせてご参照ください。
Meta広告アカウント停止からの復活手順|原因と永久BANの対策を解説

ここまではアカウント全体の停止について解説しました。これとは別に、特定の広告だけが配信されない「広告の不承認(審査落ち)」という状態もあります。アカウント停止とは原因も対処も異なるため、混同しないように整理しましょう。
広告単位の審査落ちについては、別の記事で詳しく解説していますので、合わせてご参照ください。
Google広告「悪意のあるソフトウェア」で審査落ち?原因と解決策

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04|停止を防ぐ・再発させないために

アカウントの停止リスクは、日ごろの運用で下げることができます。ポリシーに沿った広告運用、支払い情報の整備、計測やLPの安定が、停止や再発の予防につながります。

具体的には、次のような点を意識しておくとよいでしょう。

  • 支払い・請求情報を最新に保つ
  • 広告とLPをポリシーに沿った内容にする
  • リンク先(LP)の表示・動作を保つ

これらはどれも特別な作業ではなく、日々の運用のなかで習慣にできるものです。あわせて、違反の通知が届いたときは放置しないようにしましょう。特定のポリシーに繰り返し違反すると、段階的に違反警告が出され、最終的に強制停止に至る場合があるためです。なかでも、計測タグやコンバージョン計測が正しく動いているかどうかは、安定した運用の土台になります。

計測まわりでつまずきやすいポイントや、広告のリンク先が「機能していない」と判定されるエラーへの対処については別の記事で解説していますので、合わせてご参照ください。
GA4でコンバージョンが計測されない原因とは?|解決方法を紹介
Google広告「機能していないリンク先」エラー|原因と対処法

05|Squad beyondでLP・クリエイティブの運用を整える

アカウントの停止を防ぐうえでは、ここまで述べた支払い情報やポリシーの確認に加えて、LP・クリエイティブの制作から検証・計測までを一つの仕組みで回せる環境を整えておくことも有効です。

デジタルマーケティングプラットフォーム「Squad beyond」は、広告の遷移先となるLP(記事LP・スワイプLPなど)やクリエイティブの制作、ABテスト・ヒートマップ解析による検証改善(LPO)、タグ管理や効果計測の整備までを、ノーコードで一元化できるサービスです。LPの制作から公開、効果測定までを同じプラットフォーム上で完結できるため、計測タグやリンク先の設定が煩雑になりにくく、ポリシー違反や設定ミスにつながりやすいポイントを早い段階で見直せます。

広告主・代理店・制作会社・運用者が同じ画面で作業状況を共有できるため、ポリシー違反につながりやすいLPや表現に気づいたときも、原因の切り分けと修正をスムーズに進められます。ポリシーに沿ったLP運用と安定した計測を保つことは、結果として、トラブルの起きにくい運用体制づくりにつながります。

06|Google広告アカウントの利用停止についてよくある質問(FAQ)

Q. 広告を出していないのに「利用が停止されました」とメールが来ました。放置して大丈夫ですか?

A. 多くの場合は問題ありません。

15か月以上使っておらず費用も発生していないと、自動的に利用停止されるためです。再び出す予定がなければ、放置しても料金はかかりません。

Q. アカウントを再有効化すると、以前の広告は元に戻りますか?

A. 一部は自動で戻りますが、すべてではありません。

停止時に有効だった広告は自動で再開されます。一時停止していた広告は、改めて有効にするまで配信されません。

Q. 強制停止に異議申し立てをすると、必ずアカウントは再開されますか?

A. 必ず再開されるとは限りません。

心当たりがなければ、専用フォームから再審査(異議申し立て)を依頼でき、結果はメールで届きます。

Q. 「アカウントの停止」と「広告の不承認(審査落ち)」は何が違いますか?

A. 対象とする範囲が異なります。

停止はアカウント全体、不承認は特定の広告だけが止まる状態です。原因も対処も別物です。

07|まとめ

「お客様のGoogle広告アカウントのご利用が停止されました」という通知が届いても、多くの場合は15か月以上の未利用による自動的な利用停止で、慌てる必要はありません。

一方、実際に広告を運用していた場合は、ポリシーや支払いの問題による強制停止の可能性があります。

まずは、自分の停止が無害な利用停止か強制停止かを見分けましょう。無害な利用停止なら再有効化または放置で対応でき、強制停止なら、原因を修正したうえで異議申し立てを行います。

そのうえで、支払い情報やLP・計測まわりを整え、再発しにくい運用体制をつくっていきましょう。

停止の原因を正しく理解し、落ち着いて一つずつ対応すれば、過度に不安になる必要はありません。

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