Instagramリール広告とは|仕様とLPへのつなぎ方

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Instagramリール広告とは|仕様とLPへのつなぎ方

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Instagramでリール広告を出してみたいけれど、通常の動画広告と何が違うのか、どんな動画を用意すればいいのか迷っていませんか。広告の再生数は伸びているのに、LPに来た人がすぐに戻ってしまう、ということもあるかもしれません。

Instagramリール広告は、Instagramのリールタブなどで、他のリールの間に挿入されるフルスクリーンの縦型動画広告です。普通のリールと同じように、コメントや「いいね!」、シェア、スキップができます。音や動きのある縦型動画で見せるぶん、タップしたあとのLPとのつながりが成果を左右します。

この記事では、Metaの広告ガイドとヘルプをもとに、リール広告の仕様と作り方、使えない素材を整理したうえで、縦型の動画から遷移したLPで離脱させないためのつなぎ方までを解説します。

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1. Instagramリール広告とは

1-1. リールの間に挿入される、縦型の動画広告

Metaの説明では、Instagramのリールタブに広告を表示でき、広告は他のリールの間に挿入されます。リール広告も、オーガニックのリールと同じように、コメントや「いいね!」を付けたり、閲覧、シェア、スキップしたりできます(出典:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する|Metaビジネスヘルプセンター)。

Metaの広告ガイドは、リール広告を、モバイル向けに作られた没入感の高い広告で、フルスクリーンの縦型の動画広告がオーガニックのリールの間に挿入されるもの、と説明しています。利用者がストーリーズやフィード、[リール]タブ、[発見]タブでリール動画をタップすると、縦方向にスクロールするリール専用のビューアが表示され、リール広告はこうした場所に表示されます(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド)。

1-2. ストーリーズ広告との違い

ストーリーズ広告も縦型でフルスクリーンですが、リール広告は「リールの視聴の流れ」の中に表示される点が違います。リール広告にはコメントや「いいね!」、保存、シェアができ、通常のリールと同じように扱われます(出典:同上)。広告であっても、リールとして見て楽しめる内容かどうかが問われます。

2. リール広告の仕様

Metaの広告ガイドに載っているリール広告の主な仕様は次のとおりです(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド)。

項目内容
ファイルタイプMP4、MOV
アスペクト比9:16
推奨解像度1,440×2,560ピクセル
動画の長さ0秒〜15分
最大ファイルサイズ4GB
最小幅250ピクセル(30秒未満)、500ピクセル(30秒以上)
メインテキスト44文字(推奨)
キャプション・音声どちらも任意だが推奨(音声は強く推奨)

2-1. セーフゾーン:上部14%・下部35%・両サイド6%

広告ガイドは、少なくともアセットの上部14%、下部35%、両サイド6%の範囲には、テキストやロゴなどの重要なクリエイティブ要素を置かないことを勧めています。これで、デザインの重要な部分がトリミングされず、プロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠れることもなく、9:16より縦長の画面の端に近づきすぎることも防げる、と説明されています(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド)。

下部は35%と広く空ける必要があります。価格や商品名など読ませたい文字は、画面の中央より少し上に置くと、プロフィールアイコンやコールトゥアクションと重なりにくくなります。

Instagramリール広告で、上部14%・下部35%・両サイド6%を避けて文字やロゴを置くセーフゾーンの図と、使えない素材

2-2. リール広告に使えないもの

リール広告には、次のものを含めることができません(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド、Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する)。

  • 2021年10月15日より前に公開されたリール動画
  • ライセンス音楽(著作権で保護されている音楽)。オリジナル音源や、Metaサウンドコレクションの使用料無料の音楽を使う
  • 変身マスクやカメラエフェクトを使ったメディア
  • GIFを使ったメディア
  • 商品タグが付けられたメディア
  • ファイルコンテナに編集リストや特殊なボックスが含まれている動画

オーガニックで人気の出たリールを広告に使いたい場合は、公開日と、使っている音楽の種類を先に確認しましょう。

3. リール広告の作り方

Meta広告マネージャでの作成手順は次のとおりです(出典:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する)。

  1. Meta広告マネージャを開き、[+ キャンペーンを作成]をクリックする
  2. 目的として、[認知][トラフィック][エンゲージメント][リード][アプリの宣伝][売上]のいずれかを選ぶ
  3. 予算、掲載期間、オーディエンス、配置を編集する
  4. [配置]で[Advantage+ 配置]がオンなら、リール広告がキャンペーンに含まれる。配置を手動で選ぶ場合は[その他の設定を表示]からリールを含める
  5. [次へ]をクリックし、アイデンティティ、リンク先、クリエイティブ、関連リンクの詳細を入れる
  6. プレビューで確認してから[公開する]をクリックする

広告の審査が完了して承認されると、広告は視聴者の[Instagramリール]タブ、または18歳以上のInstagram公開プロフィールの[リール]タブのフィードビューに表示されます(出典:同上)。

4. 成果につながるリール広告の作り方

4-1. 音を前提にして作る

Metaのヘルプは、リール配置に合わせて動画に音楽やサウンドを追加することを勧めています。広告ガイドでも、動画の音声は任意ですが強く推奨されています(出典:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する、Instagramリール|Meta広告ガイド)。一方で、音を出さずに見る人もいるため、キャプションも推奨されています。音がなくても内容が分かるように、字幕を入れておくと両方に対応できます。

4-2. リールらしい見せ方を試す

広告ガイドは、流行のチャレンジに参加したり、チュートリアルや製品トレーニングで情報を伝えたりと、さまざまなタイプの動画広告を試すことを勧めています(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド)。いかにも広告らしい作りより、リールの流れの中で見ても違和感のない見せ方を、いくつか並べて比べるのが近道です。投稿者の目線で作るクリエイティブの考え方は「UGCクリエイティブとは?メリット、成果を上げる手順を解説」が参考になります。

4-3. 素材を入れ替えながら疲弊を防ぐ

リールはスクロールの速い面なので、同じ動画を出し続けると反応が落ちやすくなります。素材を入れ替える目安の考え方は「広告クリエイティブの疲弊対策とは?|兆候から量産の実務ガイド」でまとめています。

5. 縦型の動画からLPへのつなぎ方

5-1. 動画で見せたものを、LPの最初の画面に置く

リール広告からLPに移る人は、直前まで縦型の動画を見ています。LPの最初の画面に、動画で見せた商品や、動画の最後に伝えたオファーがないと、ユーザーは探す手間を感じて戻りやすくなります。動画の最後の場面と、LPの最初の画面をそろえるのが基本です。

5-2. LPの最初に動画を置くなら、自動再生の条件を確かめる

リールの流れを続けるために、LPの最初の画面にも動画を置く方法があります。動画を使ったLPの作り方は「動画LPとは?メリットと作り方・効果の出し方を解説」で解説しています。ただし、スマートフォンで動画を自動再生させるには条件があります。Squad beyondのFAQでは、mp4の走査方式は「インターレース形式」ではなく「プログレッシブ形式」である必要があり、スマートフォンで自動再生するには音声がミュートになっている必要があると書かれています。また、低電力モードの場合は自動再生されない仕様だとされています(出典:動画を自動再生させる|Squad beyond FAQ)。

5-3. 表示の速さを確かめる

動画や大きな画像を置いたLPは、表示に時間がかかりやすくなります。リールからの流入はスマートフォンが中心なので、表示速度を必ず確認します。改善の方法は「LPの表示速度を改善するには?原因と対策方法を解説」を参考にしてください。

リール広告の動画の最後の場面とLPの最初の画面をそろえ、LPに動画を置く場合は自動再生の条件を満たす流れの図

6. リール広告でよくある失敗例

6-1. 失敗例1:人気のリールを広告にしようとして、使えない

  • 症状:オーガニックで反応のよかった過去のリールを広告に使おうとしても、公開日が古いものや、人気の楽曲を使ったものは、リール広告の素材として使えない。
  • 原因:Metaは、2021年10月15日より前に公開されたリール動画や、ライセンス音楽を使ったものなどを、リール広告に含めることができないとしています。変身マスクやカメラエフェクト、GIF、商品タグを使ったメディアも使えません(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド)。
  • 対策:広告用には、オリジナル音源か、Metaサウンドコレクションの使用料無料の音楽に差し替えた動画を作り直します。エフェクトや商品タグを使っている場合は、それらを使わない版を用意します。
  • 回避策:オーガニックのリールを作る段階で、将来広告にも使う可能性があるものは、使用料無料の音楽とエフェクトなしで作っておきます。広告に転用する前に、公開日と音楽の種類を確認する手順を決めておきます。

6-2. 失敗例2:字幕や価格が、アイコンやボタンに隠れる

  • 症状:画面の下半分に字幕や価格を入れた動画をリールに配信すると、プロフィールアイコンやコールトゥアクションと重なり、読ませたい文字が隠れる。
  • 原因:Metaの広告ガイドは、少なくとも上部14%、下部35%、両サイド6%にはテキストやロゴを置かないよう勧めています。そうすれば、重要な部分がトリミングされたり、プロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠れたりしない、と説明されています(出典:Instagramリール|Meta広告ガイド)。
  • 対策:字幕や価格の位置を、下部35%より上に移した動画に差し替えます。公開前のプレビューで、重なりがないかを確認します。
  • 回避策:動画を編集するときに、上部14%・下部35%・両サイド6%を示すガイド線を入れたテンプレートを使います。ストーリーズや他の縦型の配置と使い回す場合も、最も厳しいリールの範囲に合わせておくと安全です。

6-3. 失敗例3:LPの動画が自動再生されず、真っ白な画面が出る

  • 症状:リール広告の流れを続けようと、LPの最初に動画を置いても、スマートフォンで再生されずに止まった画面や空白が表示されると、動画を見に来た人がすぐに戻ってしまう。
  • 原因:スマートフォンで動画を自動再生するには、音声がミュートになっている必要があります。mp4の走査方式がプログレッシブ形式でない場合や、端末が低電力モードの場合も、自動再生されないことがあります(出典:動画を自動再生させる|Squad beyond FAQ)。
  • 対策:LPに置く動画をミュートの設定にし、プログレッシブ形式で書き出し直します。それでも表示されない場合は、Squad beyondのFAQ「動画(mp4)が表示されない際の確認事項」の手順で、動画の形式を確認します(出典:動画(mp4)が表示されない際の確認事項|Squad beyond FAQ)。
  • 回避策:動画が再生されない場合でも内容が伝わるよう、動画の上に要点の文字や、最初のフレームの画像を置いておきます。公開前に、複数のスマートフォンとアプリ内ブラウザで表示を確認する手順を入れておきます。

7. Squad beyondでリール広告に合わせたLPを比べる

7-1. 動画に合わせたファーストビューの版を作る

Squad beyondでは、既存のLP(Version)を複製して、ファーストビューだけを差し替えた版を作れます(出典:Versionを複製する|Squad beyond FAQ)。リール広告の動画ごとに、動画の最後の場面と同じ商品画像やコピーを最初に置いた版を、元のLPを残したまま用意できます。

7-2. 動画あり・なしの版を同じURLで比べる

LPの最初に動画を置くか、画像で見せるかは、同じ配信URLのまま複数のVersionを作り、配信割合を決めてABテストで比べられます(出典:Versionの配信割合について|Squad beyond FAQ)。動画のほうが成果が上がるとは限らないので、表示の速さも含めて、実際の数字で決めましょう。

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8. Instagramリール広告についてよくある質問

Q. リール広告の推奨サイズは何ですか?

Metaの広告ガイドでは、アスペクト比は9:16、推奨解像度は1,440×2,560ピクセルです。ファイルタイプはMP4またはMOV、最大ファイルサイズは4GB、動画の長さは0秒から15分までです。最小幅は、30秒未満の広告なら250ピクセル、30秒以上なら500ピクセルとされています。テキストやロゴは、上部14%、下部35%、両サイド6%を避けて配置します。

Q. リール広告に好きな音楽は使えますか?

使えません。Metaは、Instagramリールでは著作権で保護されている音楽を使えないとしていて、リール広告にはライセンス音楽を含められません。代わりに、オリジナル音源や、Metaサウンドコレクションの使用料無料の音楽を使います。オーガニックのリールで人気の楽曲を使った動画は、そのまま広告に転用できないので、音楽を差し替えた版を作る必要があります。

Q. リール広告とストーリーズ広告はどう違いますか?

どちらも縦型のフルスクリーンですが、リール広告はリールの視聴の流れの中に挿入され、通常のリールと同じようにコメントや「いいね!」、保存、シェアができます。そのため、広告であってもリールとして楽しめる内容が向いています。セーフゾーンも、リールは下部35%と広めに空ける必要があります。素材を使い回す場合は、リールの範囲に合わせておくと両方で隠れにくくなります。

Q. リール広告からのLPで離脱が多いのはなぜですか?

よくある原因は、動画で見せた内容とLPの最初の画面がずれていることと、スマートフォンでの表示が遅いことです。リールは次々に動画を見る面なので、タップした先ですぐに続きが見つからないと戻られやすくなります。動画の最後の場面とLPの最初の画面をそろえた版をSquad beyondで複製し、今の版と同じURLで配信割合を決めて比べると、どちらの見せ方が離脱を減らせるかを確かめられます。

Q. LPにも動画を置いたほうがいいですか?

リールの流れを続けられる一方で、表示が重くなったり、自動再生されなかったりするリスクもあります。スマートフォンで自動再生させるには、音声をミュートにし、mp4をプログレッシブ形式で書き出す必要があり、低電力モードでは自動再生されません。Squad beyondなら、動画を置いた版と画像だけの版をVersionとして並べて配信できるので、表示の速さと成果を見ながら決めるのが確実です。

Q. リール広告はどの目的で使えますか?

Metaのヘルプでは、リール広告を作るときの目的として、認知、トラフィック、エンゲージメント、リード、アプリの宣伝、売上が挙がっています。配置で[Advantage+ 配置]がオンになっていれば、リール広告がキャンペーンに含まれます。手動で配置を選ぶ場合は、[その他の設定を表示]からリールを含めます。どの目的でも、遷移先のLPの最初の画面を動画に合わせておくと、成果を比べやすくなります。

9. まとめ

Instagramリール広告は、リールの間に挿入される縦型の動画広告で、通常のリールと同じようにコメントや「いいね!」ができます。仕様は9:16・推奨1,440×2,560ピクセルで、長さは0秒〜15分、最大4GBです。テキストやロゴは、上部14%・下部35%・両サイド6%を避けて置きます。2021年10月15日より前のリール、ライセンス音楽、エフェクト、GIF、商品タグを使ったものは広告にできません。

動画の最後の場面とLPの最初の画面はそろえておきましょう。LPに動画を置くなら、ミュートとプログレッシブ形式で自動再生の条件を満たしておきます。

リール広告は、動画とLPが1つの流れとして見られます。動画を入れ替えるたびにLPの最初の画面も合わせ、同じURLで見せ方を比べながら改善していきましょう。

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