LINEヤフー広告の管理ツール刷新|CSVと推奨ブラウザ
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LINEヤフー広告の管理画面からダウンロードしたCSVを開いたら、いつもの集計表に貼れなくなった。画面の見た目が変わって、どこが変わったのか確かめたい。そんな場面に心当たりはありませんか。
LINEヤフー広告の広告管理ツールは、2026年10月20日に、デザインの刷新、CSVダウンロードの文字コード「Shift_JIS」の提供終了、旧形式のフィルター項目の削除、推奨ブラウザーの変更が実施されました。
この記事では、LINEヤフー for Businessのお知らせと広告ヘルプをもとに、変わった内容を整理し、レポートの集計や一括入稿の作業で見直すことをまとめます。LINE広告からLINEヤフー広告への移行の手順は「LINEヤフー広告への移行ガイド|10月配信停止までに進めたい実務」で扱っています。
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目次
1. 2026年10月20日に変わったこと
1-1. 変更は4つ
LINEヤフー for Businessのお知らせによると、広告管理ツールで次の変更が実施されました(出典:広告管理ツールのデザイン刷新、推奨ブラウザーの変更などのお知らせ|LINEヤフー for Business)。
| 変更 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| デザインの刷新 | ディスプレイ広告 | 広告管理ツールの一部画面が新しいデザインに。その他の画面も順次刷新 |
| 文字コード「Shift_JIS」の提供終了 | ディスプレイ広告 | CSVダウンロード機能でShift_JISのダウンロードを終了 |
| 提供終了済み機能・旧形式のフィルター項目の削除 | ディスプレイ広告 | 2021年10月に提供を終了した年齢・性別の推定ユーザー、旧年齢区分のフィルター項目を削除 |
| 推奨ブラウザーの変更 | LINEヤフー広告 | 推奨ブラウザーを「Google Chrome」のみに |
お知らせは2026年10月1日に掲載され、10月21日に実施完了に伴って更新されています(出典:同上)。
1-2. 影響が出やすいのは、ダウンロードした数字を手で集計している作業
4つのうち、日々の運用に影響が出やすいのは文字コードの変更です。管理画面の数字をCSVでダウンロードし、表計算ソフトで集計している場合は、ファイルの開き方を確認しておきます。

2. CSVダウンロードの「Shift_JIS」終了
2-1. 選べる文字コードはUTF-8とUTF-16
お知らせによると、ディスプレイ広告のインポート用データなどのCSVダウンロード機能で、Shift_JISによるダウンロードの提供を終了しました。今後は「UTF-8」などの文字コードを使うよう案内されています(出典:LINEヤフー for Business)。
広告ヘルプでは、一覧画面からダウンロードできるCSVは次の2種類で、どちらも文字コードは「UTF-8」「UTF-16」のいずれかを選べるとしています(出典:一覧画面からデータをダウンロードする【ディスプレイ広告】|LINEヤフー広告 ヘルプ)。
| ファイル | 中身 |
|---|---|
| 一覧情報CSVファイル | 一覧画面に表示されている項目の入稿情報と、パフォーマンスデータ |
| インポート用CSVファイル | インポート用ファイルとして使えるフォーマットの入稿情報(運用型向け) |
一覧画面の表示件数にかかわらず、ダウンロードできるのは最大10,000件までで、それを超える場合はフィルター条件で10,000件以下に絞り込むよう書かれています(出典:同上)。
2-2. Excelで文字化けしたときの開き方
Microsoftのサポートページによると、UTF-8でエンコードされたCSVファイルは、BOM(バイトオーダーマーク)付きで保存されていれば通常どおり開けます。それ以外の場合は、[データ]タブの[データの取得]→[ファイルから]→[テキスト/CSVから]で取り込むか、[テキストから]のオプションでテキストインポートウィザードを使って開く方法が案内されています(出典:Excel で CSV UTF-8 ファイルを正しく開くには|Microsoft サポート)。
ダブルクリックで開いて文字化けした場合は、上の方法で取り込み直します。集計用のExcelファイルやマクロがCSVを読み込む作りになっている場合は、読み込む部分の文字コードの指定も確認しておきます。
2-3. 一括入稿のファイルは、当面Shift_JISが使える
インポート機能で使うインポート用ファイルは、引き続きShift_JISを利用できます。ただし、今後インポート機能でもShift_JISの利用を終了する予定で、詳しい終了日程は決まり次第知らせるとされています(出典:LINEヤフー for Business)。
一括入稿のテンプレートをShift_JISで保存している場合は、終了日が発表される前に、UTF-8で作り直しておくと作業が止まりません。
3. 推奨ブラウザーがGoogle Chromeのみになった
広告管理ツールの推奨ブラウザーは「Google Chrome」のみに変わりました。「Microsoft Edge」「Firefox」「Safari」などのブラウザーは、推奨環境の対象外となります(出典:LINEヤフー for Business)。この変更の対象は、ディスプレイ広告だけでなくLINEヤフー広告です。
チームの中にSafariやEdgeで管理画面を操作している人がいる場合は、Chromeで操作するよう手順書を直しておきます。画面の表示や操作で困ったときも、まずChromeで同じ操作をして確かめると、原因を切り分けやすくなります。
4. 旧フィルター項目の削除とデザインの刷新
4-1. 旧年齢区分などのフィルター項目が消えた
ディスプレイ広告では、2021年10月に提供を終了した年齢・性別の推定ユーザーと、旧年齢区分のフィルター項目が削除されました(出典:LINEヤフー for Business)。レポートを作る手順書で、これらの項目で絞り込む手順が残っている場合は、書き換えておきます。
4-2. 画面は順次新しいデザインに。主な操作の流れは変わらない
ディスプレイ広告の広告管理ツールは、10月20日の時点では一部の画面が新しいデザインになり、その他の画面も順次刷新される予定です。デザインを刷新したあとも、主な操作の流れは変わらないとされています。検索広告も、今後同じようにデザインを刷新する予定で、詳細は決まり次第知らせるとしています(出典:同上)。
画面のイメージは、お知らせのページにある資料(PDF)で確認できます。社内の操作マニュアルに画面の画像を載せている場合は、新しいデザインになった画面から順に差し替えます。
5. レポート作業で見直すこと
変更の内容を、運用の作業に置き換えると次のとおりです。
| 作業 | 見直すこと |
|---|---|
| 管理画面からのレポートのダウンロード | 文字コードをUTF-8かUTF-16で選び、Excelでは取り込みの機能で開く |
| 集計用のExcel・マクロ | CSVを読み込む部分の文字コードの指定を確認する |
| 一括入稿のテンプレート | 今後のShift_JIS終了に備え、UTF-8で作り直す |
| 操作の手順書 | 推奨ブラウザーをChromeに。削除されたフィルター項目の手順を書き換える |
| 画面の画像を使ったマニュアル | 新しいデザインになった画面から差し替える |
レポートの項目や作り方は「広告レポートのテンプレートに入れるべき項目と作成時の5つのコツ」、手作業の集計を減らす方法は「広告レポート自動化ツールおすすめ9選|選び方と導入時の注意点を解説」で解説しています。

6. 管理ツールの変更でよくある失敗例
6-1. 失敗例1:ダウンロードしたCSVをそのまま開いて文字化けする
- 症状:これまでと同じ手順で、ダウンロードしたCSVをダブルクリックしてExcelで開いていると、キャンペーン名や広告名が読めない文字になり、いつもの集計表に貼り付けられない。
- 原因:CSVダウンロードでShift_JISが選べなくなり、UTF-8かUTF-16のファイルになりました。MicrosoftのサポートページによるとUTF-8のCSVはBOM付きで保存されていれば通常どおり開けますが、そうでない場合は取り込みの機能を使う必要があります(出典:Microsoft サポート)。
- 対策:[データ]タブの[テキスト/CSVから]でファイルを取り込み直します。取り込んだ表を、これまでの集計表に貼り付けます。
- 回避策:レポートを作る人全員の手順書に、CSVの開き方を書き足しておきます。毎回同じ形で取り込むなら、取り込みの設定を保存した集計用のファイルを用意しておきます。
6-2. 失敗例2:一括入稿のテンプレートをShift_JISのまま使い続ける
- 症状:インポート用ファイルは今もShift_JISが使えるからと、一括入稿のテンプレートをShift_JISのまま運用していると、インポート機能でもShift_JISが終了した日から、入稿の作業が止まる。
- 原因:インポート機能のShift_JISは当面使えますが、今後終了する予定で、終了日は決まり次第知らされるとされています(出典:LINEヤフー for Business)。終了日を知ってから作り直すと、入稿が立て込む時期と重なることがあります。
- 対策:テンプレートをUTF-8で保存し直し、少ない件数でインポートを試して、文字化けや取り込みのエラーが出ないか確かめます。
- 回避策:ダウンロードしたインポート用CSVファイル(UTF-8かUTF-16)を、そのまま次の入稿のひな形に使う運用にしておくと、文字コードの違いで作業が止まりにくくなります。
6-3. 失敗例3:成果の数字を広告管理ツールのダウンロードだけに頼っている
- 症状:広告の成果を、広告管理ツールからダウンロードしたCSVだけで集計していると、今回のような仕様の変更があるたびに集計が止まり、LPで何が起きているのかの確認も遅れる。
- 原因:広告管理ツールで分かるのは、媒体の側で計測された数字です。LPに来た人のうち、どこまで読んで、どこで離れたかは、LP側で計測しないと分かりません。
- 対策:LP側にも成果を計測する仕組みを持ち、媒体の数字とLPの数字を並べて見られるようにします。広告効果の測り方は「広告効果測定とは|主要指標と媒体別の測定方法を解説」が参考になります。
- 回避策:媒体ごとにダウンロードと集計の手順を持つのではなく、LP側のレポートを基準にして、媒体の数字は突き合わせに使う、という役割分担を決めておきます。
7. Squad beyondでLP側の成果を持っておく
7-1. LPのレポートをCSVでダウンロードする
Squad beyondでは、フォルダ画面やBranch OperationからレポートのCSVをダウンロードできます。Branch Operationでは、確認できる全指標に加えて、広告連携を実施した場合は媒体名、キャンペーン名、クリエイティブ名などの媒体情報もダウンロードできます(出典:CSVでレポートをダウンロードする|Squad beyond FAQ)。
7-2. 媒体の配信金額を反映して、同じ表で見る
Squad beyondの広告連携で配信金額を反映できる媒体として、Yahoo、LINE API、Google、Facebook、TikTok、Xなどが挙げられています(出典:広告連携できる媒体について|Squad beyond FAQ)。媒体の管理画面のClick数をBranch Operationのレポートに表示することもできます(出典:広告媒体のCLICK数とSquad beyondのPV数の乖離について|Squad beyond FAQ)。媒体の数字とLPの数字を同じ表で見られると、管理画面の仕様が変わっても、成果の確認を止めずに済みます。
7-3. 媒体の数字とLPの数字がずれるときの見方
広告媒体のクリック数とSquad beyondのPV数がずれる理由として、FAQは、botと判断されてPVから除外されたクリックが含まれている場合や、LPが表示される前に離脱された場合などを挙げています(出典:同上)。数字がずれたときは、比べている対象(キャンペーンや広告アカウントの範囲)がそろっているかを先に確認します。
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8. LINEヤフー広告の管理ツールの変更についてよくある質問
Q. 変更はいつ実施されましたか?
2026年10月20日です。LINEヤフー for Businessのお知らせは10月1日に掲載され、10月21日に実施完了に伴って更新されました。変更は、ディスプレイ広告の広告管理ツールのデザイン刷新、CSVダウンロードの文字コード「Shift_JIS」の提供終了、提供終了済み機能と旧形式のフィルター項目の削除、LINEヤフー広告の推奨ブラウザーの変更の4つです。検索広告のデザイン刷新は今後予定されており、詳細は決まり次第知らされるとされています。
Q. ダウンロードできる文字コードは何ですか?
広告ヘルプによると、ディスプレイ広告の一覧画面からダウンロードできる一覧情報CSVファイルとインポート用CSVファイルは、どちらも文字コードを「UTF-8」「UTF-16」のいずれかから選べます。Shift_JISでのダウンロードは提供が終了しました。一覧画面の表示件数にかかわらず、一度にダウンロードできるのは最大10,000件までなので、それを超える場合はフィルター条件で絞り込んでからダウンロードします。
Q. ExcelでCSVが文字化けします。どうすればいいですか?
Microsoftのサポートページによると、UTF-8のCSVはBOM付きで保存されていれば通常どおり開けます。それ以外の場合は、Excelの[データ]タブから[データの取得]→[ファイルから]→[テキスト/CSVから]で取り込むか、[テキストから]のオプションでテキストインポートウィザードを使って開きます。ダブルクリックで開いて文字化けしたファイルは、この方法で取り込み直してください。広告の成果を毎回CSVで集計しているなら、Squad beyondのようにLP側のレポートへ媒体の配信金額を反映できる仕組みを使うと、ダウンロードと取り込みの手間そのものを減らせます。
Q. 一括入稿のファイルはShift_JISのままで大丈夫ですか?
インポート機能で使うインポート用ファイルは、引き続きShift_JISを利用できます。ただし、LINEヤフーは今後インポート機能でもShift_JISの利用を終了する予定としており、詳しい終了日程は決まり次第知らせるとしています。終了日が発表されてから慌てないよう、テンプレートをUTF-8で保存し直し、少ない件数でインポートを試しておくと安心です。
Q. Safariや Edgeでは広告管理ツールを使えなくなったのですか?
お知らせに書かれているのは、推奨ブラウザーが「Google Chrome」のみになり、「Microsoft Edge」「Firefox」「Safari」などは推奨環境の対象外になった、という変更です。使えなくなったとは書かれていません。ただ、推奨環境の外で操作すると、表示や操作で困ったときに原因を切り分けにくくなります。チームの手順書では、Chromeで操作することを前提にしておくのがおすすめです。
Q. 管理画面の仕様が変わっても、成果の確認を止めないにはどうすればいいですか?
媒体の管理画面だけでなく、LP側にも成果を計測する仕組みを持っておくことです。Squad beyondでは、Branch OperationからレポートのCSVをダウンロードでき、広告連携をしていれば媒体名やキャンペーン名などの媒体情報も一緒に出力できます。媒体の配信金額や管理画面のClick数をレポートに反映できる媒体もあるため、LPの数字を基準にして、媒体の数字は突き合わせに使うという役割分担ができます。
9. まとめ
2026年10月20日、LINEヤフー広告の広告管理ツールで、デザインの刷新、CSVダウンロードの文字コード「Shift_JIS」の提供終了、旧フィルター項目の削除、推奨ブラウザーの変更が実施されました。ディスプレイ広告のCSVはUTF-8かUTF-16でダウンロードし、Excelで文字化けしたら[テキスト/CSVから]で取り込みます。インポート用ファイルは当面Shift_JISが使えますが、今後終了する予定なので、テンプレートは先にUTF-8へ移しておきます。
推奨ブラウザーはGoogle Chromeのみになり、Edge・Firefox・Safariは推奨環境の対象外です。画面は順次新しいデザインに変わり、検索広告も今後刷新される予定です。
管理画面の仕様は、これからも変わり続けます。媒体ごとの手順書を直すのとあわせて、LP側の数字を基準にした集計の形を作っておくと、次の変更のときにも成果の確認を止めずに済みます。
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