UTMパラメータの生成方法|GA4計測ガイドと管理術
|広告運用ノウハウ公開中!
より詳しく知りたい方は資料をダウンロード!
Webマーケティングの高度化が進む現代において、ユーザーは多種多様なチャネルを横断して企業のWebサイトに到達します。このようなカスタマージャーニーにを正確に把握し、どの施策が実際の売上やコンバージョンに寄与しているのかを可視化することは、マーケティング予算の最適化において不可欠です。
しかし、Googleアナリティクス4(GA4)を導入しているにもかかわらず、「正確な流入元が計測できていない」「特定のキャンペーンの成果が他のデータに埋もれてしまう」といった課題に直面しているWeb広告の運用担当者やマーケターは少なくありません。この課題を根本から解決するための技術が「UTMパラメータ」です。
本レポートでは、UTMパラメータ生成の基本から、GA4での確認手順、スプレッドシートを用いた高度な管理表の作成方法、そして煩雑なパラメータ管理を根本から効率化する専用ツール「Squad beyond」の活用メリットまでを網羅的かつ詳細に解説します。
目次
【結論】UTMパラメータ生成3つの方法早見表
| # | 生成方法 | 向いている人 | 所要時間/件 | 難易度 |
| 1 | Google Campaign URL Builder | 初心者・単発生成 | 1-2分 | ★(低) |
| 2 | スプレッドシート(CONCATENATE関数) | 一括大量生成 | 初期設定30分・以降は瞬時 | ★★(中) |
| 3 | 生成AI(ChatGPT/Gemini) | ルール統一+大量 | プロンプト次第 | ★(低) |
| 4 | Squad beyondの自動連携 | 広告運用全体管理 | ゼロ(自動) | ★(低・要導入) |
1. UTMパラメータとは?どのようなときに役に立つか?

UTMパラメータとは、WebサイトのURLの末尾に意図的に付与する特定の文字列を指します。ユーザーがこのパラメータ付きのURLをクリックしてWebサイトにアクセスすると、ブラウザを通じてGA4などのアクセス解析ツールに対して「このユーザーはどの媒体の、どのような手法で、どのキャンペーンから訪れたか」という詳細な情報が送信される仕組みになっています。
GA4について詳しく解説した記事もございますので、合わせてご参考ください。
GA4と広告の数値がズレるのはなぜ? 数値乖離の原因と直し方
流入経路が不明になる問題を解決
UTMパラメータを生成・設定する最大の目的は、GA4において流入経路が不明なセッションとして扱われる「direct/none」を減らすことにあります 。
通常、ユーザーがWebページを移動する際、ブラウザは「リファラ(直前に閲覧していたページのURL)」という情報を送信します。GA4はこのリファラ情報を読み取ることで流入元を特定しています。
しかし、以下のような特定の環境下ではリファラ情報が送信されず、GA4はどこからのアクセスかを判別できなくなります。
- メールマガジンやLINE公式アカウントに記載されたリンクからのアクセス
- スマートフォンアプリ(X、Instagram、FacebookなどのSNSアプリ)内ブラウザからのアクセス
- チラシやポスターに印字されたQRコードの読み取りによるアクセス
- ブラウザのお気に入り(ブックマーク)や履歴からの直接アクセス
これらのアクセスはすべて「direct/none」として一括りにされてしまうため、メルマガやSNS施策がどれだけコンバージョンに貢献したかが闇に葬られてしまいます。ここにUTMパラメータを付与したURLを用いることで、強制的に流入元の情報をGA4に認識させ、「direct/none」への分類を防ぐことが可能になります 。

具体的な活用シーンと解決できる課題
UTMパラメータを適切に生成し運用することで、マーケティングの現場で発生する様々な課題をクリアにすることができます。
- 複数媒体での広告効果の厳密な比較:
Google検索広告、Yahoo!広告、Facebook広告のそれぞれに異なるパラメータを付与することで、GA4上で媒体ごとの費用対効果を正確に比較・評価できるようになります 。 - オフラインからオンラインへの誘導計測:
実店舗で配布するチラシのQRコードに「チラシA経由」というパラメータを含めたURLを埋め込むことで、オフライン施策がWeb上の売上にどの程度直結したかを定量的に計測できます 。 - ABテストの精緻な評価:
全く同じLPに対して、デザインの異なる2種類のバナー広告を配信する場合、バナーごとに異なるパラメータ(例:utm_content=red_banner と utm_content=blue_banner)を付与します。これにより、どちらのクリエイティブが高いエンゲージメントを生んだかをデータに基づいて明確に比較できるようになります 。
2. UTMパラメータの種類、ルール

UTMパラメータには、計測の解像度を高めるために5つの主要な種類が用意されています。GA4で精緻なデータ分析を行うためには、それぞれのパラメータが持つ役割を深く理解し、分析目的に応じて適切に組み合わせることが求められます。
5つの主要なUTMパラメータの役割と記入例
以下の表は、5つのUTMパラメータの意味、設定の必要性、および実務で推奨される記入例をまとめたものです。
| パラメータ名 | 設定の必要性 | 役割・意味 | 具体的な記入例 |
| utm_source | 必須 | 参照元(どこから来たか): ユーザーが訪れる直前にいた媒体の実体名やプラットフォーム名を指定します。 | google, yahoo, facebook, instagram, line, newsletter_a |
| utm_medium | 必須 | メディア(どう来たか): 流入の手段や手法を指定します。GA4の「デフォルトチャネルグループ」の定義に準拠した値を入力することが強く推奨されます。 | cpc (クリック課金型広告), organic (自然検索), email (メール), social (SNS), affiliate |
| utm_campaign | 必須 | キャンペーン(何の施策か): プロモーション名、施策名、目的など、マーケティング上の構造化された名称を指定します。 | 2024_spring_sale, new_product_launch, retargeting_30d |
| utm_term | 任意 | キーワード(何で検索したか): 主に検索連動型広告で使用し、ユーザーが検索したキーワードやターゲット属性の識別に利用します。 | running_shoes, marketing_tool, 20s_male |
| utm_content | 任意 | コンテンツ(何を見せたか): 同一キャンペーン内で複数の広告クリエイティブ(バナーの種類やリンクの配置箇所など)を細かく区別するために使用します。 | red_banner_top, header_text_link, video_ad_01 |
※ utm_source、utm_medium、utm_campaign の3つは、流入経路の全体像を正確に把握し、GA4上でデータを正しく分類させるために、原則として「必須の項目」として扱われます 。
命名ルールと設定時の厳格な注意点
UTMパラメータを効果的に機能させるためには、システムが正しく文字列を解析できるよう、厳格な記述ルールを遵守する必要があります。ルールを逸脱すると、データが分散したり、計測そのものが失敗に終わるリスクがあります。
- 1. 大文字と小文字の厳格な区別(小文字での統一):
GA4はURLパラメータのアルファベットの大文字と小文字を完全に別のものとして識別します 。
データの分散を防ぎ、集計作業の手間を省くため、パラメータの値はすべて小文字の半角英数字で統一することが鉄則です 。 - 2. 記号の正しい構造(「?」と「&」):
ベースとなるURLとパラメータを繋ぐ基本的な文法規則が存在します。
・ベースとなるURLの直後には、パラメータの開始を宣言する半角の「?」を1回だけ記述。
・複数のパラメータ(sourceとmediumなど)を連結する場合は、「&」を使用して繋ぐ 。
・変数名と値の間は「=」で結ぶ。 - 3. 内部リンクへのパラメータ付与は厳禁:
自社Webサイト内のナビゲーションメニューや、サイト内のバナーなど、「内部リンク」に対してUTMパラメータを付与することは絶対に行ってはいけません 。
本来は一人のユーザーの動きなのに、パラメータ付きのリンクを踏んだ瞬間に「新しい人が別の場所からやってきた」と勘違いし、計測データが分裂してしまいます。
「どの広告や検索ワードが売上に繋がったか」が正しく判断できなくなり、マーケティングの意思決定を誤らせる原因になります。
3. UTMパラメータの作り方・生成方法

UTMパラメータ付きのURLを生成する方法には、手動でのタイピング、専用の生成ツールの活用、スプレッドシートの関数を用いた一括生成、そしてAIを用いた生成などがあります。手動でURLを直接編集することは、スペルミスや「?」「&」の記述漏れといったヒューマンエラーを誘発しやすいため、実務においては以下の3つの方法が推奨されます 。
3-1. Google「Campaign URL Builder」を用いた生成手順
最も標準的でミスが少ない方法は、Googleが公式に提供している無料ツール「Campaign URL Builder」を使用することです 。このツールを利用することで、専門的な知識がなくても、ガイドに従うだけで正確なURLを生成できます。
1. ツールへのアクセス:
Googleのページにアクセスします。
(https://ga-dev-tools.google/campaign-url-builder/)
ページは基本的に英語表記ですが、ブラウザの翻訳機能を利用して日本語化することも可能です 。
2.必要項目の入力:
画面上の入力フォームに、設定したい値をそれぞれ入力していきます。
- website URL(必須): ユーザーを最終的に遷移させたいランディングページなどのベースURLを入力します(例:https://example.com/lp/)。
- campaign source(必須): utm_source に該当する値(例:google, line)。
- campaign medium(必須): utm_medium に該当する値(例:cpc, email)。
- campaign name(必須): utm_campaign に該当する値(例:2024_summer_sale)。
※必要に応じて、campaign term(キーワード)や campaign content(広告内容)も入力します。
3.URLのコピーと設定:
必須項目を入力すると、画面下部にパラメータが正しく付与された完全なURLが自動生成されます 。このURLをコピーし、各広告プラットフォームの入稿画面や、メールマガジンの配信システムにリンク先として設定します 。
3-2. スプレッドシートやExcelを活用した一括生成
複数の広告クリエイティブを同時に展開する場合や、定期的に多数のメルマガを配信するような実務環境では、キャンペーンURLビルダーで毎回1つずつURLを生成するのは非効率です。
このような場面では、GoogleスプレッドシートやExcelの関数を利用した「一括生成」の仕組みを構築することが非常に有効です。
CONCATENATE関数を用いた生成ロジック
スプレッドシートの各列にパラメータの要素を分割して入力し、それらを文字列結合関数で繋ぎ合わせることで、URLを自動生成します。
【スプレッドシートの列構成例】
- A列:ベースURL
- B列:utm_source
- C列:utm_medium
- D列:utm_campaign
- E列:utm_content
- F列:生成されたURL(自動出力列)
2行目に各データが入力されている場合、F列(F2セル)には以下のような数式を入力します。
=CONCATENATE(A2, "?utm_source=", B2, "&utm_medium=", C2, "&utm_campaign=", D2, "&utm_content=", E2)
※より簡潔にアンパサンド(&)演算子を用いて結合することも可能です。
=A2&"?utm_source="&B2&"&utm_medium="&C2&"&utm_campaign="&D2&"&utm_content="&E2
この数式を下方向にコピーしておけば、A〜E列に必要な値を入力するだけで、F列に構文エラーのない正確なパラメータ付きURLが瞬時に一括生成されます。これにより、大量のURL生成にかかる作業時間を大幅に短縮できます。
3-3. 生成AI(LLM)を活用したパラメータ生成
近年では、ChatGPTやGeminiなどの大規模言語モデル(LLM)を活用して、パラメータの設計やURLの生成を行うアプローチも有効視されています 。
例えば、AIに対して
- 「以下のベースURLと条件をもとに、GA4で正確に計測できるUTMパラメータ付きURLを生成し、すべて小文字で出力してください。ベースURL: https://... 媒体: Instagram, 課金方式: CPC, キャンペーン名: 期間限定クーポン」
といったプロンプトを送信することで、正しいフォーマットのURLを素早く得ることができ、記述ミスの防止にも繋がります。
4. UTMパラメータの管理方法

UTMパラメータは「生成して終わり」ではありません。マーケティング活動が長期化し、関与する担当者や代理店が増えるにつれて、発行されるパラメータの数は膨大なものになります。適切な管理が行われていないと、「過去のキャンペーンでどのような命名規則を用いたか分からない」「担当者Aは twitter、担当者Bは x と名付けてしまいデータが統合できない」といった事態に陥り、データの信頼性が著しく損なわれます 。
命名規則(ガバナンス)の統一
パラメータがバラバラになることを防ぐ第一歩は、社内やチーム全体で通用する「命名規則」を策定し、ドキュメントとして明文化することです。
- 媒体名(source)の統一: 主要な広告媒体やSNSプラットフォームの名称をリスト化し、表記揺れを防ぎます。
- メディア(medium)の統一: GA4のデフォルトチャネルグループに基づき、「検索連動型広告は必ず cpc」「メルマガは必ず email」といったルールを徹底します。
- 単語の区切り文字: キャンペーン名などで複数の単語を繋ぐ場合は、スペースを使用せず、一律で「アンダースコア(_)」または「ハイフン(-)」を使用するよう規定します。
スプレッドシートを用いた管理表の作成と運用体制
前述したスプレッドシートでの一括生成の仕組みを拡張し、チーム全員が参照・更新できる「UTMパラメータ管理表」として運用することが最も効果的です 。
| 管理ID | 発行日 | 担当者 | 施策の目的・備考 | ベースURL | utm_source | utm_medium | utm_campaign | 生成URL |
| 001 | 2024/04/01 | 山田 | 春セールメルマガ第1弾 | https://... | newsletter | spring_sale_01 | https://... | |
| 002 | 2024/04/05 | 佐藤 | リタゲ広告(静止画A) | https://... | cpc | retargeting_30d | https://... |
強固な運用体制を構築するためのコツ:
- 1. 一元管理とクラウド共有: 管理表はローカルのExcelファイルではなく、Googleスプレッドシートなどのクラウド環境に置き、社内のマーケティングチーム全体、さらには連携する外部の広告代理店とも共有します。これにより、情報の属人化を防ぎ、全員が常に最新のパラメータ履歴を参照できるようになります 。
- 2. 入力規則(プルダウン)の活用: スプレッドシートの「データの入力規則」機能を活用し、utm_source や utm_medium の列は自由記述ではなく、あらかじめ定義した命名規則のリストから「プルダウンで選択」させるように制限をかけます。これにより、スペルミスや表記揺れをシステム的に完全に排除できます。
5. GA4(Googleアナリティクス4)での計測・確認方法

生成・管理されたUTMパラメータ付きURLを用いて集客を開始した後は、GA4の管理画面上でそのデータが意図した通りに計測され、レポートに反映されているかを確認するプロセスが不可欠です 。目的に応じて、GA4内の複数のレポート機能を使い分けます。
標準レポート「トラフィック獲得」での流入経路の確認
最も基本的かつ頻繁に使用する確認場所は、GA4の標準レポートである「トラフィック獲得」レポートです 。
- 1. レポートへのアクセス:
GA4の左側ナビゲーションメニューから [レポート] > [集客] > [トラフィック獲得] を選択します。 - 2. プライマリディメンションの切り替え:
レポート下部に表示されるデータ表の左端は、デフォルトで「セッションのデフォルトチャネルグループ」に設定されています。この項目名をクリックし、ドロップダウンメニューから「セッションの参照元/メディア」に変更します 。 これにより、表の行が「google / cpc」や「newsletter_a / email」といった形式に切り替わり、設定した utm_source と utm_medium の値が正しく集計されているかを確認できます 。 - 3. セカンダリディメンションを活用したキャンペーンの特定:
「どのキャンペーンからの流入か」を特定するためには、セカンダリディメンションを活用します 。
表の項目名「セッションの参照元/メディア」のすぐ右側にある「+」ボタンをクリック 。
→検索窓に「キャンペーン」と入力し、「セッション キャンペーン」を選択して表に追加 。
これにより、「参照元/メディア」×「キャンペーン」のクロス集計が可能となり、施策ごとのセッション数、エンゲージメント率、コンバージョン数などを詳細に分析できます。
探索レポートでの詳細なクリエイティブ分析
標準レポートでは確認しづらい utm_content(広告クリエイティブの違い)や utm_term(検索キーワード)を用いたA/Bテストの結果など、より高度な分析を行いたい場合は「探索レポート」を作成します 。
- 左側メニューから [探索] を選択し、「空白」から新しいデータ探索を作成。
- 「ディメンション」に「セッションのキャンペーン」「セッションの手動広告コンテンツ(utm_content)」「セッションの手動用語(utm_term)」などを追加。
- 「指標」に「セッション」「総ユーザー数」「コンバージョン」などを追加。
- これらを行と値に配置することで、バナー画像の違いや訴求テキストの違いが、実際のコンバージョンにどう影響したかを浮き彫りにするレポートが完成。
リアルタイムレポートを用いた設定の即時テスト
パラメータ付きURLを設定した直後や、大規模なキャンペーンをローンチする前に、設定にミスがないかを即座にテストしたい場合は「リアルタイム」レポートを使用します 。
- 自分で作成したパラメータ付きURLをクリックし、実際にWebサイトにアクセス。
- GA4の左側メニューから [レポート] > [リアルタイム] を開く 。
- 表示されるカード群の中から「トラフィックソース」に関するカードを確認し、自分が設定した utm_source や utm_campaign の値が表示されていれば、パラメータは正常に機能していると判断できます 。
※なお、標準レポートや探索レポートに過去のデータとして完全に反映され、集計が完了するまでには、GA4の仕様上最大で24〜48時間程度のタイムラグが発生する可能性がある点には留意が必要です 。
6. UTMパラメータの生成についてよくある質問(FAQ)

UTMパラメータの運用において、Webマーケティングの現場で頻繁に寄せられる疑問点と、その解決策をQ&A形式で解説します。
Q. パラメータの値に日本語(全角文字)は使用できますか?
A. 極めて非推奨です。文字化けや計測エラーの大きな原因となります。
URLの中に日本語などの全角文字を含めると、ブラウザや各種配信システムを通過する際に「URLエンコード」と呼ばれる変換処理が行われ、%E3%82%B5... のような非常に長く解読不能な文字列に変換されてしまうことが多々あります。その結果、GA4のレポート上でも意図したキャンペーン名で表示されず、分析が不可能になるため、パラメータの値は必ず半角英数字(およびアンダースコア等の限られた記号)で記述してください 。
Q. 5つのパラメータのうち、最低限設定すべき必須の項目はどれですか?
A. 流入経路を正確に定義するため、utm_source、utm_medium、utm_campaign の3つを必ずセットで設定してください。
技術的な仕様としては utm_source が1つあるだけでもデータは送信されます。しかし、GA4が備えている「デフォルトチャネルグループ(Organic、Paid Social、Emailなどを自動分類する機能)」を正しく作動させ、精緻なトラフィック分析を行うためには、参照元(source)、メディア(medium)、キャンペーン(campaign)の3要素を漏れなく付与することが強く推奨されています 。
Q. 正しくパラメータを生成・設定したはずなのに、GA4に反映されない原因は何ですか?
A. タイムラグ、記述ミス、リダイレクト処理、またはIP除外設定などが疑われます。
データが反映されない場合は、以下のポイントを一つずつ確認して原因を切り分けます。
1. データ処理のタイムラグ: 前述の通り、GA4の標準レポートへの反映には最大24〜48時間かかることがあります。まずはリアルタイムレポートでデータが飛んでいるかを確認してください 。
2. パラメータの記述ミス: ? や & の抜け漏れ、変数名のスペルミス、大文字と小文字の混在がないかを確認します 。
3. リダイレクトによるパラメータ消失: 短縮URLサービス(bit.lyなど)を使用したり、自社サイト側でリダイレクトが行われたりする際、URL末尾の ? 以降のパラメータ情報が引き継がれずに欠落してしまうケースが多発します 。リダイレクト設定の見直しが必要です。
4. 内部トラフィック(自社IP)の除外: テストアクセスの際、GA4の設定で自社オフィスのIPアドレスからのアクセスを計測から除外する設定になっていると、リアルタイムレポートにも反映されません 。
7. UTMパラメータ設定で絶対に避けるべき「よくある失敗3つ」
UTMパラメータは便利ですが、少しのルール違反でデータが正しく計測されなくなるため注意が必要です。ここでは現場でよく起こる3つの失敗と回避策を簡潔に解説します。
失敗1:大文字と小文字の混入(データが分散する)
GA4は「Google」と「google」を全く別の流入元として集計します。表記揺れが起きるとデータが分散し、正確な数値を把握するための合算作業に無駄な工数がかかってしまいます。
- 【解決策】 パラメータは「すべて小文字の半角英数字」で統一するルールを徹底しましょう。管理表にLOWER関数を組み込んで強制的に小文字変換するのも効果的です。
失敗2:内部リンクへのUTM付与(元の流入元が上書きされる)
自社サイト内のバナー等にUTMパラメータを付けると、クリックした瞬間に「新しい流入元から別のユーザーが来た」とGA4が誤認します。結果としてセッションが途切れ、本来コンバージョンに貢献したはずの「最初の広告」の成果が追えなくなります。
- 【解決策】 自社ドメイン内のリンクには絶対にUTMを使用しないでください。サイト内の行動分析には、GA4の「イベント計測」を利用するのが正解です。
失敗3:アンカーリンク併用時の記述順序ミス(計測されない)
特定のページ位置に飛ばすアンカーリンク(#)と併用する場合、順序を間違えると計測自体が失敗します。ブラウザの仕様上、#以降の文字列はGA4に送信されないためです。
- 【解決策】 必ず「パラメータ(
?)」を先に書き、「アンカー(#)」を最後に記述してください。
✕ 誤り:https://example.com/lp/#section2?utm_source=line
◯ 正解:https://example.com/lp/?utm_source=line#section2
8. 煩雑な広告測定はツールで効率化しよう

ここまで、UTMパラメータの重要性や、スプレッドシートを用いた手動および一括での生成・管理方法について詳しく解説してきました。管理表を整備することは重要ですが、マーケティング施策の規模が拡大し、扱う広告媒体やクリエイティブの数が数十、数百と増加していくにつれて、手動でのパラメータ管理には必ず限界が訪れます。
- 「管理表の更新やコピペ作業でミスが発生し、多額の広告費をかけたキャンペーンのデータが正確に計測できなかった」
- 「GA4のデータと、Google広告やMeta広告の管理画面のコストデータをエクセルで突き合わせる作業に、毎月膨大な工数を奪われている」
- 「どのクリエイティブがCVに繋がったのか、パラメータの文字列だけでは直感的に判断できない」
このような課題に直面しているWeb広告の運用担当者にとって、パラメータ管理やデータ統合の煩雑さは、本来注力すべき「戦略の立案」や「クリエイティブの改善」の時間を奪う深刻なボトルネックとなります。
こうした広告運用の分断と非効率を根本から解消し、圧倒的な業務改善をもたらすマーケティング支援ツールが「Squad beyond」です 。

LP制作から広告計測、レポーティングまでを一元管理
Squad beyondは、単なる解析ツールではなく、ランディングページ(LP)の制作・ホスティングから、効果測定、最適化(A/Bテスト)、そしてレポーティングに至るまでの全プロセスを一つのプラットフォーム内で完結できる画期的なツールです 6。これにより、ツールの乱立による管理コストを劇的に削減します。
広告媒体データとレポートの完全自動連携(パラメータ管理の自動化)
Squad beyondの強力な機能の一つが「広告連携機能」です 。Google広告、Yahoo!広告、Meta広告(Facebook/Instagram)など、各主要媒体のアカウントをAPIで連携させるだけで、媒体側で消費された配信金額や、媒体IMP(インプレッション)、媒体CTR、媒体CPM、媒体CPCといった主要なパフォーマンスデータが、Squad beyondのレポート画面に自動的に同期・反映されます 。
さらに、広告の入稿URLに対して特定のパラメータを付与して配信を行うことで、Squad beyondのレポート上に「そのパラメータに紐づくクリエイティブの画像やテキスト」が自動的に可視化して表示されます 。
もはや、スプレッドシートの管理表を開いて「パラメータ banner_A はどの画像だったか」と目視で照合するようなアナログな作業は不要です。どの画像素材が最も高い投資対効果を生んでいるかを、直感的なダッシュボード上で瞬時に把握・分析できる環境が整います 。
ノーコード運用による高速なPDCAの実現
Squad beyondを利用すれば、エンジニアやデザイナーの工数を待つことなく、マーケター自身の手でノーコードによるLPの作成やA/Bテストの実施が可能です 。計測タグの設置や管理も直感的なUIで行えるため、設定ミスによる計測漏れのリスクを極限まで抑えることができます。
実際の導入企業においても、圧倒的な効率化の実績が報告されています。株式会社北の達人コーポレーション様では広告運用効率が10倍に向上し、株式会社ピアラ様ではA/Bテストの実施にかかる時間が従来の6分の1に短縮されるなど、作業工数の削減と成果創出の高速化において多大な貢献を果たしています 。
この他にも、多くの企業様において課題解決を実現した実績がございます。 詳細は以下の資料にてご確認いただけます。
|Squad beyondの解決事例を公開中!
より詳しく知りたい方は資料をダウンロード!
UTMパラメータの管理表作成やデータ集計作業に限界を感じ、「より本質的なマーケティング施策に時間を使いたい」とお考えの担当者様は、測定の手間を省き、分析の解像度を飛躍的に高める「Squad beyond」の導入をぜひご検討ください。



