Squad beyond 導入事例

MicroAd Taiwan,Ltd.

会社概要/提供サービス

MicroAd Taiwan,Ltd.(以下、マイクロアド台湾)は、2013年に台湾市場へ進出し、今後台湾に進出したい・もしくは進出を検討している日系クライアントへ、緻密かつ効果的なデジタルマーケティング戦略を提供しています。

月間PV数250万を超える、日本文化を愛する台湾女性をターゲットにした自社メディア「Japaholic」の運営を始めとし、台湾オリジナルのインフィード広告メニューとしてCompass Fitの提供、インバウンド事業・クラウドファウンディング事業・C2C事業を展開しています。

A77C4CDB-57FB-47D0-AA7F-5250E99BC457のコピー-1

 

コスト削減と効率化が課題だった__

もともと複数のツールを駆使して広告運用を行っていましたが、コストがかさむことに加え、効率的な運用ができないことに課題を感じていました。そんな時、同業界の同僚から紹介を受け、初めてSquad beyondのことを知りました。

当時抱えていた問題を解決するためには、一元管理が可能で、さまざまな機能を統合的に扱えるプラットフォームが必要だと感じていました。紹介されたSquad beyondは、そのようなニーズに応えるべく設計されており、記事の制作から配信、効果測定に至るまでのプロセスをシームレスにつなげることができるツールだと感じ、本格的に導入したいと思いました。


 

効率とクリエイティビティのジレンマ

上述した通り、記事制作ツールやヒートマップツールなど、複数のデジタルツールを使用し広告運用を行なっていました。それぞれ特化した機能を持っているので、一見すると成果に繋がりそうですが、実際にはツール間でデータを統合し一元管理することが難しく、効率的な運用ができていませんでした。また、ツール費用もそれぞれ掛かるため、管理コストが割高になっていると感じていました。

また、記事LPのデザインとクオリティについて、基本的なデザインは皆勿論できるのですが、デザイナーによって得意・不得意なデザインが異なります。デザイナーそれぞれの持ち味を生かしながら、クオリティを担保した制作物を提出しようとすると、デザインがある程度パターン化されてしまうような状況にありました。

さらに言えば、日本で流行しているアンケート型の記事や、凝った装飾のされたコンテンツは、読者に新鮮な体験を提供できる一方で、その制作プロセスは非常に複雑です。これらのコンテンツを制作するには専門的な技術が必要なため、ものによっては制作期間が数週間と長くなってしまうこともありました。


 

導入により、コスト削減と制作時間の短縮に

Squad beyond上で記事制作から成果の確認、ヒートマップまで全て確認できるので、今ではそれぞれ契約していたツールは使用せず、Squad beyond上で完結させることができています。管理コストについても、複数のツールを使っていた時と比較し、20%のカットにつながりました。

アンケートLPの制作については、Widgetを活用することで制作期間が半分になりました。いままでは、制作に2週間近く時間を要していたものが、Widgetの活用により1週間で対応可能になりました。制作時間が短縮できることで、制作チームがより多くのプロジェクトに集中できるようになり、市場のニーズに迅速に応えやすくなった実感があります。


 

新しいデザイン発想を生むWidgetの活用

デザイン面でいうと、豊富なWidgetのおかげでLPデザインのバリエーションが豊かになりました。これまでは、個々のデザイナーに依存していたデザインのバリエーションとクオリティですが、例えば、ある地点に到達するとクラッカーが発火するビジュアルや、「今何人の方が同時に見てます!」といったビジュアルなど、今まで試してこなかった視覚的に楽しいデザインを試すようになりました。それは、Widgetによって制作工数が短縮されたことも影響していますが、Widget一覧を眺めていると“こんなこともできるんだ!”という発見が多く、新しいデザインや構成が思い浮かぶ発想の根源になっている影響も大きいです。

いままでは、能動的に流行りのデザインをキャッチアップしていかないといけませんでしたが、Widgetはどんどん増えていくので、一覧を覗くと自然と様々なデザインに触れることができる点がとてもありがたいです。


967FEAF6-22E9-4ECF-B097-072E9A69A13Bのコピー-2

 

日本語がわからなくても使える直感的な操作性

当社は台湾を拠点としているため、Squad beyondを使うメンバーにも台湾人メンバーが多くいます。日本語が完全にわからないメンバーでも、直感的に操作ができています。

もちろん、導入時こそ使い方のレクチャーをしたものの、今では操作方法について質問を受けることはあまりないです。もし解消できない点がある場合はチャットで質問することもありますが、基本的には台湾人メンバー間で解消できています。

 



複数の管理画面の往復が不要に

基本的に配信記事の成果を見る際、パラメーターベースでその記事経由のコンバージョンを確認し、加えて週次で記事経由の遷移率を確認していました。効果が悪かった場合は、ヒートマップを見て離脱ポイントを探り修正する形で調整をかけていたのですが、この手順は複数の管理画面を往復して見る必要があり、煩わしさと手間を感じていました。

ですが、いまではSquad beyondの管理画面のみで全てが確認できるようになり、当初目指していた効率的な運用ができています。Squad beyond上でレポート・ヒートマップ・記事修正のすべてが完結する点は、大きな魅力だと思います。


 

台湾市場をSquad beyondと共にハックする

現状、台湾市場において、記事のABテストだけでは日本の商品のコンバージョン獲得は難しくなってきています。それは、記事の有用性というより、市場が成熟したという側面が大きいです。そのため、足元の広告効率改善には、引き続きSquad beyondの活用が鍵となると考えています。

クッションページや記事LPの活用は今後も継続しつつ、さらに支援領域を広げ、デジタルに留まらないマーケティング支援を事業展開として考えています。日本での事例や、勝ちパターンはとても参考になるので、ぜひ積極的に共有いただき、すぐに台湾で展開していきたいです。